2026年3月13日金曜日

衆院選の「自民圧勝」をどう見る?SNSブーストとマスコミの終焉

 先日、毎日新聞のコラム「はじまりのうた」で、自民党が歴史的勝利を収めた5つの要因が分析されていました 。


記事で挙げられていた勝因は以下の5点です。

  • 「高市」ブランドの争点化:政策論争ではなく、高市首相への信任投票という形に持ち込んだこと 。

  • 高い内閣支持率:それがそのまま自民党の政党支持率回復につながったこと 。

  • 無党派層の獲得:回復した支持率を背景に、無党派層の比例投票先で1位となったこと 。

  • 野党(中道改革連合)の失敗:敵失による追い風があったこと 。

  • SNSブースト:政党による有料ネット広告が起爆剤となり、動画が1億回再生を超えるなどの増幅現象が起きたこと 。

コラムの結論では、こうした「SNSブースト」が民意をゆがめる懸念があるとして、ネット広告の規制の必要性を説いています 。


違和感の正体:順序が逆ではないか?

私はこの記事を読んで、勝因の重要度は「逆」ではないかと感じました。特に**「中道改革連合の失敗」「SNSブースト」**の影響こそが、今回の結果を決定づけた最大の要因だったのではないでしょうか 。


特に注目すべきは、ネット広告規制という結論が導かれるほどの影響力を持った「SNSブースト」です 。選挙結果を大きく左右したのは間違いありませんが、新聞記事が主張する「規制が必要」という結論には、私は首を傾げざるを得ません 。


「オールド・マスコミ」の焦りとネット民のしたたかさ

「ネットが民意をゆがめる」という主張は、これまで世論形成を独占してきた新聞やテレビといった「オールド・マスコミ」による、影響力低下への恨み節のようにも聞こえます 。今回の選挙で明白になったのは、SNSの影響力が既存メディアを上回ったという事実です 。


では、本当にSNSを規制すべきなのでしょうか? 確かに誹謗中傷などの問題はありますが、ネットユーザーは私たちが考えている以上に「したたか」です 。


  • ネット民は自ら正しい評価を行い、問題のある発信には厳しい態度を取る自浄作用を持っています 。

  • かつてと違い、今の有権者は問題発言に対して即座に反論できる「武器」を手にしています 。

既存メディアの評価が下がり続けている現状を見ると、時代の主役が交代したことを実感します。規制に頼るのではなく、新しい情報の波をどう乗りこなすべきか、有権者一人ひとりの審美眼が問われているのかもしれません。


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