最近、人類の進化について説明した動画を見た。岡田斗司夫さんの【サピエンス全史・前編 】である。
https://www.youtube.com/watch?v=X57T5K5R5-M
人類の進化については、以下のような図が教科書に示されている。
これをみると、人類はこういう順序で進化してきたように感じてしまう。そしてそのように学校では習っていたのではないか。
しかし、最近の研究では人類は上の図で言うと3番目から5番目はほとんど一斉に地球上に現れたと考えたほうが良いという。
動画では、犬を例えにして、犬には色々の種類がいるが、その中でドーベルマンだけが生き残ったというようなものだと言う。人類ではホモ・サピエンスだけが他の人類を殺して生き残ったのだと。
私は人類は色々の種類に派生して進化し、その派生した人類の中で生き残ったのが、ホモサピエンスだというのは、納得のいく説明だと思う。しかし、現在の人類がその他の派生した人類を殺して、生き残ったというのは賛成しかねる。
多分、他の種類の人類はネアンデルタール人なども含んで、地球の環境下で生き残れなかったのだと推測したほうが良いと思う。
例えば、火を使えるようになっていたから、寒さをしのいで、生き残れたということもあるだろう。火を使えるようになっていても、燃やす物に事欠いて、生き残れなかったというものもいるだろう。猛獣に襲われて、なくなってしまった種族もあるのではないか。火山の爆発、大洪水などでもなくなってしまったことがあるはずだ。
動画ではサルから類人猿への進化は一つしかないと言っているが、この段階でも沢山の種類の類人猿が出てきたのではないだろうか?
進化は環境によって変化していくと言われている。環境に適合するように進化で色々と変化していく中で、環境に適合できなかった種族は、地球から消えていったと考えるのが良いのではないか。
それでも、色々の人種が交配によって子供を作っているので、消えてしまったと思われる人類も、我々のDNAの中に生き残っているという話だ。実に面白い。
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