2023年9月27日水曜日

人類の進化について

 最近、人類の進化について説明した動画を見た。岡田斗司夫さんの【サピエンス全史・前編 】である。

https://www.youtube.com/watch?v=X57T5K5R5-M


人類の進化については、以下のような図が教科書に示されている。



これをみると、人類はこういう順序で進化してきたように感じてしまう。そしてそのように学校では習っていたのではないか。


しかし、最近の研究では人類は上の図で言うと3番目から5番目はほとんど一斉に地球上に現れたと考えたほうが良いという。


動画では、犬を例えにして、犬には色々の種類がいるが、その中でドーベルマンだけが生き残ったというようなものだと言う。人類ではホモ・サピエンスだけが他の人類を殺して生き残ったのだと。


私は人類は色々の種類に派生して進化し、その派生した人類の中で生き残ったのが、ホモサピエンスだというのは、納得のいく説明だと思う。しかし、現在の人類がその他の派生した人類を殺して、生き残ったというのは賛成しかねる。


多分、他の種類の人類はネアンデルタール人なども含んで、地球の環境下で生き残れなかったのだと推測したほうが良いと思う。


例えば、火を使えるようになっていたから、寒さをしのいで、生き残れたということもあるだろう。火を使えるようになっていても、燃やす物に事欠いて、生き残れなかったというものもいるだろう。猛獣に襲われて、なくなってしまった種族もあるのではないか。火山の爆発、大洪水などでもなくなってしまったことがあるはずだ。


動画ではサルから類人猿への進化は一つしかないと言っているが、この段階でも沢山の種類の類人猿が出てきたのではないだろうか?


進化は環境によって変化していくと言われている。環境に適合するように進化で色々と変化していく中で、環境に適合できなかった種族は、地球から消えていったと考えるのが良いのではないか。


それでも、色々の人種が交配によって子供を作っているので、消えてしまったと思われる人類も、我々のDNAの中に生き残っているという話だ。実に面白い。






2023年9月24日日曜日

2023年9月24日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 9月24日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は従来から示していた解法では溶けない問題で、少しレベルが高い問題である。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



左から4列目の9つの箱に注目する。この図で5つの赤の線に注目する。「5」と「9」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「5」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。


これを利用すると、左から4列目の9つの箱の一つに「7」が入ることがわかる。そして、その他のところでも「7」が入る箱がいくつかわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





2023年9月18日月曜日

北方四島奪還

 ウクライナにロシアが侵攻してから1年半以上経過した。


その中で、ロシアの方が劣勢だという報道を真に受けて、近いうちにロシア軍が敗走して、ロシア国内は混乱に陥るというような見方もあるようだ。


そして、一部の人たちがつぶやいているのだが、「その混乱に乗じて、北方四島をその機会に奪還してしまえばいい」というような話が出てきている。


こういう話は現実には全くあり得ない話だと思う。そしてこの考え方は危険だ。


そもそも、自衛隊は軍備はしているが、相手国に侵攻するというようなことを想定した軍隊ではない。もちろん、それなりの軍備を持っているから、侵攻に使えるものもあるだろうが。


四島に配備されているロシア軍が少ないと言っても、日本からの侵攻には抵抗して戦うかもしれない。その時に自衛隊にも犠牲者がかなりの数出る可能性もある。実際に戦争になったときどういう対応をするのかというための法律が日本にはできていない。例えば、自衛隊員が死傷したときの保障などに関して、ほとんど法律が制定されていないと思う。そんな状況で、自衛隊員が犠牲を払って侵攻していくのか?奪還を叫んでいる人は、自分たちは四島に行かないと確信しているので、平気で言えるのでは?


四島奪還を本当にやるとしたら、相当作戦をねってかからないと、だめだと思う。たかが四島かも知れないが、それでもそれを行うということは、困難が伴う。そもそも、自衛隊はそういうための訓練を行っていない。なんの準備もなしに侵攻するなどというのは、無謀だ。


私もよくわかっていないのだが、北方四島を奪還するということを決定するのか?国会の承認は必要なのか?首相が決断すればいいのか?多分、他国を攻めるというたぐいのための法律は整っていないはずだ。


四島にあるロシアの兵力はどのくらいあるので、日本が侵攻した場合にどのくらいの時間がかかるのか?侵攻に必要な兵力はいくらくらい必要か?侵攻が成功したあと、どういう対応をしないといけないか?ロシアが、国内から水爆を搭載したロケットを日本に報復として発射してくる危険はないのか?日本が北方四島を奪還したら、それを理由に中国軍など他国の軍隊がロシア支援という名目で、北方四島に侵攻してくることはないのか?


いろいろ心配したら切りはないが、ともかく、元々日本の領地であると認識している土地でも、自衛隊をだして、奪還するということは、戦争を仕掛けることになるので、よほど慎重にかからないといけない。この認識がない人たちが、日本を牛耳るようになると、いけないように思う。


軍隊の侵攻というような乱暴な方法よりは、むしろ、戦後の経済支援などを含めて、北方四島をお金で買い取るというような平和的なやり方でおこなうのが、成功率は高いのではないか?




写真で不要なものを瞬時に削除「Magic Eraser」

 先日、このブログで写真の不要なものを削除して、きれいな写真にする「Clipdrop」というサイトを紹介した。


今回紹介する「Magic Eraser」もAIを使用して、写真で不要なものを削除する機能を提供するサイトだ。「Clipdrop」と同様に、「背景を自動的に削除」したり、「画質を落とさずに写真を拡大する」といったような機能も提供している。


Magic Eraserのサイトは以下のところにある。

https://magicstudio.com/ja/


上のURLをクリックして、サイトを表示して、上段中央にある「ツール」をクリックすると、いくつかの機能を紹介する画面が表示される。



その中から、「Magic Eraser(不要なものを瞬時に削除」を選択して、クリックする。そうすると以下のような画面が表示される。



この画面で、中央左側に、「ドラッグ&ドロップ オア 画像のアップロード」と書かれているところがある。この部分に処理したい写真を「Drag&Drop」するか、「画像のアップロードをクリックして、処理したい写真を選択する。


ここでは、クリックして写真を選択する方法で説明する。クリックすると写真を選択する画面が出てくるので、処理をしたい写真を選択して、「開く」をクリックする。



処理したい写真が表示される。



この画面で、消したい部分を薄緑色の丸印をマウスで動かして、なぞっていくと良い。この写真の場合には、左側の踊り手とその下の黒い箱を消すことにする。


消したい部分が薄緑色で覆われたら、画面の右下に表示されている「イレーズ」をクリックする。薄緑色で覆われた部分が消される。そして、消された部分には、周りの状況に合わせたもっともらしい画像が代わりに表示されている。



踊り手の足元の奥、舞台の後ろの方にある黒い部分が、何気なく左端まで伸びて表示されている。


結果が良ければ、画面中央上に表示されている「download」をクリックして、出来上がった写真をダウンロードすればよい。


なお、この説明では写真で説明したが、絵画などの画像でも同様の処理で消したいものが消されて、その後にもっともらしい画像が作られて表示される。


この処理を簡単に説明する動画を作成して、以下のところに入れている。文章での説明でわからない方は、こちらの動画も見てください。

https://youtu.be/uoxuU8hZfMY


このMagic EraserもClipdropも無料版では、写真を取り扱う画素数が少なくて、ちょっと物足りない。高画質の写真を編集したい場合には、有料版が必要になる。




2023年9月9日土曜日

2023年9月10日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 9月10日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



右端下段の9つの箱に注目する。この図で2つの赤の線に注目する。「2」と「3」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「2」もしくは「3」が入り、他の数は入らない。


これを利用すると、右端下段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。そして、その結果で、右端中段の9つの箱の一つで「9」が入る箱もわかる。


これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




AIの力を使って写真の不要な部分を削除する

 写真の一部、例えば人物像を削除してきれいな写真にしたいということは、よくあることだ。


今までも、PhotoshopやGIMPなどの画像処理機能を持ったアプリケーションで、処理することができた。


ところが、最近になって、AIの機能を利用して、写真の一部を削除して、しかも削除したあとにはもっともらしい画像を入れて、きれいな写真にしてくれるというWebアプリケーションが出てきている。


その一つが、「Clipdrop」というサイトの「CLEANUP」という機能だ。Webアプリケーションなので、特別なアプリケーションを使うことなく、処理してくれる。


Clipdropのサイトは以下のところにある。

https://clipdrop.co/


上のURLをクリックして、サイトを表示して、少し下段の方を表示すると、いくつかの機能を紹介する画面になっている。





その中から、「CLEANUP」を選択して、クリックする。そうすると以下のような画面が表示される。



この画面で、うす青い長四角のラベルの中に「Click,paste,or drop a file here to start.」と白い文字で書かれている。このラベルの部分をクリック(Click)して、処理したい写真を選択するか、別のアプリなどで表示されている写真をコピーして、貼り付ける(Paste)か、写真の場所をエキスプローラーなどで表示して、写真をドラッグ・ドロップ(Drop)するかして、処理したい画像を指定する。


ここでは、クリックして写真を選択する方法で説明する。クリックすると写真を選択する画面が出てくるので、処理をしたい写真を選択して、「開く」をクリックする。



無料で使用している場合にはSDモードだけでしか使えないので、写真の画素数が多いと、サイズを小さくされてしまう。有料の場合には、HDモードで画素数は写真の画素数が多くてもそのままのサイズで使えるようだ。



この説明では、無料版のSDモードをクリックして選択する。そうすると、処理をしたい写真が表示される。



この画面で、消したい部分を薄緑色の丸印をマウスで動かして、なぞっていくと良い。この写真の場合には、左側の踊り手とその下の黒い箱を消すことにする。



消したい部分が薄緑色で覆われたら、右側のツールボックスに表示されている「clean」をクリックする。少し時間がかかるが、薄緑色で覆われた部分が消される。消された部分には、周りの状況に合わせたもっともらしい画像が変わりに表示されている。



踊り手の足元の奥、舞台の後ろの方にある黒い部分が、何気なく左端まで伸びて表示されている。


結果が良ければ、画面右上に表示されている「download」をクリックして、ダウンロードすればよい。


なお、この説明では写真で説明したが、絵画などの画像でも同様の処理で消したいものが消されて、その後にもっともらしい画像が作られて表示される。


この処理を簡単に説明する動画を作成して、以下のところに入れている。文章での説明でわからない方は、こちらの動画も見てください。

https://youtu.be/q6n0VKNnMn0




2023年9月1日金曜日

Zoom中に画面が止まってしまう

 Zoomに参加して、途中で画面がフリーズしてしまうというトラブルがある。私の友人のパソコンでも発生した。


Zoomの場合、動画を処理するので、その処理にかなりの負荷がパソコンにかかっている。


友人の場合、パソコンが古いこともあったので、HDDをSSDに換装してみた。パソコンの処理能力が落ちているのが原因ではないかと考えたからだ。


残念ながら、問題の解決には至らず、やはり、少し時間が経過するとフリーズしてしまう。


インターネットの速度が遅いと、動画の処理に影響が考えられると思ったので、調べてもらった。20Mから30M位の速度なので、問題はなさそうである。速度がもう少し遅いと問題だし、インターネットは時々通信が切れることがあり、それが影響することもある。この通信が消える問題については、調べなかったが、全く解決しない場合には、この問題を考えた方が良いと思う。


簡単にできる解決策として、Zoomでの動画の処理を減らすのがいいと考えた。まず、自分を撮っているカメラの画像の画素数を変更することにした。設定は、まず、Zoomを立ち上げて会議に参加する。その参加している画面の左下にある「ビデオ」のアイコンの右隣の山印をクリック。



出てきた画面で、「カメラ」のしたに表示されている「HD」の左側のチェックをクリックして消す。

次に、画面の下に表示されている「詳細」をクリック。



出てきた画面で、「ハードウェアアクセラレーションを以下に対して使用する」の各項目、「ビデオ処理」、「バーチャル背景」、「ビデオの送信」、「ビデオの受信」の左側の箱をクリックして、チェックを入れる。



また、必要なら画面の「ノイズ除去で送信するビデオの品質を最適化する」と「超解像度で受信したビデオの品質を最適化する」の左側の箱をクリックして、チェックを外すとビデオ処理に関する負荷が減るはずだ。


以上の設定変更を行うことで、Zoomでの画面のフリーズが解消する可能性が高い。




今年も昨年に続き、死亡者数が激増している、コロナウイルスの影響か?

 厚労省が4月23日に発表した人口動態統計速報によると、昨年に引き続き、1月と2月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。 グラフは令和4年以降とそれ以前で、その差がよくわかるように、100,000...