2020年4月13日月曜日

コロナウイルス騒ぎが終わった後

コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されて一週間ほどが経過した。

多分1ヶ月経った後でもコロナウイルス騒ぎは終息していないと思っている。野党などの中には1ヶ月経った後で良い結果が出ていなければ政治責任を取れなどという話が出ているが、そんな責任を取る必要は全くないと思う。野党でもどういう対策を取ればいいのか全く分かってないのに、誰に責任を取れというのだ。

私は日本政府はコロナ対策はよくやっていると考えている。 安倍首相の行った学校閉鎖やマスクを配る話などは論外だが。

今回の緊急事態宣言の大きな目的は、医療現場が崩壊するのを防ぐためのものである。感染者が今まで以上にたくさん出て、病院に駆け込むということがないようになれば成功だと考える。

病院に駆け込む人が少なくなれば、医療現場は崩壊する可能性は低い。駆け込む人が少ないというだけではなく、重病の人を除いて、ホテルなど病院以外の所に隔離することによって、医療関係者の負担が軽減されるということがはっきりすれば、目的を達したと言えるのではないだろうか。

結局、現在の段階ではコロナウイルスに対する治療方法がはっきりしていない。その中で、体力的に耐えられる人は感染したとしても、生き残っているということになる。 体力が持たない人で、不幸にしてこんなウイルスに感染した人は、死ぬという運命なのだ。これを早くから国民全員が理解していないといけないのだが、自分が死ぬ可能性があるという恐怖に駆られて、 なかなか理解できず、あわてて間違った行動をしてしまう。 この一ヶ月間経過すれば、そういった恐怖に駆られていては、結局良くないのだと言う考えが、進むのではないかと期待している。

神戸大学の岩田健太郎先生も、雑誌「AERA」の今週号の中で『新型コロナウィルスもこの先とことん広がれば、「感染すれば8割は軽い症状で済むけれど、2割程度は重症化し、高齢者を中心に1~2%は命を落とす」ことを人類が受け入れる可能性はあります』と言われている。

私自身も結局はこういう結果になるのではないかと考えている。もちろん、現在の状況よりも改善されていて、ワクチンや薬、そして治療法などが改善されているので死に至る確率は下がっていると考えられる。

本来は全員がワクチンを投与して、完全にコロナウイルスを封鎖するのがいいのだろうが、それは理想としては良いが現実的ではない。現在のインフルエンザ(09年の新型インフルエンザ!!)が、ワクチンや薬ができているにもかかわらず、未だに感染者が絶えず、死者もたくさん出ていることを考えると、コロナウイルスもそういうことになるのではないだろうか。私達はインフルエンザによる死者数など、更に言うと感染者数など全く気にしていないのだから。



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