最近のニュースではヨーロッパのコロナウイルスがまた再び猛威を奮っているという記事が多い。そこでヨーロッパ諸国のコロナウイルスの百万人あたりの死亡者数を調べてみた。グラフとデータは、例によってOurWorldInDataのサイトから入手した。
このグラフをみるとデンマーク、フィンランドとノルウェーを除く殆どの国が、百万人あたり2人以上の死者を出しているのがわかる。
各国とも10月後半から死亡者数は増加傾向にある。季節的に冬に近づいたので増加したのかとも思われるが、南アフリカも同じようにぞか傾向にあるので、季節的要因ではないようだ。
グラフだけでは数値がわかりにくいので、各国の12月18日の値を表で示すと以下のようになる。
上のグラフにもこの表にも、ブラジル、ロシア、米国、南アフリカを入れている。
表のデータを見ると、ブラジルやロシアは百万人あたりの死亡者数が4人以下になっており、他のヨーロッパ諸国と比較すると少ない。
ひところ騒ぎが大きかったスペインも4人以下になっている。同様に騒ぎの大きかったイタリアは相変わらず死亡者数は多い。
死亡者数が大きいのは、ブルガリア、ハンガリー、オーストリア、ジョージア、イタリア、などである。
ヨーロッパ諸国でも死亡者数で大きな差があることがわかる。
ヨーロッパ諸国に比較すると、日本と韓国は格段に百万人あたりの死亡者数が少ないことがわかる。それでも11月中旬から徐々に増えてきているのは気になるところだ。
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