以前のnano bananaとつい最近リリースされたnano banana proを比較するのに、川柳を使って、それを4コマ漫画にしてもらいました。
プロンプトは以下のようなものです。
『「爺老いてハエは逃すし茶はこぼす」という川柳をもとに、老人がハエを叩くと逃げられてしまい、お茶をいれるとこぼしてしまい、愕然とする様子の4コマ漫画を作成してください。』
以前のnano banana の作品は以下のようなものです。
気づくのは川柳の文言(漢字など)が違っています。Gemini 2.5でよく指摘されていたものです。ハエを叩いたのに、のがした表現になっていません。単に、ハエが飛んでいるだけ。お茶をこぼすところはまあまあですね。茶瓶の持ち方がおかしいです。もう少し、いいものを使っているように表現してほしかったです。
最新のnano banana pro が作成したものは以下のようなものです。
川柳の文言はあっていますが、爺というのにふりがな(せん)が付いていて、これが間違っていますね。ハエを取り逃がしているのはよく表現されていると思います。お茶をこぼすところは一コマで描かれているのですが、まあ、わからないことはないと思います。
四コマ目でまとめているのも良いところですが、ハエが相変わらす逃げているのが描かれているのは、余計でしょう。老人ががっくりしているところは、いい表現だと思います。
茶碗が置かれているテーブルが、庭に置かれているのはおかしいです。本来なら、部屋の中に置かれているものですから。背景に畳などが描かれており、充実しています。
両方とも、おじいさんはハゲ頭というのも興味深い。片方はメガネを掛けているが、片方はメガネなし。メガネがあったほうがおじいさんらしいということでしょう。川柳ということで、日本をイメージしたのか、着ているのが着物というのは良い描写です。
こう見てくると、nano banana pro は、以前の nano banana に比較して、格段に良くなっています。
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