4月21日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。
これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。
ここで下の図を見てもらいたい。
左側上段の9つの箱に注目する。この図で青い直線で示した部分には「6」がその直線上にあるので、青い四角で示した2つの箱のいずれかに「6」が入る。
これを利用すると、上の図のように左側下段の9つの箱の赤い四角で示した2つの箱に、「2」もしくは「6」が入ることがわかる。
以下、それ以降わかるところを埋めていく。そして、以下のところまで数字を埋めることができる。
ここで少し考えてみると、以下の図のようなことがわかる。
下段から3列目の列を見てみると、赤い矢印て示した箱には「3」または「6」が入る。つまり、残っている箱に「2」が入ることがわかる。(この箱を基準にしてみてみると、縦と横の数字で「2」以外はあるので、「2」が入ることがわかる)
これを利用すると、右側上段の9つの箱の一つに「2」が入ることがわかる。
なお、このように縦と横、そしてその箱のある9つの箱にある数字を見てみると、ある箱に「1」が入ることがわかる。その箱を上の図で探してみてください。これが見つからなくても、問題は解けますが。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
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