2019年6月29日土曜日

トランプ大統領の日米安保見直し発言について

トランプ大統領が最近日米安全保障条約に関して、不平等な条約だと度々発言している。

この機会に米軍が日本から撤退していったら、どういうことになるのか、考えるのは良いことだと思う。

米軍が立ち退いたら、まず真っ先に起こるのは韓国が北朝鮮に侵略されることだろう。何より、地続きなので軍隊が侵攻してくるのは簡単だ。北朝鮮というよりも、その影に隠れて中国軍が侵入してくると考えたほうが良い。つまり、第二次挑戦戦争勃発である。これには挑戦統一という侵攻の理由付けもある。

ついで、その後に発生するのが、日本への侵攻だろう。

こういう状況も考えられないこともないが、こういう形の侵攻を行うのは、現在の世界情勢ではちょっと無理な話だと思う。ロシアのクリミア侵攻があるというが、これは以前から問題になっていた地域で、ロシアが一時的にでも領土としていた時もある。

日本は第二次世界大戦後の一時期占領されたが、それ以外はそういう状態になったことはないわけで、それにあえて侵攻してくるとなると国際世論なども含めてちょっと問題が大きい。従って、正当な理由付けがないとなかなか攻め入ってくるというのは少し無理筋とも言える。

それでもどこかの国が無理をしてくる可能性はあるわけで、米軍が日本の守りを分担していたのに、それがいなくなると、やはり国の安全という意味では問題が発生すると考えて良い。どこかの誰かが、日本は平和国家なので他国が攻めてくることはない等とのんきなことを言っているわけにはいかない。

翻って、日本の防衛力はどうか。米軍がいなくなったら全く防衛できないのか。世界の軍事費を比較した資料があるが、日本の防衛費は年約5兆円で、世界の中ではランキングは8位である。米国、中国、サウジアラビア、ロシア、インド、フランス、英国、日本と続く。

米国の13分の一、中国の5分の一といったところだ。確かに、軍事費という面では少ないが、その領土の大きさなどを考えると、それほど少ないと言えない。だからと言って、これらの大国に真正面から対抗できるかというと、そうは行かないが、相手方も簡単に進行できるという程度ではないはずだ。

トランプ大統領の言っていることは、一見乱暴なように思われるが、米国人の中でも多くの人が同じような意見を持っているからこそ、発言していると考えてよい。つまり、米国は自分たちが気に入らなければ、日本が頼んだとしても、さっさと米軍を日本から引き上げてしまう可能性があるということだ。この際だから、米軍が完全に撤退するということを前提に、いろいろのことを準備しておくというのは大切なことだ。


2019年6月27日木曜日

GoogleからGoogle Home Miniをプレゼントされた

本日突然、Googleから以下のようなメールを貰った。


Google Oneメンバーということで、プレゼントするというのだ。

本当にプレゼントしてくれるのかなという疑問もあったが、とりあえず受け取ることにしようと、「今すぐ受け取る」というラベルとクリックして、プレゼントを受け取ることにした。

手続き途中で、Google Home Miniだけではなく、Chromecastも受け取るようになっていたのだが、これは無料ではないだろうと、購入品目から削除した。ひょっとしたら、これも無料になっていたかもしれないが、まあ有料だろう。プレゼントはGoogle Home Miniだけなのだから。

手続きをしていくと、確かに6,480円のGoogle Home Miniが無料で購入できるようになっている。それを確認して、購入を実行した。

私としてはGoogle Homeは使うことはないなと思っていたので、余計なプレゼントかもしれないが、試しに使ってみたいなという気持ちもあったので、いいプレゼントになった。ありがとう、Google。

2019年6月22日土曜日

Windows 10 Insider Preview Build 189122のインストール

マイクロソフトは、6月19日(現地時間)にWindows 10 Insider Preview Build 18922のリリースを発表した。



昨日、デスクトップパソコンとノートパソコンにダウンロードしてインストールした。本来ならもう一日前にインストールするはずだったのだが、時間が取れなかった。

今回のBuildでは、「設定」での「時刻と言語」の中の「言語」で改善が行われている。画面で即座に現状の設定状況がわかるようになったことと、設定を変更するには「Windows disuplay」、「Apps & website」、「Regional format」、「Keyboard」、「Speech」のタイルをクリックすることで行う事が可能だ。


また、「優先する言語」の下に表示されている「Add a language」をクリックして表示される画面が変更されている。これは日本語を主として使用するが、時には韓国語も使用するといった使い方をするという使用方法をわかりやすくするために変更されている。

「Add a language」をクリックすると以下の画面が表示される。


言語を選択して、「次に」をクリックすると以下の画面が表示される。


この他、Feedback Hubの変更も行われており、同じようなFeedbackがあるかを表示できるようになった。そして、そのFeedbackに自分のFeedbackをリンクできるようになった。

2019年6月14日金曜日

Windows 10 Insider Preview Build 18917のインストール

マイクロソフトは、6月12日(現地時間)にWindows 10 Insider Preview Build 18917のリリースを発表した。


早速ダウンロードしてインストールする予定だったのだが、結局今朝インストールした。

今回のBuildでは、「設定」での「配信の最適化」オプションで更新プログラムのダウンロードに使用される帯域幅の量の設定において、今まで通信の帯域幅の割合での設定だけだったものを、帯域幅の絶対値で設定が可能になった。


通信速度の遅いネット接続を使用しているユーザーからのリクエストに答えての変更である。

この機能追加の他、ナレーターでデーターテーブル野読み上げの改善が行われている。

また、LinaxをWindows上で動作させるWSL 2も従来のものから機能強化されてWindowsに追加されている。

2019年6月12日水曜日

老後2000万円の報告書でびっくりするか?

金融庁金融審議会からでた「老後には夫婦で2千万円の蓄えが必要」というのが話題になっている。

報告書の中で、「収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20年で約1,300万円、30年で約2,000万円の取り崩しが必要になる。」と書かれている。

実際の報告書は金融庁のWebサイトに出ているので、誰でも読むことができる。表題は
 金融審議会 市場ワーキンググループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
というものだ。

毎月の支出が収入よりも多くなる傾向は、退職後の老後にあるのは明らかで、それに対する対策を怠りなくやっておくことは必要なことである。

この報告書では、その対策として老人向けの金融サービスを充実しないといけないと提言している。また、国民が長期のライフプランに沿った資産形成に安心して活用できる仕組みも作っていかないといけないとしている。

毎月5万円使い込みが発生しておれば、2,000万円の取り崩しになるわけだが、収入と支出の差が1万円なら400万円の取り崩し、ゼロなら、取り崩しはないわけである。


毎月5万円の赤字になるというのは、報告書では高齢夫婦無職世帯の平均的な姿といっている。もともとこれを算出した資料は、厚労省の市場ワーキンググループでの資料である。さらにその元をたどっていくと総務省の「家計調査』(2017年)に行き着く。これが元の資料なのだ。

この資料は、全国からいろいろの世帯のデータをばらつきのない形で収集してその結果を毎年報告しているものだ。使われているのは2017年の資料だが、最新のものは2018年度のものがある。

従って、一応全国的に平均した収支の形がデータとして採られていることになる。つまりなんの操作もない実態にあったデータと言えるのだ。

従って、平均的な高齢者夫婦は、毎月5万円の赤字を出しながら生活しているということになる。ということは、その赤字は手持ちの資産を取り崩していくことで、生活が成り立っているわけである。赤字を出さないようにするなら、支出を節約する手段は残されている可能性が高い。

だから、2,000万円の資産の蓄えという話に、急にびっくりするようなことではないのかも知れない。大半の老人夫婦の家庭はそれに文句をいうこともなく、満足とは言えないまでも、貧困にあえぐことなく生活をしているわけだ。もちろん、これは平均した話なので、収支の赤字に苦しんで、極貧生活をしている人たちもいる可能性はある。

だからと言ってはなんだが、くだんの報告書は特に若い世代の人たちに今後の老後の生活をきちんと考えて、資産を作り出す工夫をして、老人向け金融サービスを活用することを勧めるという提言になっているのだ。

まあ、びっくりしてもらったほうが良いわけで、この報告書を作った委員としては、麻生さんがこの報告書を受け取ろうが受け取らまいが、そんなことは関係ない。むしろ、麻生さんがビックリ発言をしたために、より宣伝効果が高まったので、内心喜んでいるのではないかと想像する。


2019年6月10日月曜日

ダイエットにも効くFreestyleリブレの使用

今年の1月あたりに発行されたAERAの記事(正確には1月21日号)なので、少し古い話だが、その記事を読み直してみた。表題は「ステーキも酒も味方」というものなので、ちょっと見た時には、「ステーキでもお酒でもどんどん食べろ」というような記事に思えるものだが、実際の内容はもっとまじめなものだった。

私はその頃にすでに、医者から糖尿病予備群だと言われていたので、その記事に興味を持ったのだが。副表題に『最先端の「血糖値コントロールダイエット」』とついている。

読み直してみて気に入ったのは、AERAの記者が実際に「Freestyleリブレ」を使用して、自分たちが食べた食事がどの程度自分の血糖値に影響するかを体験しているところだ。

私もFreestyleリブレを使用して約2ヶ月間、食事の血糖値に対する影響をみてみた。この記事の血糖値の値とよく一致する。以下にあるのがAERAで紹介されていた食事とその食事後の血糖値の値の変化の図表である。


この図表に示すように、カレーライスやラーメンを食べた時には、血糖値は大きく変化し200位以上に跳ね上がる。一方、ワインやウーロンハイを飲んでも、殆どの場合、140以下で収まっているのだ。つまり、記事の表題通り、血糖値の急激な上昇には、肉類やお酒はあまり影響しないということである。

私の経験からも、ご飯物、パン類などでんぷん質が多く含まれているものは、大きく血糖値が変化する。果物類は糖分が結構含まれているから、これらも血糖値が大きく変化する部類だ。甘酒や甘いドリンクなども糖分が含まれているので、血糖値の変化が大きい。それに対して、アルコールを結構飲んでも血糖値は120以下を保っている。

こういう血糖値の変化に関しては、数年前までは測定したその時点での血糖値だけしかわからなかった。

ところが、Freestyleリブレを使用すると、一つのセンサーを腕に取り付ければ、それ以降2週間の間の血糖値の値の変化をずっと継続してみることができ、それをグラフで表示することも可能である。(ただし、最低8時間に一度は測定しないと、その前の測定値が消えてしまう)実際に測定しているのは、腕の皮膚の下にあるグリコーゲンを測定しているので、血管の中にあるものを測定しているわけではない。従って、正確に血糖値が出ているかというとそうではないのだが、皮膚の下のグリコーゲンと血管の中のグリコーゲンとは相関関係があるので、血糖値は推定できるのだ。

センサーは一旦腕に取り付けると、お風呂の中でもどこでも取れることはなく、ずっと貼り付いている。従って、読み取り装置があれば血糖値をいつでも読み取れる。実際の血糖値は、食事をして2時間後位に表示されるので、食事の直後で読み取ってもそれはその時の血糖値ではない。常に2時間後にその時の血糖値は表示される。

たから、何を食べたからこういう血糖値の変化があったのだというのは、2時間後に分かる。これがわかってくると、2時間後の値を見て、やはりでんぷん質や糖質の多い食べ物を食べると血糖値が上昇するのがわかるので、そういう食べ物には警戒するようになる。この点がいいところで、何が血糖値の変化が大きいかを認識すると自然とそいういう食べ物を控えようという気持ちが湧いてくる。それが結局ダイエットをしようという気分にするようだ。

実際には、ある食べ物で血糖時の変化が大きくなっても、正常な人間ならば膵臓からインシュリンが出てきて、血糖値を抑えてくれる。従って、糖尿病患者のように血糖値が跳ね上がったままにはならない。

同じ分量の食事をすれば、同じように糖分など栄養は吸収されるので、野菜を先に食べれば血糖値が急激に上がるのは防げるかも知れないが、糖分などの吸収される量は変わらないのではないだろうか?

しかし、血糖値を測る側としては何れにせよ食事をすると血糖値が上がるので、血糖値をなるべく上げないようにしようというようになるはずで、それがダイエットに繋がるのではないかと思う。

もしもこの記事に興味があるのなら、図書館でAERAを少なくとも今年発行のものをおいているところを探して、実際に読んで見ることをお勧めする。

更に言うなら、ぜひともFreestyleリブレを購入して血糖値を測定してみると良い。実際に自分の血糖値が食事によってどのくらい上昇するものなのか、毎日どういう血糖値の推移をしているのかを見ておくことは、健康を保つ上で大切である。お医者さんでも糖尿病の専門医でない方は、Freestyleリブレを知らない方も多いはずである。実際私の担当医はFreestyleリブレをご存じなかった。

血糖値を常時測定しているという機器は10数年前まではなかったので、血糖値の毎日の推移曲線が本来どうあるべきなのか、推移曲線を見ればどういう事がさらにわかるのかなど、医学界でもまだわかっていないことが多いのではないかと考える。

もともとFreestyleリブレは糖尿病の患者が、インシュリンを打ちすぎて、低血糖になるのを防ぐために考え出されたもので、健常者が使うことは想定していなかったのではないかと思っている。しかし、糖尿病の予防のためにも、健常者も時々は血糖値の推移を2週間分測定しておくというのは、糖尿病にならないために、健康を保つためにも良いことだと思う。

センサーも測定器もほぼ7,500円くらいでAmazonや楽天市場などで購入できる。また、測定器の方はNFC機能を持つスマホなら無料のアプリをインストールするだけで、測定器の代わりができる。

インシュリンを打っている糖尿病の患者には保険適用がされるので、この価格よりももっと安いようだ。願わくば、健常者が年に一度くらい2週間の間常時血糖値を測定するときにも、その価格を適用するようにしてもらいたいものだ。その方が結果として糖尿病患者を出さないようにするはずなので、治療費の節約につながるはずである。

2019年6月9日日曜日

高速、多機能の画像ビューワー XnViewで動画を見る

写真などの画像を見たり編集したりする目的で、XnViewを愛用している。

単純に写真を見る目的以外に、写真や画像の縮小、トリミング、その他、画像への文字入力や、記号の入力など画像の編集にも使用している。さらに写真の表示にスライドショーとしても使える。実に便利な画像ビューワーである。このXnViewの機能を全て理解するのは大変なことである。そのくらいいろいろの機能が含まれている。そして、無料なのも良い。

その便利なXnViewで困っていたのが、動画の再生だった。以前、といっても数年前だが、その頃には動画の再生が写真を表示するのと同じレベルで、簡単にできていたような気がするのだが、現在は写真や画像のように表示しようとしても、暗い灰色の画面が表示されるだけで、それだけでは表示されない。その頃には動画の内容がわかるような画像(サムネイル)が表示されていたと思うのだが。

いろいろ調べてみると、デフォルトでは動画の再生機能は入っていないことがわかった。動画再生のコーデックの権利関係によるためかも知れない。


ただ、上の画面のように動画を表示している画面で、
「ファイル」→「プログラムから開く」→「関連プログラム」
とクリックしていくと、動画がその関連プログラムによって再生されることがわかった。動画の関連プログラムというのは、Windows 10で動画を見るように設定されているアプリのことである。Windows 10の設定画面から、
「アプリ」→「既定のアプリ」
で表示されるリストの中にある「ビデオプレーヤー」に指定されているアプリである。
上の画面でもわかるように、マウスの操作で行わず、「F3」キーを押せば動画再生は簡単に行うことが可能納である。

なお、ここでは詳しく述べないが、XnViewで動画のサムネイルを表示するには、FFmpegというアドオンをXnViewのAddOnフォルダーに追加すればよい。

2019年6月7日金曜日

新しいWeb版のChrome リモートデスクトップを使ってみた

Googleのリモートデスクトップは、パソコンを遠隔操作できるアプリケーションである。私はブラウザはChromeを使用しているので、Chromeのリモートデスクトップをよく使用している。Chromeのブックマークバーの左端に表示されている「アプリ」をクリックすると、表示されるアプリの中にそれがある。



最近、このリモートデスクトップを使用しようとすると、その画面に「このアプリのサポートは終了しました。最新の機能とセキュリティ アップデートを反映した Chrome リモート デスクトップ ウェブアプリをご利用ください。」というメッセージが出てくる。

そして、「Chrome リモート デスクトップ ウェブアプリ」をクリックすると、Webアプリの画面がChromeで表示される。https://remotedesktop.google.com/access/



上の画面で、「リモートアクセス」をクリックすると、リモート接続できるデバイス名が表示される(何もしなくても表示されているかも知れない)ので、接続したいデバイス名をクリックする。


予め設定してあるPINを入力するように要求してくるので、それを入力すればデバイスに接続され、そのデバイスの画面が表示される。

PINの設定は事前に接続先のデバイスで行う必要がある。上の画面で、「このデバイス」と表示されている使用中のデバイス名のタグの中に表示されている鉛筆マークをクリックするとデバイス名およびPINの変更を行う画面が出てくるので、その画面で設定、変更を行う。



デバイス画面の右端中央にある矢印マークをクリックすると『セッションのオプション」が表示される。この画面で、リモートデスクトップの設定や切断ができる。


「Chrome リモート デスクトップ ウェブアプリ」の画面で、上の方に表示されている「リモートサポート」をクリックすると、『サポートを受ける」ラベルと、「サポートを提供する」ラベルが表示される。


サポートを受ける場合には、「コード生成」をクリックしてワンタイム アクセスコードを作成し、そのコードを電話やメールなどでサポートをしてくれる相手方にコードを連絡すると、相手方はそのパソコンへのアクセスが可能となる。


サポートをする場合には、相手方からワンタイム アクセルコードを受け取って、それを『アクセスコード」の欄に入力し、『接続』をクリックすればよい。

以前使用していたリモートデスクトップから格段に使い方が楽になったということはないが、わざわざアプリを読み出さなくても、実行が可能になったのは便利である。「セッションのオプション」の画面を見ていると、複数のディスプレイにも対応できるようになったいるようだ。私は複数ディスプレイを持ったパソコンを使用していないので、確認はしていない。

また、ファイルのアップロード、ダウンロードも簡単に行えるようになった。アップロードしたファイルはデスクトップに表示されている。ダウンロードしたファイルはダウンロードのフォルダーに保存される。

『「戦後」の墓碑銘』を読んで

白井 聡の著書、『「戦後」の墓碑銘』を読んだ。

もう、5年ほど前に発行された本なので、少し読むのにはおそすぎた感はするが、それでも読む価値はある本である。特に若い人に読んでもらいたい。

現在の安倍政権に対するいろいろの問題点が明らかになっている。ただ、白井氏が予言したようにはならず、安倍政権は未だに安泰で続いている。むしろ、支持率は最近の読売の調査によれば60%を超えているというから、おかしなものだ。

誰かのTwitterでもこの60%の支持率に関しては、おかしいという話が出ていた。私もこれほどいろいろのことで安倍政権は問題の行動をしているのに、支持率がこんなに高いのはおかしいのではないかと思った。しかし、これが現在の国民全体の意志なのかも知れない。

こういう支持率が出てくるというのも、この本の中身を読むと何となくそうなる可能性もあるなと思える。第二次世界大戦に負けても、福島の原発が重大な事故を起こしても、国全体としての、そして国民の考え方は変化していないのだ。

第二次世界大戦で負けても、敗戦とは呼ばず、終戦と呼ぶことにして、負けたことを否定する操作が行われているが、それはその操作が国民全体の大部分からしても、気持ちの良い考え方であるから、受け入れられているわけである。まあ、負けた原因など考えるのは嫌なものだ。しかし、品質問題の観点からすると失敗から学ぶことはたくさんあるわけで、それをやらないとまた同じ失敗を繰り返す。

敗戦となった原因などの追求は一部では行われたが、国全体として行われたということはない。しかも、そういう政府の方針を問題だと指摘する人がいても、ほとんどの人は無視してしまっている。負けたのは負けたので、それを今更とやかく言っても仕方がないだろうという風潮である。

非常に沢山の国民があの戦争でなくなった。それも虫けらのように死んでいった。それよりももったひどくて、是が非でも自分が戦争に出かけて日本を救わないといけないと言って、出かけて行き、自身を賭して死んでいった英霊がなんと多いことか。彼らの死を無駄にしないという話があるが、現実には数多くの人が無駄死にをしたのだ。著書の中にもあるが、ポツダム宣言を受け入れるのに何ヶ月もかかり、その間にそれまで以上の人たちが殺された。これを直視しないでどうするのか。

この流れが、いまの時代にも現れている。政府の行動に問題があるのにもかかわらず、みんなが良いと言っているのだから良いだろうとか、前の民主党政権の体たらくを見ていると、それよりも良いからと現状を受け入れてしまっている。

安倍政権の福島原発事故に対する対応とか、日銀と手を組んだ経済政策など、問題は山積しているのだが、支持率を見てみると全く問題になっていないと考えられる。

戦前は天皇陛下のご意見に従うというのがパターンだったのだが、それが戦後は米国のご意向mに従うという形になっただけで、全く変わっていない。この話は白井氏が言っているだけでなく、昔から言われていたことだ。そして今もそれが続いている。今でも、米国に占領されているのと全く変わらない状況である。米軍の意向に沿わないものは実行することができないし、実行しようとしたものは殺される。この認識をきちんと日本国民が持たないと、だめではないかと思う。

本の中ではTPPなども問題の施策としているが、私はTPPはやはり今後の日本が成長していく上では大変大事な施策だったと思う。米国抜きでTPP11という形でまとまったが、それの方が米国が入っているよりもむしろ日本にとってはいい形ではないかと思うこともある。

いずれにせよ、この本は一度は目を通しておいても悪くない本だと思う。その意見をどういう具合に判断するかはその人それぞれだと思うが。


2019年6月6日木曜日

Windows 10 Insider Preview Build 18912のインストール

マイクロソフトは6月5日(現地時間)にWindows 10 Insider Preview Build 18912のリリースをそのブログで発表した。


本日、朝にリリースがあるのではと確認してみたところ、インストールの準備が開始された。

今回の機能追加は、ナレーターでリンク先のタイトルが取得できるようになったことだ。

あとは、前のBuildで発生していたグリーンスクリーンに対応したバグフィックスなどである。さらにWindows Inkで使用しているWorkspaceのサイズを拡大したことも追加されている。

2019年6月3日月曜日

Chromecastでパソコンの全画面をテレビに表示する方法

Chromecastを使用していて少し不満があるのは、その使い方に関して画面入りの丁寧な説明がないことと、その情報が最新の状態にアップデートされていないことだ。

昨日も久しぶりにパソコンの全画面をChromecastを使用してテレビに表示しようとしたのだが、どうもうまくいかない。Google Chromeを使用して以前やったように表示しようとしたのだが、設定が自動的にChromeのタブを表示する設定に戻ってしまう。

いろいろ試してみて、全画面表示ができるようになったのでその手順を紹介する。

Chromecastがテレビに接続されており、その設定などはすべて終了している状態から説明する。

(1)Google Chromeを立ち上げ、その画面の右上にある「3つの点」のアイコンをクリックする。


(2)出てきたリストの中から「キャスト」をクリックする。以下のように「キャスト」の画面が表示される。



(3)「ソース」の右隣の三角のマークをクリックする。出てきたリストは「タブをキャスト」にチェックマークがついている。そのリストの「デスクトップ」をクリックする。



(4)その後、キャストに使用するChromecastをクリックする。Chromecastを複数使用している場合には、その数だけ表示されているので、使用したいChromecastをクリックする。



(5)「あなたの全画面」と表題のついた画面が表示されるので、「共有」をクリックする。



(6)以上でパソコンのデスクトップ画面がテレビに表示される。設定途中からChromeの右上のあたりにChromecastのアイコンが表示されているので、キャストを中止する場合にはこのアイコンをクリックして中止する手続きを行う。この処理については以前と変わっていないので説明は省略する。



2019年6月2日日曜日

「MUFGカードWEBサービスご登録確認」というメールに注意

最近、【重要:必ずお読みください】という表題で、MUFGカード <ha-1298hq@ka.tnc.ne.jp>から送られてくるメールが2度ほど来ている。


私はGmailを使用しているからか、このメールは当然のことながら、迷惑メールのフォルダーに自動的に入れられている。

文面から見ると明らかに問題のあるメールだとわかる。とはいえ、こういうメールが入ってくるのも久しぶりなので報告しておく。こういうメールには絶対に対応しないで捨ててしまうのが一番である。

更に言うなら、時間があればどうしてこういうメールが入ってきたかも確認できれば確認しておいたほうが良い。

なお、上の画像に示されているメールアドレスなどもよくわからないメールアドレスなので、中止しておいたほうが良い。

Windwos 10 Insider Preview Build 18908のインストール

マイクロソフトは5月29日(現地時間)そのブログでWindwos 10 Insider Preview Build 18908のリリースを発表した。

早速、デスクトップパソコンとノートパソコンにインストールを行った。


このBuildでは「スマホ同期」の機能強化が行わている。ただ、私の使用しているスマホはこの機能の適用を受けていないので、まだ使用できていない。

このBuildではほぼ1日に1度の割合でデスクトップパソコンがフリーズする問題が発生している。私はだいたいパソコンはつけっぱなしにしているのだが、夜間に問題が発生しているようで、朝になると画面がパソコンの立ち上げ画面になっていることが多い。

今のところ、重要な作業をしている時にフリーズしたことはない。一度だけ、秀丸エディタで作業をして文章をかなりの量作成した時点でフリーズした。最近は秀丸エディタのかわりに、Googleドキュメントを使用することで、こうしたクラッシュ時でも被害が大きくならないようにしている。秀丸エディタでも文章作成時に常時作成した文章を保存する機能があるので、それを使えばパソコンがフリーズした場合にも被害を減らすことは可能だが、Googleドキュメントならそういう設定をしなくても対応されている。

今年も昨年に続き、死亡者数が激増している、コロナウイルスの影響か?

 厚労省が4月23日に発表した人口動態統計速報によると、昨年に引き続き、1月と2月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。 グラフは令和4年以降とそれ以前で、その差がよくわかるように、100,000...