Windows 10には無料で使用できるビデオエディターがあり、それを使って、写真のスライドショーがかんたんに作成できる。
先日、写真クラブの撮影会を行ったので、その写真の展示をスライドショーの形の動画にして、写真クラブのメンバーに配布するとともに、知り合いにも配布した。このコロナ騒ぎの中では、写真の展示会を開くには問題がありそうだったので。
ビデオエディターは通常のアプリケーションのリストの中にあるので、普通に立ち上げられる。「新しいビデオを立ち上げる」をクリックすると、ビデオ作成の開始だ。
あるいは、やはりWindows 10の備え付けの「フォト」を立ち上げて、その画面の上部にある「新しいビデオ」をクリックすると、ビデオエディターが立ち上がる。
ビデオエディターが開始された画面は上のようなものである。作成する前にビデオの名前の設定画面が表示されるので、ビデオ名を入力する。なお、ビデオ名はいつでも変更できる。
ビドの編集画面はおもに3つの部分に分かれている。
一つは「プロジェクトライブラリ」と表示されている部分である。ここはビデオを作成するための素材、つまり、動画や写真を入れるところである。
もう一つは「ストーリーボード」と表示されている部分で、動画として再生していく順に、写真や動画を入れていくところである。
3つ目は右側上の部分で、作成した動画を表示できる。作成途中でも表示できるので、編集途中での確認も可能である。
上の画面は実際にスライドショーに使う写真をプロジェクトライブラリに3枚追加し、その写真をストリーボードに順序良く入れた画面である。動画はその最後の写真を表示した段階で止まっている。
動画の編集はストリーボードで行う。スライドショーで表示したい写真を順序よく配置すれば良い。
写真はドラッグ&ドロップで場所を変えることができる。ライブラリに入れている写真を一斉にストリーボードに入れることも可能である。やり方はファイルエクスプローラーなどのアプリと同じ方法で行える。
ストリーボードに表示されている「タイトルカードの追加」、「期間」、「テキスト」、「モーション」、「3D効果」、「フィルター」などの詳細に関しては説明を省略する。説明を読むよりも、実際にスライドショーの作成をやるときに、クリックしてどういう機能があるかを確認してもらいたい。そして、実際にその操作を行ってみるのが良い。そうすることの方がエディターの使い方を覚えるのに役立つはずである。「期間」などは、単一の写真の表示時間を設定できるものだが、複数の写真を選択しておき、一斉に表示時間を変更することも可能である。
音声の入力は、画面右上の「BGM」もしくは「カスタムオーディオ」クリックする。音声のついていない写真のスライドショーのバックグランドミュージックを追加できる。
ビデオの編集が終了したら、画面右上にある「ビデオの完了」をクリックして、出来上がった動画をパソコンに保存する。
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