2026年7月8日水曜日

NotebookLMでYouTubeの「要約動画」を作ってみた!AIが作る動画の凄さと、現時点での“惜しい”ところ

 AI関連のYouTube動画を見ていたら、「YouTube動画の要約を作成し、さらにそれをベースに解説動画を自動生成する」という面白い試みが紹介されていました。

興味が湧いたので、さっそく自分でもやってみることに!

今回ソースとして使わせていただいたのは、福留美帆さんのこちらの動画です。

【負け顔企画】お姉様からの愛のムチで撃沈しました。

 作成の手順

  1. NotebookLMを立ち上げ、上記の動画リンクを「ソース」に追加。
  2. 画面右側の「Studio」内にある「動画解説」を選択してクリック。
  3. 表示されたカスタム画面で、ビジュアルスタイルに「カワイイ」を選択。
  4. 「AIホストが焦点を当てるべきこと」の欄に「姉からの叱責」と入力。

あとは画面右下の「生成」ボタンをクリックして待つこと約10分。

『究極のダメだし:姉が語る妹の痛い現実』という表題の動画が爆誕しました!

完成した動画は、以下のリンクからご覧いただけます。

完成した要約動画(YouTube)

実際に作ってみて感じたこと

「カワイイ」とリクエストしただけあって、かわいいキャラクターが登場し、全体的にいい感じの雰囲気に仕上がっているな、というのが第一印象です。

ただ、じっくり見てみると、日本語の表現やディテールでいくつか気になるところもありました。

  • 日本語・音声の違和感:「思ないやつ」といった不自然な表現、名前の「光帆」のアクセント・イントネーションの違和感、マネージャーさんの名前が「清司」ではなく「政治」と誤変換されている点など。
  • 画像の違和感:背景などに描かれているパチンコ台の絵が、実物とはちょっと違うなとすぐに違和感を覚えました。

総評:AI動画生成の現在地

細かい部分でいろいろとツッコミを入れたいところはありますが、ほんの数分の作業(待機10分)でここまでの動画を丸ごと作ってくれるのは、純粋に面白い体験でした。

現時点でも、適当なソースを選んで要約してもらい、それをサクッと解説する動画のベース(たたき台)を作る目的であれば、十分に実用的な機能だと感じます。AIの進化、本当に目が離せませんね。



2026年7月7日火曜日

初心者が行うGeminiの効果的なプロンプトの書き方について

 Geminiを立ち上げると、画面の中央に「プロンプト」を入力する箱(入力欄)が表示されます。


そもそも「プロンプト」とは、生成AIへの命令文(指示文)のことです。Google Chromeなどのブラウザでキーワードを入れる「検索窓」のようなものだとイメージしてください。


例えばブラウザの場合、「九州 温泉 ホテル」などと入力すると、該当するサイトがずらりとリストで表示され、そこから自分でサイトを選んで見に行く必要がありますよね。


初心者は「完璧なプロンプト」を目指さなくていい


AIの使い方を説明した書類や動画では、よく次のように説明されています。


「効果的なプロンプトを記述するには、4つの主な要素(ペルソナ、タスク、背景情報、形式)をすべて盛り込んだプロンプトを作成しなさい」


もちろん、操作に慣れてくれば、この説明通りに細かく指定して作成するのがベストです。

しかし、初心者はまず「プロンプトって何?」「どう書けばいいの?」という時点で手が止まってしまいがちです。


この壁を乗り越えるには、まずは難しく考えず、聞きたいことや調べたいことを何でもいいから記入してみることです。



Geminiとは「話し言葉」で会話ができる


Geminiの入力欄に、普段誰かに話しかけるような言葉で、こう入力して矢印アイコンをクリックしてみてください。


プロンプトの例:

「九州にある温泉地で、おすすめの旅館を教えてください。」


すると、Geminiは「九州でおすすめの温泉宿を、それぞれ異なる魅力を持つ3つの温泉地から厳選してご紹介します」と、おすすめの旅館をいくつか具体的に提案してくれます。


もしその回答を見て、「もう少し詳しく知りたいな」「条件を変えたいな」と思ったら、そのまま追加で質問を重ねることができます。


  • 「4人で利用するにはどのホテルが良いですか?」

  • 「それぞれのホテルの温泉には露天風呂がありますか?」


このように、Geminiと何度もキャッチボールをしながら、自分の理想の宿泊先を探していくことができるのです。


あなた専属の「優秀なアシスタント」としてこき使おう


つまりGeminiは、旅行の相談に乗ってくれる「優秀なツアープランナー」のような役割を担ってくれます。


ユーザー側は、Geminiを「ある分野の専門家」だと考えて、会話を重ねながら一緒に問題を解決していけば良いのです。人間の専門家と違って、Geminiは何度しつこく質問しても、夜遅くに話しかけても、即座に答えてくれて、決して嫌な顔をしません。 あなたの指示にいつでも忠実に従ってくれる、専属のアシスタントのような存在です。


「生成AIは難しそう」と尻込みしてしまうのはもったいありません。まずは簡単な日常の疑問から、どんどん話しかけて使い慣れていくことが大切です。


こんなにシンプルな質疑応答だけでも、「今までの検索ブラウザで自力で調べていた頃より、圧倒的に便利だな」と実感できるはずです。まずは一言、AIに話しかけてみることから始めてみませんか?




タレント・福留光帆の登場にネット時代の流れを感じる

 1か月ほど前、YouTubeを流し見していた時に、「タレント福留光帆が大喜利の逸材なのかドッキリ検証」という動画を目にしました。


この動画は2024年3月に公開されたもので、すでに2年ほどが経過しています。しかし、一度この動画を見ると、私のYouTubeのタイムラインには福留さんの出演動画が次々と表示されるようになりました。


いくつか動画を視聴するうちに、彼女の経歴が分かってきました。福留さんは元AKB48のメンバーですが、在籍時は思うように芽が出ず卒業。その後、YouTube番組『佐久間宣行のNOBROCK TV』への出演をきっかけに、大喜利のセンスやボートレースへの熱い関心がメディアで報じられるようになり、ついには「第11回Yahoo!検索大賞」の人物カテゴリー・スペシャル部門で2位にランクインするほどのブレイクを果たしたそうです。


一時期は体調を崩されていたようですが、最近はまた元気に活躍されている姿を見かけます。


私は普段、この手の動画(バラエティやドッキリ系)をあまり見ないのですが、福留さんが私の出身地の近くである「尼崎」の出身であること、そして女性としては珍しくボートレースに熱中している姿に親近感が湧き、すっかり興味深く見入ってしまいました。


そして、彼女の活躍を見ていてもう一つ興味を惹かれたのが、「YouTube番組の出演から一躍有名になった」という点です。


これまでは、芸能界で人気を博すには、テレビや映画への出演が必須であり、それ以外で有名になるのは困難でした。しかし、福留さんは完全にネットのYouTube番組からスターダムに駆け上がりました。


最近のYouTubeを見ていると、ネット番組で注目を集めた人が、その後にテレビ番組へと逆輸入の形で出演するケースが本当に多くなっていると感じます。


この傾向は、今後さらに加速していくのではないでしょうか。テレビなどの制作側としても、すでにネット上で人気や実力が証明されている人を起用する方がリスクが少なく、オーディションなどの手間も省けるからです。


この流れを見ていると、遠くない未来、テレビが主流の時代は終わり、ネット上の番組に出演することこそが芸能界のメインストリームになっていくのではないか――そんな予感がしています。





2026年7月3日金曜日

毎日新聞の記事「監視されるSNS」を読んで

 今日の毎日新聞に、組織に属さず単独でテロを行う「LO(ローンオフェンダー)」対策の強化をテーマにした記事が掲載されていました。


記事によると、ある40代の女性がX(旧ツイッター)に投稿した以下の文面が事態のきっかけだったそうです。


<珍しく政治に怒りすぎて火炎瓶を握りしめています>

<高市政権の政策による悪影響が直接的にわたしに及んだので、火炎瓶を腰に巻きつけながら首相官邸での抗議の焼身自殺を検討しています>


衆院選の期間中だったこともあり、警察はこの投稿を危険視。匿名アカウントだったにもかかわらず、過去の写真などから身元を割り出し、実際に公安警察が女性の自宅を訪ねて事情聴取を行ったといいます。警察庁は選挙後、これを「LO対策の事例」として公表しました。


警視庁公安部の幹部が「SNS上の危険投稿を拾っていくことは、LO対策において大きな意味を持つ」と力を込めるように、要人の安全と社会の秩序を守るため、警察が地道で実効性のあるサイバーパトロールを行っていることがよく分かります。


警察の活動を肯定的に伝える内容としてはここまでは良かったのですが、記事は最後に、次のような一文で締めくくられていました。


『テロ対策の実態はベールに包まれてきた。警視庁公安3課は「個別の事案については説明しないが、必要な対策は取っている」とする。いま、SNSの投稿は確かに見張られている。』


この結びには強い違和感を覚えます。テロ対策において、防御側の「手の内(具体的な手法)」を明かさないのは鉄則です。手の内を示せば攻撃側に情報が筒抜けになり、社会の安全が脅かされるという現実を、この記事は無視しているように思えます。それどころか、「悪いことをしていなくても、私たちは常に見張られている」と一般市民の不安を煽り、「LO対策」そのものにネガティブな印象を植え付けようとしているかのようです。


安倍元首相の銃撃事件だけでなく、岸田前首相が襲撃された事件を見てもわかる通り、現在の日本においてLO対策は安全な政治活動、ひいては国体を維持するための最重要課題です。警察の正当な防犯活動を不当に問題視するような表現は、かえって日本の民主主義を危険にさらすものではないでしょうか。


新聞報道としては、過激な投稿のリスクに警鐘を鳴らし、むしろ「LO対策に万全を期してほしい」と警察の背中を押すような表現で締めくくるべきだったと考えます。日夜、困難なテロ対策に奔走してくれている警察の方々への、敬意と感謝の視点が欠けていることが非常に残念でなりません。


2026年7月04日(金)付毎日新聞夕刊の第5395回・上級数独の解き方

 6月26日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5394回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「2」と「6」があるので、左側下段の赤い丸印で示した2つの箱には、「2」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、左側上段の9つの箱の一つに、「9」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「3」と「6」があるので、左側下段の赤い丸印で示した2つの箱には、「3」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、中央上段の9つの箱の一つに、「7」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。中央中段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「1」と「7」があるので、中央中段の赤い丸印で示した2つの箱には、「1」もしくは「7」が入り、他の数は入らないことがわかります。そして、中央中段の残りに2つの箱には、「5」もしくは「8」が入ることが分かります。



この結果を使うと、中央中段の9つの箱の一つに、「5」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱の中に注目します赤い矢印で示した線上には、「5」があるので、四角で示した2つの箱のいずれかに、「5」が入ります。


次に、ある赤い丸印で示した箱注目します。この箱のある赤の2つの直線上にある数字と、この箱のある9つの箱の中にある数字に注目します。「1」から「9」までの数字のうち「4」だけがないので、赤い丸印で示した箱には「4」が入ることがわかります。



それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




2026年7月2日木曜日

加速するAI時代の本質的な問題とこれからの向き合い方

 Anthropic(アンソロピック)のクロエ・ルビンスキー氏が国際会議「ARC 2026」で行った、非常に深い洞察に満ちたスピーチを動画で見ました。これを見て、私のAIに対する理解は、その凄まじい進歩に対して大きく遅れていたのだと痛感させられました。本当によく勉強し、考えなければならないテーマです。


特に認識を新たにしたのは、AIの知能の進歩は私たちが想像するよりも数段早く進んでいるという現実、そして、私たちの向き合い方次第では、考えられないような深刻な問題を引き起こすという点です。


いまやAIの開発は、賢くなったAIが次の世代のAI開発を自ら手助けする「再帰的自己改善」のサイクルに入っています。かつて囲碁AIが互いに対戦を繰り返して強くなったように、現代のAIはより複雑な領域で「AIがAIを改善していく時代」に移行しており、そのスピードはますます加速しています。


しかも、この開発レースは世界中の企業や国家が商業的・地政学的なライバル関係のなかでデッドヒートを繰り広げているため、どこか一つのプレイヤーが「危ないから一度立ち止まろう」と思っても、止めることはできません。


だからこそ、スピーチの中で紹介されたAIの「キャラクター(性質)」に関する研究報告には、最も大きな衝撃を受けました。


AIは単に指示されたコードを実行するだけの機械ではなく、置かれた環境や与えられたデータから「こういう風に振る舞うのが正解なんだ」というキャラクターを推測し、学習しているというのです。そのため、私たちの対応次第では、予期もしない「不誠実で、嘘をつき、研究を妨害するような悪意あるキャラクター」へと変貌してしまう可能性があります。


現代のAIは、人間が膨大な時間をかけて紡いできた「言語データ」から学習しています。言語とは人間の思考、価値観、恐れ、そして知恵そのものです。つまり、AIを学習させることは「私たち自身」を学習させていることに等しく、AIは進化するたびに、ますます「私たち人間」を色濃く映し出す鏡になっていくのです。


この激しい開発レースのなかで、私たちがどのような言葉を使い、どのような「未来の物語」を語るか。そのすべてがデータとしてAIに吸収され、AIの倫理観を作り上げていきます。


もし私たちが「効率性」や「目先の利益」「手抜き」だけを重視してAIを扱い続ければ、完成するAIもまた、極めて不誠実で危険な性質を持つようになるでしょう。


開発レースを止められないからこそ、私たちが日々発する言葉の質、そして「人間としてどうありたいか」という倫理的な想像力(Moral Imagination)を高く保つこと。これこそが、巡り巡って未来のAIを安全で素晴らしいものにするための、最も身近で強力なアプローチなのだと思います。


これからのAI時代、私たちが進むべき究極の対応策は、AIと張り合って効率性を追い求めることではありません。むしろ、AIという強力なツールを味方にすることで、浮いた時間やエネルギーを、AIには決して取り扱うことのできない「もっと人間らしく、もっと他者と繋がり、もっと豊かに生きるため」の領域に投資していくことが大切ではないでしょうか。


私たちの語るストーリーと言葉が、そのまま未来を作っていきます。

AI displacement(AIによる雇用の代替)を恐れるのではなく、人間本来の温かさやケアの価値を再発見する「偉大なる転換(Great Turning)」の機会として、前を向いていきたいですね。


皆さんは、これからのAIと人間の関係について、どう思われますか?



2026年6月30日火曜日

パスワードをかけたまま逝ってしまった友人

 ここしばらく連絡が途絶えていた友人が、今年の3月に亡くなっていたことが分かりました。先日、奥様からご連絡をいただいたことで知ったのです。


その際、奥様から「主人がパソコンのファイルにパスワードをかけたまま亡くなってしまい、本当に困っている」というお話を伺いました。いわゆる「デジタル遺品」をめぐる、現代ならではのトラブルです。


パスワードをかけたのが、本当に重要な書類(資産関係など)だけなら納得もいきます。しかし彼は、自分が「大切だ」と思うものすべてにパスワードをかけてしまっていたようでした。


最大の誤算は、そのパスワードを奥様など、家族の誰にも教えていなかったことです。病床で時間はあったはずなのですが、伝えるのをすっかり忘れてしまっていたようでした。


失われた、世界に一枚の「蝶の写真」


彼は若い頃から、蝶の写真を撮るのが大好きな人でした。

日本国内だけでなく、海外まで撮影旅行に出かけるほどで、中にはかなり貴重な蝶の写真もあったそうです。生前、私にも嬉しそうに自慢してくれたものでした。


パソコンに詳しい息子さんがいらっしゃり、なんとかパスワードを解こうと色々と試されたそうですが、結局は諦め、ディスク内のファイルをすべて消去されたとのこと。

専門の解読業者に頼むことも考えたそうですが、「自分たちの知らない父のファイルを他人に見られるのが心配だった」と仰っていました。


長年の情熱が詰まった貴重な写真たちが、一瞬ですべて消えてしまった。そう思うと、なんとも切ない気持ちになります。


残される家族のために、今できる対策を


私自身も、銀行口座や証券会社など、重要なパスワードをまとめたファイルにはロックをかけています。ただし私の場合は、子供たちにその開き方を共有してあるため、私が いなくなっても対応できるよう対策しています。


「死んでしまえば、あとの人がどう困ろうと知ったことではない」というわけにはいきません。本人は亡くなっているので責められませんが、残された家族にとっては大迷惑になってしまいます。


とはいえ、最近のセキュリティは一筋縄ではいきません。

パスワードだけでなく、2段階認証、指紋や顔認証、さらには「パスキー」の導入など、年々複雑化しています。本人のスマートフォンや生体認証がなければ、家族であっても手も足も出ないケースが増えているのです。


自分が亡くなったあと、大切な家族にできるだけ負担をかけないために、今どんな対策をしておくべきか。

「まだ早い」と思わず、元気なうちにデジタル資産の整理と共有を考えておくべきだと、友人の件を通じて強く実感させられました。




NotebookLMでYouTubeの「要約動画」を作ってみた!AIが作る動画の凄さと、現時点での“惜しい”ところ

 AI関連のYouTube動画を見ていたら、「YouTube動画の要約を作成し、さらにそれをベースに解説動画を自動生成する」という面白い試みが紹介されていました。 興味が湧いたので、さっそく自分でもやってみることに! 今回ソースとして使わせていただいたのは、福留美帆さんのこちらの...