2026年5月14日木曜日

AIの回答は「間違い」だらけ?——人間の偏向こそ注意すべきではないか

 今日の毎日新聞朝刊に「部下のAI使用を見抜け」という記事がありました。AI利用が広がる中、管理職は部下のAI活用を正しく理解し、適切に指導すべきだという内容で、非常に考えさせられるものでした。

こうしたAI関連のニュースを読む際、いつも気になることがあります。それは「AIは間違いを犯すので、内容を鵜呑みにせず、必ず人間が確認すべきだ」という定型句のような主張です。

確かにAIは「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」を生成することがあり、そのまま信じるのは危険です。しかし、間違いを犯すのは果たしてAIだけでしょうか。

むしろ、人間が抱える問題の方が根深いのではないかと私は思います。新聞やテレビといった既存メディアにおいても、誤報や不適切な発言が問題になることは珍しくありません。



さらに、事実関係に間違いはなくとも、内容が著しく「偏っている」ケースもあります。

例えば先日、参政党の梅村議員が国会でNHKの報道姿勢に対し、「辺野古の事故と南丹の事件で、なぜこれほど報道量に差があるのか」と疑問を呈しました。産経新聞によると、梅村氏は他にも、特定のドラマが不法滞在を正当化しているのではないか、あるいは沖縄の地元紙と反対運動の関係性など、いわゆる「報道しない自由」やメディアの偏向について矢継ぎ早に指摘しています。

AIの「間違い」は、人間が見ればそれと分かる明らかなものが多いのに対し、既存メディアに含まれる「偏向」は、注意深く観察し、背景を知らなければ気づくことができません。

「AIは注意が必要だが、人間が作るものは信頼できる」という考えの根底には、無意識のバイアスが潜んでいる気がしてなりません。

しかし、この認識も遠くないうちに覆されるでしょう。将棋や囲碁の世界でAIが人間を凌駕したように、AIの精度が向上すれば、人間が犯すミスや偏りよりも、AIの出力の方が「客観的で正確」だと評価される時代が来るはずです。私たちは「AIの間違い」を笑っているうちに、気づけば追い抜かれているのかもしれません。


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