2026年7月29日水曜日

Gemini NotebookでYouTube動画から「解説動画」を自動作成してみた

 Gemini Notebookの「動画解説」機能を使って、YouTube動画をもとにした解説動画を作成してみました。

今回、素材として使用したのは、イラン衝突関連の以下の2つのYouTube動画です。

作成の手順

  1. Gemini Notebookを開き、ソース追加画面で**上記2つのYouTube動画のURLを入力(追加)**します。

  2. プロンプト欄に以下の指示を入力しました。
    「現在の状況について整理してください。なぜイランとの衝突が激化したか?」

  3. 画面右側に表示されている**「Studio」**をクリックします。

  4. 表示されたメニューから**「動画解説」**を選択します。

  5. 「動画解説をカスタマイズ」画面で、以下のように設定しました。

    • 形式: 説明動画

    • 言語: 日本語

    • ビジュアルスタイルの選択: 自動選択

生成結果

設定を終えて待つこと約5分、無事に解説動画が生成されました! 作成された動画は以下からご覧いただけます。

📹 完成した動画はこちら

https://youtu.be/DAUA2Ew8kEg

感想・まとめ

日本語の漢字の読みなどに一部間違っているところもありますが、全体としてはまずまずの内容になっているのではないかと思います。

今回のようにテーマに対して複数の動画を集めたり、あるいは**「異なる立場や意見の動画を集めてまとめてもらうとどうなるのか」**を試してみるのも面白そうですね。


GoogleドキュメントでGeminiを使ってビジュアルを作成・編集する

 本日、Googleから次のようなメールが届きました(メールは英文でしたが、翻訳機能で日本語にしています)。

『GoogleドキュメントのGeminiを使えば、テキストのすぐ横に画像、図、インフォグラフィックを直接作成・編集できるようになりました。これらの画像はドキュメントのコンテキストを活用するため、ドキュメントから離れたり外部ツールに頼ったりすることなく、文章に付随する関連性の高いビジュアルを生成できます。さらに、簡単な自然言語のプロンプトを使って、既存のビジュアルやグラフィックを洗練させることも可能です。

この新機能により、以下のことが可能になります。

  • インフォグラフィックや図の作成: ドキュメントを要約した、見やすいインフォグラフィックや図を作成します。「ドキュメントの冒頭に提案の概要を示す図を追加してください」や「ドキュメントを視覚的に要約した、見やすいインフォグラフィックを作成してください」とGeminiに依頼します。

  • 既存ビジュアルの改良: 「アスペクト比を16:9に変更する」「ドキュメント全体のデザインに合わせて、より美しいスタイルにする」といったように、自然言語で指示して調整します。

  • 複数のビジュアルの一括作成・編集: 各主要セクションにインフォグラフィックを追加したり、複数のビジュアルのスタイルを一度に更新したりできます。

これらの機能は、Googleドキュメントの下部バーまたはGeminiサイドパネルからアクセスできます。』

早速、本日のブログの原稿を使って試してみました。

説明文にあるとおり、右側のGeminiサイドパネルにある星のアイコン、もしくはGoogleドキュメントの下部に示されている星のアイコンをクリックします。今回はサイドパネルのアイコンをクリックして作成を依頼しました。

アイコンをクリックすると、画面右側に作業用のスペースが表示され、その下部にプロンプトを入力する欄があります。

この入力欄に、案内文にあった「Create a rich infographic visually summarizing my doc.」という英文をそのまま入力してみました。

すると即座に、ドキュメント内に説明図が生成されました。それが以下の画像です。

今までであれば、作成したドキュメントを理解してもらうために、ファイルをコピーしてプロンプト欄に貼り付けたり、リンクを共有して解説図を作ってもらったりしていました。しかし、これからはこの新機能がメインになっていくと思います。

Googleは、自社が提供するアプリの随所にGeminiのアイコンを配置し、ユーザーがAI機能を即座に呼び出せる環境を整えています。

他のAIサービスとの差別化を図るうえで、こうした「自社サービスとのシームレスな統合」は大きな強みです。Googleはこの機能の強化を今後も進めていくことでしょう。こうしたアプローチは、検索やドキュメントなど多岐にわたるサービスを自社で展開しているGoogleならではの強みであり、大きなアドバンテージになっていると感じます。


2026年7月28日火曜日

AIで作成した動画や画像の著作権について

 Google Flowを使って、最近動画づくりを楽しんでいます。

そこでふと気になったのが、「著作権の問題」*です。


先日、隠岐の島を訪れた際、水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」の石像を見つけて撮影してきました。



この石像の写真を使って動画を作成してみたのですが、思い通りにはいきませんでした。なぜなら、生成されたねずみ男が、原作のイメージとは全く違っていたからです。



そこでやむなく、ネットからねずみ男の元の画像を探し出してアップロードし、再度動画を作成してもらいました。



ここで思ったのが、「これは著作権侵害になるのではないか?」ということです。元になる画像をそのまま使ってAIに学習・参照させているわけですから、これは明らかに著作権侵害にあたるでしょう。


では、「石像の写真だけ」を使って動画を作成した場合はどうでしょうか?

私の経験では、Flowは原画そのものと言っても良いほど再現性の高い鬼太郎の姿を作成していました。


この場合はどうなんでしょうか?難しい判断ですが、原画に似すぎているため、やはり問題になるのではないかと思います。

ただし、石像の姿のまま動画にするのであれば問題ないのかもしれません。もっとも、「水木しげるさんの世界観やアイデアを借りている」という意味では、本質的には変わらないのかもしれませんが……。


そもそも論ですが、最近のGoogle FlowのStoryboard Studioなどでは、簡単なプロンプト(説明)を入力するだけで、長編の動画が簡単に作れるようになっています。この際、「Autofill」機能を使えばキャラクターなども自動で作成してくれます。


よく見ると、こうした自動生成されたキャラクターも、どこかの既存の作品や画像に似ているといえば似ています。Googleほどの企業であれば、この著作権問題についても十分に対策を講じているはずですが、実際のところはどうなのでしょうか?


AIの進化により、今や世界中で多くの人が、さまざまな機会にAIへキャラクターや背景の作成を依頼しています。その総量は、もしかしたらこれまでに人類が作成した画像の総数を、たった1日で超えてしまうほどの規模かもしれません。


そんな状況になれば、似たような画像が世の中にあふれかえる可能性があります。こうした時代において、著作権はどのように守られていくのか――本当に興味深いテーマだと感じています。



「副首都法案に賛成したチームみらいの不可解さ」に思うこと

 今日たまたま、「副首都法案に賛成したチームみらいの不可解さ」と題した西田亮介先生のYouTube動画を見た。

副首都法案は参議院で123対121という僅差で可決された。チーム未来(※注:党名は記事内で「みらい」と「未来」が混在しているため統一)は参議院ではわずか2名の政党だが、この法案に賛成票を投じた。この数字だけを見れば、まるでチーム未来がその賛否を左右したかのように映る。

動画の中で西田先生は、チーム未来がデジタル政策に関する修正合意を交わした上で賛成に回った動きを、「野党の中での抜け駆け」「事実上の与党化」と表現されている。また、マニフェストに明確に記載されていない重要法案に対して党議拘束をかけず、柔軟に対応する姿勢について、「ご都合主義的ではないか」と厳しい視線を向けられている。

日本の議会内閣制は、政党や会派単位での集団行動(党議拘束)を大前提としており、数合わせや不確定要素を排除する仕組みになっている。そうした中で、新しさを掲げる少数会派が状況に応じて賛否を判断する手法は、国会の安定性や予測可能性を損なう恐れがあると論じられているわけだ。

しかし、そもそもこの法案の構造を振り返ると見えてくるものがある。参議院ではわずかな票差での可決となったが、衆議院では与党が大多数を占めており、仮に参議院で否決されても衆議院で再可決できる法案である。つまり、チーム未来の動きがどうであろうと、この法案自体は成立する性質のものであった。

西田先生もこの点はわかっていらっしゃるはずなのだが、むしろ「チーム未来は反対票を投じる」と見ておられたフシがあり、結果として賛成したことに不信感を持たれているようだ。

しかし、日経新聞の記事では、衆議院の議決前(7月14日)に次のように報じている。

「自民党、日本維新の会、チームみらいは14日、与党が国会に提出した副首都法案の修正で合意した。みらいが主張していた情報通信技術の活用規定を追加する。」

つまり、チーム未来は参議院での投票云々よりもずっと前に、この副首都法案に賛成する方針を固めていたのだ。

そう考えると、西田先生がここで「抜け駆けだ」と怒るのは少しピントがずれているようにも思える。それであれば、その前に行われた3党合意のプロセス自体を問題視すべきなのではないだろうか。

背景にあるのは、西田先生の中に根付く「旧来の議院内閣制への信頼」なのだと思う。同じ政治意見を持った者同士が政党を組み、組織として結束して守るべきだという考え方だ。

その前提に立てば、チーム未来のような動きは「とんでもない政党」に映るのだろう。

西田先生に限らず、チーム未来を批判する人たちは、いわゆる従来の「政治信条をベースに形成された政党」の枠組みで政治を見ている。そのため、「テクノロジーを活用して課題を解決する」という発想を軸に作られた新しい政党のあり方が、どうしても理解できないのではないか。

しかし、最近の地方政治の動きを見ていると、政党の看板を前面に出して選挙を戦う形は明らかに減ってきている。たとえ自民党に所属していても、党の名前を出さず、実質無所属のスタンスで出馬するのが一般的になりつつある。

これは、旧来の党議党略に縛られるよりも、個人の政策や実績をベースに戦った方が有権者の支持を得やすいという合理的な判断に基づいているはずだ。

チーム未来の党是も、「個々の政策の是非を個別具体的に考え、そこにデジタル化の視点を組み込むことで社会に貢献する」という意思にこそ込められているのだと思う。

ただ、国旗損壊罪や皇位継承などのイデオロギー色の強い問題において、チーム未来が明確な意見を出せなかったことは事実だ。「若い政党だから無理なのだ」という擁護の意見もあるかもしれないが、こうした重要課題においても、議案の投票が行われるまでには「デジタルの考え方」をどう絡めつつ自分たちの見解としてまとめるのか、そのプロセスを構築していくべきではないだろうか。


2026年7月26日日曜日

2026年7月26日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 2026年7月26日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められません。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。中央上段の9つの箱に注目します。この図で赤の直線で示した部分には「2」と「7」がその直線上にあります。従って、赤の丸で示した2つの箱のいずれかに、「2」もしくは「7」が入り、他の数は入らないことがわかります。



これを使うと、中央下段の9つの箱の一つに「1」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみてください。


【Gemini】Androidスマホの写真1枚から動画を作成する方法!プロンプトで動かす手順を解説

 先日、YouTube動画の音声に手持ちの写真を貼り付けて動画にする方法をご紹介しました。

今回はさらに一歩進めて、手持ちの写真とプロンプト(指示文)を使って、スマホだけで動画を作成する方法を試してみたので解説します!

今回使用したのは、スマホ版のAIアシスタント「Gemini」です。写真をアップロードして「どんな動きにしたいか」を文章で入れるだけで、簡単に動画が作れます。

作成手順

  1. Geminiアプリを起動
    まず、スマホのGeminiアイコン(下図の赤枠)をタップします。


  2. メニューを開く
    Geminiの初期画面が表示されたら、画面下部にある「+」マーク(赤矢印)をタップします。


  3. 「動画」を選択
    表示されたメニューの中から「動画」をタップします。



  4. 写真を追加する
    動画の元になる写真を選ぶため、画面内の「+」アイコン(赤矢印)をタップします。



  5. 「写真」を選択
    メニューから「写真」(赤矢印)をタップします。



  6. 使いたい写真を選択
    スマホ内の写真一覧が表示されたら、動画にしたい写真を選びます。今回は「天狗のお面」の写真を選びました。



  7. 選択を確定
    写真にチェックマークがついたことを確認し、右上の「完了」をタップします。



  8. 動画の指示文(プロンプト)を入力して送信
    「どんな動画にしたいか」の説明文を入力し、送信ボタン(「↑」アイコン)をタップします。



  9. 動画の完成!
    送信すると動画の生成が始まります。しばらく待つと、完成した動画が表示されます。

完成した動画はこちら!

上記の手順で作成した動画がこちらです。ぜひご覧ください!

🎬 天狗のお面が動き出す動画

https://youtu.be/8LDIxLNfO7M

もうひとつ、サギが飛び立ちながら軽飛行機に変化していく面白い動画も作ってみました!

🎬 サギが軽飛行機に変化する動画

https://youtu.be/sdrdbm3HLDg

まとめ

写真を1枚用意して指示文を入れるだけで、驚くほど簡単に動画が作成できました。

アイデア次第で色々な面白い動画が作れるので、皆さんもぜひスマホで試してみてください!


2026年7月25日土曜日

Google FlowでStoryboard Studioを使ってみた

 Google Flowには「Storyboard Studio」というツールが用意されており、動画を容易に作ることができるとYouTubeの動画などで紹介されています。

その解説動画に従って動画を作ろうとしたのですが、なかなかうまく作ることができませんでした。解説に色々な要素が詰め込まれすぎていて、全体像を理解するのに時間がかかってしまうためです。

そこで、まずは自分なりにStoryboard Studioを使ってみることにしました。

今回使用したプロンプトは以下の通りです。

【使用したプロンプト】

『太郎と花子の夫婦の会話。アレ とっさに言葉が出ず、夫(太郎)が「冷蔵庫にあるアレ取って」と妻(花子)に言うと、「アレじゃ分からない」と当然と思える返答を妻(花子)がする。しばらくして、今度は妻(花子)が「アレ出してきて」って言うので、「アレじゃ分からない」と言い返すと、「出すって言ったら回覧板でしょ!」と妻(花子)が返す』

英語でないと上手く動かないのではないかとも思いましたが、まずは日本語で試してみることにしました。

【作成の手順】

  1. Storyboard Studioを開く
    Google Flowのサイトに行き、画面左側に表示されている「ツール」をクリックします。表示された画面の下部を探すと「Storyboard Studio」が見つかるので、クリックして開きます。

  2. プロンプトの入力とスクリプト作成
    画面下のプロンプト入力欄に、上記のプロンプトを入力します。画面上の「Script」をクリックすると、プロンプトに沿って生成されたスクリプトが表示されます。このスクリプトは後の作業で参照するため、Wordなどに保存しておくと便利です。

  3. アセット(素材)の自動生成
    次に画面上の「Assets」をクリックします。登場人物や場面、小道具などが一覧表示される画面が出てきます。ここでは自動生成のボタン(「Autofill Character」など)をクリックし、動画で使用するすべての素材を自動作成させます。

  4. 絵コンテ(Storyboard)の作成
    画面上の「Storyboard」をクリックします。右側に表示されている「Autofill Scene」をクリックして、シーンを自動的に作成します。長いストーリーの場合は、画面を下にスクロールしながら順次「Autofill Scene」をクリックしていきます。

  5. 動画(アニメーション)の生成
    画面左側の「All Media」をクリックすると、作成されたすべてのメディアが表示されます。
    ストーリーの最初の画像を選び、右上の3つの点アイコンをクリックします。メニューから「アニメーション」または「プロンプトを追加」を選択し、先ほどWordに保存しておいたスクリプトから該当する場面の文章をコピーしてプロンプト欄に入力し、矢印ボタンをクリックします。これで画像をベースにした動画が生成されます。
    この操作をストーリーの順に各画像で行い、それぞれの場面に合った動画を作成していきます。

  6. 動画のダウンロードと編集
    作成された動画をクリックし、メニューから「ダウンロード」を選んでPCに保存します。ダウンロードした動画ファイルを動画編集ソフトに取り込んで1つにつなげば、動画の完成です。

【まとめと実際に作成した動画】

この一連の手順をしっかり覚えることが、Google FlowでStoryboard Studioを使いこなす第一歩になると感じました。イメージと違うキャラクター画像や動画の修正方法は、まずこの基本手順に慣れてから覚えていけば問題ありません。

なお、上記のプロンプトを使って作成した動画は以下からご覧いただけます。

https://youtu.be/59cUiXvijks

実際の動画を見ていただくと分かる通り、日本語で話してほしい部分が英語になっていたり、人物の動作が思い通りになっていなかったりする点があります。ですが、まずは一度この流れで最後まで形にしてみることで動画作成の全体手順が把握できます。改善や調整のアプローチは、その後に少しずつ覚えていけば十分です。


Gemini NotebookでYouTube動画から「解説動画」を自動作成してみた

  Gemini Notebookの「動画解説」機能を使って、YouTube動画をもとにした解説動画を作成してみました。 今回、素材として使用したのは、イラン衝突関連の以下の2つのYouTube動画です。 動画1: https://www.youtube.com/watch?v=...