2023年4月18日火曜日

北京の地下鉄、乗客のマスク着用義務を撤廃

 ロイターの報道によると北京の地下鉄では、乗客のマスク着用義務を撤廃したそうだ。


中国は昨年12月にゼロコロナ政策を転換してから、各地の市や町で感染が急増した。そして、春節(旧正月)の休暇期間中は数億人が家族のもとへと移動するので、感染が再び急拡大すると予想されていたが、結局急拡大ということにならなかった。


中国の疾病予防管理センター(CDC)は、新型ウイルスの重症患者や死者が減少傾向にあるという報告書を出している。


結局、日本の感染症の専門家と言われている人たちが懸念したようなコロナウイルスの急拡大は発生せず、逆に今回のマスク着用義務撤廃に見るように、コロナウイルスの感染は収まってきている。


こういう報道は信用出来ないという話をする人もいる。しかし、実際にマスク着用の義務撤廃を決めたと言うなら、やはり報道は正しかったと考えるのが妥当だろう。


それに、専門家が予想したように感染が急拡大して、死亡者が多く発生しているのなら、中国は大変なことになっていたはずだが、そういう話も聞かない。


どうも、この中国の状況を見てみると、コロナ対策としては、ロックダウン等を行うよりも、緩やかな規制を行うだけのほうが良いようだ。





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