2020年4月29日水曜日

日本政府のコロナウィルス対策は世界に自慢できる

いよいよ緊急事態宣言を延長するのか、しないのかの議論が出てきた。これまでの流れから言うと、「もう少し延長」というのが世間一般の論調のようである。

ただ、それに反論する論調の記事などがじわりと増えてきている。今週号の週刊新潮にも『「小池知事」煽動でいつまで「命の経済」を止めるのか』という記事がある。週刊SPAにも倉山満氏が「安倍首相よ、緊急事態宣言を延長したいのならば、内閣総辞職を約束せよ!」という記事を書いている。いずれも、「延長は無し」という意見である。

私自身は緊急事態宣言を出すのにも反対だったほうだから、もちろん延長には反対だ。早く経済活動を再開しないと、日本は世界各国と同様、無残な経済状態が待っているだけだ。

「緊急事態宣言延長無し」の根拠としているのが、日本の人口百万人あたりの死者数である。香港や台湾には及ばないが、日本は欧米諸国よりも勝っているし、PCR検査を大々的にやったあの韓国よりも成績は良い。

以下が、そのデータで、ネットのWorld Meterのサイトから一部抜粋してきたものだ。


この表を見ると、日本がどれだけうまくコロナウィルス対策を行っているか、一目瞭然だ。

日本政府は、「コロナウィルスで死ぬ」ということで、パニックに陥りやすい人達がいることを前提に、いろいろの施策をとってきた。PCR検査数が少ないとか、緊急事態宣言はおそすぎたとか、いろいろ言われているが、世界各国に向かって「日本はウィルス対策では素晴らしい成果を上げている」と胸を張って言うことが出来る。まあ、あえて言う必要もないが。アベノマスクや小中学校閉鎖などの政策を出してきた政府の一部とは異なったところで、この政策は実施されているのだろうか?あるいは、日本人の清潔志向や健康志向が大いにこれに寄与しているとも考えられる。きれいな水、住んだ空気なども影響したのかも。数値を出して証明できないので、なんとも言えないが。

緊急事態宣言をしなかったとしても、日本人の潔癖性を考えると、コロナウィルスが蔓延するなどということは発生しなかったのではないだろうか?何も言わずとも、マスクをする人は自然と増えていただろう。ただ、これは再現して確認することのできない「もし」なので、わからないが。

先に上げた週刊新潮の記事には、今年の2,3月の自殺者の数が3000人にもなっているそうだ。精神科医の和田秀樹先生も「経済問題が原因の自殺者は、ピーク時に年間9000人いたのが、いま4000人に減っている。しかし、越して不景気や陰鬱な雰囲気が続くともとに戻りかねない。そうなれば5000人も増えてしまいまず」と憂慮されているようだ。現在のコロナウィルスによる死者数400人とは比較にならない大きな数字である。

日毎に発生する感染者数や死者数の推移を見てみると、減少傾向にあるようにみえる。



結局、良いワクチンが作られない限り、この手の病気は完全には制圧されずに、ある一定程度の人数が死ぬことがある病気として永らえていくようだ。従来のインフルエンザや、エイズ、梅毒などと同じである。

日本のコロナウィルス対策は素晴らしいんだと世界に向かって言えるものだということを認識しておこう。



Zoomを約2ヶ月使用してわかったこと: 参加が簡単

友人がTV会議をやろうと呼びかけてきたのが、今年の3月初めの頃だった。「どうせ家の中でうだうだしていても仕方がないので、TV会議でもやりませんか?」というメールが飛び込んできた。

その頃、スマホではLINEを使用して、ビデオ電話や会議は家族の間で行っていたのだが、Zoomは知らなかった。その手のTV会議は色々と知っていたのに。

私自身はTV会議はもう20年以上前から元いた会社で率先して使用していたので、慣れ親しんだものだ。しかし、最近はそういう会議ができる(レベルの)友人はいないと思いこんでやっていなかった。TV会議を実施するのはいろいろと難しいことがある。

高校の同期会の幹事団6人の集まりで、3月4日に会議を開始した。幹事団の中のZoomを提案してきた一人が発起人になって会議の招待状を送ってきた。私は特に問題もなく会議に参加できたのだが、参加できなかった人もいた。マイクやWebカメラが無いので、音声抜きや動画抜きで参加した人もいた。

TV会議はこういうむずかしさがあると、今までの経験でわかっていたので、こんなものだろうと使い始めに思ったものだ。最初からそう簡単にはうまくいくはずはないのだ。

ただ、その時にびっくりしたのだが、会議にはパソコンにあまり詳しくない人でも、会議に簡単に参加できる点だった。この評価は今でも変わっていない。手続きが簡単すぎる。これが原因でセキュリティの問題がいまでも指摘されていると思うのだが。

簡単な理由の一つは、普通はこういうサービスを利用する時に用意するIDやパスワードが必要ないことだ。会議を設定する人は、流石にIDやパスワードを持っていないとだめだが、それ以外の人はそれらを要求されない。IDやパスワードを入手するには、サインインという面倒な手続きをしないといけない。これがパソコン弱者には意外と面倒だ。この面倒な手続きをすることなく、会議に参加できる。参加したら、Zoomのアプリはインストールされて使用できるようになっているが、ID登録(サインイン)が行われていない状態のままである。次にZoomで会議に参加するときにもIDやパスワードを入力せず、会議に参加できる。

会議に参加するには、まず会議を知らせる招待メールに書かれているURLをクリックする。Zoomをダウンロードして、インストールする手順の指示が表示され、その指示に従って画面のボタンをクリックしていくと、Zoomを短時間にインストールできる。そして、音声入力のマイクの起動、Webカメラの起動を促されて、インストールしたZoomでマイクとカメラが使えるように自然となってしまう。その間、数回クリックするだけ。文字を入力するのは自分の名前だけ。

面白いのは、この時、マイクやカメラが使用できなくても会議に参加できてしまうことだ。パソコンの使い方をよくわかっていない人でも、まず参加することで、会議の様子がわかる。そうすると、なぜ自分だけが声が出ていないのか、画像が表示されないのかという疑問を持ち、それに対応しようとする。大半の人は、参加の仕方を簡単に説明して、もう一度会議に参加するのをトライしてもらう。その時には既にZoomがインストールされているので、そのインストールの手間を省けることも幸いして、音声、ビデオ付きで参加できてしまう。何度か参加を試していくうちに問題は解決される。

最初にZoom会議に参加して以降、何度か私も会議を開催する機会を持ったが、この点はびっくりする。そして、参加した人たちもビデオを使用して大勢の人と会話ができる初めての体験を楽しむ事ができる。今まで、できなかったことが達成できたことに満足感を持つのだ。

会議を主催する側としても、参加者が落伍することなく、全員会議に参加してくれることは嬉しい。通常はいろいろとそれをサポートするのに時間を取られしまうのだが、その時間が短いというはありがたい。

2020年4月27日月曜日

スウェーデン “緩い”独自のコロナ対策

スエーデンの世界各国とは違ったコロナ対策に関しては、このブログでもNatureなどの記事で紹介してきた。

スエーデンのコロナウィルス対策に関しては、「スウェーデン “緩い”独自のコロナ対策」という表題で、NHKの国際報道のホームページに紹介されている。今日、NHK BSのニュースを見ていたら、同じような内容でスエーデンの状況を伝える放送があった。

実際、集団免疫をじっくりとその国で育てていくというやり方は、イギリスでも最初のうちやりだした。しかし、イギリスでは結局感染する人が急激に増えてしまったので、やめてしまった。だから、このやり方を未だに実行しているのは、スエーデンだけということになる。

ではその結果はどうか?つい最近までは、あまりいい結果が出てきていなかったように思っていた。本日、以下のところの記事を見て、意外といい線をいっているのではないかと思うようになった。単純にグラフだけで、判断するのは危険なのだが、一つの判断材料としては取り上げてもいいだろう。

グラフとデータは以下のところから入手している。
https://www.worldometers.info/coronavirus/

これをクリックすると出てくる画面では、世界各国の感染者数や死者数が、表で表示されている。

私はこの表で、「death / 1M pop」というのに注目している。百万人につき、何名が死んでいるかというのを示している。

感染者数に注目している報道が多いが、実際に感染しても生き残るなら問題ないという考えだ。

表の国名をクリックすると、その国の状況を示すグラフなどが表示される。

そこで、スエーデンをクリックして、「Daily New Deaths in Sweden」というグラフを見ると興味深い。以下のようなグラフだ。


これを見ると、4月21日をピークに死者数が減ってきているように見える。スエーデンでは集団免疫の効果が出てきたのかも知れない。

先のグラフとデータのページからヨーロッパの主要国の百万人あたり何名の死者が出ているかを比較する表を作ってみた。ついでに日本のデータも入れている。


これを見ると、スエーデンは近隣のデンマークやノルウェーなどに比較すると、死者数は多いが、英国やスペイン、イタリアなどに比べると、良い数字が出ている。ゆるい対策しかとっていないのにである。

日本はといえば、ヨーロッパの主要各国に比較して、死者数が格段に低い数字を示している。どこかの医者が、日本はこれからが危ないと言っているが、どういう数字をもとに言っているのだろうか?どういう推測の計算をしたのだろうか?

ついでに上にあげたWrorld Metersのページから日本の死者数の推移のグラフをとってきてみる。以下のグラフだ。


日本でも4月23日をピークに死者数は下がってきているようにみえる。

今後の死者数の予測は、別に推測のための数学が必要で、これは簡単に説明できない。この死者数予測では、北大の西浦教授グループの推測が有名だが、どうもあの予測は現在の最新の数学から言うと、ちょっと古いやり方だという話を私の友人から聞いた。この手の数学に得意な人がきちんと計算をしてくれないかと期待している。もちろん、そういうことには関係なく、誰もやってくれない死者数の予測など、色々やられている西浦教授のグループの努力には頭が下がる思いだ。

2020年4月25日土曜日

ビデオ会議アプリの「Zoom」で使用できるショートカット

ビデオ会議アプリのZoomは最近よく使われているようだ。私も最近使い始めたのだ。

Zoomには便利なショートカットが用意されている。



上に表示したZoomのホーム画面で、右上にある自分のアカウント画像のアイコンをクリックする。


上の画面のようにリストが表示される。その中の「設定」をクリックする。


上の画面のように、設定の画面が表示される。その中の「キーボードショートカット」をクリックする。


上の画面のようにショートカットのリストが表示される。赤いマークで示した棒を下の方におろしていく(マウスのポインターを棒に持っていき、クリックしたまま下に下げていく)と、ショートカットのリストが次々と表示される。


2020年4月24日金曜日

インフルエンザによる死亡数とコロナウィルスに対する死亡数はどちらが多いのか?

(季節性)インフルエンザによる死亡数とコロナウィするによる死亡数とはどちらが多いのか?

これを調べようと思ったのは、コロナウィルスによる死亡は旧来のインフルエンザによる死亡数とあまり変わらないのではないかと考えたからである。もし、そうなら、マスコミなどがコロナウィルスで騒ぎまくっているのはおかしいと言えるのだが。

この視点で書かれたブログを2つ見つけた。

一つは『新型コロナ: 「インフルエンザでも人は死ぬ」との比較』という表題のブログだ。以下のところにある。
https://blogs.itmedia.co.jp/mohno/2020/03/post_9918.html

もう一つは、「2019年のインフルエンザ死者数は3000人を超えている」という表題のブログである。以下のところにある。
https://note.com/geltech/n/n49f508736b94

この2つのブログは、実は結論として全く反対の結論を導いている。

死者数に関しては、インフルエンザの死者数をおよそ1万人とか言っているので、人数に関してはあまり議論にならない。むしろ、2つのブログの意見は、インフルエンザの致死率とコロナウィルスの致死率の予測数値が全く異なっているということだ。

私はコロナウィルスの致死率は、インフルエンザと変わらないのではないかと考えているので、後者のブログの方の意見に近い。

実際にはどうなのか。ネットで調べてみると意外なことがわかった。インフルエンザの死亡者数というのは日本の中できちんとデータが取られていない。と言うか、きちんとしたデータが取りにくいということである。データの取り方は、定点観測という手法を使って、日本全国の5000ヶ所程度の定点(病院など)で行い、その取られたデータを参考にして、全体の数値を推定している。早期にすべての死者数、感染者数を正確に取るというのが非常に難しいということだ。

厄介なのは、インフルエンザの死亡数と言っても、インフルエンザが原因で肺炎を起こして死亡したような場合、それをインフルエンザによる死亡と言えるのかが問題になる。こうした死亡者まで含んだ死亡者を死亡者数として考える考え方があり、それを「超過死亡」という名前で呼んでいる。(現在問題になっているコロナウィルスでも、実際に死ぬのは肺炎になって死ぬというケースが多いようだ。)肺炎で死んだのだから、インフルエンザで死んだのではなく、肺炎で死んだとも言える。しかし、肺炎で死んだとしても、もともとの原因がインフルエンザと考えられるなら、インフルエンザで死んだと考えたほうが良いだろうということだ。それが「超過死亡」の考え方である。

ただ、こういう超過死亡の考え方にも難しい面がある。肺炎で死んだ場合、それがインフルエンザが原因で発生したのか、そうでなくてインフルエンザに起因しない肺炎で死んだのか、明確に分別することは難しい。

いずれにしても、私がインフルエンザの死亡者数など簡単にわかるのではないかと考えていたのが問題だった。死亡者数は、全国的にくまなく精密にデータを取るということは行われていないし、実際にそれを取ろうしても難しい面があるということである。

一応、国立感染症研究所のホームページの中に、昨年から今年にかけてのインフルエンザによる死亡者数がだされている。「インフルエンザ関連死亡迅速把握システム」というやり方で出されたデータである。このシステムで超過死亡者数は早期に(迅速に)推定値として把握できる。以下のところに示されている。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/1847-flu-jinsoku-2.html



「インフルエンザ関連死亡迅速把握システム」については以下のところに詳しい。
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/inf-rpd/abst.html

ここで得られたデータから、インフルエンザの超過死亡者数は約1万くらいだというデータが得られる。概略の数字だが、当たらずといえども遠からずの数字である。

この数字から、現在のコロナウィルスの死亡者(これも超過死亡である)を見てみると、まだ数百人の段階で、インフルエンザの死亡者数に比較して、格段に少ない。

しかし、このデータは今までのデータで、これからどうなるかは未知の世界に入る。だれも知らないわけだ。

もちろん、こういう場合にヨーロッパやアメリカなどのデータを参考に、コロナウィルスの致死率を算出して、それを使って、今後の日本におけるコロナウィルスの死亡者数を推定するというのもあり得る。

しかし、現在までの日本のデータやアジア諸国のデータなどを参考にしてみると、コロナウィルスの死亡者はそんなに増えないと考えたほうが良いのではないかと考えられる。ヨーロッパやアメリカなどと比べて、死亡者数や死亡率が地域などで格段に差があるのだ。このアジア地域の少ない死亡率を使用して推定するほうが良いのではないか。

たとえヨーロッパのような高い死亡率を使用して死者数を予測したとしても、経済が疲弊することで発生する、自殺やその他の貧困による死亡などの発生を考えると、それに起因する死亡者数の予測のほうが多くなる。

従って、今のような緊急対策を継続していくのは問題だ。長引くほどに死者数は増加する。経済的な原因でどれくらい死亡者数が増えるかは、過去の例から推定できる。しかも、過去のデータを使用して推定した算出が可能で、かなりいい数値を推定できる。

もちろん、コロナウィルスに対する警戒は怠りなく行う必要がある。しかし、上に述べたように極度に警戒している必要はないのではないか。

北海道大学の西浦教授のグループが算出した「日本ではこのまま進むと42万人の死者が出る」という予測がある。このグループのコロナウィルスに関連する統計計算など、今までの貢献は大変なものがある。ただ、この42万人という数字の算出に使われたのは、少し前のデータを使って算出されているようだ。その時より、日本におけるデータもかなり集まってきており、致死率が各国で下がりだしてきている今、もう一度西浦教授のグループに算出をお願いしたい。少し違った結果が出されるのではないか。42万人というデータには色々反響があり、もう算出するのは懲り懲りという気持ちを持っておられるかも知れないが。

以上いろいろ言っては見たが、現在、既に緊急事態宣言が出されている。期限の5月6日まではじっと我慢するしかない。むしろこれに協力して、宣言が早く撤回されるようにしないといけない。外出を控えて、外出したら手洗いや顔洗いを行うことにより、自分自身がコロナウィルスに感染しないように務める。そして、一時的にでも新しい感染者がゼロになるようにして、行政府が早期に緊急事態宣言の終了を行えるようにしたいものだ。現時点においては、それがいつもどおりの生活を早く取り戻す最善の策である。


2020年4月23日木曜日

データに基づいた情報でコロナウィルス対策を行う

コロナウィルスの感染流行が収まらない。ネット上だけでなく、新聞、テレビなどあらゆるところで、コロナウィルスの情報が溢れている。

その中で今でも私には疑問が解けない話というのがいろいろある。

例えば、コロナウィルスの感染防止対策として、「距離を2mおけ」という話がある。

これはどうして2mなんだろうか。そして、2m離れておれば、本当にコロナウィルス対策になるのだろうか。この理由について具体的な説明はない。

私はコロナウィルスは、花粉症の花粉のようなもので、既に日本中で飛び回っているんではないかと考えている。特に東京など大都市ではたくさん飛んでいるはずだ。コロナウィルスも花粉のようなものだという例えも、データに基づかない議論かも知れないが。ただ、コロナウィルスも微小なごみのようなものだから、空中を飛んで回っていると考えても良いのではないだろうか。そして、花粉と同じで最後は地面に積もって感染力を低下させて行く。風に吹かれて舞い上がることもあるかも知れない。

こう考えると、2mという距離がどうも納得行かない。感染者がコロナウィルスを飛ばしていると考えると、その距離を十分にとってウィルスが飛んでくるのを避けるというのはありうる話だ。でも、2mという距離はどこから出てくるのか?くしゃみをした時に飛んでくる距離なのか?

マスクの感染防止効果に関しても、理解不能なところがある。神戸大学の岩田教授の話だと、マスクは殆ど役立たないという。特に防止効果はまったくないとか。これは岩田教授だけでなく、WHOのホームページにも書かれている。たぶん、医療者用のマスクは防止効果があると考えておられるのかも知れないが。これはデータがなくても、納得できる。花粉症で考えると、いくらマスクをしていても、完全には花粉を吸うことを防止できないのは、経験上わかっている。だから、マスクが花粉よりも小さいウィルスを吸い込むのを防止できるとは全く考えられない。感染している人が、ウィルスの飛沫を口から飛ばすのを防ぐのに役立つというのは納得できる。しかし、口から出てくるウィルスを完全に防げるわけではない。
それなのに、どうしてほとんどの人が、外出時にはマスクをするのか?いくら、医療関係者が効果がないと言っても、街のそこらじゅうでマスクをしなさいという表示がされており、みんながマスクをしているというのはどういうことだろう。みんながしているので、しなければならないという群集心理か?

K-1のイベントが埼玉で開かれた。この開催に関しては、批判が相次いだ。結局、K-1は開催されたが、その後継続して開催する予定だった同様のイベントは開催者が無観客試合とすることにしてしまった。

しかし、その後K-1のイベントでコロナウィルス感染者が出たという報道にお目にかからない。一つだけ、発熱症状を訴える人が出たようだが、検査の結果、コロナウィルス陰性だったという。

では、あんなに騒いだのに、どうして感染者が出なかったのか。

K-1だけではなく、ホリエモンこと堀江貴文氏が開催したホリエモン祭も同じような結果になっており、感染者が出たという報道はない。

あんなに騒いだのに、その結果何名の感染者が出たという報道がないのはどうしてか。普通の人は、出たんだけれども、誰も訴えでなかったからではと言うかも知れない。しかし、あんなに騒いだくらいだから、沢山の人が感染して、ニュースになっても良かったんではないかと、私のように偏屈なものは考えてしまう。やはり、感染者は出なかったんではないだろうか?

パチンコ店を休業にしろというのも、どうも合点がいかない。パチンコ店で感染者が出たという話は全く聞いていない。ネットで調べてもどこにもそういう情報はない。それなのに、気違いじみてパチンコ店を休業しろというのはどういう根拠からなのか?

これは普通のレストランや飲食店などにも言えることだ。そこで確実に感染したというデータはないのではないだろうか?

現在は、コロナウィルスは飛び回っているところでは、そこらじゅうで飛び回っていると考えたほうが良い。それで運悪くコロナウィルスを多量に吸い込んだ人がコロナウィルスに感染するのではないか?まあ、これもデータに基づかない話で問題だが。


コロナウィルス情報で死者数の推移に注目しているフィナンシャル・タイムズ

コロナウィルスの情報で、各報道機関は感染者数を注目して報道しているが、それは間違っていると思っている。

注目しないといけないのは死者数である。感染者数ではない。もちろん、感染するということは、病気になったということなので問題なのだが、死ぬということのほうが重大である。しかも、感染者数はその数をきちんと把握することはできない。

日本では PCR 検査を行って、陽性であった人を感染者としている。この PCR 検査は検査数が少なくて十分ではないと言われている。コロナウイルスは感染しているかどうか、自覚できない人がたくさんいるという病気なので、感染していてもデータとして計算に入っていない人がたくさんいるのだ。

実際に、慶応大病院では、新型コロナウイルス以外の病気で入院する予定の患者にPCR検査をしたところ、約6%の人が自覚症状がないものの陽性だった、と公表している。米国では同様の調査で約13%だったとの報告もあある。これから類推すると、相当数の感染者が、既に日本では発生していると考えた方が良い。つまり確実に感染者数をつかめていないし、つかめないということだ。

それに引き換えて、死者数というのは割合とはっきり捕まえることができる。実際に感染してそれで死亡したというのは、病院できちんと確認され、報告されている。もちろん、死者数も完全に正確につかめているかと言うと、勘定から抜けているケースはあると思われるが、その数は少ない。
つまり、感染者数よりは、死者数の多さによって、その病気の恐ろしさを判断した方が合理的である。

インターネット上で、死者数を捉えて、コロナウイルスの状況ということで発表しているサイトを探していたが、見つけられずにいた。たまたま、Twitterでコロナウィルス関連情報のツイートを見ている時に、そのツイートの中に死者数のグラフを見つけた。それが乗っているのが、Financial Timesのサイトであった。コロナウィルスのデータが、毎日アップデートされて、表示されている。しかも、わかりやすいように、グラフで表示されている。以下がその Financial Times に載っている世界各国の毎日の死者数の推移を示したグラフである。対数グラフになっているので注意が必要だ。


Financial Timesのサイトの同じページには、コロナウィルスの死者数の推移の他に、感染者数の推移など、興味深いグラフがいくつか表示されている。これを見てわかるのだが、いくつかの国では、死者数の増加が抑えられて徐々に減ってきている様子がはっきりみえる。特に中国や韓国はその傾向が強い。日本はまだ横ばいの状況で、今後どうなるかよくわからないようなグラフになっている。しかし、私はこれから各国同様に、日本も徐々に毎日の死者数は減って行くと考えている。

こういうデータが示されると、各種報道機関が、感染者数がどんどん増えているという状況を報道していても、あまり気にならない。今後もしばらくの間、Financial timesのこのコロナウィルスに対する情報は、毎日更新して出されると思うので注目したい。


2020年4月21日火曜日

ヨーロッパで唯一国境封鎖をせずにコロナ対策を実施しているスエーデン

4月21日付のNature(オンライン記事)にスエーデンのコロナウィルス対策がでていた。国境封鎖も行わないし、外出禁止なども出されていない。

そういう制限は行わず、国民の自発的な「信頼に基づく」対応をとっている。高齢者には社会的な接触を避けるようにアドバイスし、自宅で仕事をし、手洗いの励行を推奨し、不要な旅行は避けるように勧めた。国境は開いたままだし、学校も授業が行われている。レストランやバーなども、そして多くの企業も普段のままだそうだ。

もちろん、こういう戦略に関しては、スエーデン国内でも批判があるようで、有名な科学者たちが政治家に厳格なコロナウィルス対応を求めた。老人ホームでの死亡者数が多いことや、全体的な死亡率が近隣の国に比較して高いことを指摘している。しかし、いまだにこの戦略は継続されている。

このコロナウィルス戦略は、公衆衛生局の疫学者、アンダーステグネル氏が指揮をとっている。Natureの記事は彼へのインタビューに基づいたものである。以下、私なりにそのインタビューを要約して紹介してみたい。

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スエーデンにおける緩やかな規制をかけるこの戦略は、他の国の戦略とそれほど変わりはない。感染者数や死亡者数のカーブを平坦にし、広がりを可能な限りゆっくりとさせるということは同じである。

コロナウィルスというのは、有効なワクチンが開発されるまで、根絶できる病気ではない。(従ってその考えに基づいた対策が必要だ)

スエーデンの法律では、伝染病に対する対応は、個人の責任で、自主的に行うとされている。これに基づくと、都市を閉鎖するという考えには行き着かない。法的に地理的な領域を封鎖するというのが許されていないのだ。

コロナウィルスのような病気に対して、科学的根拠に基づく戦略というのはないと思う。以前のもの(病気対策)がこうだったから、こうしないといけないという科学的根拠はない。

COVID-19は既にヨーロッパ全域に広がっており、国境を閉じるというのは馬鹿げている。むしろ、人々の国内の動きに注目するのが大事だ。

継続的に対策を実行しながら、日々その対策を改善していくことが必要である。

現在問題にしているのは、高齢者施設における老人の死亡だ。近隣の国に比べても死亡率が高いので、この対策を改善する必要がある。

こういうリラックスした対応をとっていても、他のヨーロッパの国とさほどさがあるとは思えない。どの国も結局拡散を防止できていない。

この時点で学校を閉鎖するのは意味がない。流行の早い段階で閉鎖するのは意味があったが。若い世代が活動を続けるのは、精神的にも肉体的な健康を持ち続けるのに役立つ。

この戦略が成功したかどうか。これは現在判断できない。各国とも「集団免疫」を
獲得するべくそれぞれの方法で対応している。集団免疫で問題になる再感染に関しては殆どない。(だから集団免疫で対応できる)

この戦略での今までの失敗は、介護施設での対応で、もっと徹底して制御した対応を採るべきだった。それに引き換えて、医療システムの崩壊は発生せず、先を読んだ対応体制ができている。

ということで、この戦略に満足している。COVID-19が高齢者に危険で悪い病気であることは承知している。ただ、パンデミックになるというのはこれより悪いシナリオだ。問題は病気ではなく、それの対応の仕方である。

更に言うなら、今年はインフルエンザとノロウィルスが減少しているデータが有る。これはコロナウィルス対策で、距離を取ることと、手洗いの励行を行ったことで減っていると考えられる。

Googleマップのデータから分かるように、スエーデン国内の人々の動きも、個人個人の自発的な対応で、劇的に落ちてきている。自主的な戦略が効果を出してきている。
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以上、スウェーデンのコロナウィルス対策の考えを要約してみた。

実際には、スウェーデンのコロナウィルスでの死亡者の割合は高い。しかし、他のヨーロッパの国と比較して格段に高いというわけではない。イタリアやスペインと比較すると低い。こうしたゆるい対策というのも、日本でも考えて見る必要があるのではないだろうか。

コロナウィルスによる感染者数、死者数の推移(4月21日付)

WHOのサイトからコロナウィルスによる感染者数と死者数の推移をまとめた表とグラフを作成してみた。先日、このブログで紹介したデータで米国のデータで4月16日のデータが間違っていた。今回は訂正されている。



私は死亡者数、死亡率に注意を払っている。死者というのが感染者数よりも実情をよく表していると見ているからである。

ただ、人公費に関して、死亡者数、死亡率の推移のひょうを作成していないので、これからまた作成したいと思っている。

どの国も感染者数に対する死亡者の割合は増えている。日本は一次減っていたのだが、他の国同様増加傾向である。

いつの間にか日本は韓国の感染者数を超えており、死亡者数も超えてしまうのではないかと思える状況にある。

2020年4月20日月曜日

Chromeの拡張機能「Grammarly for Chrome」が日本語入力にいたずらしていたこと

いつ頃からかよく覚えていないのだが、日本語入力を行うと入力がうまく行かないことが起こっていた。

たとえば、Googleのスプレッドシートでデータを入力するとき、最初の文字の入力がうまく行かなかった。「日本」と入力するのに、「nihon」と入力するのだが、最初の「n」が入力されない。一旦入力を開始してしまうと、それ以降は文字落ちなく入力できるのだが。次のカラムに移っても問題は生じなかった。つまり、最初の入力時だけ、そういう問題が発生していたのだ。

FacebookやTwitterで文章入力を行うときには、もっとひどい状態が発生してしまっていた。

日本語文字入力を行っている途中で、それまで入力した文字が消えてしまう。いつも消えてしまうわけではなく、時間をかけてじっくり入力していくと、そういう問題が発生しない。しかし、それでは時間がかかりすぎて、入力しておれない。

やむなく、そういう場合にはテキストエディターで文章を作成し、それを「コピー&貼り付け」という操作でFacebookやTwitterに書き込んでいた。

この問題は、もちろんマイクロソフトやChromeに問題として報告していたのだが、全く梨の礫だった。

私は日本語入力は、Google日本語入力を使用している。それでこれはマイクロソフトがわざとGoogle入力にいたずらをして、まともに入力させないようにして、マイクロソフトの日本語入力IMEを使わせようとしているのかと考えたこともある。しかし、IMEに日本語入力を変えても、同じ問題が発生した。

解決方法が見えたのは、Twitterの入力をしている時である。入力のカラムの右側の位置に緑色の点が表示されているのに気がついた。もちろん、以前からそれは表示していたのだが、なんとも考えが及ばなかった。その緑色の点は、「Grammarly for Chrome」が動いていることを示していたのだ。入力した文章を、日本語ではなく英語の文章と思ってチェックしようとしていたのだ。


「日本語入力をしているのに、英語チェックはいらないのでは?」と考えたところで、これが日本語入力を邪魔しているのではないかと気がついた。

さっそく、Chromeの拡張機能の「Grammarly for Chrome」の設定を「ON」から「OFF」にしてみた。機能の停止である。そうすると、上にあげたような問題は全く発生しなくなった。

では、どうしてこの問題がネットの中で取り上げられなかったか?まずは、日本語入力をする人は、英語のチェックのための「Grammarly for Chrome」などは使用していないのだ。

使用していたとしても、パソコンが新しくて、私のパソコンよりも能力が格段に高いので、そういう問題が発生していないということも考えられる。パソコンがもう少し高速処理できれば問題なかったと思われる。ひょっとすると、インターネットの回線の速度も影響していたかも知れない。

いずれにせよ、2,3年前から困っていた問題が解決してホッとしている。


コロナウィルスの感染者数や死者数を知るには?

コロナウィルス情報はいろいろのところに出ているのだが、なかなかいいデータが得られない。私が調べてみたところ、以下のような所が良いようだ。

コロナウィルス情報
 (1)World Meter
   https://www.worldometers.info/coronavirus/
 (2)東洋経済
   https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
 (3)Johns Hopkins University
   https://coronavirus.jhu.edu/map.html
 (4)厚労省
   https://www.mhlw.go.jp/index.html
   「新型コロナウイルス感染症について、こちらをご覧ください。」を
   クリック。画面中央くらいにある「国内発生状況」というラベルを
   クリックする。
 (5)都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ
   https://gis.jag-japan.com/covid19jp/
 (6)ロイター
   https://graphics.reuters.com/
   「Coronavirus outbreak graphics」をクリックする。

この他にも、都道府県や病院などのホームページを探すと、情報を得られるケースが有る。ご自分のいる都道府県の情報はそのホームページで見るのが一番確かかも知れない。
例えば、東京都は以下のところにある。
   https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

海外のサイトでは日本の詳細なデータは得られないので、日本のサイトを探したほうが良いだろう。

この他にも検索語「コロナウィルス 感染者数」、「コロナウィルス 死者数」などで検索すると、感染者数や死者数のデータが表示されているサイトが検索できる。

パソコンにLINE をインストールしてビデオ会議を行う

テレワーク用の会議システムとして、Zoomが有名になっているが、LINE でもパソコンを使用して、リモート会議を行うことが出来る。

そのためには、まずLINEをパソコンにインストールする必要がある。この手順に関しては以下のところに詳しい。
https://linepc.jp/linepc/line-32.html あるいは
https://appllio.com/pc-line-start-guide

他にも検索語で「LINE パソコン インストール」などで探せば、いくつかインストール方法を使い方を説明してくれるサイトが見つかるはずだ。

インストールしてしまえば、スマホとも交信できるし、パソコン同士でも会話ができる。もちろん、パソコンにカメラがあればビデオ会議も行える。この手順に関しては以下のところに詳しい。
https://appllio.com/line-group-video-call あるいは
https://apptopi.jp/2020/04/17/line-group-video-call/

他にも検索語で「LINE ビデオ会議」などで検索すれば、使い方に関して説明してくれるサイトが見つかるはずだ。

わたしは残念ながら、実際には1対1のビデオ会議しか行っていない。

ただ、1対1の場合については、Zoomでも行って比較したのだが、交信状態はLINEの方が格段に良い。画像も音声もLINEの方が格段に良かった。理由はなぜかわからないが。

交信できる人数も200人までということなので、Zoomが100人までということで、その点でも優れている。

ただ、人数が増えるとどうしても使用するデータ量が増えるので、回線が混んでしまって、うまく使えないケースが増えるようだ。最近、コロナウィルスの関係で、家にこもる人が増えて、インターネットを使う人が増えた。その関係で、使用する回線のスピードが極端に落ちてしまっているので、その弊害も出てきている。もし、100名程度の会議とか講義を行うなら、一度試してみて使い物になるかどうか、確認しておくと良い。



2020年4月19日日曜日

感染症の専門家岩田健太郎神戸大教授に聞く『新型コロナウクする対策と最新研究」を聞いてのメモ

TBSで4月14日頃にTBSで放送されていた神戸大学教授岩田健太郎氏のインタビューがニコ動に挙げられていた。その内容がコロナウィルス感染対策に有効と考えて、メモを取ってみた。内容に関しては文責は私にある。私の理解度、まとめが良くないので、間違っている部分もあるかも知れない。実際にはこのブログの最後に、動画のリンク先を示しておくので、実際に話を聞いてもらいたい。

緊急事態宣言の効果やタイミング: 宣言の効果はまだ出ていない。10日から14日くらい前の状況が見えているわけだ。(それなら、そろそろ2週間経ったのでこうかがみえてくるはず)宣言を出すタイミングは少し遅かった。特に東京では遅すぎた。緊急事態宣言はロックダウンと同じ意味で行われたと思う。ロックダウンの効果は感染が始まったときには効果がある。その例としては米国カリフォルニア州の例がある。カリフォルニア州では効果があった。

3密について: 日本がやってきたのは、あとから追っかけるという対策である。実際には、過去の事例で対応するよりも、未来に起きることを予見して対策を立てないといけない。感染を防御するには「感染経路」と「人と人との距離」が大切である。3密というと、人はそれ以外は安全という気持ちを持ちがちだ。従って、そいう気持ちを持たれてはいけないので、効果的なメッセージではない。もう初期のフェーズを過ぎているので、今はクラスターを抑えこむことに力を入れるのは効果的ではない。フェーズが変わっているので、緊急事態宣言が出た。クラスター対策ではもう抑え込めない。そういう場合に、「クラスター対策は失敗したのだ」というように、失敗したことを問題にしないで、その失敗を認め、改めてそのフェーズでの対策を立てることが大切である。

PCR検査: PCR検査は、検査したほうが良いか、しないほうが良いか、損得勘定である。PCR検査はクラスターが爆発する状況では必要だが、そうでない場合には検査数を増やす必要ない。状況変化に応じて対応を変えるべきた。

ロックダウン(緊急事態宣言): ロックダウンの目的は感染者数の発生をゼロに抑えることである。ロックダウンはやるやらないではなく、どこまで緩めるかという判断をして進めていく。海外ではそいういう判断で、緩めたり締めたりが、実際に行われている。「終生免疫はつかない」という悲観的な考え方を持って、完全に押さえ込むことを考えないといけない。楽観的な見通しで施策を進めるのは良くない。

マスクの効用: マスクで感染しないというのは意味がない。自分が感染しているという前提条件で、人に感染させないようにするということには役立つかも知れない。ただし、これは仮説である。実際に、マスクの効果は殆どないか、効果が薄い。それよりも、人との距離を取るということが重要で、家にいるというのが一番距離を取ることになる。どうしても外に出る人は、2mの距離をとるということが大切。これが一番効果がある。マスクをしないというよりも、距離を取るというのが重要である。
コンビニなどでレジのところにアクリルやビニールを置くというのはいいアイデアだ。衆知を集めると、今まで考えつかなかったようなアイデアが出てくる。

全国一斉休校: 数学的に効果があったかどうかは既に論文を出している。防止には役立っていなかった。今後は地域の状況によって、一斉休校も意味があるとこともある。

レインコート: 防護服が現場では足りない。深刻なことだ。レインコートが防御に役立つかどうか、検証したことはない。医療スタッフが足りない、疲弊している。ちゃんとした医療用の防護服を用意してもらいたい。レインコートが代用になるかどうかはわからない。

アルコール消毒液の代用: 次亜塩素酸は有効である。実際に使用していた実績もある。単に石鹸と水で洗っても効果がある。ちゃんとした学会とか医院の指針をネットで見て、代用品を探してもらうと良い。手を基準にして消毒するのが良い。コロナウィルスは、手が顔や口を触ることで伝染する。それを防げば良いわけで、手をきちんと消毒するというのは大切である。

子供の公園での運動: 外には子供さんを連れて行かれたほうが良い。家にいるというのは不健康である。子供の年齢にもよるが、小さい子では遊具にベタベタ触るということもあるので、注意したほうが良い。大事なのは集団を作らないこと。公園大丈夫ですよというと、みんなが公園に行ってしまう。そうではなく、人とは違うことをやるというのが良い。大勢人が行っている公園には行かない。できるだけ集団をつくらないようにする。人が違っていることやっていることを認めることが大切だ。

BCG接種: 興味深い治験である。あくまで仮説の一つに過ぎない。効果については、海外で検証を実施しているのでその結果を待ちたい。

日本に米国CDCのようなものは必要か: CDCの独立性が担保されていないといけないが、それが難しい。米国でも担保されていない。政治家に忖度してしまうようなものでないといけないが、そういうのは難しいのではないか。担保されているのなら、CDCは必要である。

収束するのはいつか: 日本では安全と安心という。外国には安全だけで安心はない。安心は根拠に基づかないものだ。いまのままでは、流行が完全に収まるというのはないのではないか。今でもインフルエンザは継続して発生している。これと同じように、コロナウィルスと共存していく世界というのもある。数カ月後には日本では収束するという考えは持っている。しかし、世界的には収束しないと思う。

動画のリンク先は以下のところ。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36679431
(2020年4月14日(火)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」22時~))


どうして死者数に注目しないで感染者数に注目するのか

最近のテレビやラジオのあるいは新聞の報道を見ていると、今日は感染者数が何名だったという報道はよく行われているのだが、死者数に注目しているところはあまりない。

この理由はどうしてなのかよくわからない。日本では今でも PCR 検査が少なくて実際に感染した人数はもっと大きいのではないかと言われている。

そういう少ない数の検査数で発見される感染者に注目して、感染者がたくさん増えているかに注目しているのはどうしてなのだろうか。

いろいろのところで言われているが、感染していても気付かずにいる人もいるぐらいだから、感染者数はもっとたくさん増えているのではないかと思う。

一方、死者数は感染した人の中の死んだ人をカウントしているので、これはわりあい正確である。確かに、コロナウイルスの感染によって肺炎になったのに、そうカウントされていない死者もいるはずである。つまり、何人かは見落とされている可能性がある。

友人と死者数の話をした時に、肺炎で死ぬ人は1万人とか2万人とかいるのだから、その中にコロナウイルスの発症によって肺炎になって亡くなった人が、たくさん含まれているのではないかという話をしていた

確かにそういう話は可能性としてはあるか、その数はそれほど多くないのではないだろうか。これだけコロナウィルスが騒がれているのに、コロナウイルスによる肺炎で死亡した人を、密かに他の病気による肺炎だと報告してしまうのは、ちょっと勇気がいる話である。もちろん、コロナウィルスで発症した人が、その病院ででたら、患者は来なくなるし、いろいろと対応が大変なので、そういうことは避けたいということはあると思う。しかしそれは少数でしょう。

そういうわけで、私は死者数のほうが感染者数よりも、格段に正確な数字であると考えて良いと思っている。

それを前提に考えると、感染者数に対する死者数、あるいは日本の人口に対する死者数の割合は、世界各国から考えても格段に少ない数値である。

従って、これで大騒ぎをするのは、本当は私はおかしいと思う。ただあのノーベル賞の山中教授が言っているように、コロナウイルスの恐ろしさは、ある時突然容態が急変して死んでしまうということなので、そういう点は従来の考え方を変える必要があるようである

したがって、肺炎やインフルエンザのインフルエンザに起因する肺炎のように、ある程度治療方法もあるし、即刻死んでしまうということはないものと比較すると、コロナウイルスは然るべき対策をきちんとしないといけないと思われる。

それとは別に、今後はしばらくすると、こういう体制を長期に続けていると、経済的な疲弊が起こってしまうので、早くこうゆう外出禁止などの禁止をやめるべきという話がある。私はあまりアメリカのトランプ大統領を尊敬はしていないが、今回3段階で経済的な対策として外出などの禁止を解いていくという方針を打ち出しているのは良いことだと思う。

彼は単に国の経済的な疲弊を防止するということのためにやっていると思うが、そういう対策により、経済的疲弊によって発生する死者が減るという効果を生み出すことは確実である。

そういう場合に経済的疲弊によって亡くなる人の数と、コロナウイルスによって亡くなる人の数を比較するというのは意味がある話である。理想的には、どちらの死者も極力少なくなるというのがいいのだが、両方ともを少なくするというのは、なかなか難しい。今、コロナウイルスによる影響を極度に恐れている国民に、それを理解させるのはなかなか難しい。しかし、早期に経済政策の上向きに方向の舵を取るのは政治家の責任である。さて安倍首相がそういう方針を出せるのだろうか。

たぶん安倍首相ではなくて、私は日本の優秀な官僚がそうした方向に早く舵を切ることを期待したい。


2020年4月17日金曜日

スマートフォンをWebカメラとして使用する

コロナウィルス騒動で最近はビデオ会議が流行っているそうだ。私も仕事ではないが、ビデオ会議を行っている。

しばらくノートパソコンで行っていたのだが、デスクトップパソコンでもやりたくなってきた。

ところがデスクトップパソコンには外付けのマイクは以前からつけていたのだが、Webカメラがない。購入しようと思ったのだが、ネットでも品切れ状態のようですぐには購入できないようだ。もちろん、高価なものを選べば購入できるのだが、ビデオ会議用のWebカメラには、そんな高級なものは必要はない。

ネットなどの情報を調べてみると、スマホをWebカメラとして使用できることがわかった。



その中でiVCamをとりあえず使用することにした。使い方に関してはネットで調べるといろいろ情報が出ている。

パソコンとスマホのそれぞれにiVCamのアプリケーションを入れる。パソコンとスマホとはUSBケーブルで接続してもいいし、Wi-Fiで接続しても良い。私は手軽に接続できるWi-Fiを使ってみた。意外と簡単にお互いが認識して、自動的に接続してくれた。

使用の仕方がまずかったのか、音声はハウリングを起こしてしまい、使えなかった。パソコンからの音をスマホのマイクが拾ってしまい、ハウリングを起こしてしまったようだ。何か対策があったのかも知れないが、音声は以前から使用しているマイクを使うことにした。

スマホの画像はきれいで、Webカメラの代用として文句なしである。パソコンに大きな負担をかけることもなかった。

しばらく使っていると、試用期限があったようで、機能が制限されてしまった。画像のサイズが、640x480 になってしまった。コレでもなんとか我慢すれば使えるかなと考えていたのだが、実際にZoomで使用してみると、画質が良くないことが歴然としていたので、困ってしまった。

購入費用は19.95ドルである。ここで購入しても良かったのだが、たかだかWebカメラにこんな金額を払う必要はないと考えた。この価格だと、実際にWebカメラで良いものが購入できそうだ。

別のWebカメラのアプリの候補を探して、DroidCamを使ってみることにした。こちらも、スマホとパソコンに専用のアプリを入れてスマホをWebカメラとして使用できる。

これもUSBケーブルで接続かWi-Fiでスマホとパソコンを接続する。ここでもWi-Fiで接続することにした。

DroidCamではスマホが表示するIPアドレスを、パソコン側のアプリで入力することで、パソコンとスマホがつながる。

こちらも、簡単に問題なく接続できた。

フル機能のiVCamに比較すると、DroidCamは少し機能が少ないような気がするが、Zoomなどの会議で使用するには問題ない。

DroidCamは上位版が有り、Google Playで500円で購入できる。この程度の価格なら支払ってもいいかなと考えている。こちらの方はフル機能のiVCamに負けない機能を持っているようである。



2020年4月16日木曜日

コロナウィルスの死者数推移、感染者数比、人口比を調べてみた

WHOのホームページから、コロナウィルスのSituation Reportの数字を使って、その死者数と、感染者数の推移を数日感追手表とグラフにしてみた。

まず、主要な国の感染者数と死者数、そしてその経緯を表にしたもの。


そして、そのグラフ。


以前にも述べたが、日本は世界に比較すると、死者数の割合がかなり低い。韓国も同様である。

感染者数での対比ではよくわからない部分もあると考えて、人口皮革を今回から入れることにした。以下の表とグラフである。(マウスのポインターを近付けるか、ポインターを画像に持っていき、クリックすると大きな画像になる)


死者数と人口の比較では日本は極端に少ない数字になっている。日本に近いのは、中国と韓国である。

報道などでは感染者数と大きく取り上げているが、かかっても死ななければまあ問題がないと考えて良い。死んでしまったのではどうしようもないので、死者の割合というというのは意味があると考えている。

私は基本的には集団感染することで全体に免疫ができ、それによってコロナウィルスを退治できるという考え方なので、蔓延してくるとどれだけの死者が出るかというのは大きな関心事である。

巷で言われているように、日本の感染者数はもっと多いのではないかと言われているが、もし本当にもっと感染者数が多いとすると、死者数は変わらないのだから、感染しても死ぬ確率はものすごく少ないことになる。死者数の方にも数字に上がっていないものがあるとしても、それほど多くはないだろうから。

2020年4月15日水曜日

コロナウイルスから医療関係者を守るためにはどうすれば良いか

コロナウイルスの影響で病院がクラスターの場所となることが、最近たくさん見受けられる。どうも病院はコロナウイルスに対して安全だという考えを、持っていてはいけないようだ。

この考え方は、コロナウイルスが流行ってきてからは、一部の人で言われるようになってきた。そして結局、病院にたくさんの人がコロナウイルスが心配で押しかけてくるのを防止しているのに少しは役立っているようだ。

しかし、本来病気を治す場所である病院が、コロナウイルスというウイルスによって、病気を流行らせてしまうということはおかしいと考えないといけない。

多分、病院はコロナウイルスのような病原菌に対して、十分な防疫体制を取っていないのではないと考えた方がいいようだ。

私が薬をもらいに定期的に訪れる病院にしても、特に十分な防疫体制を取っているようには思えない。コロナウィルスが流行る前の普段なら、病院に入るのにアルコール消毒もしないし、土足のままで入っていっている。 病院に来る人は、誰もマスクをしていなかった。マスクをするようになったのは、コロナウイルスが流行りだしてからである。

ウイルスが流行りだしてから、病院の防疫体制は改善されたと思う。しかし、実際に病院の状態を見ていると、医師や看護師は防疫服を着ているし、マスクをかけているか、その状態を見てみると不十分なように感じsる。空気中に浮かんでいるであろうと考えられるウイルスが、マスクを通して入ってくる可能性は相変わらず高いように思われる。

そもそもコロナウイルスというのは僕微細なゴミと考えた方がわかりやすい。このゴミは人が喋る時に飛び散る唾によって他の人に付着し、それが結果的に人の体に侵入してくるということが言われている。

コロナウイルスは微細なゴミでゴミであると考えると、空気中にもたくさん浮遊しているのではないだろうか。そうした浮遊しているウイルスが、人が呼吸をしたりする時に、鼻や口から入ってくるというのが、伝染の一番大きな原因ではないかと想像する。

更に、病院はコロナウイルスの浮遊している率が病院の外よりもたくさんであると考えた方がいい。だから、そこにずっと留まっている医者や看護師の人達は、コロナウィルスを吸入してしまう確率が高い。従って、一般の人たちよりもさらに強固な防策を取る必要があると考える。

実際に病院の中の医者や看護師が装着しているマスクや防護服だけを見ていると、これではコロナウイルスが体内に入っていくということを完全には防げていないのではないかと思う。特に、口と鼻の周りを性能のいいマスクでカバーしていても、実際には入ってくることがある。また、病院内でもマスクなどを取り外すこともあるので、それを外した瞬間からは、ウイルスが呼吸と共に体内に入ってくる可能性が高い。この部分を防御できるようにしないと、院内感染は今後も確実に発生していくと考えていいだろう。

この危険性を防ぐには、マスクだけで防御するのではなく、顔全体を覆うような袋状のもので防御するとか、あるいは潜水服のように全身を覆ってしまうような形で防御する必要がある。もちろん潜水服のように重たい防御服を作る必要はなく、軽量の防御服でいい。こういう防御服や顔全体を覆う袋のようなものを開発して、医療関係者に供給する事を考えてもらいたい。この手の感染症を防御する上では重要ではないだろうか。


2020年4月13日月曜日

橋下元大阪府知事による教育改革の成果か

雑誌 AERA のネットサイトの記事によると大阪の高校が東大や兄弟やその他の難関大学の合格率で、全国で10位の中に2校入っていると言う。
以下のところである。
https://dot.asahi.com/wa/2020041000068.html

そこに示されているように、10位以内に北野と天王寺という二つの大阪の公立高校の名前があがっている。このような大学入学の情報では、トップの10位に入る高校というのは大体決まっており、しかもその高校は私立であることが多い。その中に公立高校が、しかも2校も入っているというのは興味深い。

その記事にも述べられているが、大阪の教育改革が行われたのは2011年である。橋下元大阪府知事の時代に行われた。それ以来大阪の高校の教育レベルが上がったと考えられる。

この教育改革については、もうあまり覚えている人もいないだろうが、結構地元でも反対意見があった。それをゴリ押しして橋下元大阪府知事が実施したものである。

こういう政策の結果というのは、1年や2年ではなかなか現れない。結局この教育改革の結果も、10年ほど経ってその成果がきらびやかに現れてきたと言えるのではないだろうか。

政策というものは多くの人の賛成するというものではなく、少数の人しか賛成しないというケースが多い。従って、反対が多い中で、信念を持って政策を実行していく必要が出てくる。こういう政治のやり方こそが本来の政治の進め方ではないかと思う。

今回のコロナウイルス対策にしても、どうも政府は国民目線で政策を実行しようとしているように見える。是非とももう一段高いレベルの目線で、コロナウイルス対策を実行してもらいたいものだ。 そうすればあべのマスクなどというような政策は出てこないはずだ。



コロナウイルス騒ぎが終わった後

コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されて一週間ほどが経過した。

多分1ヶ月経った後でもコロナウイルス騒ぎは終息していないと思っている。野党などの中には1ヶ月経った後で良い結果が出ていなければ政治責任を取れなどという話が出ているが、そんな責任を取る必要は全くないと思う。野党でもどういう対策を取ればいいのか全く分かってないのに、誰に責任を取れというのだ。

私は日本政府はコロナ対策はよくやっていると考えている。 安倍首相の行った学校閉鎖やマスクを配る話などは論外だが。

今回の緊急事態宣言の大きな目的は、医療現場が崩壊するのを防ぐためのものである。感染者が今まで以上にたくさん出て、病院に駆け込むということがないようになれば成功だと考える。

病院に駆け込む人が少なくなれば、医療現場は崩壊する可能性は低い。駆け込む人が少ないというだけではなく、重病の人を除いて、ホテルなど病院以外の所に隔離することによって、医療関係者の負担が軽減されるということがはっきりすれば、目的を達したと言えるのではないだろうか。

結局、現在の段階ではコロナウイルスに対する治療方法がはっきりしていない。その中で、体力的に耐えられる人は感染したとしても、生き残っているということになる。 体力が持たない人で、不幸にしてこんなウイルスに感染した人は、死ぬという運命なのだ。これを早くから国民全員が理解していないといけないのだが、自分が死ぬ可能性があるという恐怖に駆られて、 なかなか理解できず、あわてて間違った行動をしてしまう。 この一ヶ月間経過すれば、そういった恐怖に駆られていては、結局良くないのだと言う考えが、進むのではないかと期待している。

神戸大学の岩田健太郎先生も、雑誌「AERA」の今週号の中で『新型コロナウィルスもこの先とことん広がれば、「感染すれば8割は軽い症状で済むけれど、2割程度は重症化し、高齢者を中心に1~2%は命を落とす」ことを人類が受け入れる可能性はあります』と言われている。

私自身も結局はこういう結果になるのではないかと考えている。もちろん、現在の状況よりも改善されていて、ワクチンや薬、そして治療法などが改善されているので死に至る確率は下がっていると考えられる。

本来は全員がワクチンを投与して、完全にコロナウイルスを封鎖するのがいいのだろうが、それは理想としては良いが現実的ではない。現在のインフルエンザ(09年の新型インフルエンザ!!)が、ワクチンや薬ができているにもかかわらず、未だに感染者が絶えず、死者もたくさん出ていることを考えると、コロナウイルスもそういうことになるのではないだろうか。私達はインフルエンザによる死者数など、更に言うと感染者数など全く気にしていないのだから。



コロナウイルスの対策で気になっていること

日本でコロナウィルスが発生してから3ヶ月ほどが経過する。その中で私が気になっていることがいろいろある。ここでは2件のことを取り上げたい。

一つは安倍首相がを実施した中学校高校などの学校閉鎖である。
この実施に関して、その結果どうなったのかという分析がどこにも見当たらない。実際には全国ですべての学校が閉鎖になったわけではない。都道府県によっては、学校を継続して開けていたところがある。だから学校を継続していたところと、閉鎖したところとでその結果に差があったのかどうか、これを本来は分析しておくべきだろう。今後のコロナウィルス対策の行動に役立つはずである。

残念ながら、この事項に関して私は手元にデータを持っていないので、何とも言えない。
もしも、学校を継続して閉鎖しないでおいたところで、生徒たちにコロナウイルスの陽性反応が見つかったら、その都道府県の長達は大変な非難を受けていたと考えられる。

しかし、実際にはそういうクレームは発生しなかった。ということは、学校を閉鎖していなくても、コロナィルス感染は何も発生しなかったということではないのだろうか。もちろん、学校を閉鎖していなかった関係で、実際には生徒達がコロナウイルスに罹患していたかもしれない。そして、それが明確には症状として出なかった可能性がある。その生徒たちの親族や家族などにコロナウイルスが伝染したという可能性は考えられなくもない。
しかし、その可能性は低いはずだ。こういう結果なので、学校閉鎖は本当はやるべきはではなかったと私は考えている。

もう一つ不思議に思っているのがクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号で活躍した自衛隊のことである。
自衛隊はこのダイヤモンド・プリンセス号のコロナウイルス対応に、延べ人数で3000人ほどの部隊を投入したと言われている。このぐらいの人数を投入すると、コロナウイルスの伝染力を考えると、隊員の中にコロナウイルス陽性反応が出てもおかしくなかったはずだ。
しかし、そういうことは全く発生せず、隊員の誰もコロナウイルスにかからず職務を全うした。これに関して、各種の報道では、自衛隊がよくやったということを言うだけだった。それに付け加えて、自衛隊は感染防止のために、どういう対応したのか、どういう対応したら全く感染しないというような結果が出たのかということを報道していない。本来なら、自衛隊の対応が良かったわけだから、具体的にどういうことをしたのかもう少し詳しく国民に知らせてくれてもいいのではないだろうか。コロナウィルス対策にきっと貢献するはずだ。
自衛隊の行動は秘密事項が多いのでと言うか、秘密事項にしておかないといけない事項もあるので、情報を流すのは難しいという判断もある。しかし、今回のようにコロナウイルスの流行が大々的に走って 相対的に拡散している状況では、然るべき情報はもっと流していいのではないかと考える。今後の報道に期待したいものである。

2020年4月11日土曜日

Windows 10の動画編集ソフト「ビデオエディター」は十分使える

いわゆる動画編集ソフトはめったに使用しないのだが、それでもデジカメで撮ったビデオを編集するのには使用する。

1年ほど前にCyberLinkのビデオエディター「PowerDirector」を購入して使用している。5000円弱の価格だった。

最近友人から自分の撮った写真を数十枚DVDに入れたいのだが、どうしたら良いかと聞かれた。PowerDirectorを購入するというのも一つの手だったが、無料でなんとかそういうDVDを作れないかと考えてみることにした。

友人は結婚式の写真をDVDプレーヤーで見せてもらって自分も作成したいと考えたらしい。

私は写真を配布するのは、写真をGoogleフォトに入れているので、それでアルバムを作成して、そのリンク先を関係者に配るという方法を採用する。しかし、一般的にはそういう操作をパソコンで出来ない人もたくさんいるので見ることが出来ない人がいるのだ。そういうことに友人のリクエストは気づかせてくれた。

数年前までは、マイクロソフトの「Windows Movie Maker」というのが、Windows についてきていて、それを使用してビデオ編集が行えた。ところが、それがWindows 10にはついてこなくなってしまった。しかもWindows 10がリリースされた当初は、それに取って代わるものがなかった。

今回改めて調べてみると、どうもWindows 10についてくる「ビデオエディター」が使えそうだということがわかった。機能が改善されている。実際に使用してみると、簡単なビデオ編集ならなんとかなるようだ。


実際に友人には使い方の簡単なビデオを作成して、初心者でもそれを見るとビデオ編集がすぐに使えるようにした。Youtubeにも「Window 10 ビデオエディター」で検索すると使い方を丁寧に説明しているものがいくつかあることもわかり、それも友人に紹介した。

ただし、このビデオエディターではDVDへの書き込みができない。「窓の杜」のソフトウェアライブラリで探してみると、「BurnAware Free」と「Power2Go」の2つが良さそうに思えた。

よく調べてみると、「BurnAware」はmp4の形式をDVDビデオのファイル形式に変えて書き込む機能がない。従って、もし「BurnAware」でmp4をDVDビデオの形で書き込むには、一旦ファイル変換をした後に、書き込むという方法を取らないといけない。

ということで、そういう手間を取らずに、mp4をDVDビデオに変換して、DVDに書き込んでくれる「Power2Go」を使用することにした。

実際に「Power2Go」を使用して、mp4のファイルをDVDに書き込んでみて確認した。作成したDVDを通常のビデオプレーヤーで再生することが出来た。現在販売されているDVDプレーヤーでは、mp4のファイルのままでも動画を表示できる機能を持っているものがあるようだが、それに対応していない機器を持っている人には使えない。

30日の試用期間がすぎるまではフル機能のアプリケーションになっているので,試用期間が過ぎたときにどういう使い勝手になっているのか、確認する必要があるが、多分大丈夫だろう。窓の杜の説明にもそのように書かれているので。


緊急事態宣言でやらなければいけなかったこと

緊急事態宣言が出されて実際のアクションが始まっている。私は元々この緊急事態宣言とそれに伴う外出禁止などの処置については反対していたのだが、実際に発令されてしまった以上それに従わざるを得ない。

宣言は約1ヶ月の我慢を国民に依頼しているものだが、1ヶ月後宣言を解除する条件などについてはあまり明確にされていない。できるだけ早い時期に解除してもらいたいものである。とは言っても、眼を見張るほどに状況が改善されるとは思えないが。

この宣言を出すにあたって、経済的な被害を殆どの国民は被ることになる。それに対しては、必要な人には給付金を与えるということになっている。だ給付金を受け取るための条件やそれに関わる手続きなどが複雑で、実際には受け取る人がほとんどいないのではないかと思えるような状態になっているようだ。

海外では申請するとその3日後ぐらいには賃金が手に入ると言う。支援金が手に入ると言う。今からでも遅くはないのでそういう体制をそういう処置を早く決めて実行してもらいたいものだ。

そうでないと本当に経済的な困窮で死を早めてしまいしまう人が増えてしまうのではないかと心配である。

東京都の小池知事は、登録時の東京都独自の方針として知事の指示に従い店を閉めたところには、給付金を出すと言っている。ただしこれもいつになることがまだはっきりしていない状態だと思うのだが。こういう処置は一般的には「さすが小池都知事だ!」と思われるところだが、都知事はその受けを大いに期待してるような気がする。

しかし、政治はショー(見世物)であってはならない。国民に、都民に大受けするようなやり方をするようのでは、本当の政治家だとは言えない。そうではないと信じたい。元々、東京都が他の府県よりも持っているお金というのは、税金であって、それは都民のものなり国民のものである。しかも、東京都には国内大手のほとんどの会社の本社があるために、税金は他の府県よりもたくさん集まる仕組みになっている。その貴重な税金を使用するのに、さも自分の懐から出すような顔をして説明をされるのにはいささかうんざりする。都民や国民の側も、そのお金がさも小池都知事の懐から出てきたような気持ちでいるのも不思議なものだ。

緊急事態宣言が出てしまったので、それが良いかどうかという議論をしていても仕方がない。この状況下で、どういう行動をしないといけないかというのが重要だろう。

コロナウィルスに関しては、花粉症と比較して考えてみるとわかりやすいかも知れない。

コロナウィルはスギ花粉よりも小さい。しかし、空気中を飛び回って日本全国に撒き散らされているというのは同じだ。撒き散らされ方は、コロナウィルスは感染した人が唾などを体内から出すことで撒き散らされる。スギ花粉が杉の花から飛び散るのとは異なる。しかし、空気中に飛んで回っているのは同じで、そのうちに地面に落ち、症状を発生させる効力が落ちていく。

花粉症になるのは、花粉が多く飛ぶ場合になりやすい。コロナウィルスも飛び回っている量が多いところにいると感染しやすいようだ。両方とも目に見えない小ささだが、コロナウィルスの方が格段に小さい。目に見えないが、コロナウィルスは飛び回っていると考えて行動することが大事だ。

花粉症は他人にうつすことはないが、コロナウィルスは発散させるのが人なので、人から人へ移動していくことになる。発症する時間なhそれほど変わらないが、ウィルスの場合には急に症状が変化して死に至らしめることがある。

ほぼ全国で発症者が出てきたので、コロナウィルスの飛ぶ量は多い少ないがあるが、全国で飛び回っていると見て良い。ただ、コロナウィルスを発生させるのは人間なので、人が少ないところはコロナウィルスも少なく、従って発症する可能性は低い。

現在のところ効果的なワクチンも薬もない。一部、効果があるというものも出てきているようだが。自分を守るのは自分しかない。「栄養のある食事、適度な運動、十分な睡眠を取る」ことで、防御するしかないと思う。


2020年4月10日金曜日

コロナウィルスによる死者数とその割合の推移

4月11日のWHOのホームページから取り出した世界の主要国のコロナウィルスの感染者数と死者数は以下の通りである。(グラフも含む)


以前から取得していたデータから、感染者数に対する死者数の割合の推移が以下の表である。(グラフも含む)



これを見るとわかるように、世界各国では死者数の割合は増える傾向にある。ところが、日本はその死者数の割合が順次減ってきている。減ってきている国は日本以外では中国だけである。しかも、死者数の割合が格段に少ない。

これをみると日本のコロナウィルス対策は実に優れていることがわかる。それを安倍政権はよくやっていると評価するのもちょっと危険だと思うが。

なぜこういう結果になっているのかよくわからない。誰もこういうことに関して説明してくれていないし、マスコミなども記事にしているのは少ない。

思いつくのはマスクの着用、手洗いの習慣など日本人特有の衛生観念が影響しているように思われる。

実際マスクの着用では英国などでは未だにマスクを着用するのを嫌がっている人が殆どという。PRESIDENT Onlineの記事が面白い。以下のところである。
https://president.jp/articles/-/34422

しかし、欧米各国もじょじょにマスクを掛けるように推奨し始めており、マスクを掛ける人が増えてきているようだ。

グラフを見てみると東洋系の国のほうが死者率の割合が低い。人種的に東洋人のほうがコロナウィルスにかかりにくいのかも知れない。こういうのはあまり科学的ではないが。BCGを幼いときに接種しているとかかりにくいというのもこれに関連して言われている。これを聞いていい大人がBCGを医者にしてもらっているという話が今日の毎日新聞などに出ていた。本来数量限定で幼児用に用意されているもので、いい大人が今になって使用するのは、本来の使用目的を妨害するもので、けしからんことである。

私は、あまりにもコロナウィルス対策に力を入れすぎて、そのためにコロナウィルスにかかって死ぬのではなく、コロナウィルスの対策で死ぬ人が多く出てくるのを危惧している。

その一つの例として、輸血用の血液が不足してきているようだ。コロナウィルス対策で人出が減ってきてしまい、輸血してくれる人が減ったからのようだ。これが原因で重症の病気で輸血が出来なくて死んでしまう人が増えたのでは、なんのためのコロナウィルス対策なのか。このようにあちら立てればこちらが立たずという状況が出てきてしまうので、それを考慮した政策を取る必要がある。

2020年4月8日水曜日

マスコミはコロナ恐怖を煽っている?

小林よしのり氏のブログからの引用だが、マスコミが報道しないコロナウィルス関連の事実というのがある。以下の項目だ。
1.「他国に比しての日本の死亡者の少なさ」
2.「インフルエンザの感染者は毎年1千万人。関連死1万人の現実」
3.「PCR検査は命がけで、ひとり検査する度に防護服を脱いで、新しい防護服に着替えるので、一日10人が精一杯なのに、膨大な患者予備軍が殺到している」

他国に比較して日本の死亡者の数の少なさは以上と思えるくらい低い。これには検査数が少ないとか色々疑問視する意見もあるが、データとしてはある程度信用していいいだろう。本来、コロナウィルスでなくなった方を他の病気の原因でなくなったと数えていると言ったケースも考えられるから。

そういう考えを入れても日本のコロナウィルスによる死亡者数は格段に少ない。
以下の表やグラフを見ても明らかである。
(データはWHOのホームページから入手)



日本だけが低いのではなく、感染者数に対する死亡者数の割合は、ドイツ、韓国の2カ国も2%以下である。死者数の割合に関しては、その国の人口との対比で比較したほうが良いのかも知れない。それならドイツ(8300万)、韓国(5100万)に比して日本はざっと12500万なので、さらに割合は低くなる。

一方、昔からのインフルエンザの死亡数はと言うと、毎年3000人以上が亡くなっているのだ。すでにワクチンなども用意されているのに。この数を現在のコロナウィルスによる死亡者数と比較してみるとよく分かる。コロナウィルスによる死者数は100人以下である。

この数字から言えることは、日本は世界のどの国に比べても、コロナウィルス対策が実にうまく行っていると言って問題ない。

こういう状態なのにヒステリックに国民に恐怖心を煽るマスコミは問題ではないだろうか。

今回のような非常事態宣言が出された理由の一つは、恐怖心に駆られた人たちからの政府や都道府県などのコロナウィルス対策へのクレームが原因ではないかと考えている。上に示したようなデータで騒ぐのならば、もともとのインフルエンザに対してもっと恐怖心を持ったほうがまともなのではないか。インフルエンザは薬やワクチンなども用意されているのに、あいかわらず死者は多いのだから。

さらに、こういう経済を疲弊するような対策をずっと実行していると、それに関連して自殺や貧困による死者が増えてくる。実際に本日、NY市のデブラシオ市長は、「自宅で死亡し集計に含まれていない人が、毎日100―200人程度いるものとみている。」という話をしている。在宅死だけでこんなに出てくるとなると、今後さらに死者は増えてくる可能性が高い。こちらの方が死者数も多く、恐ろしいのではないだろうか。

もちろん、コロナウィルス対策を全くしないということは、最善の策ではない。厚労省などから出されている対策なども考慮して生活することは大切だ。さらに、個人個人で他人にはコロナウィルスをできるだけうつさないという気持ちを持って、自分はきちんとした食事をし、睡眠をとってコロナウィルスに対する力を蓄えて、コロナウィルスが体内に入ってきても発症しないようにしておくことが大切である。この対策では元阪大総長の平野俊夫教授の解説なども参考にすると良いと思う。

以下にこのブログで参考にしたネット上の記事などをあげておく。

小林よしのり氏のブログ
https://yoshinori-kobayashi.com/20085/

「インフル死者」President Onlineより
https://president.jp/articles/-/33053?page=5

なぜCOVID-19はこれほど恐れられているのか。阪大元総長 平野俊夫教授の解説
http://kozu5.my.coocan.jp/OhtaProfHiranoCorona.pdf


2020年4月7日火曜日

緊急事態宣言を受けて今やるべきことは?

とうとう安倍政権は緊急事態宣言を出してしまった。出来るなら、出さないほうが良いと思っていたので、残念だが仕方がない。コロナウィルスで死ぬ人よりも、コロナウィルスの対策の影響で経済が疲弊し、それで死ぬ人や困る人がどれほど多いことか。

日本経済の疲弊を恐れる安倍政権としては、実際には出したくなかった宣言ではないかと思う。

ただ、出されてしまった原因として、コロナウィルスへの恐怖心によるクレームに耐えられなくなったからというのが、一つの原因だろう。世論に負けたということだ。

しかし、それ以外に医療現場からの悲鳴ににも似た要求もあったと思う。神戸大学の岩田健太郎教授もTwitterで早くからリクエストされていた。私は実際の現場を見ていないので、状況がわかっていない。そういう事もあって、医療現場の混乱を認識していなかった。確かに都市部ではコロナウィルスの感染者数が増えてきており、それが大都市の医療現場で対応できない状況になりつつあるということだ。感染者を入院させるベッドが不足してしまったら、大変なことになるということだろう。

現在はそれでも今のところ持ちこたえているという話だ。破綻するという予測のもとに行動したということである。破綻するかどうかまだはっきりしていないのだが。

感染者数が増えるのを防ぐにはどうすれば良いか。確かにいわゆる「3密」を避けるのがいい方法だろう。しかし、ウィルスは今のところ日本全国に拡散することは明らかで、とこにいてもウィルスに接触する危険はあるということだ。ただ、その程度の差があるというだけで。

従って、必ずウィルスが体内に侵入する可能性はあると考えて、個人個人が感染をしないように気をつける必要がある。

そのためには、一番の方法はウィルスが体内に入ってきても大丈夫なように、自分の体調をきちんと整えておくというのが一番だ。普通の風邪やインフルエンザの対策と同じである。睡眠を十分に捕り、規則正しい生活を送るというものだ。

次に、手洗い、うがい、外出して使用した服はウィルスが付着していると考えて、洗濯するなり、アルコール消毒するなりしてウィルスが体内に入ってくることを極力抑えるようにすることだ。

またマスクの着用、握手やハグをしないなど、自分はウィルスを持っているかも知れないという認識を持って、他人にウィルスをうつさないという行動を心がけることも必要だろう。

緊急事態宣言をやって、人の動きを制限することでそれなりに感染者数は減ると考える。しかし、たとえ1ヶ月これを実施してもコロナウィルスが全滅ということにはならず、どこかで繁殖していると考えるのが良い。長期の視点で考えると。結局は経済活動を本格化しないといけなくなるので、感染者や死者が全くでなくなるとは考えないほうが良いだろう。

日本の死者数の情報などのグラフを以下に。(WHOのホームページから、2020/04/08)




日本のコロナウィルス対策はうまく行っているのでは?

緊急事態宣言が出されようとしている段階だが、そんな必要があるのかという疑問を持っている。

事態が緊急だという判断に、コロナィルすの感染者数が増加傾向にあるということが言われている。しかし、判断は感染者数ではなく、死者数なのではないだろうか?感染したら、すぐに死ぬというわけではないl。

厚労省のホームページにあるコロナウィルスの入退院状況のデータでは、国内事例で、PCR検査陽性者(3,654人)、そのうち現在も入院等(2,989人)、死亡者(73人)となっている。

つまり日本国内ではコロナウィルスでなくなった方は、わずかに73人である。数千人以上が死んでいる中国、イタリア、スペインなどに比較すると極端に少ない数字である。

こういう状態なのに、慌てふためいて緊急事態宣言を出すという方向にかじを切るのは納得できない。結局政府も一部の国民からのクレームに耐えきれなくなってしまったからだろう。

インターネットで「命と命の問題」という表題で、単純にコロナウィルス対策だけに特化するやり方に疑問を投げかけている方がいる。
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-isono-1

私もこの意見に賛成である。コロナウィルスにかからないだけを目的にするのでは、それによって発生する問題を見逃していることになる。

確かにコロナウィルスは普通のインフルエンザよりも恐ろしいかも知れない。中国でのデータからは感染者が死亡する割合は、きちんと確認していないが、インフルエンザの10倍ほどのようだ。その他の国でもインフルエンザよりも死亡率は高いようだ。

しかし、日本では今の所、死亡率はそれほど高くない。むしろ異常なくらい少ない。

今まではそれほど高くないからと言って、今後もそれと同じ状況が続くとは考えられないという意見もある。しかし、コロナウィルスが日本に入ってきてから、2ヶ月以上が経過している。今後も死亡率としてはほぼ今までと同じくらいの値を保持できると考えて良いのではないだろうか。


上のグラフはWHOのホームページから入手した日本の感染者数と死者数のグラフである。確かに感染者数が増えているので、今後死者数が増えることが予想されるが、死者数の割合としては増えていないようにみえる。

コロナウィルス対策だけに目を向けて、それに起因する経済の疲弊、それが原因でなくなる方も増えるということに考えが及ばないとすると問題だ。既に北海道などでは中小のお店などが破綻していると聞く。その他の地域でも問題は生じてきている。それは100兆円をこえる経済支援を行っても解決できないと思う。

2020年4月5日日曜日

OCNモバイルONEでAQUOS sense 3を購入した

3月25日までOCN モバイルがスマホの格安セールをやっていた。格安セールは今でもやっているのだが、3月25日までのものは特別なセールでスマホが格段に安くなっていた。

私が今まで使用していたのは2018年に3月7日に23,057円で購入したASUS ZenFone4 MAXである。最近は電池の持ちが悪く、1日の最後の方は電池が全くなくなる状況が続いていた。そのため何か新しいものをと探していた。

ちょうどその時に OCN モバイルが格安セールを行っていたので、興味を持ったわけだ。その時にはどの機種を購入するかというのは全く決めていなかった。

候補として考えたのは AQUOS Sense 3 PLUSや AQUOS zero 2だった。特にAQUOS zero 2は売出し特別価格で、ディスプレイも液晶ではなく有機ELディスプレイで魅力的だった。しかし、よくよく調べてみるとこれらの機種はサイズがちょっと大きめで、画面としては6インチ以上ある。

私は持ち運び及び操作が便利な物というのが第一の要求で、ハンドリングが楽な小さいものを選びたかった。ところが、格安セールの中にリストアップされているスマホは、大部分が6インチ以上の画面で私にはサイズが大きすぎる。

結局サイズ優先ということで5.5インチの画面サイズの AQUOS Sense 3を購入することにした。価格は12,000円である。 現在 OCN モバイルの格安セールでは23,100円で売られているので、1万円以上安い価格で購入したことになる。


購入をしたのは3月24日であった。格安セールが始まったのはもっと前からなので、一か月以上前から色々と検討してどれにするか迷っていたわけである。

実際に入荷したのは 約1週間後の4月2日だった。注文後約1週間で商品を発送すると言われていたので、約束通りの出荷である。

早速今までつく使っていたASUSのスマホから新しい AQUOS Sense 3へデータの移行を行い、 simカードなども simカードやメモリーカードも組み込んで、アプリも必要なものはインストールし直し、実際に使用を開始した。今のところを問題なく動いている。

電池の持ちについては当然のことながら、今のところ全く問題がない。謳い文句では一週間ほど持つという話だが、まだ確認は出来ていない。

サイズは期待した通りのもので、大満足である。画面が小さいので目の悪い人にはちょっと抵抗があるかもしれないが、私は年不相応に目がいいので、全く問題がない。

動作速度も2年前のスマホと比べると当然のことながら早くなっているので、これについても問題はない。

スマホはどうしても電池が古くなってくると1日も持たなくなってしまう。いかに良いメーカーのスマホでも、その点はなかなか改善されない。以前使っていた Google のものでも結局電池が十分に持たないというわことで短期間の使用で買い換えた。今回も多分2年か3年で買い換えることになるかと思う。しかし、価格が12,000円と格別に安いので、次回もあまり気にせず新しいスマホを購入することになると思う。

実際にはスマホのバッテリーが交換できればもう少し長く使えるのだが、どこのメーカーもバッテリーの交換を出来ないようにしてしまった。交換できないようにしたほうが、ユーザは新しいものを買ってくれるので、メーカーとしてはそちらの方が満足なのかもしれない。

しばらく使ってみてまた何か気が付くことがあればこのブログで報告したい。



2020年4月4日土曜日

コロナウィルス対策はクリーンルームのゴミ対策に似ている

コロナウィルスが出して既に数ヶ月が経つ。この間にコロナウイルスの性格が分かってきて、それに対する対策も徐々に考えられるようになってきた。

一つはコロナウイルスの濃度が高い所は感染する可能性が高いということである。密室で換気がされないところで集団感染しているのを見るとよくわかる。

二つ目はコロナウイルスで発症したとしても、それがはっきり症状として現れない人がいるということだ。また症状が発生するまでに一週間程度は時間がかかるということで、コロナウイルスは持っているのだが発症していないという人がたくさんいるということである。つまり、誰もが感染していなくても、ひょっとしたら自分はコロナウィルスを撒き散らす可能性があると考えないといけないということだ。

私はコロナウイルスというのは目には見えないゴミのようなもので、それを身の回りでいかに少なくできるかということが、簡単な予防策になるのではないかと考えている。

ゴミを減らすという意味で参考になるのが、ハードディスクや半導体を製造する場所であるクリーンルームのゴミ対策である。クリーンルームでいうゴミというのはコロナウイルスと同じで人間の目には見えない。そういう小さなゴミが、ハードディスクや半導体の表面に付着することで、不良品を作り出す原因になっている。クリーンルームの中でハードディスクや半導体を製造するのは、その中ではゴミがほとんどない状態を作り出すことによって、ゴミによる不良品を作り出さないようにしているのである。

この場合ゴミを出す原因は色々とあるのだが、一般には認識されていないゴミ元は作業者の出すゴミである。人間が話をすると出すつばや、手などで顔をこすったりする時に出てくる皮膚からのゴミなどが、クリーンルームの中に飛び出すことによって発生する。もちろん、物の表面を手で擦っても、その表面からゴミが出てくる。こうした人間によって出てくるゴミを減らすと共に、出てきたゴミをクリーンルームから除去するという装置が備えられている。

その一つの手段として使われているのがマスクだ。作業者が仕事中に話をしたり、くしゃみをしたりすると出てくるゴミを、マスクによって軽減する。これは完全にはゴミを止めてしまえないが、軽減することはできる。マスクを使うことでゴミの量を減らし、そのゴミがハードディスクや半導体に付着するのを防ぐ役目をしている。もちろん、作業者の衣服もゴミが出ないものを使用し、作業者全体をカバーする形にしている。

クリーンルームの中に浮遊するゴミを減らすには、空気の流れを上から下に流すことによって、ゴミを床面に落とし、さらに床面にあるフィルターを通すことで、クリーンルームから除去している。これによりゴミがクリーンルームの空間中に浮遊していることを防いでいるのだ。

コロナウイルス対策としては、このゴミ対策が参考になる。こういうクリーンルームでのゴミ対策を似たような形で行うことにより、コロナウイルスが人間に付着するのを防ぐ事ができる。

マスクを誰もが装着することで、空気中にコロナウイルスを飛散させるのを軽減させる役目がある。それにより、コロナウィルスが空気中に飛んでいる量を減らすことが出来、コロナウイルスを蔓延させることをある程度防止できるのではないか。

さらに部屋の窓やドアを開けて空気の流れを起こすことにより、コロナウィルスを部屋の外に出すことが出来る。こうしてコロナウイルスが部屋の中に堆積するのを防ぐことで、部屋の中のコロナウイルスの濃度を下げるのに役立っている。

クリーンルームのことがよくわかっていないと、上の説明ではなかなか理解できないところもあると思う。ゴミの代わりにスギ花粉を考えるとよく分かるのではないか。スギ花粉によって起こされる花粉症を考えてみるとわかりやすい。花粉は飛んでいるのはなかなか目に見えないが、車などのボンネットなどに積もると花粉が飛んでいるというのが認識される。飛んでいると鼻がムズムズするので、それがわかる。コロナウィルスは飛んでいるのがわからないところが花粉と異なる。、

花粉がたくさん飛んでいると花粉症になる人が増える。これはコロナウイルスがたくさん飛んでいるとコロナウイルスに感染する人が増えるという現象と似ているのではないだろうか。花粉を減らすことができれば花粉症になる人を減らすことができる。 確かに春を過ぎると花粉が飛び散るのが治まってしまい花粉症になる人はいなくなる。

コロナウイルスも空気中に飛散させるのを減らすことにより、コロナウイルスに感染する人を減らすことができるのではないだろうか。


2020年4月1日水曜日

メールに注意:Amazonからクレジットカードの問い合わせ

本日、迷惑メールをたまたま見たら、以下のようなメールが入っていた。Googleが勝手に迷惑メールとして判定してくれていたものである。



内容は読んでモラルとわかるのだが、「Amazonプライムの更新時期が近づいた。現在の支払い方法のカードはアカウントに登録されていないので、登録してください」というものである。

Googleが迷惑メールとして見つけてくれなくても、このメールはすぐにおかしいと気づいたと思う。

Amaonプライムを登録したときには、現在のカードを登録しているはずで、それが登録されていないということはない。プライムの料金を払ったときに、カードを使用しているし、そのカードは有効期限も昨年から変わっていない。

念の為、Amazonのサイトでプライム会員情報を表示して確認してみた。更新の日付ももう少し先の時期で、このメールの示している時期とは異なっている。

さらに、もしプライム会員の資格をなくしたとしても、必要になったときにすぐに取れるわけで全く問題はない。長期間プライム会員であっても、特典はない。

この手のメールは気をつけたいものだ。

コロナウィルス対策を考える(その15): 経済的支援を早急に実施せよ

全世界でのコロナウィルスの発生状況を知るには、WHO(世界保健機構)のサイトが一番良い。以下のところだ。
https://www.who.int/

先日子のブログでも紹介したコロナウィルスの検査数や死者数はこのサイトからのデータによる。

このデータを見ていると、世界レベルではまだまだコロナウィルスの拡散はとどまることを知らず、進んでいるように思える。

ただし、韓国やドイツのように少し拡散が収まってきているようにみえる国もある。日本はまだ拡散が進んでいっている段階だ。

現在のところ、効果的な治療薬やワクチンが存在していないので、一旦罹病するとそれはある確率で死に至る。大変悲しいことだが、コロナウィルスが確実に防御できないことを考えると、大変な人数の方がなくなるかもしれない。ここはもう少し実際の数値を知りたいところだが、これもなかなか把握が難しい。

そうこうしているうちに、この状態に耐えられない人がたくさん出てくると考えられる。たぶん、5月あたりで経済状態をなんとかしてほしいという意見が多く出てくるようになると思う。

それと、こういう状態なので、お店などが破綻して、それが原因で自殺などが増えてくる可能性もある。コロナウィルスによる死者よりもそちらの方が多くなる可能性もありうる。

政府としてはいい加減のところで、こういう状態から脱却して、経済活動を活発に行う方向に舵を取るべきだと思う。今これを言うと大変な反発を食らうことになるのだが。ホリエモンは彼のYoutubeなどをみていると、私の意見に近いと考えられる。私の友人の一人は、コロナウィルス防御と経済活動活性化を両方ともやると、二兎追うもの一兎も得ずになるという。私はコロナ防御を完璧にするという一兎は無理筋で、これをじっくりとその攻撃を受け続けなければならないと考えている。
インフルエンザが毎年襲ってきており、それが繰り返されているのと同じだ。そのうちにワクチンなども開発されるだろう。それを待つしかない。このままの状態では、一兎を追っても二兎とも得れれないという状況になるのではないだろうか。

この答えはそのうちにわかってくると思う。

ところで安倍首相は何を思ったのか、国民にマスクを無料で配ると言い出した。小中学校同時閉鎖と同じくらいに突然の施策展開である。マスクなど3月になったら十分用意できると言ったのは安倍首相自身なのではないのか?それが出来ないので、とつぜんマスクの配布などを言い出したのか。

上杉隆氏のNOBORDERからの資料によると、こんな施策をしている国は日本だけだ。


この表を見ればどれだけ安倍政権がとんまなことをやっているかがよく分かる。早くかなりの金額の支援を実施しないといけないのに、出来ていない。

安倍首相はヤルヤルと言うだけは言うのだが、実行が伴わない。まあ、やらないといけないことも自分たちのツオ号が悪いことは全くやらないので、それと同じといえば同じである。

早く経済的な支援を現在コロナウィルスの影響で困っている人たちに行わないといけない。


今年も昨年に続き、死亡者数が激増している、コロナウイルスの影響か?

 厚労省が4月23日に発表した人口動態統計速報によると、昨年に引き続き、1月と2月の日本の死亡者数は、令和3年以前に比較すると、激増している。人口動態統計速報からのデータをグラフにしたものが以下のものだ。 グラフは令和4年以降とそれ以前で、その差がよくわかるように、100,000...