自民党総裁選が昨日行われた。その結果、石破茂氏が総裁に選ばれた。1回目の投票で1位だった高市早苗氏が、2回目の投票で票を伸ばせず、2位に甘んじた。
この結果について、今いろいろの論評が繰り広げられている。
私は、高市早苗氏が総裁になれなかった理由として大きいのは、実は女性だったからというのがあるのではないかと思っている。論評の中でこれを論じたものを見たことがない。
私は高市早苗氏が女性でなかったなら、明らかに石破氏に勝っていたと思う。
自民党の議員が結局2回目の投票で、石破氏を選択したために、高市氏は敗れたわけだが、そこの根底に高市氏が女性だったことが大きく影響したと思う。
議員の中でも、高市氏が女性だったから、彼女に投票しなかったと言う人は少なくないと思うのだが、考えの中に現れないでいるかも知れないが、女性に総裁をやらせるのは良くないという考えが染み付いている人が、多かったのではないだろうか?
世界的に見ても、いまだに女性がその国の政治のトップに立ったというのは珍しいことになっている。この面では先進国と言われている米国でも、女性が大統領になったことはない。大統領選に出馬することは最近では珍しいことではなくなったが、それでもクリントン氏とハリス氏の二人だけだ。英国ではサッチャー氏など3名が首相に名を連ねているが。
日本は、この2カ国に比べてみると、国会議員の大半が女性の首相に対して、拒否反応を示しているのではないだろうか?アンケートを取れば、そんなことはないという結果が出てくるだろうが。
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