2019年5月10日金曜日

歩行者の死亡事故ダントツの日本

ダイヤモンド・オンラインで「歩行者の死亡事故ダントツの日本、ドライバー厳罰化で解決できない理由」という記事(5月9日付)を読んだ。記事では信号ルールを問題にしていた。(最近は信号が直進を示している時には、右折をできないようにしている交差点が増えている。)

これを読んで、先日、滋賀県大津市で発生した車が保育園児らの列に突っ込んだ事故を思い出した。

この事故は右折する車と直進する車が衝突したもので、その衝突で車が歩行者の列に突っ込んでしまったのだ。

何気なくこの記事を読んでいると、当然そういう具合にして事故は起こるなと感じてしまう。

しかし、事故が発生したところは交差点である。本来は歩行者を守るガードレールがあってしかるべきところだ。車が突っ込んでしまうなどありえないと考えが変わった。

ところが、実際にGoogle Mapで調べてみると、歩道の縁石はあるのだが、ガードレールはなかった。


たしかにこれでは車が突っ込んでしまう可能性はあるなと思える。

しかし、それでももう少し立ち位置に注意をしていたのなら、死者を出さなくてもすんだのではないかと思う。

少なくとも、歩道の縁石のあるところにいれば、車が縁石を乗り越えてしまうというスピードを出していなかったようなので、助かった可能性は高い。実際、事故の記事に添付されている事故車の事故後の状況を見てみると、車は縁石のないところを通過して歩道に乗り上げている。

事故が起こったあとで、こういう事を言うのはなんだが、事故の発生する確率の一番高いのは交差点である。そういうところでは、なるべくこうした事故車が歩道に突っ込んでくるという可能性を考えて、立ち位置を決めないといけないと思う。

私自身はガードレールがある時は、それらの位置によって、一番車が突っ込んでこない場所で信号を待つことにしている。歩道から車道に出たところで待つなどとんでもないことである。

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