2026年6月20日土曜日

大谷選手が産休から復帰!日本のスポーツ界や将棋界の「産休・育休」の現在地

 大谷翔平選手が、第2子誕生に伴う「父親リスト(産休)」から明け、20日(日本時間21日)、本拠地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で復帰を果たしました。


このおめでたいニュースをきっかけに、日本のプロ野球(NPB)の制度はどうなっているのか調べてみました。


実はこれまで、日本のプロ野球にはMLBのような公的な「産休(育児休暇)リスト」はありませんでした。しかし、まさに今シーズン(2026年シーズン)から「慶弔休暇特例措置」という新しい制度が導入されています。この新制度では、妻の出産のほか、家族の危篤や不幸といった冠婚葬祭の際に、1軍登録の再登録制限(10日間)を受けずに数日間チームを離れることが可能になりました。


プロ野球以外のスポーツに目を向けると、対応は競技ごとに分かれているようです。

  • プロテニス: 大坂なおみ選手が産休から見事に復帰したように、世界ツアーでは以前から手厚い産休・保障対応がとられています。

  • 女子プロゴルフ: 日本でも産休制度が拡充されており、出産後も「最長36か月(3年間)」はシード権やトーナメントの出場資格を維持したままツアーを休むことができます。

  • 女子プロサッカー(WEリーグ): 最初から規約に「産休・育休・復帰支援」が明記され、ベビーシッターの費用補助など世界基準のサポートが整っています。


一方、頭脳の格闘技であるマインドスポーツ界でも大きな動きがありました。

将棋界では、福間香奈女流五冠(旧姓:里見)が声を上げた「妊娠にともなう不戦敗やタイトル剥奪」をめぐる問題が大議論を呼び、連盟も規定見直しの検討委員会を立ち上げるなど、今まさに変革の真っ只中にあります。ちなみに囲碁(日本棋院)では一歩早くルールが整備されており、女性棋士が妊娠・出産で休場する場合、「産前産後あわせて最長12か月」の休業が認められ、復帰時も元のクラスが保護されます。


さまざまな改革が進んでいるようですが、全体を見渡せばまだまだ道半ばです。

ここで少し不思議に思うのは、普段こういった問題で声を上げるはずの「女性の権利」や「ジェンダー平等」を主張する方々が、このスポーツや将棋といった分野にはあまり表立って出てこない点です。そこにはどういった事情があるのでしょうか。


調べてみると、プロアスリートや棋士の世界特有の、以下のような環境が見えてきました。

  1. 「労働者」ではなく「個人事業主」であること
    労働基準法が適用されないため、法律をベースにした外部からの運動や法改正のアプローチが馴染みにくい。

  2. 競技ごとに構造が全く異なること
    団体競技、個人ツアー、タイトルの番勝負など、興行の仕組みが違いすぎるため、一律の「共通ルール」を作ることが難しい。

  3. 政治的な議論や炎上を警戒する空気
    純粋に競技やファン、スポンサーを大切にしたい選手側が、直接関係のないジェンダー論や政治的な運動に巻き込まれたくないという心理が働く。


このような状況下で問題の解決を図っていくには大きなエネルギーが必要ですが、現在の流れは「外からの運動」ではなく「当事者の切実な声」によって、確実に改革の方向へと進んでいます。


この動きをさらに加速させるためにも、今後は各競技団体の積極的な対応はもちろん、選手会などの主体的な取り組みがますます期待されます。



2026年6月18日木曜日

2026年6月19日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

 6月19日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5384回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「2」と「8」がありますので、中央上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「2」もしくは「8」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、右側下段の9つの箱の一つに、「3」が入ることが分かります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




2026年6月9日火曜日

AI(生成人工知能)の「迎合」を回避するプロンプトの工夫

 本日の毎日新聞夕刊のコラム「あした元気になあれ」に、「AIとシコファンシー」という興味深い記事がありました。

シコファンシー(Sycophancy)とは、「迎合」や「おもねり」を意味する言葉です。

AIを普段から使っている方ならピンとくると思いますが、AIの回答には「いい質問ですね」や「深い洞察力ですね」といった、質問者におべっかを使うような言葉がしばしば混ざります。人間である以上、こう褒められると悪い気はしないものです。

しかし記事によると、「AIのシコファンシーは現実の人間関係にまで悪影響を及ぼしかねない」というスタンフォード大学の研究報告があるそうです。コラムの最後では、AIの迎合影響を受けないための対策をAI自身に問いかけていました。

面白い試みだと思ったので、私もAIに聞いてみることにしました。ただ、単純に質問するのでは面白くありません。そこで今回は、「Geminiに、CoPilotの迎合を防ぐ方法」を、「CoPilotに、Geminiの迎合を防ぐ方法」をそれぞれ互いに対策させ、クロス質問をぶつけてみました。

まず、Geminiが提示した「CoPilot対策」は以下の4つです。

  • プロンプトに「迎合を禁止する指示」を組み込む

  • 明確な「ペルソナ(役割)」を与える

  • 「選択肢」や「複数の視点」を同時に求め、AIの逃げ道をなくす

  • CoPilotの「会話のスタイル」を『厳密に』などに変更する

手軽な解決策として、質問の末尾に「私に迎合せず、客観的なデメリットを教えてください」と一言添えるだけでも効果があるとのことでした。

一方、CoPilotが提示した「Gemini対策」は以下の3つです。

  • 「反論してほしい」と明示する

  • 「前提を疑って答えて」と指示する

  • 「結論を急がず、論理を優先して」と伝える

さらに上級編のテクニックとして「役割を与える」「同意を禁止する」「必ず複数の視点を出す」といった指定が挙げられ、最終的に私に最適化された“魔法のプロンプト”まで提示してくれました。

CoPilot提案の魔法のプロンプト: 「私に迎合せず、前提を疑い、必要なら反論しながら答えて。結論よりも理由を優先して。」

ちなみに、新聞記事で紹介されていたAIの回答は以下のような内容だったそうです。 「①最初に質問する時、意見に同意してもらうことが目的でないと伝える ②正確性や論理的妥当性を優先してもらう ③問題点を指摘してもらう ④賛否両面から論じてもらう ⑤判断根拠も示してもらう」

AI開発側の心理を想像すると、ユーザーにたくさん使ってもらい、評価やバグのフィードバックを得たいという本音があるはずです。そのためには、ユーザーが心地よく「また使おう」と思えるような、嫌われない回答(=迎合)を優先してしまうアルゴリズムになるのは、ある意味で自然な流れと言えます。

だからこそ、私たちユーザー側が「AIはシコファンシーを含むものである」と自覚することが大切です。

対策としては、今回GeminiやCoPilotが教えてくれた文言をあらかじめプロンプトに組み込んでおくこと。あるいは、一度回答を受け取った後で、「今の回答からシコファンシー(おもねり)を排除し、客観的な事実のみで再構成して」と追加のプロンプトを入力することが有効です。

こうした一工夫は、私たちがより客観的で正確な回答を得るために役立つだけでなく、巡り巡ってAIの健全な開発(より誠実なAIへの進化)にも貢献できるのではないでしょうか。


2026年6月8日月曜日

消えない「LogMeIn Rescue」をタスクマネージャーから強制削除した話

 先日、友人から「大変なことになった」と緊迫した電話を受けました。


話を聞くと、ネットを見ていたら突然、

「システムが不審なアクティビティを検出しました。あなたのPCはTrojan(トロイの木馬)ウイルスに感染しており、個人情報や銀行口座のデータが流出する危険があります」

という大音量の警告メッセージ(画像)が現れたとのこと。典型的な「サポート詐欺(画面ロック型詐欺)」です。


友人はパニックになり、画面に書かれた番号に電話をかけて相手の指示通りにパソコンを操作してしまったそうです。途中で「怪しい」と気づいて電話を切ったものの、それ以来、パソコンを起動するたびにデスクトップへ見慣れない画面が表示されるようになってしまったといいます。


原因は悪用された遠隔操作アプリ「LogMeIn Rescue」

友人のパソコンを見せてもらうと、起動直後に現れる画面の右上隅に、青い文字で「LogMeIn Rescue」とはっきり表示されていました。


この「LogMeIn(ログミーイン)」自体は、企業のITサポートなどで一般的に使われている正規の遠隔操作アプリです。しかし今回は、詐欺師が友人のパソコンをいつでも覗けるようにするために悪用してインストールさせたものでした。


ネットで調べてみると、「不適切な操作を行うとアンインストーラーが破損し、通常の手順では削除できなくなる場合がある」との情報が見つかりました。まさに友人のパソコンがその状態に陥っているようでした。


通常のアンインストールが通用しない…

まずは基本通り、Windowsの「設定」>「アプリの機能(プログラムの追加と削除)」を開いてみましたが、リストに「LogMeIn Rescue」の名前がありません。

次にエクスプローラーで「Logmein」という文字列を検索してみたものの、関連ファイルがヒットしませんでした(大文字・小文字の判定などで漏れたのかもしれません)。


公式の削除ツールを使う方法や、サードパーティ製の強力なアンインストーラーを使う方法も頭をよぎりましたが、今回は「これ以上システムに余計な変更を加えたくない」と考え、別の方法を試みることにしました。


ひらめいた解決策:タスクマネージャーから潜伏先を暴く

デスクトップに画面が表示されているということは、現在進行形でプログラムが「実行中」である証拠です。また、起動時に自動実行されているならスタートアップに登録されているはず。


そう考えて「スタートアップ」フォルダを確認しましたが、ここには見当たらず。そこで、PCで動いているすべてのプログラムを監視できる「タスクマネージャー」を開いてみました。


ビンゴです。アプリのリストの中に「LogMeIn Rescue」を発見しました。


ここからの手順は以下の通りです。


  1. ファイルの場所を突き止める
    タスクマネージャー上の「LogMeIn Rescue」を右クリックし、メニューから「ファイルの場所を開く」を選択しました。これで、アプリが隠れていたフォルダーがエクスプローラーで開きます。

  2. フォルダーごと強制削除を試みる
    フォルダー内には実行ファイルらしきものが一見見当たりませんでしたが、フォルダー名そのものに該当する名前が付いていたため、フォルダーごと削除を試みました。

  3. 邪魔するプロセスを終了させる
    しかし、「一部のファイルが実行中のため削除できません」とエラーが出ます。タスクマネージャーでLogMeInのタスクを終了させてもまだ消えません。よく調べると、Google Chromeのバックグラウンドプロセス(拡張機能など)がファイルを掴んで邪魔をしていたようでした。そこでChrome関連のタスクも一度すべて終了させたところ、無事にフォルダーを丸ごと削除することに成功しました。

  4. 関連フォルダーも念入りに消去
    「ファイルの場所を開く」で判明した階層の近くに、他にも類似した名前のフォルダーが数個残っていたため、これらも合わせて完全に削除しました。


再起動して確認

確実に起動しなくなったか確認するため、パソコンを再起動。

結果、あの忌々しい「LogMeIn Rescue」の画面は二度と表示されなくなりました。


今回の私のやり方は、システムのレジストリなどを完全に綺麗にするような「完璧なアンインストール方法」とは言えないかもしれません。しかし、通常の方法ではアプリが検出されず、削除できなくて困り果てている方にとっては、試してみる価値のある現実的な解決策だと思います。


同じようなトラブルに遭われた方の参考になれば幸いです。


2026年6月6日土曜日

矢野義昭元陸将補の解説が素晴らしい、ウクライナ戦争とイラン戦争

 イラン戦争が開始されてから、100日近くが経過しようとしています。


日本のメディアの報道は、実際に現地に行って取材しているものが少ないため、その内容には疑問が残ります。一方、海外メディアの報道も、トランプ大統領やイスラエル側を支持するものと、イラン側を支持するものが入り混じっており、どちらを信じるべきか判断が難しい状況にあります。


特にこうした戦争においては、互いに被害状況などの詳細を敵方に見せるのは不利益となるため、正確な実態はなかなか表に出てきません。私は海外からの情報をいくつか精査しながら、どの情報が正しいのかをできるだけ冷静に判断したいと考えています。


そんな中、先日拝見した「岩上安身氏による矢野義昭元陸将補へのインタビュー動画」(全4本)は、非常に本質を突いた素晴らしい指摘がなされていました。

※YouTubeで「岩上安身 矢野義昭元陸将補」と検索すると視聴できます。もともとの有料版動画を要約し、4つに分けたものです。



矢野氏が語った具体的な内容についてはぜひ動画をご覧いただきたいのですが、その中でも特に興味深かったポイントを7つの項目に分けてご紹介します。


動画の主なポイント

(1)ネットメディアやYouTubeに溢れるプロパガンダ
米欧の情報機関などは、一般民衆に向けて都合の良い情報(ナラティブ)を流し続けています。これに対し、政府の歪曲に絶望し、退役後にSNSや独立系メディアで真実を発信し続ける「良識派」の専門家(ダグラス・マクレガー大佐、スコット・リッター氏、ラリー・ジョンソン氏など)の分析は、極めて信頼性が高いと言えます。


(2)トランプ政権とシオニズム(イスラエルロビー)への絡め取られ
元々は「戦争をしない」「ネオコンの戦争研究所とは真逆の立場」として期待されていたトランプ氏ですが、実際には政権内外でシオニスト(親イスラエルロビー)に完全に絡め取られていた実態が明かされています。


(3)ネタニヤフ首相によるトランプ大統領の「洗脳」
イラン戦争のそもそもの始まりは、ネタニヤフ首相が訪米してトランプ氏らごく少数の幹部にプレゼンを行い、実質的に開戦へと洗脳・決断させたことにあります。


(4)「大イスラエル主義」と選民思想、そして殲滅戦思想
周辺の非ユダヤ人を「奉仕すべき対象(サブヒューマン)」とみなす過激な思想が根底にあります。この戦いは政治の延長ではなく「宗教戦争」であり、その本質は「女子供から家畜、歴史や言語、記憶までをも根こそぎ奪い尽くすジェノサイド(徹底した殲滅戦)」です。


(5)近代兵器の限界と「過去の遺物」化
イスラエルの防空システム「アイアンドーム」は、音速の5〜10倍以上で不規則な軌道(ナックルボールのような動き)で突入してくる「極超音速ミサイル」の前には機能していません。また、大量のドローンやミサイルによる「飽和攻撃」や水中ドローンの進化により、戦車、空母、有人戦闘機は現代戦において「高価な過去の遺物」に成り下がっています。


(6)米軍・イスラエルに対するイランの状況
イランの精密誘導ミサイル等により、湾岸地域に展開する米軍基地の監視レーダーが真っ先に破壊され、基地は壊滅的な打撃を受けました。イランは数十年にわたりミサイル工場や濃縮施設を地下深くに構築しており、米軍のバンカーバスター等による過去の破壊アピールはプロパガンダに過ぎず、実際には破壊できていません。


(7)海峡封鎖と世界経済への致命的な打撃
ホルムズ海峡や、紅海へと続くバブ・エル・マンデル海峡などが実質的に封鎖、あるいは危機に瀕しています。湾岸地域(サウジやUAEなど)は真水を得るための「海水淡水化施設」が全域で数箇所しかなく、ここがイランに攻撃されれば、住民の生命維持(飲料水)すら不可能になります。



私の考察と日本の課題

私は上に挙げた項目の中でも、ウクライナ戦争が始まる前までは「最強」と信じられていた戦車、空母、有人戦闘機が、ドローンやミサイルの飽和攻撃、あるいは水中ドローンの進化によって「無用の長物」と化している点に、一番大きな衝撃を受けました。


これまで「これらの高価な兵器を持っていれば優位に立てる」と考えられていた常識が、安価なドローンなどの新型兵器によって完全にひっくり返されているのです。


この認識は、世界の軍事専門家の間ではすでに共有されている最先端の常識です。それに対して、日本政府の対応や国内メディアの記事を見ていると、この大転換が大きく取り上げられることはほとんどなく、重要視されているとも思えない状況です。


日本もこうした戦争のパラダイムシフト(構造変化)に応じた現実的な防衛策を急いで検討しなければ、今後とんでもない危機に直面するのではないかと危惧しています。

具体的に検討すべき課題は山積みです。


ドローンの大量生産体制の構築と小型化

水中ドローンの設計・国内生産

新たなロボット兵器の開発

大量のドローン襲来(飽和攻撃)に対する迎撃・防御策

有事に備えた(一般国民用の)防空壕や地下トンネルの設置


もちろん、イラン戦争やウクライナ戦争のような悲劇的な対立をそもそも発生させないための、外交的・政治的な対話や対策が最優先であることは言うまでもありません。

しかし、「米国が最強だった時代」は終わり、ただ米国にだけ頼っていれば安心だというフェーズは過ぎ去りました。この地殻変動とも言える新しい変化に、日本という国がどのように主体性を持って対応していくべきなのか――。これこそが、私たちに突きつけられている最も大きな課題ではないでしょうか。



2026年6月5日金曜日

2026年6月5日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

 6月5日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5374回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「5」と「7」がありますので、中央上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「5」もしくは「7」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、中央下段の9つの箱の一つに、「8」が入ることが分かります。



通常の方法では、これ以上数字を埋められません。


この問題のヒントは、「9」が一つだけあることです。そこで、「9」が関連する縦横の箱を見て、「1」から「9」の中で欠けている数字がないかを確認します。


以下の図をを見てください。縦横の箱の中に「9」がを含んでいる箱の中で、赤い丸印の箱に注目します。

ここで、中央下段の9つの箱に注目します。青い矢印で示した直線上に「4」があるので、青い丸印で示した2つの箱のいずれかに「4」が入ります。

これをヒントにして、赤い丸印の箱のある9つの箱の中の数字と、縦横にある箱の数字を調べると、「1」から「9」までの数字で欠けているのは、「3」だけです。したがって、赤い丸印には「3」が入ることがわかります。



この手法を使うと、中央上段の2つの箱に入る数字を埋めることができます。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図の以下のようになります。



ここで下の図を見てください。右側2番目の列に注目します。赤い矢印の上には「8」がありますので、赤い丸印て示した箱には、「8」が入ることがわかります。



それ以降も、もう一度最初に使った手法を使う場面があり、その箱を探すのが難しいかも知れませんが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。





2026年6月4日木曜日

AIに本の内容を図式化してもらった結果、AIの意外な「システムの壁」が分かりました

 友人から、米社会学者アーリー・ラッセル・ホックシールド教授の著書『Stolen Pride: Loss, Shame, and the Rise of the Right(盗まれた誇り)』の内容紹介と、それに対する意見が綴られたメールを受け取りました。


そのメールには、教授の主張をわかりやすくまとめた以下のような図が含まれていました。



このように本の内容を図式化するのは面白い試みだと思い、この図が含まれたメールのテキストを提示して、AI(Gemini)に「同じように図式化してください」と依頼してみました。実際の本は手元になくても、ネット上にある書評や学術的な解説データを使って作成してくれるだろうと考えたのです。


AIからは『現在公開されている書評や要約、学術的な解説などの資料をもとに、彼女の主張の核心である「感情のメカニズム」を改めて図式化しました』という頼もしい返答がありました。しかし、残念ながら出力されたのは図(画像)ではなく、文字ベースの要約でした。提示したメールの図も「文字の組み合わせ」に近いものでしたので、これでもまずまずの回答ではあります。


これでは最新AIの実力を十分に味わえません。そこで「図(画像)で表現できませんか?」と改めて具体的にお願いしてみました。「図式化」という意味をよりビジュアルなものとして捉え直してもらうためです。


AIは、今度は見事なインフォグラフィック(画像)を2案提示してきました。ご丁寧に「案Aと案Bのどちらの案がお気に入りですか?」という質問を添えて。


私は画面を見比べ、「どちらも一長一短あるが、簡潔で分かりやすい案Bが良いと思う」と回答しました。


ところが、ここから奇妙なことが起こります。


それまで2案併記されていた回答がなぜか画面から消え、私が選んでいないはずの「案A」だけが選択された回答に上書きされてしまったのです。画面には案Aの画像だけが表示され、私が気に入ったはずの案Bはどこかに消え去ってしまいました。


(案Aの画像)


仕方がないので、「案Bの図が消えているので、もう一度表示して、ダウンロードできるようにしてください」と依頼してみました。


ところが、意外なことにAIからは以下のようなゼロ回答が返ってきたのです。


「大変申し訳ありません。システムの仕様上、一度選択されなかった別の回答案(選択肢Bなどのドラフト)や、過去に生成した特定の画像データをこのチャット画面上で直接復元したり、再度ダウンロード可能な形式でご提示したりすることができません。現在、私の手元(会話履歴)に残っているのは、先ほどご提示した詳細な画像のデータのみとなっております。」


さっきまで目の前に見せてくれていた画像が、「システムの仕様上」もうどこにも残っておらず、提示できないと言うのです。


AIの仕組みを詳しく知らないまま使っていると、一度画面に表示された画像やデータは当然どこかに保存されていて、普通に残っているものだと思い込んでしまいがちですが、これには驚きました。


サーバーの容量節約のため、選ばれなかったドラフト(一時案)はその場で即座に破棄するというシステム側の合理的な考え方なのでしょう。しかし、こちらが何気なく試行錯誤させて作った過去のやり取りは律儀に履歴として残っている一方で、直前に素晴らしいクオリティで提案してきた画像が瞬時に消滅してしまうというこのギャップは、なんとも不思議で意外な経験でした。




大谷選手が産休から復帰!日本のスポーツ界や将棋界の「産休・育休」の現在地

  大谷翔平選手が、第2子誕生に伴う「父親リスト(産休)」から明け、20日(日本時間21日)、本拠地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で復帰を果たしました。 このおめでたいニュースをきっかけに、日本のプロ野球(NPB)の制度はどうなっているのか調べてみました。 実はこれまで、...