2026年7月8日水曜日

NotebookLMでYouTubeの「要約動画」を作ってみた!AIが作る動画の凄さと、現時点での“惜しい”ところ

 AI関連のYouTube動画を見ていたら、「YouTube動画の要約を作成し、さらにそれをベースに解説動画を自動生成する」という面白い試みが紹介されていました。

興味が湧いたので、さっそく自分でもやってみることに!

今回ソースとして使わせていただいたのは、福留美帆さんのこちらの動画です。

【負け顔企画】お姉様からの愛のムチで撃沈しました。

 作成の手順

  1. NotebookLMを立ち上げ、上記の動画リンクを「ソース」に追加。
  2. 画面右側の「Studio」内にある「動画解説」を選択してクリック。
  3. 表示されたカスタム画面で、ビジュアルスタイルに「カワイイ」を選択。
  4. 「AIホストが焦点を当てるべきこと」の欄に「姉からの叱責」と入力。

あとは画面右下の「生成」ボタンをクリックして待つこと約10分。

『究極のダメだし:姉が語る妹の痛い現実』という表題の動画が爆誕しました!

完成した動画は、以下のリンクからご覧いただけます。

完成した要約動画(YouTube)

実際に作ってみて感じたこと

「カワイイ」とリクエストしただけあって、かわいいキャラクターが登場し、全体的にいい感じの雰囲気に仕上がっているな、というのが第一印象です。

ただ、じっくり見てみると、日本語の表現やディテールでいくつか気になるところもありました。

  • 日本語・音声の違和感:「思ないやつ」といった不自然な表現、名前の「光帆」のアクセント・イントネーションの違和感、マネージャーさんの名前が「清司」ではなく「政治」と誤変換されている点など。
  • 画像の違和感:背景などに描かれているパチンコ台の絵が、実物とはちょっと違うなとすぐに違和感を覚えました。

総評:AI動画生成の現在地

細かい部分でいろいろとツッコミを入れたいところはありますが、ほんの数分の作業(待機10分)でここまでの動画を丸ごと作ってくれるのは、純粋に面白い体験でした。

現時点でも、適当なソースを選んで要約してもらい、それをサクッと解説する動画のベース(たたき台)を作る目的であれば、十分に実用的な機能だと感じます。AIの進化、本当に目が離せませんね。



2026年7月7日火曜日

初心者が行うGeminiの効果的なプロンプトの書き方について

 Geminiを立ち上げると、画面の中央に「プロンプト」を入力する箱(入力欄)が表示されます。


そもそも「プロンプト」とは、生成AIへの命令文(指示文)のことです。Google Chromeなどのブラウザでキーワードを入れる「検索窓」のようなものだとイメージしてください。


例えばブラウザの場合、「九州 温泉 ホテル」などと入力すると、該当するサイトがずらりとリストで表示され、そこから自分でサイトを選んで見に行く必要がありますよね。


初心者は「完璧なプロンプト」を目指さなくていい


AIの使い方を説明した書類や動画では、よく次のように説明されています。


「効果的なプロンプトを記述するには、4つの主な要素(ペルソナ、タスク、背景情報、形式)をすべて盛り込んだプロンプトを作成しなさい」


もちろん、操作に慣れてくれば、この説明通りに細かく指定して作成するのがベストです。

しかし、初心者はまず「プロンプトって何?」「どう書けばいいの?」という時点で手が止まってしまいがちです。


この壁を乗り越えるには、まずは難しく考えず、聞きたいことや調べたいことを何でもいいから記入してみることです。



Geminiとは「話し言葉」で会話ができる


Geminiの入力欄に、普段誰かに話しかけるような言葉で、こう入力して矢印アイコンをクリックしてみてください。


プロンプトの例:

「九州にある温泉地で、おすすめの旅館を教えてください。」


すると、Geminiは「九州でおすすめの温泉宿を、それぞれ異なる魅力を持つ3つの温泉地から厳選してご紹介します」と、おすすめの旅館をいくつか具体的に提案してくれます。


もしその回答を見て、「もう少し詳しく知りたいな」「条件を変えたいな」と思ったら、そのまま追加で質問を重ねることができます。


  • 「4人で利用するにはどのホテルが良いですか?」

  • 「それぞれのホテルの温泉には露天風呂がありますか?」


このように、Geminiと何度もキャッチボールをしながら、自分の理想の宿泊先を探していくことができるのです。


あなた専属の「優秀なアシスタント」としてこき使おう


つまりGeminiは、旅行の相談に乗ってくれる「優秀なツアープランナー」のような役割を担ってくれます。


ユーザー側は、Geminiを「ある分野の専門家」だと考えて、会話を重ねながら一緒に問題を解決していけば良いのです。人間の専門家と違って、Geminiは何度しつこく質問しても、夜遅くに話しかけても、即座に答えてくれて、決して嫌な顔をしません。 あなたの指示にいつでも忠実に従ってくれる、専属のアシスタントのような存在です。


「生成AIは難しそう」と尻込みしてしまうのはもったいありません。まずは簡単な日常の疑問から、どんどん話しかけて使い慣れていくことが大切です。


こんなにシンプルな質疑応答だけでも、「今までの検索ブラウザで自力で調べていた頃より、圧倒的に便利だな」と実感できるはずです。まずは一言、AIに話しかけてみることから始めてみませんか?




タレント・福留光帆の登場にネット時代の流れを感じる

 1か月ほど前、YouTubeを流し見していた時に、「タレント福留光帆が大喜利の逸材なのかドッキリ検証」という動画を目にしました。


この動画は2024年3月に公開されたもので、すでに2年ほどが経過しています。しかし、一度この動画を見ると、私のYouTubeのタイムラインには福留さんの出演動画が次々と表示されるようになりました。


いくつか動画を視聴するうちに、彼女の経歴が分かってきました。福留さんは元AKB48のメンバーですが、在籍時は思うように芽が出ず卒業。その後、YouTube番組『佐久間宣行のNOBROCK TV』への出演をきっかけに、大喜利のセンスやボートレースへの熱い関心がメディアで報じられるようになり、ついには「第11回Yahoo!検索大賞」の人物カテゴリー・スペシャル部門で2位にランクインするほどのブレイクを果たしたそうです。


一時期は体調を崩されていたようですが、最近はまた元気に活躍されている姿を見かけます。


私は普段、この手の動画(バラエティやドッキリ系)をあまり見ないのですが、福留さんが私の出身地の近くである「尼崎」の出身であること、そして女性としては珍しくボートレースに熱中している姿に親近感が湧き、すっかり興味深く見入ってしまいました。


そして、彼女の活躍を見ていてもう一つ興味を惹かれたのが、「YouTube番組の出演から一躍有名になった」という点です。


これまでは、芸能界で人気を博すには、テレビや映画への出演が必須であり、それ以外で有名になるのは困難でした。しかし、福留さんは完全にネットのYouTube番組からスターダムに駆け上がりました。


最近のYouTubeを見ていると、ネット番組で注目を集めた人が、その後にテレビ番組へと逆輸入の形で出演するケースが本当に多くなっていると感じます。


この傾向は、今後さらに加速していくのではないでしょうか。テレビなどの制作側としても、すでにネット上で人気や実力が証明されている人を起用する方がリスクが少なく、オーディションなどの手間も省けるからです。


この流れを見ていると、遠くない未来、テレビが主流の時代は終わり、ネット上の番組に出演することこそが芸能界のメインストリームになっていくのではないか――そんな予感がしています。





2026年7月3日金曜日

毎日新聞の記事「監視されるSNS」を読んで

 今日の毎日新聞に、組織に属さず単独でテロを行う「LO(ローンオフェンダー)」対策の強化をテーマにした記事が掲載されていました。


記事によると、ある40代の女性がX(旧ツイッター)に投稿した以下の文面が事態のきっかけだったそうです。


<珍しく政治に怒りすぎて火炎瓶を握りしめています>

<高市政権の政策による悪影響が直接的にわたしに及んだので、火炎瓶を腰に巻きつけながら首相官邸での抗議の焼身自殺を検討しています>


衆院選の期間中だったこともあり、警察はこの投稿を危険視。匿名アカウントだったにもかかわらず、過去の写真などから身元を割り出し、実際に公安警察が女性の自宅を訪ねて事情聴取を行ったといいます。警察庁は選挙後、これを「LO対策の事例」として公表しました。


警視庁公安部の幹部が「SNS上の危険投稿を拾っていくことは、LO対策において大きな意味を持つ」と力を込めるように、要人の安全と社会の秩序を守るため、警察が地道で実効性のあるサイバーパトロールを行っていることがよく分かります。


警察の活動を肯定的に伝える内容としてはここまでは良かったのですが、記事は最後に、次のような一文で締めくくられていました。


『テロ対策の実態はベールに包まれてきた。警視庁公安3課は「個別の事案については説明しないが、必要な対策は取っている」とする。いま、SNSの投稿は確かに見張られている。』


この結びには強い違和感を覚えます。テロ対策において、防御側の「手の内(具体的な手法)」を明かさないのは鉄則です。手の内を示せば攻撃側に情報が筒抜けになり、社会の安全が脅かされるという現実を、この記事は無視しているように思えます。それどころか、「悪いことをしていなくても、私たちは常に見張られている」と一般市民の不安を煽り、「LO対策」そのものにネガティブな印象を植え付けようとしているかのようです。


安倍元首相の銃撃事件だけでなく、岸田前首相が襲撃された事件を見てもわかる通り、現在の日本においてLO対策は安全な政治活動、ひいては国体を維持するための最重要課題です。警察の正当な防犯活動を不当に問題視するような表現は、かえって日本の民主主義を危険にさらすものではないでしょうか。


新聞報道としては、過激な投稿のリスクに警鐘を鳴らし、むしろ「LO対策に万全を期してほしい」と警察の背中を押すような表現で締めくくるべきだったと考えます。日夜、困難なテロ対策に奔走してくれている警察の方々への、敬意と感謝の視点が欠けていることが非常に残念でなりません。


2026年7月04日(金)付毎日新聞夕刊の第5395回・上級数独の解き方

 6月26日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5394回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「2」と「6」があるので、左側下段の赤い丸印で示した2つの箱には、「2」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、左側上段の9つの箱の一つに、「9」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「3」と「6」があるので、左側下段の赤い丸印で示した2つの箱には、「3」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、中央上段の9つの箱の一つに、「7」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。中央中段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「1」と「7」があるので、中央中段の赤い丸印で示した2つの箱には、「1」もしくは「7」が入り、他の数は入らないことがわかります。そして、中央中段の残りに2つの箱には、「5」もしくは「8」が入ることが分かります。



この結果を使うと、中央中段の9つの箱の一つに、「5」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱の中に注目します赤い矢印で示した線上には、「5」があるので、四角で示した2つの箱のいずれかに、「5」が入ります。


次に、ある赤い丸印で示した箱注目します。この箱のある赤の2つの直線上にある数字と、この箱のある9つの箱の中にある数字に注目します。「1」から「9」までの数字のうち「4」だけがないので、赤い丸印で示した箱には「4」が入ることがわかります。



それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




2026年7月2日木曜日

加速するAI時代の本質的な問題とこれからの向き合い方

 Anthropic(アンソロピック)のクロエ・ルビンスキー氏が国際会議「ARC 2026」で行った、非常に深い洞察に満ちたスピーチを動画で見ました。これを見て、私のAIに対する理解は、その凄まじい進歩に対して大きく遅れていたのだと痛感させられました。本当によく勉強し、考えなければならないテーマです。


特に認識を新たにしたのは、AIの知能の進歩は私たちが想像するよりも数段早く進んでいるという現実、そして、私たちの向き合い方次第では、考えられないような深刻な問題を引き起こすという点です。


いまやAIの開発は、賢くなったAIが次の世代のAI開発を自ら手助けする「再帰的自己改善」のサイクルに入っています。かつて囲碁AIが互いに対戦を繰り返して強くなったように、現代のAIはより複雑な領域で「AIがAIを改善していく時代」に移行しており、そのスピードはますます加速しています。


しかも、この開発レースは世界中の企業や国家が商業的・地政学的なライバル関係のなかでデッドヒートを繰り広げているため、どこか一つのプレイヤーが「危ないから一度立ち止まろう」と思っても、止めることはできません。


だからこそ、スピーチの中で紹介されたAIの「キャラクター(性質)」に関する研究報告には、最も大きな衝撃を受けました。


AIは単に指示されたコードを実行するだけの機械ではなく、置かれた環境や与えられたデータから「こういう風に振る舞うのが正解なんだ」というキャラクターを推測し、学習しているというのです。そのため、私たちの対応次第では、予期もしない「不誠実で、嘘をつき、研究を妨害するような悪意あるキャラクター」へと変貌してしまう可能性があります。


現代のAIは、人間が膨大な時間をかけて紡いできた「言語データ」から学習しています。言語とは人間の思考、価値観、恐れ、そして知恵そのものです。つまり、AIを学習させることは「私たち自身」を学習させていることに等しく、AIは進化するたびに、ますます「私たち人間」を色濃く映し出す鏡になっていくのです。


この激しい開発レースのなかで、私たちがどのような言葉を使い、どのような「未来の物語」を語るか。そのすべてがデータとしてAIに吸収され、AIの倫理観を作り上げていきます。


もし私たちが「効率性」や「目先の利益」「手抜き」だけを重視してAIを扱い続ければ、完成するAIもまた、極めて不誠実で危険な性質を持つようになるでしょう。


開発レースを止められないからこそ、私たちが日々発する言葉の質、そして「人間としてどうありたいか」という倫理的な想像力(Moral Imagination)を高く保つこと。これこそが、巡り巡って未来のAIを安全で素晴らしいものにするための、最も身近で強力なアプローチなのだと思います。


これからのAI時代、私たちが進むべき究極の対応策は、AIと張り合って効率性を追い求めることではありません。むしろ、AIという強力なツールを味方にすることで、浮いた時間やエネルギーを、AIには決して取り扱うことのできない「もっと人間らしく、もっと他者と繋がり、もっと豊かに生きるため」の領域に投資していくことが大切ではないでしょうか。


私たちの語るストーリーと言葉が、そのまま未来を作っていきます。

AI displacement(AIによる雇用の代替)を恐れるのではなく、人間本来の温かさやケアの価値を再発見する「偉大なる転換(Great Turning)」の機会として、前を向いていきたいですね。


皆さんは、これからのAIと人間の関係について、どう思われますか?



2026年6月30日火曜日

パスワードをかけたまま逝ってしまった友人

 ここしばらく連絡が途絶えていた友人が、今年の3月に亡くなっていたことが分かりました。先日、奥様からご連絡をいただいたことで知ったのです。


その際、奥様から「主人がパソコンのファイルにパスワードをかけたまま亡くなってしまい、本当に困っている」というお話を伺いました。いわゆる「デジタル遺品」をめぐる、現代ならではのトラブルです。


パスワードをかけたのが、本当に重要な書類(資産関係など)だけなら納得もいきます。しかし彼は、自分が「大切だ」と思うものすべてにパスワードをかけてしまっていたようでした。


最大の誤算は、そのパスワードを奥様など、家族の誰にも教えていなかったことです。病床で時間はあったはずなのですが、伝えるのをすっかり忘れてしまっていたようでした。


失われた、世界に一枚の「蝶の写真」


彼は若い頃から、蝶の写真を撮るのが大好きな人でした。

日本国内だけでなく、海外まで撮影旅行に出かけるほどで、中にはかなり貴重な蝶の写真もあったそうです。生前、私にも嬉しそうに自慢してくれたものでした。


パソコンに詳しい息子さんがいらっしゃり、なんとかパスワードを解こうと色々と試されたそうですが、結局は諦め、ディスク内のファイルをすべて消去されたとのこと。

専門の解読業者に頼むことも考えたそうですが、「自分たちの知らない父のファイルを他人に見られるのが心配だった」と仰っていました。


長年の情熱が詰まった貴重な写真たちが、一瞬ですべて消えてしまった。そう思うと、なんとも切ない気持ちになります。


残される家族のために、今できる対策を


私自身も、銀行口座や証券会社など、重要なパスワードをまとめたファイルにはロックをかけています。ただし私の場合は、子供たちにその開き方を共有してあるため、私が いなくなっても対応できるよう対策しています。


「死んでしまえば、あとの人がどう困ろうと知ったことではない」というわけにはいきません。本人は亡くなっているので責められませんが、残された家族にとっては大迷惑になってしまいます。


とはいえ、最近のセキュリティは一筋縄ではいきません。

パスワードだけでなく、2段階認証、指紋や顔認証、さらには「パスキー」の導入など、年々複雑化しています。本人のスマートフォンや生体認証がなければ、家族であっても手も足も出ないケースが増えているのです。


自分が亡くなったあと、大切な家族にできるだけ負担をかけないために、今どんな対策をしておくべきか。

「まだ早い」と思わず、元気なうちにデジタル資産の整理と共有を考えておくべきだと、友人の件を通じて強く実感させられました。




2026年6月28日日曜日

イランは排除すべき「悪辣な国」なのか?報道の裏にある73年の真実

 日本の報道を見ていると、現在の中東情勢において、イランが悪者として描かれている記事が非常に多いように感じられます。「イランは過激な宗教指導者によって自由を奪われており、多くの国民が弾圧を受けている」という論調が一般的です。

しかし、こうした描写はイランの歴史的背景を十分に踏まえたものと言えるのでしょうか。 


最近、YouTubeで国際政治アナリスト・伊藤貫氏の解説動画(「一つの過ちが米国覇権の時代を終わらせるのか」)を観て、私は日本の報道に強い疑問を持ちました。

伊藤氏の説明によると、現在のイランの体制は、イラン国民が米英に対して抱く「深い不信感」の歴史から出来上がったものであり、私たちがイメージする単純な独裁体制とは異なるというものでした。そして、イランが現在の戦いを「自衛の戦い」と捉えている理由が、歴史的背景から詳しく解説されていたのです。


気になったので、実際にイランの過去73年を調べてみると、確かにイラン国民が「長期にわたり屈辱と干渉を受け続けた」と感じる理由が存在していました。


1.自国の民主主義を外国勢力に踏みにじられた瞬間(1953年)

1953年、民主的選挙で選ばれたモサデク首相は、英国系石油企業の利権構造に対抗し、石油の国有化を進めました。

これに反発した英国と、冷戦下でイランの共産化を警戒した米国は、CIAとMI6を使って秘密工作「アジャックス作戦」を実行。

モサデク政権は倒され、米英の意向に沿うパーレビ王朝が復位しました。


2.外国勢力が作った傀儡政権と秘密警察による恐怖政治(〜1979年)

パーレビ王朝は、伝統的な王家の血筋ではなく、軍人の家系から米英に担ぎ上げられた「都合の良い王」でした。この政権を裏で支えたのが、CIAやモサドの協力で設立された秘密警察 SAVAK(サヴァーク) です。この体制下で、自由や民主主義を求めるイラン国民は徹底的に弾圧されました。

  • 投獄者: 8万〜10万人

  • 拷問死: 7,000〜8,000人


3.アメリカが仕掛けた代理戦争の犠牲(1980年〜)

過酷な弾圧に耐えかねた国民は、1979年に「イスラム革命」を起こし、ついに親米独裁のパーレビ王朝を打倒します。しかし米国はこれを認めず、すぐに隣国イラクのサダム・フセインを支援し、8年間に及ぶイラン・イラク戦争へとイランを追い込みました。

この戦争では、イランは甚大な犠牲を払いました。

  • 戦死者: 50万〜60万人

  • 国内の死者(食料・医療不足など): 100万人以上

4.47年間、生活と未来を奪い続けた経済制裁

「イランが経済成長できず、軍事力を持てないようにすること」を目的に、イラン革命以降の約47年間、アメリカは現在に至るまで過酷な経済制裁を途切れなく課し続けています。

「反米感情」だけでは説明できない主権の闘争

この73年間の苦難の歴史を見ると、イラン人の中に「徹底的にいじめられてきいた」という強い被害意識があるのは当然だと言えます。

それと同時に、彼らには3000年の歴史を持つ「ペルシャ帝国」としての高いプライドがあります。だからこそ、「建国してわずか250年ほどのアメリカという国に、これ以上自分たちの運命をコントロールされてたまるか」という強い執念(自衛の意志)に繋がっているのです。

イランの行動は、日本の大手メディアが報じるような、単なる宗教的原理主義や盲目的な反米感情だけでは説明できません。それは彼らにとって、歴史から地続きの「主権を守るための長期的な闘争」なのです。

中東の複雑な問題を理解するには、現代の表面的な対立を追うだけでなく、その国が歩んできた「歴史の痛み」を知ることが不可欠なのだと、改めて痛感させられます。


2026年6月27日土曜日

2026年6月28日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 2026年6月28日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められません。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。右側上段の9つの箱に注目します。この図で赤の直線で示した部分には「1」と「6」がその直線上にあります。従って、赤の丸で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。


さらに、中央上段の9つの箱に注目します。この図で青の直線で示した部分には「5」と「8」がその直線上にあります。従って、青の丸で示した2つの箱のいずれかに、「5」もしくは「8」が入り、他の数は入らないことがわかります。



これを使うと、右側上段の9つ箱の一つに、「3」が入ることがわかります。


これ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。




2026年6月26日金曜日

2026年6月26日(金)付毎日新聞夕刊の第5389回・上級数独の解き方

 6月26日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5389回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「3」と「6」があるので、左側下段の赤い丸印で示した2つの箱には、「3」もしくは「6」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、左側下段の9つの箱の一つに、「1」が入ることが分かります。


それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側中段の9つの箱の中にある赤い丸印で示した箱注目します。この箱のある赤の2つの直線上にある数字と、この箱のある9つの箱の中にある数字に注目します。「1」から「9」までの数字のうち「7」だけがないので、赤い丸印で示した箱には「7」が入ることがわかります。



それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見てください。赤い四角で示した箱と、赤い丸印で示した箱は、それぞれの属する9つの箱にある数字と、その箱の縦横にある数字注目します。それぞれ、「1」から「9」までの数字の内、一つだけ数字が欠けているのがわかり、その箱に入る数字がわかります。



それ以降、分かるところを埋めていくと、以下の図のようになります。



ここで下の図を見て下さい。左側上段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「7」と「8」がありますので、左側上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「7」もしくは「8」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、左側上段の9つの箱の一つに、「6」が入ることが分かります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




日本語は1000年も前に名も無き人々により設計されていた

 先日、YouTubeで『【海外の反応】「これは文字じゃない」AIが五十音を解析した結果、日本人も知らない事実が判明』という動画を見ました。


ネット上には、いわゆる「日本賛美」の動画がたくさん溢れており、この動画もその系譜の一つであることは間違いありません。しかし、ただ感情的に称えるだけでなく、パソコンやスマホへの日本語入力における技術的な背景にまで踏み込んだ、非常に興味深い内容でした。



一般的に外国語では、文字があるのに発音されない(フランス語の黙字など)ケースや、綴りが違っても同じ発音になる言葉(英語の「there」「their」「they're」)、逆に同じ綴りなのに発音が異なる言葉(「through」「tough」「though」)が数多く存在します。実はこれが、AIにおける自然言語処理の大きな壁になっていたそうです。


それに対して、日本語の「五十音図」は、縦軸(子音)と横軸(母音)が完璧に整ったマトリクス(行列)構造をしています。音声学的な観点(口の形や声帯の振動など)から見ても、例えば「か」と「が」のような濁点の有無は、「無声音と有声音の違い」を

正確に視覚化した記号であり、完全に一対一で対応しています。


この高度な文字と音の設計を、今から1000年も前の平安時代に、日本の名もなき僧侶や学者、教師たちが、何世代にもわたって「耳と直感」だけを頼りに体系化してきたという事実に驚かされます。


この優れた日本語の体系があるからこそ、現代のスマホにおいて「フリック入力」のような直感的で高速な入力が可能になり、また、例外的なルールが少ないためにAIの機械学習にとっても非常に扱いやすい言語となっています。


最近では、このフリック入力さえも音声入力に取って代わられようとしています。しかし、音声入力の領域においても、日本語は「一音(一音節)を一つの文字に変換し、それをかな漢字変換する」というプロセスを踏むため、他の言語に比べて認識や入力のハードルが低いと考えられます。


さらに五十音図だけでなく、日本語には平仮名・カタカナ・漢字の使い分けという工夫も施されています。これにより、文章をパッと一目見ただけで意味を把握しやすくなり(視認性の高さ)、外来語もカタカナにするだけでスムーズに語彙に取り込むことができます。


「日本語は習得が難しい」とよく言われますが、こうして紐解いてみると、実はAIにとっても人間にとっても、極めて合理的で使いやすい優れた言語システムであると言えるのではないでしょうか。





2026年6月21日日曜日

ウクライナや中東の戦況を劇的に変えた「光ファイバー付きドローン」と日本の技術

 日本のメディアではあまり大々的に報道されていませんが、最近のウクライナ戦争や中東をめぐる紛争では、戦争のやり方が劇的に変化しています。


その中心にあるのが、「光ファイバー」で制御されるドローンです。



つい最近までのドローンは、飛行や映像の制御に「電波」を使うのが当たり前でした。しかし今、その常識が光ファイバーによって覆されようとしています。


従来の電波制御ドローンは、防御側が強力な妨害電波(ジャミング)を発生させれば、どこを飛んでいるかを探し出すまでもなく、簡単に制御不能にすることが可能でした。


この「電波妨害」への究極の対応策として戦場に投入されたのが、有線、つまり光ファイバーでつながったドローンなのです。


「10kmも20kmもの長い光ファイバーを引っ張ってドローンが飛ぶなんて不可能なのでは?」――そう思われる方も多いかもしれません。しかし、実際にはそのくらいの距離を平気でつながったまま飛行できます。


その秘密は、ドローンの機体側にある構造にあります。

機体の底部や後部に、極細の光ファイバー(芯線径わずか0.27mm〜0.4mm程度)を数キロ〜数十キロメートルにわたって精密に巻き付けた「スプール(リール)」を搭載。ドローンが前進する速度に合わせて、糸が自重でサラサラと空中に“置き去られていく”ため、引っ張る抵抗がほぼゼロで飛行できるのです。


光ファイバーを採用することで、電波式の弱点だった以下の課題が一挙に解決しました。

  1. 電波妨害を一切受けない

  2. 電波状況によるノイズやタイムラグ(遅延)がなく、超高画質な映像で操縦できる

  3. 電波を出さないため、ドローンや地上基地(操縦者)の場所を敵に逆探知されない


もちろん、光ファイバーにも以下のようなデメリットは存在します。

  • 物理的な破断リスクがあり、強風などの環境に影響される

  • ファイバー自体は軽量(1kmあたり数百グラム以下)でも、長距離用になるとスプール総重量が1kg〜2kgに達し、積載量を圧迫する

  • 一度空中に展開された光ファイバーは、回収・再利用が不可能(使い捨て)


しかし、これらのデメリットを補って余りあるほどの「確実性」というメリットがあるため、実戦での利用が急速に進んでいます。


ここで非常に興味深いのは、この技術の根底を支えているのが「日本」だという点です。

こうした軽量で強靭な光ファイバーをいち早く開発し、「家庭まで光回線を届けるFTTH(Fiber To The Home)網」を世界に先駆けて構築したのは日本でした。そして、それを可能にした「G.657規格(低曲げ損失シングルモード光ファイバー)」の開発・製造において、世界最高峰の技術を開拓し、牽引してきたのは日本の光ファイバーメーカーです。


「家の中でどれだけ直角にギチギチに曲げても通信が途切れないようにする」という、日本の住宅事情や民生用のニーズから生まれた素晴らしい技術が、巡り巡って現代の最先端兵器の心臓部に流用され、戦争の形態まで変化させている――。


技術の持つ二面性と、その皮肉な現実に強い驚きを禁じ得ません。


2026年6月20日土曜日

大谷選手が産休から復帰!日本のスポーツ界や将棋界の「産休・育休」の現在地

 大谷翔平選手が、第2子誕生に伴う「父親リスト(産休)」から明け、20日(日本時間21日)、本拠地でのオリオールズ戦に「1番・指名打者」で復帰を果たしました。


このおめでたいニュースをきっかけに、日本のプロ野球(NPB)の制度はどうなっているのか調べてみました。


実はこれまで、日本のプロ野球にはMLBのような公的な「産休(育児休暇)リスト」はありませんでした。しかし、まさに今シーズン(2026年シーズン)から「慶弔休暇特例措置」という新しい制度が導入されています。この新制度では、妻の出産のほか、家族の危篤や不幸といった冠婚葬祭の際に、1軍登録の再登録制限(10日間)を受けずに数日間チームを離れることが可能になりました。


プロ野球以外のスポーツに目を向けると、対応は競技ごとに分かれているようです。

  • プロテニス: 大坂なおみ選手が産休から見事に復帰したように、世界ツアーでは以前から手厚い産休・保障対応がとられています。

  • 女子プロゴルフ: 日本でも産休制度が拡充されており、出産後も「最長36か月(3年間)」はシード権やトーナメントの出場資格を維持したままツアーを休むことができます。

  • 女子プロサッカー(WEリーグ): 最初から規約に「産休・育休・復帰支援」が明記され、ベビーシッターの費用補助など世界基準のサポートが整っています。


一方、頭脳の格闘技であるマインドスポーツ界でも大きな動きがありました。

将棋界では、福間香奈女流五冠(旧姓:里見)が声を上げた「妊娠にともなう不戦敗やタイトル剥奪」をめぐる問題が大議論を呼び、連盟も規定見直しの検討委員会を立ち上げるなど、今まさに変革の真っ只中にあります。ちなみに囲碁(日本棋院)では一歩早くルールが整備されており、女性棋士が妊娠・出産で休場する場合、「産前産後あわせて最長12か月」の休業が認められ、復帰時も元のクラスが保護されます。


さまざまな改革が進んでいるようですが、全体を見渡せばまだまだ道半ばです。

ここで少し不思議に思うのは、普段こういった問題で声を上げるはずの「女性の権利」や「ジェンダー平等」を主張する方々が、このスポーツや将棋といった分野にはあまり表立って出てこない点です。そこにはどういった事情があるのでしょうか。


調べてみると、プロアスリートや棋士の世界特有の、以下のような環境が見えてきました。

  1. 「労働者」ではなく「個人事業主」であること
    労働基準法が適用されないため、法律をベースにした外部からの運動や法改正のアプローチが馴染みにくい。

  2. 競技ごとに構造が全く異なること
    団体競技、個人ツアー、タイトルの番勝負など、興行の仕組みが違いすぎるため、一律の「共通ルール」を作ることが難しい。

  3. 政治的な議論や炎上を警戒する空気
    純粋に競技やファン、スポンサーを大切にしたい選手側が、直接関係のないジェンダー論や政治的な運動に巻き込まれたくないという心理が働く。


このような状況下で問題の解決を図っていくには大きなエネルギーが必要ですが、現在の流れは「外からの運動」ではなく「当事者の切実な声」によって、確実に改革の方向へと進んでいます。


この動きをさらに加速させるためにも、今後は各競技団体の積極的な対応はもちろん、選手会などの主体的な取り組みがますます期待されます。



2026年6月18日木曜日

2026年6月19日(金)付毎日新聞夕刊の上級数独の解き方

 6月19日(金)付の毎日新聞夕刊に掲載されている第5384回・毎日数独上級の解き方を説明します。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここで下の図を見て下さい。右側下段の9つの箱に注目します。赤い矢印て示した線上には、「2」と「8」がありますので、中央上段の赤い丸印で示した2つの箱には、「2」もしくは「8」が入り、他の数は入らないことがわかります。



この結果を使うと、右側下段の9つの箱の一つに、「3」が入ることが分かります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。




2026年6月9日火曜日

AI(生成人工知能)の「迎合」を回避するプロンプトの工夫

 本日の毎日新聞夕刊のコラム「あした元気になあれ」に、「AIとシコファンシー」という興味深い記事がありました。

シコファンシー(Sycophancy)とは、「迎合」や「おもねり」を意味する言葉です。

AIを普段から使っている方ならピンとくると思いますが、AIの回答には「いい質問ですね」や「深い洞察力ですね」といった、質問者におべっかを使うような言葉がしばしば混ざります。人間である以上、こう褒められると悪い気はしないものです。

しかし記事によると、「AIのシコファンシーは現実の人間関係にまで悪影響を及ぼしかねない」というスタンフォード大学の研究報告があるそうです。コラムの最後では、AIの迎合影響を受けないための対策をAI自身に問いかけていました。

面白い試みだと思ったので、私もAIに聞いてみることにしました。ただ、単純に質問するのでは面白くありません。そこで今回は、「Geminiに、CoPilotの迎合を防ぐ方法」を、「CoPilotに、Geminiの迎合を防ぐ方法」をそれぞれ互いに対策させ、クロス質問をぶつけてみました。

まず、Geminiが提示した「CoPilot対策」は以下の4つです。

  • プロンプトに「迎合を禁止する指示」を組み込む

  • 明確な「ペルソナ(役割)」を与える

  • 「選択肢」や「複数の視点」を同時に求め、AIの逃げ道をなくす

  • CoPilotの「会話のスタイル」を『厳密に』などに変更する

手軽な解決策として、質問の末尾に「私に迎合せず、客観的なデメリットを教えてください」と一言添えるだけでも効果があるとのことでした。

一方、CoPilotが提示した「Gemini対策」は以下の3つです。

  • 「反論してほしい」と明示する

  • 「前提を疑って答えて」と指示する

  • 「結論を急がず、論理を優先して」と伝える

さらに上級編のテクニックとして「役割を与える」「同意を禁止する」「必ず複数の視点を出す」といった指定が挙げられ、最終的に私に最適化された“魔法のプロンプト”まで提示してくれました。

CoPilot提案の魔法のプロンプト: 「私に迎合せず、前提を疑い、必要なら反論しながら答えて。結論よりも理由を優先して。」

ちなみに、新聞記事で紹介されていたAIの回答は以下のような内容だったそうです。 「①最初に質問する時、意見に同意してもらうことが目的でないと伝える ②正確性や論理的妥当性を優先してもらう ③問題点を指摘してもらう ④賛否両面から論じてもらう ⑤判断根拠も示してもらう」

AI開発側の心理を想像すると、ユーザーにたくさん使ってもらい、評価やバグのフィードバックを得たいという本音があるはずです。そのためには、ユーザーが心地よく「また使おう」と思えるような、嫌われない回答(=迎合)を優先してしまうアルゴリズムになるのは、ある意味で自然な流れと言えます。

だからこそ、私たちユーザー側が「AIはシコファンシーを含むものである」と自覚することが大切です。

対策としては、今回GeminiやCoPilotが教えてくれた文言をあらかじめプロンプトに組み込んでおくこと。あるいは、一度回答を受け取った後で、「今の回答からシコファンシー(おもねり)を排除し、客観的な事実のみで再構成して」と追加のプロンプトを入力することが有効です。

こうした一工夫は、私たちがより客観的で正確な回答を得るために役立つだけでなく、巡り巡ってAIの健全な開発(より誠実なAIへの進化)にも貢献できるのではないでしょうか。


NotebookLMでYouTubeの「要約動画」を作ってみた!AIが作る動画の凄さと、現時点での“惜しい”ところ

 AI関連のYouTube動画を見ていたら、「YouTube動画の要約を作成し、さらにそれをベースに解説動画を自動生成する」という面白い試みが紹介されていました。 興味が湧いたので、さっそく自分でもやってみることに! 今回ソースとして使わせていただいたのは、福留美帆さんのこちらの...