2026年6月5日金曜日

2026年6月5日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

 6月5日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5374回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「5」と「7」がありますので、中央上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「5」もしくは「7」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、中央下段の9つの箱の一つに、「8」が入ることが分かります。



通常の方法では、これ以上数字を埋められません。


この問題のヒントは、「9」が一つだけあることです。そこで、「9」が関連する縦横の箱を見て、「1」から「9」の中で欠けている数字がないかを確認します。


以下の図をを見てください。縦横の箱の中に「9」がを含んでいる箱の中で、赤い丸印の箱に注目します。

ここで、中央下段の9つの箱に注目します。青い矢印で示した直線上に「4」があるので、青い丸印で示した2つの箱のいずれかに「4」が入ります。

これをヒントにして、赤い丸印の箱のある9つの箱の中の数字と、縦横にある箱の数字を調べると、「1」から「9」までの数字で欠けているのは、「3」だけです。したがって、赤い丸印には「3」が入ることがわかります。



この手法を使うと、中央上段の2つの箱に入る数字を埋めることができます。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図の以下のようになります。



ここで下の図を見てください。右側2番目の列に注目します。赤い矢印の上には「8」がありますので、赤い丸印て示した箱には、「8」が入ることがわかります。



それ以降も、もう一度最初に使った手法を使う場面があり、その箱を探すのが難しいかも知れませんが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。





2026年6月4日木曜日

AIに本の内容を図式化してもらった結果、AIの意外な「システムの壁」が分かりました

 友人から、米社会学者アーリー・ラッセル・ホックシールド教授の著書『Stolen Pride: Loss, Shame, and the Rise of the Right(盗まれた誇り)』の内容紹介と、それに対する意見が綴られたメールを受け取りました。


そのメールには、教授の主張をわかりやすくまとめた以下のような図が含まれていました。



このように本の内容を図式化するのは面白い試みだと思い、この図が含まれたメールのテキストを提示して、AI(Gemini)に「同じように図式化してください」と依頼してみました。実際の本は手元になくても、ネット上にある書評や学術的な解説データを使って作成してくれるだろうと考えたのです。


AIからは『現在公開されている書評や要約、学術的な解説などの資料をもとに、彼女の主張の核心である「感情のメカニズム」を改めて図式化しました』という頼もしい返答がありました。しかし、残念ながら出力されたのは図(画像)ではなく、文字ベースの要約でした。提示したメールの図も「文字の組み合わせ」に近いものでしたので、これでもまずまずの回答ではあります。


これでは最新AIの実力を十分に味わえません。そこで「図(画像)で表現できませんか?」と改めて具体的にお願いしてみました。「図式化」という意味をよりビジュアルなものとして捉え直してもらうためです。


AIは、今度は見事なインフォグラフィック(画像)を2案提示してきました。ご丁寧に「案Aと案Bのどちらの案がお気に入りですか?」という質問を添えて。


私は画面を見比べ、「どちらも一長一短あるが、簡潔で分かりやすい案Bが良いと思う」と回答しました。


ところが、ここから奇妙なことが起こります。


それまで2案併記されていた回答がなぜか画面から消え、私が選んでいないはずの「案A」だけが選択された回答に上書きされてしまったのです。画面には案Aの画像だけが表示され、私が気に入ったはずの案Bはどこかに消え去ってしまいました。


(案Aの画像)


仕方がないので、「案Bの図が消えているので、もう一度表示して、ダウンロードできるようにしてください」と依頼してみました。


ところが、意外なことにAIからは以下のようなゼロ回答が返ってきたのです。


「大変申し訳ありません。システムの仕様上、一度選択されなかった別の回答案(選択肢Bなどのドラフト)や、過去に生成した特定の画像データをこのチャット画面上で直接復元したり、再度ダウンロード可能な形式でご提示したりすることができません。現在、私の手元(会話履歴)に残っているのは、先ほどご提示した詳細な画像のデータのみとなっております。」


さっきまで目の前に見せてくれていた画像が、「システムの仕様上」もうどこにも残っておらず、提示できないと言うのです。


AIの仕組みを詳しく知らないまま使っていると、一度画面に表示された画像やデータは当然どこかに保存されていて、普通に残っているものだと思い込んでしまいがちですが、これには驚きました。


サーバーの容量節約のため、選ばれなかったドラフト(一時案)はその場で即座に破棄するというシステム側の合理的な考え方なのでしょう。しかし、こちらが何気なく試行錯誤させて作った過去のやり取りは律儀に履歴として残っている一方で、直前に素晴らしいクオリティで提案してきた画像が瞬時に消滅してしまうというこのギャップは、なんとも不思議で意外な経験でした。




2026年6月2日火曜日

なぜ中東問題は解決しないのか?イギリスが仕掛けた「絶対に解けない罠」

 先日、『なぜ中東問題は解決しないのか?100年前にイギリスが仕組んだ「絶対に解けない罠」』というYouTube動画を見ました。


この動画は、現在も泥沼化が続く中東紛争の源流にある「イギリスが仕組んだ罠」について詳しく説明しており、現代社会を生きる私たちへの教訓も示されていて、非常に参考になりました。



動画の要約は以下のようなものです。


1. イギリスが仕掛けた「三枚舌外交」

第一次世界大戦時、イギリスは戦争に勝つために、決して両立することのない3つの約束を同時に結びました。

  • アラブ人への約束: 「共に戦えば独立を認める」(マクマホン書簡)

  • フランスとの秘密協定: 「戦後に中東の土地を山分けする」(サイクス・ピコ協定)

  • ユダヤ人への約束: 「パレスチナへの民族的郷土(国家の土台)の建設を支援する」(バルフォア宣言)


2. 怒りをそらす「ダブルバインド(二重拘束)」と「分割統治」

矛盾する約束(嘘)が発覚した際、イギリスは非難の矛先が自国に向かないよう、巧みな心理誘導を行い、アラブ対ユダヤの対立構造へとすり替えました。

  • ユダヤ人には「国作りを認めるがアラブ人の権利は侵すな」、アラブ人には「権利は守るがユダヤ人の移住は認めろ」という、どう動いてもルール違反になる矛盾した命令(ダブルバインド)を同時に下しました。

  • アラブ人コミュニティに対しては特定のリーダーを優遇して内部分裂を引き起こさせ、一方でユダヤ人には自治組織の設立を認めるなど、多数派のアラブ人に圧倒的に不利な「非対称な盤面」を維持し続けました。


3. 無責任な撤退と呪いの自己増殖

1930年代に入り対立が激化すると、イギリスは「両者は生まれつき和解不可能な民族である」と責任を転嫁。そして1947年、コントロール不能になった盤面を新設されたばかりの国連に丸投げしてパレスチナから撤退しました。


ここで示された話はすべて歴史的心理事実に基づいており、それを証明する外交書類なども残っています。


これらは日本の世界史の授業でも習いますが、ここまで緻密な「心理戦」の側面や構造の問題としては詳しく説明されず、単なる用語の暗記として流されてしまっているように感じます。


現在の中東情勢やこれまでの米国の介入政策を議論する上でも、私たちはこの歴史的事実を深く理解しておくべきです。諸悪の根源とも言えるこの問題に対して、イギリスがほとんど解決策を提示せず、責任を感じていないように見えるのは非常に残念なことです。


また、イギリスの植民地統治の常套手段である「分割統治(あえて内部に対立を作り、自らへの矛先をそらす)」という「見えないルールメーカー」の手口は、実は現代の会社、学校、SNSの炎上など、私たちの身近な対立にも形を変えて使われています。


動画の最後に述べられているように、誰かと誰かが激しく争っているとき、私たちはどうしても「どちらが正しいか」「どちらが悪か」に注目しがちです。しかし、本当に見るべきは目の前のプレイヤーではなく、「この対立のルールを最初に作ったのは誰か」「この争いが続くことで、外側で一番得をしているのは誰か」を見抜くこと。それこそが、現代社会を賢く生き抜くために必要な防衛術なのだと痛感しました。


今起きている様々な国際紛争も、争っている当事者だけの視点ではなく、「その構造を作ったのは誰か」「それによって利益を得ているのは誰か」という一歩引いた視点を持つことで、ニュースの裏側にある本質が見えてくるかもしれません。


日本の脱炭素政策は世界の方向と真逆?国会で投じられた一石

 キヤノングローバル戦略研究所の研究主幹・杉山大志氏が、先日の参議院の場で、世界的なエネルギー情勢や日本における再生可能エネルギー大量導入の是非について、独自の視点から厳しい指摘を行いました。


杉山氏は、「世界は脱炭素に向かっておらず、むしろ逆である」と主張します。


大国の現実を見てみると、確かにその通りかもしれません。


  • 中国: 大規模な石炭火力発電所の新設を次々と進めている
  • アメリカ: AI競争に勝つため、安価な電力を求めてガス火力発電所を増やしている
  • ロシア・インド: 化石燃料の生産・輸出や調達を最優先している


さらに驚くべきは、脱炭素の「費用対効果」です。日本がCO2排出を完全にゼロにしたとしても、地球の気温低下効果はせいぜい0.006℃に過ぎないといいます。また、私たちが日々目にする気候変動の不吉な予測は、過去のデータすら正しく再現できない不正確なコンピューターシミュレーションに基づいており、信頼に足らないと杉山氏は批判しています。


主要国では、安全保障や経済を優先して脱炭素政策に反対する政治勢力が勢力を伸ばしていますが、日本だけが国会でその是非を正面から議論してきませんでした。


杉山氏の陳述にはありませんでしたが、補足すると、ヨーロッパで国を挙げて推進されてきた「自動車のEV化」についても、ここにきて見直しや方針転換をする国やメーカーが相次いでいます。まさに、パリ協定で先進国が掲げた「2050年実質ゼロ」や「途上国への巨額資金移転」という高い理想は、世界規模で行き詰まっているのが現状です。


私もかつては太陽光発電や風力発電に期待を寄せていた一人でした。しかし、費用対効果を考えると、未だに火力などの従来型発電に比べて割高です。そればかりか、電気料金に上乗せされる「再エネ賦課金」など、国民負担によって支えられているのが実態であり、結果的に国富の無駄遣いになっている面は否めません。


今回のように、国会で脱炭素の不都合な真実が取り上げられたことは大きな意義があります。しかし、残念ながら新聞やテレビなどの主要メディアではほとんど報道されていません。


「生真面目に脱炭素へ突き進んでいるのは日本だけかもしれない」という世界の現実に目を向け、エネルギー政策の舵取りを早期に見直す時期に来ているのではないでしょうか。



2026年5月30日土曜日

2026年5月31日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 2026年5月31日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められません。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。この図で赤の直線で示した部分には「4」と「6」がその直線上にあります。従って、赤の丸で示した2つの箱のいずれかに、「4」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



これを使うと、右側下段の9つ箱の一つに、「8」が入ることがわかります。


これ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。










2026年5月29日金曜日

2026年5月29日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

 5月29日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5369回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。中央上段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「3」と「8」がありますので、中央上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「3」もしくは「8」が入り、他の数は入らないことがわかります。

この結果を使うと、中央上段の9つの箱の一つに、「6」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図の以下のようになります。



ここで下の図を見てください。右側中段の9つの箱に注目します。赤い矢印の上に「2」と「6」があるので、2つの赤い丸印のついた箱には、「2」もしくは「6」が入ることがわかります。これを使うと、左側中段の9つの箱の一つに、「1」が入ることが分かります。



それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




2026年5月27日水曜日

阿部慎之助前監督の長女暴行容疑での現行犯逮捕。警察や児相の対応は「過剰」だったのか?

 プロ野球・読売ジャイアンツの阿部慎之助前監督が、18歳の長女への暴行容疑で現行犯逮捕され、その後辞任しました。

SNS等では「過剰反応ではないか」「そこまでしなくても」という意見が多く見られます。その背景には、長女自身が「アドバイスを求めて相談しただけで、警察沙汰にするつもりはなかった」と手紙で告白していることや、現在はすでに和解しているという事実があるからのようです。家族内の突発的な大喧嘩が、本人の意図しない形で大ごとに発展してしまったことへの同情や違和感が、そうした声に繋がっていると言えます。



私もこの事件を初めて知った当初は、「児童相談所や警察の対応は過剰反応ではないか?」と感じました。しかし、公的機関がここまでドラスティックに動いた背景には、それなりの理由があるはずだと思い、なぜこのような対応になったのかを深く考えてみることにしました。


そもそも、報道では「どのような暴力を振るったのか」についての詳しい情報は流れていません。事細かに報道されないからこそ、私たちはつい「自分の家庭のよくある喧嘩」に当てはめて想像してしまいがちです。しかし実際には、私たちが想像しているような「よくある親子喧嘩」のレベルを超えていた可能性も十分に考えられます。


また、長女が最初に相談した相手が「ChatGPT」だったという点も重要です。普通なら母親や友人など、ほかに相談できる人が思い浮かぶはずです。あえてAIに聞いたということは、それほど父親の暴力に深く悩み、身近に相談相手も見つけられず、孤独のなかでやむなく縋った(すがった)結果だったのではないでしょうか。


過去の悲しい事例を振り返ると、子どもや親が児童相談所や警察に対して、その場を取り繕って「問題ない」と話し、それを信じてしまったがために幼い命が奪われたケースがいくつも思い出されます。こうした過去の教訓があるからこそ、児童相談所も警察も「最悪の事態を防ぐための厳格な状況把握」を行い、ルールに基づいた適切な対応に踏み切ったのだと思います。


自分のこの考えが的外れでないか確かめるため、私はAI(Gemini)に「児童相談所や警察の対応は過剰反応なのか、それとも適切だったのか」を尋ねてみました。


Geminiからの回答を要約すると、以下のようなものでした。


娘さんの「相談したかっただけ」という後悔や、SNSの「過剰だ」という意見も心情的には理解できる。しかし、過去の教訓から「通報があった以上、最悪の事態を防ぐためにルール通りに動かなければならない」という、現代の児童保護・警察組織の安全弁が正しく作動した結果が、今回の逮捕劇だったと言える。


この回答を見て、やはりそうか、と腑に落ちました。念のため、CopilotやClaudeといった他のAIにも同じ質問をしてみましたが、どれも同様の視点を持った回答でした。


それにもかかわらず、ネット上ではいまだに議論が続いており、阿部前監督の復帰を求めるオンライン署名活動が発足したり、「AIに相談することの危険性」が話題になったりしています。


世間では「AIの危険性」ばかりが注目されがちですが、私は今回の事件を通じ、むしろ「これくらい大丈夫だろう」と主観で過小評価してしまう「人間の判断」のほうにこそ、危うさが潜んでいるのではないかと感じています。




2026年6月5日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

  6月5日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5374回・毎日数独上級の解き方を説明します。 問題は上のようなものです。 とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。 ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上...