先日、大変興味深いYouTube動画を見つけました。
タイトルは『【1台1500円で翻訳同時に双方向(日→英と英→日)翻訳イヤホンセット】英会話AIグラスを超える…』というもの。なんと、2人同時に双方向通訳ができるイヤホンセットが、米国で3,000円ほどの低価格で流通しているというお話です。
従来のスマホ翻訳との違い
これまで同時通訳といえばスマートフォンを使うのが一般的でした。しかし、スマホ翻訳は画面を見つめながら、交互に端末を相手に向けて話し掛けなければならず、どうしても操作の手間や心理的な距離感が生まれてしまいます。
一方、この動画で紹介されたイヤホンは、左右のイヤホンを会話する2人が片方ずつ耳に装着して使用します。
設定によって、片方は「日本語→英語」、もう片方は「英語→日本語」という別々の翻訳機能をそれぞれの耳に割り当てることができるのです。これなら、お互いにハンズフリーで自然に顔を合わせながら会話ができるため、非常にスマートで簡単です。
(※ただし、実際の翻訳処理はどちらか1人のスマートフォンに専用アプリを入れて同期させておく必要があります)
気になるコストパフォーマンス
価格の内訳は、イヤホン本体が約1,500円、アプリの同時通訳機能(5時間分)のチャージに約1,500円。時間が経過すれば追加チャージが必要ですが、それにしても超格安です。
「日本でもすでに同じような製品が売り出されているのでは?」と思い、さっそく楽天とAmazonで探してみました。
すると、楽天で2,730円という超格安の翻訳イヤホンを見つけました。しかもこちらは「翻訳機能はずっと無料」とのこと。ただし詳しく見てみると、これは動画で説明されていたような「左右のイヤホンに別々の言語を割り当てる(独立した双方向通信)」タイプではないようでした。
とはいえ、「左右分離での双方向即時翻訳」も、今は一部有料ですが、そう遠くないうちに無料で提供するメーカーが現れるでしょう。無料でなくとも、さらに低価格で競争が激化していくはずです。
インバウンドビジネスへの応用アイデア
この技術を進化させれば、外国人観光客向けのお店で面白い集客ができるのではないでしょうか。
例えば、「翻訳機能付きの店頭スピーカー」のような商品です。店員さんがマイクに向かって日本語でタイムリーなおすすめ商品を喋ると、お店の前を通る海外の方々に向けて、それぞれの母国語にリアルタイム変換されてスピーカーから流れる──。そんなシステムがあれば、言葉の壁を越えた強力な呼び込み(販売促進)に役立つはずです。
AI翻訳の進化によって、私たちのコミュニケーションだけでなく、ビジネスの形を変える新しい商品がこれからどんどん現れてきそうですね。非常にワクワクする時代になってきました。

0 件のコメント:
コメントを投稿