2026年4月2日木曜日

日本は本当に「脱米」すべきか?マクロン氏と高市氏の言葉から考える

 毎日新聞の1面コラム「近事片々」に、興味深い一節がありました。

「かめはめ波」のポーズに吹き出し付けるなら。マクロン氏「今こそ脱米」、高市氏「今後も従米」。日欧の岐路。(4月2日付)


文脈を読む限り、記事はマクロン大統領の「脱米」姿勢を肯定的に捉えているようですが、果たして今の日本にとってそれは正解なのでしょうか。

私は、現在の国際情勢を鑑みれば、日本は依然として「日米同盟」を基軸に置くべきだと考えます。なぜなら、欧州と日本とでは、置かれている立ち位置が根本的に異なるからです。

■ 欧州と日本の決定的な違い

欧州はNATOという枠組みで米国と繋がっていますが、トランプ氏の再登板の可能性も含め、その連帯には不透明感が増しています。対して日本は、先日の日米首脳会談でも確認された通り、二国間の強固な同盟関係を維持・強化する道を選んでいます。

この状況下で、日本が突然「脱米」に舵を切り、独自防衛を模索するのは、現時点では「無理筋」と言わざるを得ません。

■ 日本を取り巻く「核」の脅威

日本の周辺を見渡せば、中国、ロシア、北朝鮮といった核保有国が並んでいます。残念ながら、これらの国々と常に良好な関係にあるとは言い難いのが現実です。

ウクライナ侵攻や緊迫する中東情勢を見ても分かる通り、今の世界は決して「安全」ではありません。

■ 結論:現実的な防衛の形

核の脅威に晒されている日本が平和を維持していくためには、米国との同盟を軸にしつつ、多くの国々と連携を深めていく現在の路線が、最も現実的で賢明な選択ではないでしょうか。

「脱米」という言葉の響きは良くても、現実の安全保障は理想だけでは語れません。私たちは今、非常に難しい岐路に立たされているのだと改めて感じます。


日本は本当に「脱米」すべきか?マクロン氏と高市氏の言葉から考える

  毎日新聞の1面コラム「近事片々」に、興味深い一節がありました。 「かめはめ波」のポーズに吹き出し付けるなら。マクロン氏「今こそ脱米」、高市氏「今後も従米」。日欧の岐路。(4月2日付) 文脈を読む限り、記事はマクロン大統領の「脱米」姿勢を肯定的に捉えているようですが、果たして...