2025年1月29日水曜日

103万円の壁は178万円まで増やすだけで良いのか

 国民民主党が先の衆議院選挙で103万円の壁を掲げて当選者数を4倍に増やしました。


その後、国民民主党は自公と103万円の壁を178万円にすることについて、議論を行っていますが、今のところ、自公からの回答は120万円ということで、国民民主党は話にならないと回答を受け入れていません。


この金額について、どの金額でまとまるのか、予想はできません。ただ、議論を見ていると、金額は178万円にするかどうかに集中していて、何かおかしいなと感じています。


というのは、178万円よりも大きい金額の話というのが出てこないという事です。178万円という金額が出て来たのは、単に最低賃金の上昇率を178万円の根拠としたからで、他の根拠を考えると、もしかしたら、178万円よりも金額の大きい額を考えないといけないと思うからです。


国民民主党と自公の会談では、この点には何も触れていません。120万円という回答が自公から示されたのですが、その根拠はなんだったのか?自民党の方もこういう根拠をきちんと示すのが良いのではないかと思います。税収が減るという事だけを言っているようですが、玉木さんが言っているように、手取りが増えれば支出も増えるわけで、その増加分は税収の増加につながるはずです。この金額の予測などは、あまり議論されていないように思います。


もう一つ、疑問に思っていることは、今回金額がどう決まろうと、今後どうするかという議論が必要だと思います。もし、最低賃金の上昇率を採用するなら、今回限りではなく、最低賃金の上昇率に応じて、毎年金額を変えないといけないと思います。そうしないと、また、何十年も何万円の壁というのが継続するわけで、それはおかしいのではないでしょうか?




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