2019年5月8日水曜日

ノートパソコンのSSDの換装に失敗した

友人から頼まれてノートパソコンのSSDを128GBから500GBにすることになった。それと同時にメモリを4GBから16GBに変更した。

ノートパソコンはdynabook RZ63/BSである。裏蓋のネジをいくつか取って開けるのだが、裏蓋の中心に小さいパッドが付いており、その下にもネジが有る。さらに、それよりも少し大きめのパッドが4つついているのだが、そのうちの2つにもネジが付いており、それも外す必要がある。

ユーザーが簡単に開けないように、ネジは特別なものを使用しているが、それほど特需なものではなかったので、簡単に開けることができた。


上の画面が裏ぶたを開けたところである。赤の四角で囲ってあるところにメモリがある。4GBのメモリが一つ入っている。赤の楕円で示されたところに斜めに取り付けられているのが、128GBのSSDである。

メモリの取り外し、取り付けは簡単で、メモリのサイドに有るバネを外すだけで取り外せる。取り付けはコネクタに斜めに向けて、差し込み、下に抑えるだけで、バネの力で自然と取り付けられる。

一旦、メモリを付けた時点でパソコンを立ち上げてみて、メモリが確実に動作していることを確認した。

次に128GBのSSDのクローンを新しい500GBのSSDに作成する作業に入った。このSSDは特殊なSSDなのでUSBのインターフェースに変換するアダプターが必要になる。

そのアダプターを購入後、EaseUSの「EaseUS Todo Backup Free」及び「EaseUS Partition Master Free」を使ってSSDのクローンを作成しようとしたのだが、どちらのFree版でもクローンが作成できなくなっていた。

私のデスクトップパソコンあるいはノートパソコンにインストールされている「EaseUS Partition Master Free」でならクローンを作成できる。数ヶ月前にインストールしたものでこれはクローンが作成できる。いつの間にかEaseUSがFree版ではクローン作成できないようにしまったようだ。一応、手持ちのパソコンでクローンは作成できるようだ。

ところがここで困ったことが発生した。SSDからSSDへのクローン作成をやろうとすると、もう一つSSDからUSBへのインターフェース変換コネクターが必要になるのだ。SSDのインターフェースが特殊で、デスクトップにはSSDをそのまま接続できない。その変換コネクターを購入するくらいなら、EaseUSの有料版を購入するほうがマシである。そう考えて、クローンの作成は2段階でやることにした。つまり、まず、128GBのSSDのクローンを外付けのHDDに作成する。そして、そのHDDを使用してそのクローンを500GBのSSDに作成するというものだ。理屈として、クローンのクローンはこれもクローン、というものである。

こうして作成した500GBのSSDをノートパソコンに取り付けてみた。ところが、パソコンが上手く立ち上がらない。


上の画面のようなエラーメッセージが出てきてしまう。うまくクローンが作成されなかったようなのだ。いろいろと修復を試みたのだが、全てダメだった。そこでもう一度クローンを作り直そうと、もとの128GBのSSDをノートパソコンに取り付けて立ち上げようとしたのだが、うまく立ち上がらない。どうも、もとの128GBのSSDのブート用の部分が壊れてしまったようなのだ。そして、状況から判断すると、作成したクローンというのはそのブート用の部分が壊れてしまった状態のものをクローン化したようである。同じエラーが発生するのだ。

結局、128GBのSSDのクローンを作成するのは諦め、500GBのSSDに新規にWindows 10をインストールすることにした。これは問題なくインストールできて、Windows 10でノートパソコンは動いている。更に言うなら、128GBのSSDはUSBへのインターフェイス交換コネクターを使ってパソコンに接続すると、その内容がきちんと読めるのだ。つまり、128GBのSSDの全体が壊れたのではなく、OSのブートに関連する部分が壊れているだけのようである。

SSDの取扱には注意したと思うのだが、ひょっとするとピンなどを触って、静電気でその内容を壊してしまったのかも知れない。残念なことである。以上、SSDの換装失敗の報告である。

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