最近、YouTubeでAirPods Pro2が補聴器として使えるという情報を見かけ、興味を持つようになりました。実際に難聴で補聴器を使っている友人がいるのですが、彼にAirPods Pro2を紹介したところ、意外な反応が返ってきたのです。
全く興味がないという反応でした。友人は、何度も高価な補聴器を購入して試してみて、安物はだめだという結論に達していたようです。
確かに、現在の補聴器で価格の安いものは、友人の言うように使い物にならないものがほとんどのようです。実際、友人が今使用しているものは、100万円を超えないにしてもそれに近い値のものを使用しているそうで、それに満足しているんでしょう。
AirPods Pro2が補聴器として使えるという情報はYoutubeでいろいろ流れています。「AirPods Pro2 補聴器より大満足」という表題の以下の動画もその一つです。
https://www.youtube.com/watch?v=enD9NwzL_6w
その内容を簡単に紹介すると、以下のようなものです。
AirPods Pro2が補聴器より優れていると感じた3つの理由
1.聞こえが広がる: AirPods Pro2は、補聴器と同等の機能に加え、周囲の音を取り込む機能やノイズキャンセリング機能も搭載しており、より幅広い音を聞くことができます。
2.適正な価格: 高価な補聴器に比べて、AirPods Pro2は比較的安価で入手できます。
3.iPhoneとの連携: iPhoneと連携することで、聴覚テストや聞こえの調整が簡単にでき、音楽やオーディオブックなども楽しむことができます。
動画投稿者は、AirPods Pro2は高齢者にとって、難聴対策だけでなく、認知症予防にも役立つ可能性があると述べています。また、最新のテクノロジーに挑戦することで、脳の活性化にもつながると語っています。
私自身が、実物を試したわけではないので、実際にどの程度のレベルのものかは保証できませんが、Youtubeや関連するブログなどを見ていると、結構使えそうに思えます。
ただ、今後の発展を考えると、AirPods Pro2の方に分がありそうです。
その一つが、イヤホンの機能の向上です。補聴器と比較して、通常のイヤフォンは販売台数も多く、その分、補聴器のイヤホンよりも機能向上を図られることが期待されます。難聴者向けのイヤホンというのもあり売るかも知れませんが、結局、大量に出回る一般の人向けのイヤホンにその機能を取り込まれてしまうと思います。
また、補聴器の調整を自分で行うことが可能なため、他人に最後は調整を頼んでしまう補聴器の調整よりも、自分に合った調整が可能のように感じます。さらに、この調整のためのアプリケーションの向上も、期待できそうです。Appleはこの補聴器の機能を考えるために、多くのユーザーに試してもらい、機能の向上を図ってきたようです。
今後も、補聴器メーカーよりは、多くのユーザーに使ってもらえる仕掛けをたくさん持っているAppleが優位に立つことは明らかです。Appleの製品のiPhoneやiPadとペアでの利用ができ、それらの機能も使えるというメリットも大いに影響しそうです。
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