11月16日のこのブログで、「新型コロナ第3波は本当に来ているのか?」という表題のブログを書いた。
その中で、最後の方に以下のように書いた。
「今回、私はこのブログで、2週間後に同じテーマで議論をしてみたい。死亡者数が陽性者数の増加のように2倍、3倍になっていたら、確かに第三波だったと認めたい。しかし、そうでないことを確信している。これが1.5倍だったらどうか。さてどうしますかね。」
さて、実際にはどうなったか?今回も東洋経済オンラインのコロナウイルスのサイトから、全国のコロナウイルス感染状況のグラフを入手した。
このグラフで死亡者数を見ると、7日の移動平均線で見て、11月1日では7名ほど、11月16日では10名だが、11月30日で20名である。残念ながら11月1日を基準に見ると、3倍、11月16日を基準に見ても2倍の増加になった。私の予測がこの死亡者数では外れたことになる。
しかし、これで果たして第3波と言えるのかどうか。
PCR検査数をみてみると、11月1日から16日あたりは、18,000件から19,000件くらいであるが、11月末時点では35,000件くらいに増えている。これは、死亡者数の増え方とほぼ同じレベルと言える。
陽性者に関しては、11月前半が1000人ほどだったのに、11月後半は2000にんほどになっており、これも死亡者数の増加とほぼ同じである。
入院治療等を要する者は、11月20日頃から減り始めている。重傷者に関しても、このところ平行で推移しており、増加しているとは言えない。退院・療養解除に関しても、11月初め頃は500名くらいだったのが、11月末時点では1500名くらいに増加している。
これらを総合的に見てみると、どうもこの11月末くらいがピークで、その後死亡者数なども減ってくる兆候が見えている。
つまり、大げさに第3波というには程遠い状況ではないだろうか?
死亡者数に関しては、他の病気で亡くなったとしても、PCR検査をわざわざ行って、それが陽性であれば、コロナウイルスで亡くなったこととして勘定している。このことを計算に入れると、第3波とは言えないのでは?
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