友人のHDDのクローンを作成して、HDDとSSDを取り替えたのは昨年のことだ。
取り替えたのは良いのだが、残念なことにSSDをHDDのインターフェースケーブルで接続するとエラーが発生して、Windows 10が立ち上がらない。ところが、そのSSDをUSBインターフェースで接続するとWindows 10が立ち上がった。
時間がなかったのでやむなくSSDをUSB外部接続用のケースに入れてそれをパソコンに接続してしばらく使ってもらうことにした。その後、空いた時間をとることができなくて、今までそのままになっていた。
今回やっと時間が取れたので、SSDをHDDのインターフェースで接続して、Windows 10が立ち上がるように修復した。
Windows 10を立ち上げようとすると、エラー発生を知らせる画面が出てくる。そのエラーコードは「0xc000000f」というものだ。
検索語「0xc000000f」で検索してみるといくつか解決方法が書かれたサイトが見つかった。それらをいくつか読んでみて、自分なりに解決手順を考えて、修復に取り掛かった。
とりあえず、Windows回復ドライブの作成を行った。そして、それを使用してスタートアップ修復を試みた。しかし、修復に失敗したというメッセージが返ってきた。もう一度確認のために同じことを行ったが、やはり修復できない。
次に、コマンドプロンプトを使用して回復を試みた。
bootrec /Rebuildbcd
と入力して、Enterキーを押すと、解決した雰囲気である。
実際、Windows 10を立ち上げてみると、すんなり立ち上がった。
これで、昨年から気になっていた修復作業を解決できた。ただ、どうしてUSBインターフェースで接続するとWindows 10が立ち上がり、HDDインターフェースで接続して立ち上げるとエラーが発生するのか理由はわかっていない。コマンドプロンプトで実行したのは、Boot BCDの修復なので、USBインターフェースのときにはBoot BCDが壊れていても立ち上がるということなのだが。
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