厚労省から2月28日に人口動態統計速報(令和4年12月分)が出された。
マスコミ各社の報道は、ほとんど出生数の激減に的を絞った報道をしている。
しかし、下のグラフを見てわかるように、死亡者数が1年を通して前年の死亡者数を大きく超えているのが気になる。
これが話題になりだしたのは、昨年の5月頃ではないかと思うのだが、1月-3月のグラフが出てきた頃で、その時すでに死亡者数の激増が指摘されていた。そして、多分年末まで続くのではないかという予測も出ていた。それが、その通り予測が当たったわけだ。
私はこの死亡者数の増加は、いろいろ原因が言われているが、コロナ禍で老人が外に出るのを控えたことと、ワクチンを3回以上接種したためだと思っている。
この2つは、ワクチン接種を未だに推進している厚労省としては都合が悪いことだし、コロナ対策として3密などを提唱して、外出を控えさせたことも、厚労省としては都合の悪いことだ。
ワクチン接種に関しては、すでにこのブログでも説明したとおり、3回以上接種した人と未接種の人で、感染する率が3回以上接種した人のほうが多いということで、明らかだ。
外出を控えたことで、運動量が減り、老人の体力が低下したことも明らかだ。
こういう話はマスコミも厚労省への遠慮があるのか、報道しない。出生数が激減していることは報道しても、死亡者数が増えていることについては報道しなかったのは、そのためなのではないかと、邪推したくなる。
出生者数が激減したのも、コロナ禍の政府の対応が大きく影響したのではないかと思うのだが、生まれる数が減るよりも、死ぬ数が増えるほうが問題と思う人が多いと思うので、出生数だけを問題にして記事がでたのではないか。そんな気がする。