2020年12月31日木曜日

キャノンのインクジェットプリンターiP4600のヘッドの不具合解決

 キャノンのインクジェットプリンターiP4600を未だに使用している。実家においているものだから、めったに使用しないというのも原因でインクの目詰まりが激しい。


昨日、エラー6C10というのが出て、全く印刷ができなくなってしまった。


突然のことで、プリンターの買い替えかなと思ったのだが、それでもなんとか対策がないかネットを探してみた。キャノンのプリンターのサイトなどでは良い解決方法が見つからなかった。単に電源を入れ直してみて、再度印刷をしてくださいという指示が出てくるだけだ。数回やってみたが全く解決しない。


しかし、価格コムのiP4600の口コミなどの情報から、インクヘッドの洗浄を行えば

回復するという情報を得た。


インクヘッドは意外とかんたんに取り外せるようになっている。


早速、お湯を用意して、その中でインクヘッドを洗ってみた。インクヘッドに残っているインクがどんどん落ちていくのがわかる。そのうちにいくらインクヘッドを振ってもインクがお湯の中に流れ出てこなくなった。


その後、しっかりインクヘッドを乾かして、プリンターに取り付けてみた。


このやり方で簡単に問題が解決した。


キャノンのプリンターの新しいものを知らないので、この方法がすべてのプリンターに対応できるのかどうか不明だが、iP4600 だけでなく、他の機種でも適用できる方法ではないかと思う。


ただし、この方法はあくまでも個人の責任でやってもらいたい。すべてが解決するわけでもないし、メーカーの保証もない。


2020年12月28日月曜日

欧米諸国の異常事態宣言は効果をあげていない?

 最近は、英国でのコロナウイルスの変異したのが流行りだしているということで、またまたロックダウンをするといった騒ぎになっている。


それにしても、欧米諸国のコロナウイルス対策は日本よりも厳しいものがあると思うのだが、どうして欧米諸国では死亡者が日本や韓国に比べて多いのだろうか?


それに関連して解説をしてくれる感染症専門家がいない。





上のグラフはドイツ、イタリア、英国、米国、ブラジルなどの百万人あたりの死亡者数の推移のグラフである。


このグラフを見ると、ドイツや英国などは夏と冬で死亡者数に大きな差がある。日本や韓国も同様だ。ブラジルと南アフリカも向こうの夏には死亡者数は少なく、冬は死亡者数が多い。ただし、この時期になって死亡者数が増加してきているので、明確に夏冬型であるとは言えないが。つまり、コロナウイルスには夏冬パターンがあって、冬に感染が拡大するのだ。コロナ騒動が始まって1年で、やはりこの夏冬パターンが有ることがはっきりした。そして、ロックダウンはほとんど効果をあげていないように見える。


欧米諸国に比べて、日本や韓国の死亡者数は100分の1程度である。これがどうしてなのか、未だにわかっていない。マスクや手洗いの習慣がない欧米諸国に比べると、日本や韓国はほとんどすべての人が実施している。さらに、握手や抱擁などの習慣もないので、他人に直接触れる機会も少ない。こういう点が死亡者数を少なくしている原因のひとつなのではないだろうか。


日本では欧米諸国に比較して、コロナ対策は非常にうまくいっていることをグラフは示している。そして、韓国や欧米諸国でPCR検査を多数行っているのに、日本と同等か、多くの死亡者を出している。これを見ても、PCR検査を徹底して行うよう勧めている感染症専門家がいるが、この意見もおかしいと思ったほうが良さそうだ。


コロナウイルスの対策は、手洗いやうがいの励行が大切なのでは?さらに、お茶や水をしょっちゅう飲むことで、喉に付着したコロナウイルスを流し落としてしまうというのも良いのではないかと思っている。


クローン化したSSDの修復を行った

 友人のHDDのクローンを作成して、HDDとSSDを取り替えたのは昨年のことだ。


取り替えたのは良いのだが、残念なことにSSDをHDDのインターフェースケーブルで接続するとエラーが発生して、Windows 10が立ち上がらない。ところが、そのSSDをUSBインターフェースで接続するとWindows 10が立ち上がった。


時間がなかったのでやむなくSSDをUSB外部接続用のケースに入れてそれをパソコンに接続してしばらく使ってもらうことにした。その後、空いた時間をとることができなくて、今までそのままになっていた。


今回やっと時間が取れたので、SSDをHDDのインターフェースで接続して、Windows 10が立ち上がるように修復した。


Windows 10を立ち上げようとすると、エラー発生を知らせる画面が出てくる。そのエラーコードは「0xc000000f」というものだ。



検索語「0xc000000f」で検索してみるといくつか解決方法が書かれたサイトが見つかった。それらをいくつか読んでみて、自分なりに解決手順を考えて、修復に取り掛かった。


とりあえず、Windows回復ドライブの作成を行った。そして、それを使用してスタートアップ修復を試みた。しかし、修復に失敗したというメッセージが返ってきた。もう一度確認のために同じことを行ったが、やはり修復できない。


次に、コマンドプロンプトを使用して回復を試みた。

bootrec /Rebuildbcd

と入力して、Enterキーを押すと、解決した雰囲気である。


実際、Windows 10を立ち上げてみると、すんなり立ち上がった。


これで、昨年から気になっていた修復作業を解決できた。ただ、どうしてUSBインターフェースで接続するとWindows 10が立ち上がり、HDDインターフェースで接続して立ち上げるとエラーが発生するのか理由はわかっていない。コマンドプロンプトで実行したのは、Boot BCDの修復なので、USBインターフェースのときにはBoot BCDが壊れていても立ち上がるということなのだが。


2020年12月27日日曜日

なぜ上久保教授のコロナウイルスは収束するという予測が狂ったのか?

 京都大学大学院上久保教授が「すでに多くの日本人は免疫を獲得しているので、新型コロナウイルスを恐れる必要はない」という意見を述べているのは、3月に出された論文である。その後も、教授はYoutubeなどでその説を盛んに述べられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b2b7722c932dea10f98a7eaba8a6287100af2d


私もその当時、その説がもっともらしくて、その後の経過のデータを見ても、あたっているように思えた。


その説では11月にはコロナウイルスは収束するという予測だったのだが、残念ながらその予測は外れてしまった。


現在のところ、コロナウイルスによる死亡者数漸増傾向にある。見方によっては増えもせず、減りもせずの状態と言える。


ただ、上久保説ではコロナの感染者が増えれば、それだけ集団免疫もできてくるので、問題はないということになる。


確かに、死亡者数は58名と多いのだが、これは他の病気で死んだとしても、コロナウイルスのPCR検査でコロナウイルスが検出されたら、それもコロナウイルスの死亡者とするということなので、死亡者数が本来の数よりも増えている。この点を考慮すると、他の病気が原因で死亡する人の数から考えても、少ないものだ。


マスコミが感染者の数で、コロナウイルスの第三波だと騒いでいるのは全くおかしな話で、感染の大きな波が発生しているわけではなく、さざなみ程度があるだけなのだ。


ということで、もうしばらくコロナウイルスの死亡者数の推移を見守っていきたいと考えている。私の予測は収束するのは希望を込めて1月中旬か末くらいというものだ。収束と言えるのを一日の死亡者数を1以下としたい。


ついでながら、同じ頃に上久保教授はコロナウイルスが流行っているので、インフルエンザは流行らないと予測されていた。これは全くピタッとあたっており、最近の厚労省の報告でも70件という数字で、昨年の10万という数字に比較すると、激減している。


インフルエンザとコロナウイルスは同時発生して、大変なことになると騒いでいた感染症の専門家はどう釈明するのだろうか?


2020年12月26日土曜日

「桜を見る会」は単なる東京行きバス旅行だったのでは?

 「桜を見る会」で安倍前首相が国会で嘘の答弁をしたということで、色々追求されている。


この「桜を見る会」で安倍前首相の後援会が行った活動は、老人会の集まりで、みんなでバスツアーを計画して、それで東京に桜を見に行ったのに似ている。


だから、こういう事は、今の日本の政治の仕組みを見ると起こるべくして起こったことではないか?


そして、いくら国会で安倍前首相を追求しようとも、安倍前首相にとっては国会議員の議席を失うわけではないので、全く痛くも痒くもない。


まず、国会議員の多くの人が、この「桜を見る会」に似たようなことを行っており、安倍前首相のやったことを問題にできないのだ。


議員の後援会は、会のメンバーが毎月とか、毎年その後援会の活動するためのお金を集めており、その中から後援会の懇親を図るために、懇親会を行ったり、研修会を行ったりしている。その一環として、バス旅行なども実施しているとことはたくさんあるのではないだろうか?


だから、「桜を見る会」に安倍前首相の後援会の人たちが、ちょうといい機会だということでバス旅行を仕立てたというのは考えられる。もちろん、「桜を見る会」そのものは、簡単には参加できないのだが、そこは前首相の秘書の実力の見せ所だ。参加者の中に何名かを忍び込ませるのは簡単なことだろう。


このバス旅行には結構金がかかり、その補填という意味で、安倍前首相側から金が出たのだろう。これは見つからなければ、それですんでしまった話だった。むしろ、「桜を見る会」だけでなく、色々の機会に議員側から補填が行われている可能性はある。ある意味、後援会が隠れ蓑になっている。


こういう議員の後援会活動というのは、議員に投票してくれる人を増やすには必要なものになっている。後援会には地域の有力者と言われている人たちに参加してもらい、選挙のときにはその地域の住民に、議員への投票を呼びかけてもらう原動力になってもらうのだ。


こういう地道な活動をしておかないと、確実な票を取ることは難しい。確実に自分に投票してくれる人を確保しておき、その人達の活動でさらに票を上乗せすることで、選挙に勝つことができる。


こうした地道な活動をしていないで、ぱっと選挙に出て、自分の評判だけで票をとって、当選できる人というのはほとんど居ないはずだ。


後援会があるおかげで、どんなにマスコミに叩かれようと、選挙では確実に勝つことができる。そういう人が国会議員になれるのだ。


後援会のメンバーは地域の実力者であり、後援会を通じて議員と直接話ができ、お願いもできる。ギブアンドテイクである。


議員に世襲が多いのもこの仕組があるからだ。新しく後援会組織を作るとすると大きな労力を必要とするが、世襲なら今ある後援会組織をそのまま受け継ぐことができる。


後援会でバスツアーをいつものように計画し、その行き先を「桜を見る会」に仕立てるというのは、意外といい企画だったのかも知れないが、目立ちすぎたということか?


2020年12月24日木曜日

日本人の死亡者数は1年でどのくらいなのか?コロナ騒動で気になったので調べてみた

 厚労省のコロナウイルスサイトを見ると、コロナウイルスでなくなった方の数が3000年を超えたようだ。


もう年の瀬も迫っているので、今年コロナウイルスでなくなった人は、ほぼ3000人と言っていいだろう。


では、日本で一年間になくなる方の数はどれくらいか?だいたい130万人くらいである。


厚労省の平成30年(2018)の人口動態統計(確定数)の概況で詳しい数字が出ている。その死因順位(第10位まで)は以下の通りである。(検索語「厚労省 平成30年(2018) 人口動態統計」で検索すると報告書が探せる)



10位の自殺で20千人なのに対して、現在のコロナウイルスによる死亡者数は3千人というものである。ちなみに、インフルエンザは3325人である。


ということは、コロナウイルスはインフルエンザ並みの病気ということになる。


どうして、コロナウイルスはこんなに騒がないといけないのか。実に不思議なことなのだ。



Windows 10備え付けのビデオエディターで写真のスライドショーの動画を作成する

 Windows 10には無料で使用できるビデオエディターがあり、それを使って、写真のスライドショーがかんたんに作成できる。


先日、写真クラブの撮影会を行ったので、その写真の展示をスライドショーの形の動画にして、写真クラブのメンバーに配布するとともに、知り合いにも配布した。このコロナ騒ぎの中では、写真の展示会を開くには問題がありそうだったので。


ビデオエディターは通常のアプリケーションのリストの中にあるので、普通に立ち上げられる。「新しいビデオを立ち上げる」をクリックすると、ビデオ作成の開始だ。

あるいは、やはりWindows 10の備え付けの「フォト」を立ち上げて、その画面の上部にある「新しいビデオ」をクリックすると、ビデオエディターが立ち上がる。



ビデオエディターが開始された画面は上のようなものである。作成する前にビデオの名前の設定画面が表示されるので、ビデオ名を入力する。なお、ビデオ名はいつでも変更できる。


ビドの編集画面はおもに3つの部分に分かれている。


一つは「プロジェクトライブラリ」と表示されている部分である。ここはビデオを作成するための素材、つまり、動画や写真を入れるところである。


もう一つは「ストーリーボード」と表示されている部分で、動画として再生していく順に、写真や動画を入れていくところである。


3つ目は右側上の部分で、作成した動画を表示できる。作成途中でも表示できるので、編集途中での確認も可能である。



上の画面は実際にスライドショーに使う写真をプロジェクトライブラリに3枚追加し、その写真をストリーボードに順序良く入れた画面である。動画はその最後の写真を表示した段階で止まっている。


動画の編集はストリーボードで行う。スライドショーで表示したい写真を順序よく配置すれば良い。


写真はドラッグ&ドロップで場所を変えることができる。ライブラリに入れている写真を一斉にストリーボードに入れることも可能である。やり方はファイルエクスプローラーなどのアプリと同じ方法で行える。


ストリーボードに表示されている「タイトルカードの追加」、「期間」、「テキスト」、「モーション」、「3D効果」、「フィルター」などの詳細に関しては説明を省略する。説明を読むよりも、実際にスライドショーの作成をやるときに、クリックしてどういう機能があるかを確認してもらいたい。そして、実際にその操作を行ってみるのが良い。そうすることの方がエディターの使い方を覚えるのに役立つはずである。「期間」などは、単一の写真の表示時間を設定できるものだが、複数の写真を選択しておき、一斉に表示時間を変更することも可能である。


音声の入力は、画面右上の「BGM」もしくは「カスタムオーディオ」クリックする。音声のついていない写真のスライドショーのバックグランドミュージックを追加できる。


ビデオの編集が終了したら、画面右上にある「ビデオの完了」をクリックして、出来上がった動画をパソコンに保存する。




2020年12月21日月曜日

コロナウイルス対策はクリーンルームのゴミ対策に学ぶのが良いのでは?

 コロナウイルスの感染はどういう具合にして発生するのか。これをスッキリと説明してくれている説は今の所ないのではないかと思っている。


私は以前からコロナウイルスは極めて小さなゴミと考えて、対策をすれば良いのではないかと思っていた。


クリーンルームは、『空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物が限定された清浄度レベル以下に管理され、その空間に供給される材料、薬品、水やその他についても不純物、ゴミを取り除いてゴミを持ち込まないようにしようとする空間』のことである。


クリーンルームの中で製造するのは、小さなほこりの付着も許されない半導体などの製造や、細菌の繁殖が品質に影響を及ぼす食品加工などで、その部屋に含まれるゴミの量はある一定量以下に抑えられている。


一般に、1立方フィート(約30cm四方の箱)の空気中に含まれる0.5μm以上の大きさの粒子の数がいくつかで、クリーンルームのクラス分けをしています。箱の中に粒子が10個ある場合、そのクリーンルームはクラス10とする。


空気がキレイと感じる海上や森林でクラス10,000~100,000といわれているので、クラス10というのがどれだけゴミが少ないかわかるはずだ。


このクリーンルームでは、ゴミが部屋の中に入らないように色々の工夫をしている。ゴミは「0.5μm以上の大きさの粒子」なので、小さなものは目に見えない。


コロナウイルスも微細なウイルスなので、目には見えない。クリーンルームの中で生活すれば、コロナウイルスはほとんど居ないので、感染することはない。ただし、クリーンルームの中で生活を続けるというのは無理がある。しかし、クリーンルームのゴミ対策はコロナウイルスを防ぐには色々参考になることがある。


ゴミは自然界では、上の例に挙げたように森林などでもたくさん空中に浮遊している。コロナウイルスもこのゴミと同じようなものだから、空中に浮遊していると考えられる。


浮遊しているのは仕方がないことで、それが人間の体内に入るのを防げば良い。見えていないのだが、たくさん空中に浮遊していると考えて、どうすればそれが体内に入ってこないようにできるか、対策をすれば良いのではないか?


例えば、感染者が咳をした場合に、コロナウイルスはそのつばの小さな飛沫の中に固まって入っている。飛沫は感染者の口から飛び出すと、更に小さな飛沫になって飛び散る。飛沫は微小なので、地上に落ちないで、周りの空間に浮遊している。飛沫は微小だが、その飛沫に更に小さなコロナウイルスがたくさん含まれている。その飛沫を周りに居た人は吸い込んで、それが鼻や喉の粘膜に付着するというわけだ。


コロナウイルスで発症するというのは、喉や鼻に付着したコロナウイルスの量がある程度あり、人間のもっている防疫能力を超える量に増殖して、体内に入り込むということだろう。


元気な人は防疫能力が強いので、普通はコロナウイルスに感染することはない。しかし、たくさん喉や鼻に付着すると、その能力を超えてしまい、発症する可能性がある。


満員電車であまり感染したという話を聞かないのは、ほとんどの人がマスクをしているのが役立っている可能性がある。また、満員電車で大声で話をしている人も少ない。咳をしてもあまり飛沫が飛び散らないので、電車の中で飛沫が拡散しないのだろう。感染者が電車の中で、マスクをしないで大声を出して、コロナウイルスが多量に入っている飛沫を飛ばさない限り、感染者を出さないのだ。


手洗いが有効だというのも納得がいく。コロナウイルスを含んだ飛沫が手や顔に付着しているのを、洗うことで取り除くことができる。だから手洗いだけでなく、顔なども同時に洗うというのは予防には良いのではないか。手や顔に付着したコロナウイルスが洗い流されるので、鼻や喉から侵入してこない。


うがいやイソジンなどの薬品で喉を消毒するというのも感染防止には役立つはずだ。コロナウイルスが入り込むのは、鼻や喉の粘膜だけからと考えれば納得できる。粘膜から体内に入る前に、消毒したり、洗い流してしまえる。


人との距離を取るというのも、多量のコロナウイルスを含んだ飛沫を直接体に吹き付けられるのを防ぐ。空中に浮遊している飛沫を吸い込むよりも、咳などで直接体に多量のコロナウイルスを吹き付けられるのは良くないはずだ。


いずれにせよ、コロナウイルスは微小なゴミと同じで、軽いものだから、空中に浮遊していると考えて、対応を考えるのが良い。人混みの中ではコロナウイルスを含んだ飛沫がたくさん浮遊している可能性がある。したがって、必ずその飛沫を吸い込んでいる。いくらマスクをしていてもこれは防げない。ただ、コロナウイルスの量が少ない場合には、自然の治癒力で発症することはない。一定量以上のコロナウイルスを吸い込んで、自然治癒力の能力を超えた場合に発症する。これを頭に入れて、コロナウイルス対策を各自が行うことが大切だ。


2020年12月19日土曜日

12月20日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 


本日、12月20日の毎日新聞に辛口数独が出ている。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示である。上の問題である。


この問題を簡単に数字が推測できるところは、考えて入れていくと「6」が左2段めの9つの数字の枠の中で入るところがわかる。


次に左上隅の9つの数字の枠に注目する。赤の直線を見るとわかるのだが、「2」と「9」が入る枠が2箇所に限られる。青い丸じるしで示された枠だ。つまり、この青い丸じるしで示された2箇所には「2」と「9」以外の数字は入らない。


それを頭に入れて、改めて右上隅の9枠を見てみると、枠に入る数字が見えてくる。


それ以降はヒントを出さないでもわかると思うので、解いていってください。





ヨーロッパ諸国のコロナウイルス状況 2020-12-18

 最近のニュースではヨーロッパのコロナウイルスがまた再び猛威を奮っているという記事が多い。そこでヨーロッパ諸国のコロナウイルスの百万人あたりの死亡者数を調べてみた。グラフとデータは、例によってOurWorldInDataのサイトから入手した。



このグラフをみるとデンマーク、フィンランドとノルウェーを除く殆どの国が、百万人あたり2人以上の死者を出しているのがわかる。


各国とも10月後半から死亡者数は増加傾向にある。季節的に冬に近づいたので増加したのかとも思われるが、南アフリカも同じようにぞか傾向にあるので、季節的要因ではないようだ。


グラフだけでは数値がわかりにくいので、各国の12月18日の値を表で示すと以下のようになる。


上のグラフにもこの表にも、ブラジル、ロシア、米国、南アフリカを入れている。


表のデータを見ると、ブラジルやロシアは百万人あたりの死亡者数が4人以下になっており、他のヨーロッパ諸国と比較すると少ない。


ひところ騒ぎが大きかったスペインも4人以下になっている。同様に騒ぎの大きかったイタリアは相変わらず死亡者数は多い。


死亡者数が大きいのは、ブルガリア、ハンガリー、オーストリア、ジョージア、イタリア、などである。


ヨーロッパ諸国でも死亡者数で大きな差があることがわかる。


ヨーロッパ諸国に比較すると、日本と韓国は格段に百万人あたりの死亡者数が少ないことがわかる。それでも11月中旬から徐々に増えてきているのは気になるところだ。


沖縄県のコロナウイルスの現状

 マスコミによるコロナウイルスの報道は、感染者数が増えたとか、重症者数が増えたとか、国民の不安をあおるだけの報道をしている。


しかし、そうでない安心する面のデータもあるのでそれを紹介したい。


感染者数(実際には陽性者数)とか、重症者数、死亡者数で減ってきているところもある。


その一つが沖縄県である。ひところ、沖縄県はコロナウイルスが流行って大変だ大変だとマスコミだけでなく、沖縄県でも騒ぎになっていた時期があった。今でも、沖縄は大変だと騒いている感染症専門家もいる。では、現実にはどうだろうか?



上のグラフは東洋経済オンラインのコロナウイルスのサイトからのものである。沖縄県の12月16日時点の状況を示している。


まず、検査陽性者数だが、黄色で示された移動平均線を見てもわかるように、11月末ごろから徐々に減ってきているのがわかる。陽性者数は検査数が増えると、その増えた割合で数が増えるのであまりいい指標とは言えない。


次に、重症者数を見る。その移動平均線を見ると、11月半ばから徐々に増えてきていたのだが、このところ減少傾向にある。また、ひところ騒いでいた10月時点の頃と比較して、少ないのがわかるはずだ。


次に、死亡者数である。10月ごろの状況と比べて同等かあるいは減っているように見える。また、人数も1名から3名ほどで、それほどびっくりするような数字ではない。死亡者は、死亡したときに他に病気を患っていても、コロナウイルスがPCR検査で陽性と出たときには、コロナウイルスが原因の死亡者として勘定されることを考えると、納得のいく数字ではないだろうか。


マスコミは、感染者数が増えたとか、重症者が増えたとか、報道するのだが、それはある地域の数字を取り上げて突出した例を言っていたり、その時点で特に視聴者がびっくりする部分だけを取り上げているような気がする。現在も特定の地域で問題と思われるものもあるかもしれないが、ほとんどの地域はコロナウイルスは収まってきているとみていいのではないか。



一部屋に複数人数がいる場合のZoomの使い方

 先日、写真クラブの作品展示会をZoomで行うことにした。普段は、会議室にメンバーが集まって、プロジェクターを使用して写真を見ている。


今回はコロナウイルス騒ぎもあり、外出したくない人もあったので、一部の人はZoomで展示会に参加することにした。


今回実施した中で残念だったのは、会議室に集まっている人の声がZoomで参加している人にうまく伝わらなかったことだ。一部の人の声はよく聞こえるが、その他の人の声は全く聞こえないということだった。


原因は使用したマイク付きスピーカーである。使用したのが、個人用のものだったことだ。つまり、マイクに指向性があり、単一方向にいる人の声は拾うが、その他の方向にいる人の声は拾わないものだった。


一つの部屋に集まっている人全員の声を拾うスピーカーは、スピーカーフォンという。ネットで検索してみると、各種のスピーカーフォンがあることが分かった。





安価なものは4000円台から、高価なものは数万円のものまで、いろいろのものがそろっている。


会議室向けのスピーカーフォンは、単一方向だけの声を拾うのではなく、複数方向からの声を拾うように、3つ以上のマイクが全方向から声を拾うように設計されている。また、スピーカーがすぐそばにあるので、スピーカーからの音はマイクが拾わないよう、つまりハウジングを起こさないようになっている。


パソコンとの接続は、USBケーブルで接続する方法と、Bluetoothを使って接続する方法があり、安価なものはUSB接続だけである。高価なものはUSB接続とBluetooth接続の両方を備えているものが多い。


次回、作品展示会を同じような形で行う場合には、このスピーカーフォンを使ってZoomで展示会をすることになるはずである。


2020年12月15日火曜日

XnViewのスライドショーで一時停止・再開を行う

 写真の閲覧にはXnViewを使用している。


閲覧の機能の中に、スライドショーがある。


Zoomを使用して、参加者に写真のスライドショーを見せようとしたときに、一時停止

をどうやるのかわからなかった。通常のスライドショーでは時間を設定しておき、その時間でどんどん写真が表示されていく。


ただ、途中で写真の説明などを入れたりするのに、しばらくスライドショーを止めて置く必要がある。


一時停止はかんたんで、Ctrl + Spaceキーを押すだけである。


再開するのも、Ctrl +Spaceキーを押すと良い。


前の写真を表示したいときや、次の写真を表示したいときには、矢印キーを使えばよい。上記の一時停止をやっている間は、矢印キーで次の写真を表示しても、そのまま一時停止の状態を継続している。あくまでも一時停止の再開は、Ctrl +Spaceキーで、その2つのキーを押すと実行される。



海外のコロナウイルス死亡者数の現状と今後の予測

 日本政府はこのお正月の時期のGoToキャンペーンの中止を決定した。私はこの方針変更を残念に思っている。12月になってから百万人あたりの死亡者数は増えてきていたが、ここ数日は減少傾向にあるように見えるからだ。死亡者が出るのは残念だが、経済も回さないと大変なことになる。ここのところが理解できない方が多い。人の命は何事にも代えがたいというのと、自分の命が一番心配という気持ちになるのはやむを得ないところもあるが、この先のことを考えると心配だ。


日本の状況に関しては、もう数日経った段階で今後の予測を考えてみたい。


今回は海外の状況が変わってきたので、それを見てみたい。




上のグラフは、いつもの「OurWorldInData」から入手したものである。


イタリア、スウェーデン、英国、ドイツと欧州各国はほぼ同じようなグラフの傾向を示している。つまり、8月末頃を境として、それ以降百万人あたりの死亡者数は増え続けている。私は、独特のコロナウイルス対策を取っていたスウェーデンには期待していたのだが、どうもあまりうまく対策が行われていないように見える。


欧州各国で、ロックダウンのやり方には色々違いがあるようだが、そういう違いが死亡者数には影響していないようにも見える。グラフでも見てわかるように、第一波と言われていた3月頃の値を抜き去るような勢いである。


一方、アジアでは韓国も日本も欧州各国ほどではないが、死亡者数が増えてきている。最近のニュースでは韓国も安閑としておれない状況になりつつあるようだ。


このグラフを見る限りでは、コロナウイルスはインフルエンザ同様に寒い冬の時期に流行るという話もあながちうそではないように思える。


確かに、上のグラフにはないが、オーストラリアやニュージーランドは、死亡者数は増えていない。


ただ、南アフリカは欧州諸国と似たグラフになっている。ここも死亡者が増えていないのなら、寒い時期にはコロナウイルスは流行らないというのが本当に思えるのだが。


いずれにせよ、欧州の状況をみると、コロナウイルス対策は単にロックダウンをしただけでは解決しないように思える。英国ではワクチンの投与が始まったようなので、その結果が出てくるとどうなるのか、もう少し時間が経たないとなんとも言えない。



2020年12月12日土曜日

Google日本語入力で一文字目の入力ができない

 最近、私のパソコンで発生していた問題である。日本語入力で問題が発生している方には参考になるかも知れない。


日本語入力をしようとすると最初の文字が入力できない。


初めは、Google日本語入力が問題なのではないかと考えて、Windows備え付けのIMEに変えてみた。しかし、程度の差は少しあるが、最初の文字が入力できない現象はなくならない。


ネット上でこういう状況についてなにか解決策を見つけられないかと、検索してみた。


その中で、ひょっとしたら解決になるかなと思ったのが、日本語入力の設定を変更するものだ。


しかし、辞書の使用など設定条件をいくつか変更してみたのだが、解決しなかった。


そこまでやって、気づいたのは、日本語入力でキーボードから文字(だいたいが英文字の小文字)を入力したときに、他のアプリケーションが邪魔をしているのではないかということである。つまり、日本語入力が起動する前に、そのアプリケーションの処理が始まってしまい、入力したキーを日本語入力のアプリが、受け取れないのではないか。


こういう状況を起こすアプリケーションということで、即座に思いついたのが、「Grammarly for Chrome」というChrome用の拡張機能である。英文を作成する際に、その英文の間違いを正してくれる便利な拡張機能だ。私は時々英文のメールを書くので使用することがある。


この拡張機能はキー入力が始まった途端に、その文章を英文と考えて処理を開始する可能性がある。


そこで、「Grammarly for Chrome」を「Off」にしてみた。英文を書くときに「On」にすれば良い。


そうすると、文字入力は問題なく行われ、日本語入力がうまく動き出した。やはり、「Grammarly for Chrome」が邪魔をしていたようだ。


このケースは特殊なケースかも知れない。しかし、もし日本語入力がおかしい動作をしているようなら、他のアプリケーションなどでキー入力の邪魔をしているものがないか、調べてみると良いかも知れない。特にキーボードの入力の処理に関連するアプリケーションを調べてみると良いだろう。


2020年12月10日木曜日

大田黒公園の紅葉

 12月8日に、大田黒公園に行ってきた。大田黒公園は、音楽評論家の大田黒元雄氏の屋敷跡地に、杉並区が日本庭園を整備したもの。


この時期、紅葉で有名なところも見頃を過ぎているとことが多くなってきた。そろそろ今年紅葉を撮影するのは最後かなということで、まだ十分紅葉が楽しめるという情報を元に大田黒公園に行ってきた。


公園はJR東の荻窪駅から歩いて6分ほどである。駅から歩いてすぐというのも、少し腰の具合の良くない私には好都合だった。


当日は午前中は快晴で、実に良い撮影日和だった。


人出はコロナウイルスの影響を受けてか、例年よりもわずかに少ない程度であった。


庭園をぐるっと回るのに、1時間もかければ十分だ。ところどころに座って休めるところもあり、紅葉をじっくりと楽しめる。園内は小川があり、池には大きな鯉が泳いでいる。









2020年12月7日月曜日

PCR検査をしたら安心できるのか?

 最近、テレビで見たことだが、クラスターを発生させた病院の医者が、病院内で陽性者が見つかったあと、「きちんとPCR検査をして、院内には発見された陽性者以外にコロナウイルスに罹っている人はいないと確認した。」という発言をされていた。


病院では色々防御策は取られたと思うのだが、この発言を聞いていると、このお医者さんは、PCR検査をしたのだから、確実にコロナウイルスを抑えることができたと考えているように思える。


しかし、本当にPCR検査を病院内の人全員に行ったから、安全なのか?


まず、PCR検査を全員に行ったとしても、(このブログの後ろの方で説明しているように)PCR検査を検査で見逃す可能性が30%もあるということだ。ということは、大きい病院なら、3人陽性者がいて、2人がPCR検査で見つかったとしても、1人は見逃しているということである。2人の陽性者が見つかったということは、コロナウイルスを発症するまで院内に撒き散らしていた可能性があり、見つかっていない一人はまだ撒き散らしている可能性がある。


もう一つの問題は、PCR検査では、喉や鼻から粘液を取り出して、その中にコロナウイルスがいるかどうかを判定しているに過ぎない。ひょっとすると既に体内に入り込んでいる可能性もある。たまたま、喉や鼻から取り出した僅かな量の粘液の中に見つからなかった可能性もある。


この場合、体内に入り込んだコロナウイルスがその人を発病させるのに1週間ほどかかるとすると、はっきりと感染するまでにコロナウイルスを病院内に撒き散らしている可能性もある。


こういう考え方で、単純にPCR検査をしたから大丈夫とせず、徹底したコロナウイルスの対策を行わない限り、一旦病院で発生したコロナウイルスの院内蔓延を防げない。


例えば、陽性反応が出た人と接触した人にPCR検査をして陰性だからといって安心していてはだめなのだ。接触した人はたとえ陰性であろうと、陽性になる可能性がある人とみなして、それなりの対策を打たないといけない。極端に言うなら、そういう陽性者に接触した人たちは、それぞれ別々に隔離し、しばらくの間は発症しないかどうか確認するのが良い。


最近、PCR検査でググると、PCR検査を提供する病院のサイトが沢山表示される。こういう病院はPCR検査をすることで稼いでいる。ただ、コロナウイルスの影響で病院に来る人が減ってしまっていることを考えると、批判することはできない。


PCR検査というのは、上でも述べたように現在検査を受けた人がコロナウイルスに罹っていないかを判断するだけであって、それ以降コロナウイルスに罹らないと保証するものではない。


更に、PCRの検査の正確さは70%と言われており、30%の人は本来陽性のはずが、陰性と判断されてしまう。


今PCR検査を受けたとして、その時点ではコロナウイルスに罹っていないと判断されても、その直後に感染している可能性もあるということだ。そして、本来は感染しているのに、陰性として見逃されていることもあるということである。


さらに、どのくらいの割合かわからないが、体内にコロナウイルスが入っているのに、しばらくの間は発症しない人もいると考えられる。


つまり、PCR検査をしたとしても、これで安心というわけではないのだ。ところが、一部の人はこれでもう安心というばかりに、人に「自分はPCR検査で陰性だった」と言いまわっている人もいるようだ。そして、もう自分はコロナウイルスに対しては安全だと思っている。これは大きな間違いだ。


PCR検査については、以下のところの説明がわかりやすい。

chrome-extension://oemmndcbldboiebfnladdacbdfmadadm/http://mtk-cl.com/pdf/CoronavirusVer12.pdf


この説明に使われている資料は、JAMA Networkに出ている記事のものを使っている。以下のものである。えいごでかかれている。詳しくは上のリンク先の日本語の説明を読んでもらいたい。



PCR検査の精度などに関しては、この記事以降、追加情報を流しているところがない。ひょっとするとこの精度などに関しては、新しい情報があっても良いように思うのだが、見当たらない。PCR検査を錦の御旗のように考えて、それに疑問を持つ人が多くないからだろうか?


2020年12月6日日曜日

ChromecastでテレビにGoogleフォトの写真を自動で表示する

 このテーマでは以前にも同じようなブログを書いたと思うが、改めてその良さを説明したい。


ChromecastはテレビのHDMI端子に接続することで、スマホやパソコン、あるいはタブレットなどから動画や写真の表示が簡単に行える。


例えば、スマホでYoutubeやNetflixなどの動画を見ることができるが、Chromecastを使えばその画面をテレビにそのまま映し出せる。つまり、テレビの大画面でスマホで見ている動画を見ることができる。もちろんこれはパソコンでも同じことで、パソコンで表示するいろいろの写真や動画は、テレビの画面に表示してみることが可能だ。


私はYoutubeやAbema.tv、あるいはAmazonのPrimeVideoなどの動画をテレビに表示して見ている。テレビのほうが画面が大きく、それだけ迫力がある。


さらに、写真や動画だけでなく、音楽やオーディオもテレビのスピーカーから流すことができる。


こういう使い方は、Google Storeで紹介されている。普通の使い方だ。


私は最も愛用しているのは、その中の写真の自動表示である。これはChromecastの説明ではあまり詳しく書かれていない。


ChromecastではGoogleフォトにアップロードした写真を簡単にテレビ画面に表示できる。スマホからでもパソコンからでも表示できる。


その自動表示の歯科手について説明する。通常、Chromecastを使ってテレビに写真の表示をするには、スマホやパソコンから、その都度、どの写真を表示するかを指定しないといけない。スライドショーにすれば、その範囲で自動的に写真を表示することは可能だが、私の言う自動表示ではない。


自動表示というのは、Chromecastでそのまま何も指示をしないで写真を表示する状態にしておくと、Googleフォトに入れた写真やGoogleが用意した写真をランダムにピックアップして表示してくれるものをいう。勝手にスライドショーをやってくれるわけだが、普通のスライドショーのように指定した順番で表示するのではなく、ランダムに写真を選択して表示していく。ただし、これだけではあまり面白みがない。


表示する写真をアルバムにまとめておいて、設定でそのアルバムの中の写真を表示するようにしておくと、そのアルバムの中の写真だけを選択して、ランダム表示をしてくれる。アルバムは一つだけでなく複数選択することも可能だ。そうすると、それら複数のアルバムの中の写真をランダムに選択して、表示してくれる。


さらに、「最近Googleフォトにアップロードした写真」というのが選択できるようになっている。この機能は写真を毎週撮っている私のようなものにとっては大変ありがたい。


こうすることにより、いつも見たいと思っている写真がランダムにテレビ画面に表示される。


テレビで通常の放送を見るだけでなく、自分の見たいと思っている写真を自動的に見ることができるというのは、使ってみると実にありがたい機能だ。写真が小さな画面ではなく、テレビの大きな画面で見ることができるのも良い。テレビの画面に写真を映し出してみると、さすがにテレビだけのことがあり、写真がパソコンやスマホの画面で見るよりもきれいに見える。


通常、写真はアルバムに貼って、写真を見たいときにはそのアルバムを取り出して見るものだった。しかし、上にあげたように、テレビに写真が自動的に映し出されるようにしておくと、時間の余裕のある時に簡単に見ることができるのがありがたい。重たいアルバムを取り出す必要もない。流石に、アルバムのように写真を一覧で見るというわけには行かないが。


この応用として絵を描く人は、その絵を写真に撮って、それを上の手法を使って絵をテレビに映すというのがある。最近は大型のテレビが普通になってきたので、自分の絵が大きくテレビ画面に次々と映し出されるというのも、良いものだ。



2020年12月5日土曜日

子供向けのクリスマスやお正月のプレゼントにふさわしい簡単操作小型ドローン

 最近のドローンの進歩は素晴らしいものがある。テレビを見ていても高いところから撮影したと思われる動画はほとんどドローンで撮っているのではないかと思うくらいだ。


私も1年ほど前に小型のドローンを購入してしばらくの間使用していたのだが、戸外で使用すると風に吹き飛ばされ、室内ではなかなかコントロールが効かないで、すぐに壁にぶつかって止まってしまうので、面白くなくて遊ばなくなっていた。


つい最近、小型のドローンで羽にカバーがついている小型のドローンを見つけた。



そのうたい文句は以下のようなものだ。

ドローンをハンドコントロール、つまり人間の手の動きでコントロールできる。赤外線センサー技術を使用しているので、それが手の動きを認識して、方向をコントロールすることができる。

ドローンとそのカバーが柔軟なプラスチック材料で作られている。弾力性のあるカバーで覆われているので壊れにくい。

側面に赤外線センサーが二個、底に赤外線センサーが一個が付いており、そのセンサーが手の動きに反応して動作する。

一人でコントロールして遊ぶこともできるが、二人でコントロールすることができるので、キャッチボールのようなこともできる。


価格も3000円程度だったので、早速購入してみた。


実際にドローンをしっかり充電したのち、飛ばしてみた。最初のうちは慣れなかったが、すぐにドローンをコントロールできるようになってきた。確かに、小さな子供でも遊べるもので、これはクリスマスやお正月のプレゼントとして喜ばれるのではないか。大人でも結構楽しめる。


ただ、充電時間が40分ほどかかるのに、実際に飛んでいる時間が数分のオーダーなのでちょっと短すぎる。もう少し長い時間飛ばせることができたなら、もっと面白いのだが。その点だけが不満。


ピントの合っていない動画だが、雰囲気はわかると思う。以下のところに。

https://youtu.be/XRwurIfgAWs


2020年12月2日水曜日

コロナウイルスで医療崩壊が本当に近づいているのか?

 最近のマスコミの報道は、感染者数ではなく、重傷者が増えているという報道をしている。確かに、最近、重傷者数が増えてきていたのだが、ここ数日その数は減少に転じてきている。



上のグラフは全国の「入院治療等を要する者」のグラフだが、その移動平均線を見てみると、11月20日頃から減少に転じている。


重傷者数に関する報道が増えたのは、重傷者が増えるとICUのベッド数が足りなくなるということのような気がする。


しかし、実際にベッド数は足りないのか。未だにそのベッドの資料率は50%程度である。確かに一部の都市で満床に近くなっているところはあるようだが。


この足りないと言われている原因だが、病院でコロナウイルスの患者は特別に扱わないと、つまり他の患者とは別の部屋で隔離して面倒を見ないといけないので、そのベッド数が制限されているからである。通料の患者が使用しているベッドをそのまま使うというわけには行かない。


それはコロナウイルスが指定感染症の2類に設定されているからだ。同じ感染症であるインフルエンザは5類なのでそういう取り扱いを受ける必要はない。したがって、他の患者と同じ部屋にあるベッドを使用できる。


更に、一般の病院ではコロナウイルスの患者を受け入れる体制にないところがかなりあると考えられる。というのは、コロナウイルスを受け入れることのできる病院というのは、指定されているのだ。積極的にコロナウイルスの患者を受け入れてくれている病院が多くあるのはありがたい。他の病院はコロナウイルス患者を受け入れると、コロナウイルス対策ができていないので、その他の患者が感染する危険性がある。さらに、小さな病院でコロナウイルス患者が発生したりすると、患者がその病院には来なくなり、その病院の運営を直撃する。


こういう状況なので、国の支援などを行って、コロナウイルスの対策を病院側がもっと積極的に対応すれば、ベッド数は足りないということはない。


飲食店などには今までやったことのないようなコロナウイルス対策を求め、果ては営業時間制限や営業停止まで求めている。


それに対して、病院には特別扱いで対応を積極的に求めていないのではないだろうか?本当に緊急事態になれば、その気になり、コロナウイルスに対して病院でももっと徹底的な対応を取れるはずだ。


こういうことを考えるのは、コロナウイルスの重傷者が日本の数十倍に発生している欧米各国が、医療崩壊ということを叫んでいないからである。もちろん、日本と同様に医療現場は大変苦労しているはずなのだが、それでもベッド数が足りないという報道を見たり聞いたりしたことがない。これはどういうことなのか?既に、医療崩壊が発生しており、改めて報道する必要はないというのか?


コロナのために立ちないという報道で覚えているのは、お墓が足りないという話だ。欧米諸国では未だに土葬を行っているのが主流で、そのためにお墓を作る土地が足りないというのは、コロナウイルスの第一波と言われていた頃には言われていたのだが。その後どうなったのだろうか?


医療崩壊という状況について、海外と日本ではレベルが違うようだ。日本ではあまりにも医療機器を煽る報道が多すぎる気がする。



テレビのBSチャンネルの通信への転用

 最近、Eテレの電波を通信へ転用して、売却したらどうかという案が出ている。


それなら、同時にBSの電波も通信への転用が図れないか、同時に考えたほうが良いのではないか?民放などのBSのチャンネルの使い方を見ていると、ショップチャンネルなどに使われているだけで、本来のテレビ番組の放送が充実して行われているとは言い難い。むしろ、こういう使い方をされているBS放送などはなくしてしまって、別の用途に使用するのが良い。


テレビの電波の使用は、アナログテレビからデジタルテレビに変わった段階で、帯域の使用量が減った。その減った分は、スマホなどの通信への利用に使用されている。


現在、その空いた分はスマホでほとんど使われてしまったのではないかと思う。


ついでに言うなら、テレビの使用している電波だけでなく、FM放送の電波もそろそろ転用を考えたほうが良いのではないだろうか?この帯域もデジタル通信に使用することにして、そのデジタル通信を使って今までのFM放送は放送すれば良い。もちろん、機材などの変更が伴うので、いろいろ大変な面はあると思うが、通信量を増やすという意味では、考えても良い施策なのではないか。


当然、国でもこの程度のことは考えて、電波の使用を計画していると思うのだが、そろそろそういうことを実施する時期に来ているのかもしれない。今の時代ほど、電波による通信の量が急激に増えている時代はなかったと思う。



皇居東御苑に行ってきた

 昨日は皇居東御苑に行ってきた。


長い間東京にいるのに、全く行ったことがなく、初めての訪問である。


東御苑は無料で公開されている。正月などの特別の時期を除いて、月曜日と金曜日が休園日になっている。訪問する際は、ネットでその日が公開されているかどうか確認するのが良い。


入り口はいくつかあるのだが、私は大手門から入った。地下鉄の大手町駅やJR東京駅から近い。入り口で体温の測定と手荷物検査を行っている。


園内の回り方だが、私は時計回りに回り、元の大手門に戻ってくるコースを歩いた。大手門を通りすぎ、少し歩いたところに休憩所があり、そこでガイドマップがもらえる。記念品なども販売している。


園内は手入れが行き届いており、ゴミなども見当たらず、きれいだ。


今回は紅葉の時期ということで紅葉を撮りに行ったのだが、園内にはいろいろの植物が植えてあり、季節ごとに楽しめる。野鳥もいくつか見かけた。これから冬にかけて、野鳥を撮るのも良いかもしれない。


園内をグルっと回って、私の足で12,000歩くらいだった。かなりの距離を歩いている。


駅からも近いし、無料なのでお勧めの庭園だ。











2020年12月1日火曜日

新型コロナ第3波は本当に来たのか?

 11月16日のこのブログで、「新型コロナ第3波は本当に来ているのか?」という表題のブログを書いた。


その中で、最後の方に以下のように書いた。


「今回、私はこのブログで、2週間後に同じテーマで議論をしてみたい。死亡者数が陽性者数の増加のように2倍、3倍になっていたら、確かに第三波だったと認めたい。しかし、そうでないことを確信している。これが1.5倍だったらどうか。さてどうしますかね。」


さて、実際にはどうなったか?今回も東洋経済オンラインのコロナウイルスのサイトから、全国のコロナウイルス感染状況のグラフを入手した。



このグラフで死亡者数を見ると、7日の移動平均線で見て、11月1日では7名ほど、11月16日では10名だが、11月30日で20名である。残念ながら11月1日を基準に見ると、3倍、11月16日を基準に見ても2倍の増加になった。私の予測がこの死亡者数では外れたことになる。


しかし、これで果たして第3波と言えるのかどうか。


PCR検査数をみてみると、11月1日から16日あたりは、18,000件から19,000件くらいであるが、11月末時点では35,000件くらいに増えている。これは、死亡者数の増え方とほぼ同じレベルと言える。


陽性者に関しては、11月前半が1000人ほどだったのに、11月後半は2000にんほどになっており、これも死亡者数の増加とほぼ同じである。


入院治療等を要する者は、11月20日頃から減り始めている。重傷者に関しても、このところ平行で推移しており、増加しているとは言えない。退院・療養解除に関しても、11月初め頃は500名くらいだったのが、11月末時点では1500名くらいに増加している。


これらを総合的に見てみると、どうもこの11月末くらいがピークで、その後死亡者数なども減ってくる兆候が見えている。


つまり、大げさに第3波というには程遠い状況ではないだろうか?


死亡者数に関しては、他の病気で亡くなったとしても、PCR検査をわざわざ行って、それが陽性であれば、コロナウイルスで亡くなったこととして勘定している。このことを計算に入れると、第3波とは言えないのでは?



2020年11月28日土曜日

この冬のインフルエンザの発生状況は?

 感染症専門家の中には、「この冬はコロナウイルスとインフルエンザの同時発生が起こるので注意しよう」と言っていた人たちがいる。


11月末に近づいてきて、例年ならインフルエンザの流行が始まってもおかしくない時期になってきた。実際には12月、1月にならないと本来の結果はわからない。それでもこの時期でもその予測は現在の状況を把握することで可能だ。


厚労省はこの冬のインフルエンザについて、第36週から「インフルエンザに関する報道発表資料 2020/2021シーズン」という表題で、その状況を発表している。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou_00008.html


現在は11月27日の発表が最新のものである。その中の資料で「インフルエンザ定点当たり報告数・都道府県別」という表題のものが以下のものだ。



これをみると、総数は46、そして昨年同期の総数が15,390とある。


つまり、現在のところ昨年に比較して格段に少ない件数であることがわかる。


この数字から考えると、現在のところ、インフルエンザはこの冬はあまり流行らないのではないかと考えていいのではないだろうか。


マスコミも全くこういう事実を報道しないで、コロナウイルスだけを報道している。感染症専門家の一部の方も含めて、この現象をどう説明するのだろう。是非とも、マスコミにはインフルエンザの状況をコロナウイルス同様に流してもらいたいものだ。


ドイツのPCR検査数は週100万件

 少し前の記事だが、『ドイツに帰ってやっと分かった「日本のコロナ感染者数が少ない理由」』という記事を見つけた。7月31日付の記事である。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74509

ドイツはしばらくの間はヨーロッパ諸国の中ではコロナウイルス対策はよくできていると言われていた。しかし、最近になって死亡者数は大きく増えてきている。日本などの比ではない。


上にあげた記事では、ドイツは週に100万件のPCR検査を行っているそうだ。たぶん、これは今でも変わらないのだろう。こんなに多くのPCR検査を行っているのに、コロナウイルスによる死亡者数はこのところ増え続けている。


一部の感染症専門家は、PCR検査を増やせと言っているが、この事実を見ると、どうもやみくもにPCR検査を増やすのは、コロナウイルス対策としては良いものではないようだ。


記事の内容が正しいかどうか、確認するために、いつも私が使用している

「OurWorldInData」で、いくつかの国のPCR検査数を確認してみた。


以下のグラフがその結果だ。



千人当たりの毎日のPCR検査数のグラフである。残念ながらドイツのデータは入手できなかった。「OurWorldInData」では、ドイツの毎日のデータが手に入らなかったようだ。ドイツでは毎日のPCR検査数は発表していないのかもしれない。


このグラフで上位の3か国は、フランス、イタリア、米国である。下位の2か国は、日本と韓国である。



グラフだけではわかりにくいので、上のように11月19日の各国のデータを表示してみた。これだと、米国は4.80、イタリアは4.14、フランスは3.81で、日本は0.27である。米国、イタリア、フランスなどは日本の14倍以上のPCR検査数である。たぶん、ドイツもフランスやイタリヤ以上の検査数だと想像できる。


これだけのPCR検査数を行っても、コロナウイルスによる死亡者は日本の何十倍という死亡者数を出している。


この事実を見ると、単純にPCR検査を増やしても、効果的な対策になっていないことがわかる。


やはり、コロナウイルス対策は、日本のようにマスクをする、手洗いをする、うがいをするという対策が効果的なようだ。



2020年11月25日水曜日

京都 瑞巌山圓光寺の紅葉

 日本の紅葉はやはり京都ということで、連休明けの11月24日に圓光寺に行ってきた。コロナウイルス騒ぎにもかかわらず人出が多いと言うので休日を避けた。


宮本武蔵で有名な一乗寺近くにあり、一乗寺駅から歩いて15分ほどのところにある。到着してみると、「拝観には予約が必要」という看板が立っている。ネットで事前に圓光寺は調べておいたのだが、気づかなかった。後で調べてみたら、圓光寺のホームページにはきちんと出ていた。


諦めて別のところに行こうとしたのだが、少し待って余裕が出てくれば入らせてもらえそうなので、しばらく待っていた。5分ほど待って入ることが出来た。新型コロナの時代には予約しないといけないと肝に銘じる。お寺の方も入れたいと思っておられるし、我々も入りたいと思っているのだが、コロナのせいで自由がきかないのは厄介なことだ。


入り口にいた係の人の話では少し見頃を過ぎているが、その代わり、紅葉の絨毯がきれいということだった。落ち葉が庭園いっぱいにあって、それが絨毯のようになっている。


入口入ったすぐのところに水琴窟がある。紅葉に夢中になって、入るときには気づかず、出る時になって気づいた。地中に挿した竹筒を通して、きれいな音が聞こえてくる。水をためている石の入れ物も大きく、紅葉が飾ってあり、きれいだった。


紅葉は見頃は過ぎたと言っても、なかにはまだ緑色をした葉もたくさん残っており、庭園内の場所によって見頃のものも残っていた。


庭園内には落ち葉がいたるところに落ちており、それがなるほど絨毯というくらいに敷き詰められている。庭園内の池にも落ち葉がいっぱいに浮かんでいて、それも素晴らしい。


竹林もあって紅葉とは対象的な緑でこれも味わいがあった。


というわけで、紅葉を十分楽しませてもらった。










新型コロナ時代、世界で最も安全な国で日本は第2位!

 ブルームバーグが「コロナ時代、世界で最も安全・危険な国・地域ーレジリエンスランキング」という表題の記事を発表している。以下のところだ。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-24/QKA1FUT0AFBM01


もとの英文は以下のところにある。

「The Best and Worst Places to Be in the Coronavirus Era」

https://www.bloomberg.com/graphics/covid-resilience-ranking/


その記事によると、ブルームバーグの「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」は経済規模が2000億ドル(約20兆9100億円)を超える53の国・地域を10の主要指標に基づいて点数化したものである。

その点数化には、症例数や致死率、検査能力、ワクチン、医療体制の能力、移民の移動の自由などが使われている。


そのランキングで、第1位だったのはニュージーランド、そして、第2位は日本だ。


第3位の台湾や、第4位の韓国を上回る成績である。


ところが、こういう記事が日本のマスコミの間では出てこない。単に、第三波などと騒ぎまくっているだけだ。


更に言うなら、「第三波に対してなんの対応もしていない日本政府」などという記事を流し続けている。もう少し、冷静に、そして世界を見渡して、現在の日本におけるコロナウイルスの状況を把握して、報道してもらいたいものだ。


2020年11月24日火曜日

辛口数独(毎日新聞11月22日朝刊)の解き方のヒント

 

毎日新聞11月22日(日)にだされている数独の問題の解放を説明する。


今回の問題も唐辛子が5本ついたかなり辛口の難しい問題である。


問題は上の画像のとおり。


解き方はいつものとおり、2つの数字だけが入るマスを見つけることである。今回の問題は、今までの問題と異なり、それを探すのが少し難しいようだ。ただ、少し探していくとそれがわかるはずである。


下の方に解き方のヒントが示されている画像が表示されている。




以下、その説明である。説明画像は一番下に。


赤い線で示された部分は、その線のあるブロック(9つのマス)には、すでに「3」と「8」が入っているので、空いているマスには「3」と「8」は入らない。


緑の線を見てみると、緑の線上には「3」と「8」があるのでその線上には、「3」と「8」は入らない。


その結果、青い丸で示されたマスには、「3」もしくは「8」が入ることになる。


その結果、数字の「9」に注目すると、左の1段目のブロックの「9」が入るマスが2つ特定できる。それを利用して、左の2段めのブロックの中に入る「9」の位置がわかるはずである。


その後は、それほどヒントを与えなくても、数字を埋めていくことができるはずだ。




メールによるパスワード付きZIPファイルの送受信はなぜだめなのか

 最近、政府や企業でメールによるパスワード付きZIPファイルの送受信を廃止する動きが出ている。


そもそもZIPファイルというのはどういうものなのか?


ファイル圧縮技術は、1980年代にパソコン通信が発達してきた時に、ファイル(複数も)を圧縮して送ることで通信量を少なくすることが目的で、考え出されたものだ。当時は日本人考案のLHAなどが主流だったが、結局そのノウハウなども吸収したZIPが主流になっていく。その過程で、ファイルを圧縮するだけでなく、パスワードを使って暗号化するという機能が追加された。この機能を使うことで、パスワードを知らないと、その圧縮されたファイルをもとに戻せないようになった。


まあ、このファイル圧縮の話をしていくと、一冊の本になるくらいなので、このへんでその話はおいておく。


いずれにせよ、ZIP方式でファイルが圧縮されて入っているファイルをZIPファイルと呼ぶ。パスワードが付与されていると、ファイルを解凍する(元のファイルを取り出す)には、パスワードが必要だ。ということは、パスワードを知っている人しかそのZIPファイルを解凍することが出来ない。したがって、パスワードを知っている人は、そのファイルを見ることができるのだが、知らない人は見ることが出来ない。


そこで機密文書をパスワード付きZIPファイルで送ることが行われるようになった。間違った人に送付しても、パスワードが分からないとその機密文書を見ることが出来ない。


ところがこれは、政府や企業のメールシステムにとって、逆にセキュリティ上問題になってきたということだ。セキュリティを高めるために使っていたが、それが逆にセキュリティを弱める可能性があることがわかってきた。


本来なら、外部から情報を受け取り、外部に情報を流すメールに関しては、その情報が受け取って良いものか、悪いものか、送り出して良いものか、悪いものか、それを政府なり、企業なりのメールシステムで確認しないといけない。


ところが、パスワード付きZIPファイルでファイルを送受信されると、そのファイルが受け取って良いものか、送り出して良いものか、メールシステムは判断できない。パスワードが付いているので、そのパスワードを知らないメールシステムはファイルを簡単に見ることが出来ないのだから。


特に送ってきたZIPファイルにマルウェアなどの危険なアプリが含まれていたとしても、それをチェックできない。これが政府なり企業などで問題視されていることだ。


では、それに対応するにはどうしたらよいか?


ある特定のメールアドレスから、ある特定の時間に送受信されるメールには、ZIPファイルの添付を許すというのは、完全な方法ではないが、今までよりも改善されるはずである。


ただし、こうしたセキュリティ機能をメールシステムに追加すると、その分メールシステムに負荷がかかることになるので、やりすぎるのは良くない。つまりなかなかいい方法が見つからないということである。


余談だが、世間ではパスワード付きZIPファイルは、簡単にパスワードが見つかり、回答されてしまうという話が出回っているが、実際にはそう簡単ではない。当然、5,6桁のパスワードでは簡単に破られてしまうが、20桁くらいの長いパスワードを使っていると、それを見つけ出すのは大変な時間がかかる。もちろん、パスワード付きZIPファイルを強引に解凍するアプリが世の中に出回っており、複数台のパソコンを使用して、パスワードを探し出すといった方法も取られているようだが、良いアプリはないと言って良い。量子コンピュータが出来たなら、即座に見破られるかも知れないが。


2020年11月23日月曜日

吉祥寺の紅葉

 11月17日にGoToキャンペーンを利用して、群馬県にでかけた。


18日に帰る前に訪問したのは吉祥寺である。このお寺は花の寺として有名で、秋だけではなく、四季折々の花が咲いている。私はここは初めて訪問した。


お寺の中を水がいたるところに流れており、それが境内の景色を映えさせている。


入母屋造りの山門は上にあがることができる。


駐車場から山門を経由して本堂に行く真っ直ぐな道の他に、その左右に遊歩道があり、その両方の道を通るには、2回往復する必要がある。どちらの道の紅葉もちょうど見頃を迎えていた。ちょっと報告が遅くなったので、すでに落葉を迎えているかも知れない。







2020年11月21日土曜日

吾妻渓谷の紅葉

 11月18日に吾妻渓谷に行った。少し紅葉は盛りを過ぎた時期だったが、屏風岩の眺めは雄大だった。


十二沢パーキングで車を停めて、猿橋を渡り、鹿飛橋に行き、別のコースで帰ってくる短いハイキングコースを歩いた。ハイキングコースはその他にもあり、短いコースが多いので時間があると歩くのが良い。


ちょうど有名な八ッ場ダムの下流にあたる。八ッ場ダムには時間がないと考えて寄らなかった。


ハイキングコースの途中で、日本で一番短いトンネルを見かけた。現在は使われていない。








今年も昨年に続き、死亡者数が激増している、コロナウイルスの影響か?

 厚労省が4月23日に発表した人口動態統計速報によると、昨年に引き続き、1月と2月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。 グラフは令和4年以降とそれ以前で、その差がよくわかるように、100,000...