先日、写真クラブの作品展示会をZoomで行うことにした。普段は、会議室にメンバーが集まって、プロジェクターを使用して写真を見ている。
今回はコロナウイルス騒ぎもあり、外出したくない人もあったので、一部の人はZoomで展示会に参加することにした。
今回実施した中で残念だったのは、会議室に集まっている人の声がZoomで参加している人にうまく伝わらなかったことだ。一部の人の声はよく聞こえるが、その他の人の声は全く聞こえないということだった。
原因は使用したマイク付きスピーカーである。使用したのが、個人用のものだったことだ。つまり、マイクに指向性があり、単一方向にいる人の声は拾うが、その他の方向にいる人の声は拾わないものだった。
一つの部屋に集まっている人全員の声を拾うスピーカーは、スピーカーフォンという。ネットで検索してみると、各種のスピーカーフォンがあることが分かった。
安価なものは4000円台から、高価なものは数万円のものまで、いろいろのものがそろっている。
会議室向けのスピーカーフォンは、単一方向だけの声を拾うのではなく、複数方向からの声を拾うように、3つ以上のマイクが全方向から声を拾うように設計されている。また、スピーカーがすぐそばにあるので、スピーカーからの音はマイクが拾わないよう、つまりハウジングを起こさないようになっている。
パソコンとの接続は、USBケーブルで接続する方法と、Bluetoothを使って接続する方法があり、安価なものはUSB接続だけである。高価なものはUSB接続とBluetooth接続の両方を備えているものが多い。
次回、作品展示会を同じような形で行う場合には、このスピーカーフォンを使ってZoomで展示会をすることになるはずである。
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