以前から取得していたデータから、感染者数に対する死者数の割合の推移が以下の表である。(グラフも含む)
これを見るとわかるように、世界各国では死者数の割合は増える傾向にある。ところが、日本はその死者数の割合が順次減ってきている。減ってきている国は日本以外では中国だけである。しかも、死者数の割合が格段に少ない。
これをみると日本のコロナウィルス対策は実に優れていることがわかる。それを安倍政権はよくやっていると評価するのもちょっと危険だと思うが。
なぜこういう結果になっているのかよくわからない。誰もこういうことに関して説明してくれていないし、マスコミなども記事にしているのは少ない。
思いつくのはマスクの着用、手洗いの習慣など日本人特有の衛生観念が影響しているように思われる。
実際マスクの着用では英国などでは未だにマスクを着用するのを嫌がっている人が殆どという。PRESIDENT Onlineの記事が面白い。以下のところである。
https://president.jp/articles/-/34422
しかし、欧米各国もじょじょにマスクを掛けるように推奨し始めており、マスクを掛ける人が増えてきているようだ。
グラフを見てみると東洋系の国のほうが死者率の割合が低い。人種的に東洋人のほうがコロナウィルスにかかりにくいのかも知れない。こういうのはあまり科学的ではないが。BCGを幼いときに接種しているとかかりにくいというのもこれに関連して言われている。これを聞いていい大人がBCGを医者にしてもらっているという話が今日の毎日新聞などに出ていた。本来数量限定で幼児用に用意されているもので、いい大人が今になって使用するのは、本来の使用目的を妨害するもので、けしからんことである。
私は、あまりにもコロナウィルス対策に力を入れすぎて、そのためにコロナウィルスにかかって死ぬのではなく、コロナウィルスの対策で死ぬ人が多く出てくるのを危惧している。
その一つの例として、輸血用の血液が不足してきているようだ。コロナウィルス対策で人出が減ってきてしまい、輸血してくれる人が減ったからのようだ。これが原因で重症の病気で輸血が出来なくて死んでしまう人が増えたのでは、なんのためのコロナウィルス対策なのか。このようにあちら立てればこちらが立たずという状況が出てきてしまうので、それを考慮した政策を取る必要がある。
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