2025年4月19日土曜日

2025年4月20日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 4月20日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。ただ、この問題は意外と簡単に解けます。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



ここまで、多くの数字をいれることができると、わりあい簡単に数字が入る箇所を探すことができます。以下の図を見てください。



赤丸印を入れた箱に注目します。この箱のある9つのマスの箱のなかの数字、そして箱のある位置の縦横にある数字を確認してみると、「1」から「9」までの数字のうち、「3」だけが不足していることがわかります。したがって、赤丸印を入れた箱には「3」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができると思います。



2025年4月15日火曜日

台湾の半導体製造メーカーTSMCは人件費が安いから成功したのか?

 トランプ大統領の関税政策について、週刊ダイヤモンドで、「残念ながらトランプ関税で製造業は復活しません」という表題で記事(真壁昭夫:多摩大学特別招聘教授)が出ています。


その中で気になったのが、TSMCの創業者のモリス・チャン氏が語っている内容です。


「主に人件費で、米国工場で生産する半導体は台湾製より50%高い」(2022年)


随分以前から、日本の工業が中国や台湾に負けるのは、日本の人件費が高いからだという説がありました。


しかし、この説には間違いがあると思います。


というのは、人件費の製品の価格に影響する割合は、それほど大きくありません。


半導体の製造にかかる費用で、人件費はどのくらいの割合を占めているのか?どこに、人件費をかけていると考えられるのか?


半導体の製造は、ほとんどが自動化された製造機器で行われています。だから、人件費の割合は大きく見積もっても数%です。


今後は、AIで機能強化されたロボットが生産を担うと考えると、ますます人件費の割合は減って来ると考えられます。


人件費が50%高くても、その人件費の製品価格に対する割合が、2%としたら、結局1%の差が出るだけです。だから、人件費の差が大きいから、米国に工場を建てるのは無理というのはおかしな話だと思います。


TSMCが現在のように強大になったのは、人件費が安いからというのではありません。


むしろ、台湾政府などの手厚い保護に助けられたからだと思います。さらに、半導体製造に特化したために、米国や日本の複数のメーカーから、半導体製造を依頼されたというのも大きな理由です。これにより、半導体の製造量が増えて、その結果、製造価格が減少したと考えられます。


TSMCが熊本に向上を建設することになりました。これにも日本政府から多大の支援金をもらっています。多分、税制の面でも優遇措置を受けているはずです。


米国や日本は半導体製造について、過去に企業への支援をあまり行わなかったと思います。工場への土地などの税金を免除することもなく、普通に税金をかけています。中国や台湾は特に税制の面で、こういう企業を優遇してきました。優遇することで企業を育て、企業が大きく育ったことで、半導体製造で優位に立つことができました。従業員などが増え、その収入からの税金も増えました。


米国にしても、日本にしても、「こういう企業を育てたい」というのであれば、工場があることだけで、税金を取るような政策を取らず、むしろ支援金を出すようにして、育てていく必要があると思います。


最近は、日本政府も企業への支援を怠らず、すでにいくつかの会社には工場建設のための支援を行い始めていますが、今後も継続して行っていくようにしてもらいたいものです。





2025年4月11日金曜日

明日開幕の万博は不人気ですが、さてどうなりますか?

 明日開幕の万博ですが、入場者が少ないということで、話題になっています。


実は、私はこれから万博は大入り満員になって、マスコミは満員になるのにその対策を何もしていなかったという論調に、どこかで変わると思っています。


皆さんはどのように考えておられますか。


最近、私の周りで万博に行くかいかないかを聞いたら、けっこう万博に行くという人が多いんです。私の連れ合いも行きたいと言っています。むしろ問題はチケットの確保で、高齢の人にはなかなか取りにくい仕組みになっています。


私の友人は東京からのツアーで申し込んだようです。そうすると、チケットの確保なども手を患わずにすむということです。これなら、複雑な入場券の購入をすることもなく、入場できそうです。


前の大阪万博の開幕時の状況を見ると、現在と同じような状況で、当初は入場者が少なかったのですが、その後急激に増加したようです。


実は当時の新聞記事を探しましたが、Geminiなどでは入手することが出来ませんでした。実際に、新聞社のホームページなどから、新聞記事の保存サイトを探して、チェックする必要があるようです。


マスコミの特性として、色々問題点を上げて、万博は成功しないという雰囲気を作りたいようですが、むしろ、早くチケットを入手しないと、チケッtが手に入らなくなる可能性があると言う記事を書いたほうが良いのではないかと思うのですが。どうでしょうか?


2025年4月7日月曜日

麻生川の桜を楽しむコースを歩く

 先日4月4日、川崎市の麻生川沿いに咲いている桜を見に出かけてきました。


今年の桜は昨年に比べると、2週間ほど咲くのが遅く、ちょうど満開の時期に出かけることが出来ました。平日でしたので、人ではそれほどでもなく、ゆったりと歩けました。


コースは、小田急線の新百合ヶ丘駅から、柿生駅までの2kmほどの距離を歩くものです。Googleマップによると、徒歩で30分です。桜を見ながら、そして、撮影をしながらの桜見物ですので、時間は実際には年寄りの足で1時間半程かかりました。



新百合ヶ丘駅北口から麻生川の桜の並木がある地点まで行き、その地点からは川沿いに歩くコースです。麻生川の両側に車一台が通れる幅の道があり、ところどころにベンチがあって休憩できるようになっています。


また、川にはコースの途中に橋がいくつかあり、橋の上からも撮影できます。そして、両サイドの道を行き来することも出来ます。


写真撮影としてまずいと思うのは、川の周囲の建物や畑など周囲の風景が良くないことです。住宅街というわけでもなく、畑地というわけでもなく、なんとなく整理されすに雑然としている風景が続いています。


ウォーキングの当日は快晴でしたので、いい写真が撮れました。4月初めにしては暖かい日で、薄着をしていったのですが、汗が出るほどでした。


コースの最後の麻生駅で、中華料理の「紅高粱」で昼食を取りました。事前に予約しておいたので、半個室の部屋を取ることが出来、ゆっくりと会話をしながら、食事をすることが出来ました。この店の昼食のお勧めは、麻婆豆腐のランチセットで、850円です。


今なら、まだ桜は散ってしまっていないので、お出かけされるのをお勧めします。




2025年4月5日土曜日

2025年4月6日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 4月6日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。左側中段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「5」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「5」が入り、他の数は入らない。



次に下の図を見てもらいたい。右側上段の9つの箱に注目する。この図で青い直線で示した部分には「6」と「8」がその直線上にあるので、青い四角で示した2つの箱のいずれかに、「6」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。



これらのうち、先に示した『赤い四角の2つの箱に「1」もしくは「5」が入り、他の数は入らない』を利用すると、左側中段の9つの箱の一つに「8」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。






2025年4月2日水曜日

運転免許更新のための認知機能検査を受けてきました

 運転免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上のドライバーは、認知機能検査等を受けなければならないこととされています。


この認知機能検査の通知は、誕生日の6カ月前にハガキで送られてきます。そのハガキをもとに、認知機能検査と運転技能検査の予約をし、検査を受けなければなりません。


今回は、そのうちの認知機能検査を3月31日に受けてきました。


認知機能検査は、「手掛かり再生」と「時間の見当識」の2つからなります。


「手がかり再生」は記憶力を検査するもので、イラストを記憶し、採点に関係のない課題を行った後、記憶したイラストをヒントなし、およびヒントありで回答します。


「時間の見当識」は時間の感覚を検査するもので、検査時の年月日、曜日、時間を回答します。


2つのうち、「時間の見当識」は受験日と時刻を記入するもので、比較的簡単です。これが答えられないようでは、認知症と言われても仕方がないでしょう。


難題は、「手がかり再生」です。何の準備もなしに受験すると、結構大変だなと思ったので、事前にネットで試験内容などを確認してみました。その結果、満点を取るのは大変で時間の無駄だと考え、満点を目指すのはやめました。


その理由は、認知症とみなされる点数が36点未満であるためです。


「時間の見当識」で満点が取れると、点数として15点取れます。総合点の算出では、それに1.336を掛け算しますので、20.04点という事になります。


したがって、36点に達するには、あと16点必要です。「手がかり再生」では、1つの項目をヒントなしで正解すると5点で、総合点の算出では2.499を掛けますので、12.495点です。つまり、16点を取るためには、2問正解すればよいことになります。


「手がかり再生」だけでも、3つの項目を覚えておけば合格となります。ここまで覚えておけないようなら、認知症と診断されても仕方がないのではないでしょうか。


だから、認知機能検査の準備は必要ないという事です。むしろ、準備をせずに出かけて、その場で認知症の疑いがあると診断されるなら、そちらの方を心配した方が良いと思います。


実際の試験は、警視庁の八王子分室で受けました。


予定時刻よりも30分ほど早く到着しました。到着後すぐに、ハガキと免許証の提出を求められました。その後、住所氏名などを記入する用紙を渡され、記入しました。記入後、受験料を支払うと検査室に通され、指定の席に座りました。


席にはタブレットとヘッドフォンが置かれており、操作説明を受けました。ヘッドフォンを装着し、すぐに試験の開始です。私の周りには、すでに3人の方がヘッドフォンをつけ、タブレットに向かっていました。


問題はタブレットに表示され、説明がヘッドフォンから流れます。つまり、試験会場で、それぞれ一人ずつが個別に試験を受けているという状況です。


回答の記入はタブレット上で行い、画面の変更もタブレット上の「次へ」等をタップして進めます。


最初は「手がかり再生」のテストで、覚える項目が4つずつ4枚の画像で示され、口頭で説明が行われます。4枚の表示と説明が終わると、一旦終了です。この説明中に16個の項目を覚えておく必要があります。


その後、数字の羅列が表示され、指定された2つの数字をタップするよう指示されます。タップが終了すると、再度別の数字の羅列が表示され、同様に指定された2つの数字をタップするよう指示されます。それが終了すると、先ほどの16個の項目を記入する画面が表示されます。


記入時間は3分ほどありますが、私は覚えていたものをいくつか記入した後、時間が残っていましたが「次へ」をタップして次に進みました。


すると、16個の項目を思い出すためのヒントが書かれた用紙が表示されますので、そのヒントをもとに項目を思い出して記入します。


この記入時間も3分くらいあったと思いますが、覚えていないものは諦めて、「次へ」をタップしました。


「時間の見当識」の問題が表示され、「今年は何年か」という質問に回答を記入した途端、試験終了となりました。36点以上であることが確認されたのでしょう。すでに36点以上は取れていたのですが、「時間の見当識」の問題も一応行う必要があったのだと思います。


試験会場から出ると、しばらくして試験合格の用紙が入った封筒を渡され、試験終了です。試験合格の用紙は、次の運転技能試験で必要があるため、手元に置いて置く必要があります。


以上、認知機能検査の紹介でした。



2025年3月22日土曜日

2025年3月23日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 3月23日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。左側中段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「2」と「6」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「2」もしくは「6」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、左側上段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





2025年3月21日金曜日

Google マップでタイムラインのデータが消えた?

 本日、Googleから「平素より Google マップをご利用いただきありがとうございます。このたび Google マップでは、一時的に技術的な問題が発生し、一部のお客様のタイムライン データが削除されたことが判明いたしました。そこで、お客様のアカウントが影響を受けている可能性があるため、ご連絡させていただきました。」というメールが届きました。


そのメールの中で、「暗号化バックアップが有効になっていた場合は、データを復元できる可能性がございます。」という説明がありました。


実際に、タイムラインを調べてみましたが、特に問題なく、タイムラインは削除されていませんでした。


Googleマップのタイムラインは、しょっちゅう使うものではないですが、時々過去の旅行などでどこに行ったかを確認することがあり、使っています。


今回の問題は、私はバックアップを取る設定にしていたので、もし問題が発生したとしても、削除されたデータを復旧できたと思います。


それにしても、Googleらしくない問題発生ではないでしょうか?


Googleのこのサービスは、本当はパソコンでもやってもらいたいのですが、何故かスマホだけのサービスになってしまっています。パソコンでも使えるようにしてもらいたいと思っています。無料のサービスなので、難しいのかも知れませんが。




兵庫県の文書問題に関する第三者委員会の報告について

 先日、掲題の報告書が提出されました。


それを受けて、斎藤知事派、反齋藤知事派、それぞれからコメントや報道がなされています。


オールドマスコミと呼ばれるテレビや新聞は、ほとんどが報告書の中の知事のパワハラに関して、問題視して、知事の辞職を迫る論調のものも散見されました。


私は第三者委員会の報告を読んでみて、問題とされたパワハラがそのとおりであったとしても、パワハラを受けた本人が明確に言ってこない限り、そしてしっかりした証拠がない限り、パワハラと断定することはむずかしいと見ています。


ただ、齋藤知事の言動にもパワハラと受け取られかねないものがあったと思われるので、今後はそれに注意して行動してもらいたいと思います。


報告書を見て感じるのは、担当された6名の弁護士の苦労です。問題になった文書の7項目全てに、言い訳のようなことが書かれています。問題はないと言いながら、それに付け加えて、説明がつけられているのですが、それは問題はないとしても、こういう考えもあるというような表現です。それが結論をぼやかしているように見るのは私だけでしょうか。


弁護士としては、兵庫県で仕事をしている限り、この報告書の内容によっては、その仕事に影響を受けることがあるはずです。従って、その点について注意を払った報告になったのではないかと思います。苦労して作成された文書に関しても、今回のケースでは、どういう内容であれ、とやかく批判を受けるわけで、今回の仕事は割に合わない仕事だったと思います。


7項目全てで、問題ないとすると影響が大きいので、パワハラに関しては少し強く問題だという指摘をして、斎藤派、反斎藤派の意見と間を取った報告書を作成されたのかなと思います。担当された弁護士の方々の苦労が見えるようです。


SNSがオールドマスコミの報道を超えるような影響を与える時代になってきて、マスコミの報道だけに注意を払っていては駄目な状況に変化してきているように感じます。マスコミが齋藤知事に問題ありと報道しても、そう簡単に民意を覆すことができなくなってきています。


マスコミも報道について、自分たちの報道で民意を動かせるというような態度を改めて、作戦を考えないといけない時代になって来たようです。本当に、SNS恐るべしですね。




早春の百草園 梅を愛でる撮影コース

 早春の百草園は、ロウバイ、梅、福寿草、ツバキなど、色とりどりの花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。特に2月中旬頃の梅と11月下旬の紅葉は、百草園の二大名物として知られています。


園内には、「松連庵」と「三檪庵」という趣のある建物があり、美しい庭園を眺めながら、静かで落ち着いた時間を過ごすことができます。


今回の撮影コースは、京王線の高幡不動駅からスタートし、百草園を散策、撮影後、百草園駅近くの安楽亭で食事をし、百草園駅へ戻るというものです。


百草園へは、やや急な坂道を上る必要があります。体力に自信のない方は、高幡不動駅または聖蹟桜ヶ丘駅からタクシーを利用するのがおすすめです。ただし、近くの駅の百草園駅からはタクシーが少ないため、注意が必要です。


百草園から安楽亭までは、下り坂が続きますが、手すりが設置されているので、比較的安心して歩くことができます。


百草園の入口は狭い門があり、それをくぐると受付があります。入園料は、大人500円、小人100円です。


園内は、入口から見晴台まで上り坂になっています。2月中旬頃には、道の両側に美しい梅の花が咲き、足元には水仙や福寿草が顔を出します。


園内最高地点の見晴台からは、天候が良ければ富士山を望むことができます。都内の景色も一望できる絶好の撮影スポットです。


梅まつりが行われており、園内で甘酒などを楽しむことができました。


百草園周辺にはいくつかのレストランがありますが、今回は安楽亭で食事をしました。ランチの中でおすすめは、豚スタミナ丼で、500円です。私は中落ちカルビランチ80g(1298円)を頂きました。


今回紹介したコースは以下のとおりです。このコースを全て歩くと1時間位プラス撮影時間と考えておけばいいと思います。





2025年3月19日水曜日

SNSが政治を変えた?

 日経新聞が最近連載している「デモクライシス」が興味深い。その副題が「SNSが政治を変えた件」というものです。


「デモクライシス」というのは、デモクラシーとクライシスをつなぎ合わせた造語です。民主主義の危機という意味でしょうか。


本日までに、3つ記事が掲載されています。


第1回目 『「いいね!多ければ信頼」 ファクトチェックなきSNS』


第2回目 『選挙染めるバズり経済 収入6000万円迷惑系YouTuber当選』


第3回目 『SNSの情報、刺さるのは中高年? 「推し活」選挙の功罪』


以上が、その記事の表題です。


表題でもわかるように、「SNSが政治に与えている影響が」悪いというような表現で書かれています。はっきりと悪いと言わないところが、オールドメディアの報道ですが、この記事もそのような書き方をしています。記事の内容も、暗にSNSが悪いということを主張しています。


第1回目のファクトチェックですが、確かにSNSではファクトチェックがきちんと行われていないと思われても仕方がない状態です。だからこそ、SNSと対峙するときには、その話が本当かどうかを確認しながら見てみないといけません。SNSでは同じ意見のものばかりが表示されるのではなく、調べれば反対の意見も見ることが可能です。


一方、新聞やテレビのマスコミでも、その報道はすべて正しいと言えません。間違っていることもあります。さらに問題なのは、自分たちの意見を通すのに都合の良い部分だけを報道し、都合の悪い部分は報道しない傾向にあります。従って、オールドマスコミでも、SNS同様、偏った報道をしていないか、注意して対応しないといけません。


第2回目のバズリですが、これも確かにSNSではバズる行為が広がっています。そして、それで稼ぐ人たちもたくさんいます。これも、新聞やテレビではやっていないのでしょうか?バズりはないかも知れませんが、あるテーマについて、何度も何度もテーマを変えた形で報道するということを、やっていないでしょうか?毎日のワイドショーなどを見ていると、毎日同じテーマを追って、あれこれと話題にしていないでしょうか?


第3回目の『刺さるのは中高年」と中高年がSNSに影響を受けやすいという話です。「中高年、誤情報の影響を自覚せず」ということなので、これを見ると若者よりも、中高年の方がSNSからの影響を受けやすいようにも思えます。しかし、影響を受けるのは年齢に関係ないと思います。どんな報道でも、影響を受けるのは同じです。


この記事では、ネット戦略が選挙に大きな影響を与えたと言っています。そして、従来選挙に無関心だった若者が選挙に興味を持つようになった例などを紹介しています。この点をもっと強調してほしいです。


ただ、その論調はネットが政治に影響を与えるのは悪い事のように表現しているのが気になるところです。政治に影響を与えるのは、従来の新聞やテレビだと主張しているように見えます。我々の正しい意見を聞けというように。


私がこの「デモクライシス」の連載が面白いと思ったのは、この記事の内容に関する反論がすぐに思いつくという点と、新聞やテレビが最近のSNS対策でこのような対策しか打てないと感じる点です。


SNSはこれからもどんどん発展していくと考えられます。その対策を、従来のような対策のままで過ごしていくとすると、新聞やテレビの未来はあまり明るくないと思います。


新聞の中では、一番熱心にネットの活用を行っていると思われる日経でも、こういう記事で対抗しているのでは、これからも新聞やテレビは大変だと思います。




2025年3月17日月曜日

橋下徹氏の言うことに矛盾がある?

 少し前のことになるのですが、Youtubeの「みやわきチャンネル」を見ていたら、橋下徹氏のダブスタの話が出ていました。

https://www.youtube.com/watch?v=-X26QuFH5HM


その中で示された橋下氏のXの投稿です。


橋下徹氏は、兵庫県議会の斎藤元彦氏に関する百条委員会で、「秘密会にしたのは良い」と言っておきながら、あとでは、「秘密会がおかしかった」と言っています。

2019年のXの発言で、「選挙の結果を最大限尊重するのが民主主義だ」と言っています。しかし、最近の兵庫県知事選についての発言を見ると、相変わらず、斎藤元彦知事が当選したのに納得がいかないような発言を繰り返しています。


私は橋下徹氏はもう少しまともな発言をしていると思っていたので、これにはびっくりしました。本当にみやわきチャンネルで言っているように、ダブルスタンダードです。


最近の維新の動きを見ていると、自民党にものすごく気を使っているように思えてくるのですが、この橋下徹氏の言動もそれが原因ではないかと思ってしまいます。何かあるんではないでしょうか?その理由の一つが、大阪万博ではないかと思います。この万博は政府の支援なしには成り立たない事業で、そのためには政府に色々と気を使わないといけないのかも知れません。


いや、もっと他に理由があるのかも知れません。


しかし、こういうあやふやな態度を取っていると、維新の支持者が離れていってしまうのではないでしょうか?



2025年3月16日日曜日

ドライブレコーダーで高齢者の癖学び運転助言

 昨日の日本経済新聞の記事に、「AIドラレコ、高齢者の癖学び運転助言 JVCケンウッド」というのがありました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC227LI0S5A120C2000000/?n_cid=NMAIL006_20250316_Y


記事の内容は以下のようなものです。

「JVCケンウッドは、生成AIを活用した高齢者向け運転支援技術を開発しました。この技術は、ドライブレコーダーが収集したデータに基づき、AIが運転手の癖や特徴を学習し、個別の運転方法をアドバイスするものです。」


これは高齢者向けとうたっていますが、すべての運転者向けと言っていいと思います。


近年、運転データを使った運転支援技術については、他の企業でも様々な技術開発が進んでいるようです。この支援技術にAIを使って支援するというのはいいアイデアだと思います。


運転手の特性を学習し、それに基づいた適正なアドバイスを提供する。例えば、後方確認が苦手な運転者には、注意喚起するなどが考えられます。


居眠り運転や脇見運転などの兆候があれば、休憩を促すなどのサポートも可能です。


自動車によっては、先進的な運転支援システムが導入されており、それを利用して自動ブレーキなどと組み合わせることで、事故防止効果を高めることも可能です。


また、AIによる音声の会話により、アドバイスを加えることも可能になってくると思われます。




大阪万博の不人気、それでも行きますか?

 大阪万博が4月13日から開催される。未だに不人気で、入場券の販売も予定の数量に達していないようです。


余談ながら、最近の維新の動向を見ていると、この万博の支援をしてもらっている政府に対する遠慮があって、おかしなことをやったり、行ったりしているように思えてならない。


それはともかくとして、先日3月13日の毎日新聞の夕刊記事に、「あの日の紙面 大阪万博 笑顔、こんにちは 1970 「拍子抜け」→成功 今回も?」というのがありました。


前の万博の記事なのですが、あの時にも、万博は開始直前には不人気で、チケットの販売も思わしくなかったということです。


それで、その当時の新聞ではどういう具合に報道されていたか調べてみました。


少し古い記事になりますが、産経新聞が「<独自>70年大阪万博の専門紙発見 建設遅れ、予算逼迫…25年万博と重なる課題」という題で記事を書いています。

https://www.sankei.com/article/20230812-XJZ2MVHMG5IFPF7QY2XBRJVNH4/


入場料が高いとか、幻のシンボルタワー、パビリオンの出展契約が全く進んでいないなど、現在の万博と同じようなことが起こっています。


入場料なども80%割引などがあったようです。当時の新聞を探せば、もっといろいろのことがわかり、今回の万博で言われているような問題が、当時も報道されていたことがわかると思います。(当時の新聞記事は手に入ることは入るのですが、有料です。)


こういうことを考えると、万博が不人気なのは前回と同じで、そのうちに人気が出てきて、予想以上に人が入るのではないかと思えてきます。


皆さんは万博に行かれますか?




2025年3月12日水曜日

毎日新聞が「斎藤元彦批判」???

 今日の毎日新聞朝刊の社説「反省の色も見せぬ無責任」というのはひどい社説でした。

https://mainichi.jp/articles/20250312/ddm/005/070/100000c


兵庫県の百条委員会の報告を見ての社説だと思うのですが、百条委員会の報告では、齋藤元彦知事の責任について、有ったと言い切っていません。可能性があったという言い方をしています。疑惑認定していません。出来ていないのです。


可能性がなかったこともあるわけで、そういう状況の中で、齋藤元彦知事の責任を追及するというのはおかしなことです。はっきりもしていないことをもって、責任だと言われて、追及されたのではたまったものではありません。


こういう意見を社説という記事で出すという毎日新聞は問題です。オールドマスコミの悪辣さ丸出しです。


そもそも、百条委員会はその議論の途中にあった時に、議会が知事の不信任を出してしまいました。そして、知事選が行われたのですが、オールドマスコミの予測に反して、知事が当選してしまいました。もはやこの時点で、百条委員会は解散しても良かったんです。百条委員会の結論を待たずに、兵庫県民は、齋藤知事を支持してしまったんですから。だから、今回の百条委員会の結論など全くの無意味なものです。


本件に関しては、Youtubeでみやわきチャンネルの宮脇睦氏が同じような意見を言っています。以下のところです。

https://www.youtube.com/watch?v=tPVAczDEIy0&t=24s


この毎日新聞に限らず、オールドメディアは悪あがきのように、いまだに齋藤元彦知事を糾弾していますが、早くやめた方が良いと思います。どんどん、新聞の購読者が減って来るし、テレビを見る人が減ってきます。敗戦処理は早くやらないと大変なことになると思います。




2025年3月8日土曜日

日本維新の会は兵庫でチャンスを逃した

 先日、このブログで日本維新の会についての意見を述べました。今回はさらにその話を進め、維新が勢力を伸ばすチャンスを逃した点について考察します。


兵庫県で問題が発生したのは、昨年の3月頃だったと記憶しています。当時、オールドメディアによる「知事が問題だ」という報道が広まり、結果として知事が辞任に追い込まれる事態となりました。


この際、維新はなぜ報道の真偽をきちんと調査しなかったのでしょうか?少々不思議に思います。斎藤知事が最初の知事選で当選した際、彼を支持したのは自民党の一部議員と維新でした。


もし、斎藤知事を支援した議員たちが報道の正確性を調査していたなら、斎藤知事が辞任に追い込まれることはなかったのではないでしょうか。特に、「おねだり」や「パワハラ」といった問題は、簡単に調査できたはずです。選挙で斎藤氏を担ぎながら、その後の支援を怠った議員側に責任があると言えるでしょう。


自民党は一部議員の支援に留まっていたため、党全体で調査に乗り出すのは難しかったかもしれません。しかし、維新は党を挙げて斎藤知事を応援していたのですから、調査に乗り出すことは十分可能だったはずです。選挙で支援した以上、こうした形でのフォローアップが求められたのではないでしょうか。


また、調査結果の有無にかかわらず、知事の不信任決議が出された際には反対票を投じるべきでした。それができなかったことは、維新の信頼を損ねる結果となりました。このような状況では、維新の支援を受けて首長選に出馬しようとする人が減ってしまう可能性があります。選挙で勝利した後、マスコミの報道を受けて手のひらを返すように当選者を糾弾する姿勢は、支援された側から見ても不信感を抱かせるでしょう。たとえ知事に問題があったとしても、それを指摘しつつ内側から支援するべきだったのではないでしょうか。


先日の兵庫県知事選で、斎藤元彦知事は110万票を獲得し、再選を果たしました。この選挙で維新が応援していれば、この票を次の県議会選挙や参議院選挙で維新の支持基盤として活用できたはずです。


さらに、斎藤知事が再選された後でも、百条委員会などを通じて斎藤知事支持を明確に打ち出していれば、この時点でも兵庫県で得た票を維新に引き寄せることができたでしょう。


兵庫県でのこの問題は全国的に報道されており、知事選の結果は他の都道府県の選挙にも大きな影響を与えたと思われます。他地域でも維新の得票数を増やす助けになった可能性があります。


しかし、こうしたチャンスが今回の事件で全て失われ、逆に維新の評判を落とす結果となってしまいました。非常に残念なことです。




2025年3月9日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 3月9日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。左側下段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「6」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「6」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、左側下段の9つの箱の一つに「4」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。


2025年3月7日金曜日

今更ながら、兵庫県百条委員会のアンケートについて

 兵庫県の百条委員会が報告書を公表した。以前から予想されていたとおり、告発を受けた県の対応について違法の可能性を指摘し、斎藤氏の言動について「パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なものだった」と認定しました。


これに関して、多くのオールドメディアは、反斎藤知事派の意見がそのまま報道されており、齋藤派の意見は報道されていません。


これは別にして、改めて百条委員会が行ったアンケートに関して、その内容を詳しく解説してくれている動画があったので紹介します。


以下のところにあります。

https://www.youtube.com/watch?v=s_HcQq11-bE


3ヶ月も前に出されている動画で、多くの方がご覧になっています。この動画では、紙で回答されたものだけが紹介されているので、ネットでの回答も知りたい方は、以下のところから見ることができます。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/questionnaire.html


動画の作成者がやられたように、個別に読んでいくと、殆どが聞いた話でなどであって、直接見た、経験したという話があまりにも少ないように感じました。


読む人によって判断は違う可能性もあるのですが、こんなアンケート結果をもとに、百条委員会が報告書を出したのは、おかしいなと思います。




2025年3月3日月曜日

膨らみ続ける核燃料サイクル費用:22兆円超えの現実と課題

 3月3日の毎日新聞一面に、「核燃サイクル、22兆円超 06年以降 事業費膨張続く」という記事が掲載されました。この記事では、以前から問題視されていた原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」のコストが、さらに増加している現状が報告されています。


核燃料サイクルの費用は、大きく分けて再処理工場の建設費、再処理に関わる費用、放射性廃棄物の処分費用、中間貯蔵費用などに分類されます。記事によると、これらの費用はそれぞれ増加しており、2024年の試算では総額22兆円を超えるとのことです。


特に問題となっているのが、青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場です。当初の計画から完成が大幅に遅れており、現在の目標は2026年度とされています。しかし、この目標も過去に27回も延期されており、完成の見通しは依然として不透明です。


費用増加の主な要因としては、福島第一原発事故後の新規制基準への適合に伴う追加工事が挙げられます。しかし、それ以前に実施された試験運転において、工場が高濃度の放射性物質に汚染されたことも大きな要因と考えられます。


核燃料サイクルは、技術的に非常に難易度が高く、実際に商業レベルで成功している国はフランスとロシアのみです。日本もフランスに再処理を委託する可能性を模索しましたが、具体的な契約条件、輸送方法、安全性などの課題が多く、実現には至っていません。


国際的には、使用済み核燃料の取り扱いに対する監視が強化されており、国内でも核燃料サイクル政策に対する国民の理解と合意形成が課題となっています。


原子力発電は、低コストの発電方法として評価されることもありますが、使用済み核燃料の処理費用を考慮すると、必ずしも割安とは言えません。核燃料サイクルの現状を注視し、エネルギー政策全体の中で原子力の位置づけを改めて検討する必要があるのではないでしょうか。



2025年3月1日土曜日

最近の日本維新の会の動きについて

 最近、日本維新の会の動きでいくつかニュースになっているものがあります。


その一つが、高校無償化の予算を、自公と合意に達して、予算を変更させたことです。


また、兵庫県議会での百条委員会での維新の議員が、内部情報を立花孝志氏に漏らしてしまったというものもあります。


この維新の動きは、昨年の衆議院議員選挙で、議員数を伸ばせず、馬場代表がその後辞任してしまったときから、おかしいと思いました。


私は日本維新の会はもっと勢いよく勢力を伸ばしていくのではないかと思っていたのですが、最近の調査などでも支持率は低下しているようです。


維新の根本的な問題として、その発祥が大阪をもっと良くしたいという地方政治の改革から始めた点にあると思います。それはそれで良かったと思うのですが、その組織から国政に歩を進めた段階で、おかしくなったのではないでしょうか。


国政に参加するのはいい面もありますが、国政と地方政治では状況が大きく異なります。地方政治で勢力を伸ばしたからといって、即座に国政でも勢力を伸ばせると限らないからです。もともと、国政をどうしたいという政治家の集まりではなく、地方政治をどうしたいという政治家の集まりなので、国政を担当したいというメンバーがほとんどいない。その顕著なあらわれが、大阪の吉村知事は国政に打って出ようとしていないことです。


国政を担当できる議員がいないから、他党から移ってきた前原議員に代表を頼むようなことになっている。この決定を聞いたときに、吉村知事は変なことをやるなと思いました。こんなことは、普通の国政政党なら起こらないことです。


維新は、むしろ、地方政治に注力して、他の都道府県の議会や、首長を維新のメンバーで占めるという作戦を取るべきだったと思います。全国の知事の過半数を維新のメンバーが占めるようなったら、それこそ面白いことになるのではないでしょうか?


ついでに、兵庫県議会の百条委員会の秘密漏洩の件ですが、これをやった議員は流石だなと思います。ルールを破ったという意見を言う人がいることもありますが、それは反斎藤知事派の議員も破っているわけで、彼らにはなんのお咎めもなく、維新の議員だけが問題視されるのはいかがなものかと思います。


橋下徹元大阪府知事は、秘密漏洩をするくらいなら、百条委員会を秘密会にしたときに、なぜ反対しなかったというような意見をいっていますが、これはおかしいと思います。百条委員会を秘密会にするのを反対したら、委員には入れません。反対しても、当時の状況では数の上で、維新の意見は負けてしまいます。つまり、いずれにしても秘密会になってしまうわけです。


当時は、オールドマスコミの影響で、斎藤知事は悪いということになっていたので、それを反対しても、どうしようもなかったと思います。橋下氏も他の人達と同じで、斎藤知事が悪いとつい先ごろまで言っていましたから。全く状況を理解していなかったと思います。さらに言うと、彼はあの時の状況をきちんと覚えていないのですかね。まあ、最近は認識が変わってきているようですが。


維新を立ち上げた人が、当時こういう認識だったのでは、それに従っている人たちも大半が、斎藤知事を支持するのはまずいと思ったのではないでしょうか?




2025年2月22日土曜日

2025年2月23日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 2月23日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。上段2列めの9つの箱に注目する。この図で左側の3つの箱は、上段左側の9つの箱の中に「7」と「8」が含まれるので、横向きの赤い直線で示した部分には「7」と「8」が入らない。また、左側4列目には、「7」と「8」があるので、その直線上には「7」と「8」は入らない。つまり、上段2列目の赤い四角で示した2つの箱には、「7」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、右側上段の9つの箱の一つに「9」が入ることがわかる。


この問題は、上に示したヒントを見つけるのが難しい。このヒントが見つかれば、それ以降も難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。


2025年2月21日金曜日

サッカー なでしこジャパンの昨日2月21日の勝利

 昨日、なでしこジャパンは、SheBelievesCupで、オーストラリアと戦い、4対1で勝利しています。


短縮版での試合を見ているだけなので、状況はよく把握していないのですが、ほとんど完勝と言える内容だったようです。


特に、3点目の得点は、左サイドから中央でMF藤野あおば、FW田中美南、MF長谷川唯、再び田中と細かく繋ぎ、そして最後はMF浜野まいかがゴール前で流し込み、スローインから数えると、9人が13本のパスを一度も相手に触らせずに流し込みました。


この試合を見て気づいたのですが、長谷川唯、山下杏也加、加藤野あおばが、イギリスのマンチェスター・シティに所属している選手だったことです。私は長谷川唯選手の試合の短縮版をYoutubeでよく見ているので、びっくりしました。


その後、なでしこジャパンの今回の選手一覧を見てみたら、ほとんどが、欧州組や米国組など海外からの参加で、日本のチームに所属している選手は23名中4名だけでした。


これを見ると、実力のある選手は日本のチームには所属せず、海外に出ていく選手が多いということがわかります。


これは今まで気づかなかったので、意外でした。しかし、よく考えてみると、日本の女子のサッカーはそれほど観客数も多くないし、評価も低いので、当然の結果とも言えます。米国では、野球やフットボールが盛んですが、これらは男性のスポーツと今でも考えられているようで、女性の参加できるスポーツとしては、サッカーが注目されているようです。


日本も、女子サッカーがもっと人気が出て、盛んになると良いと思います。




2025年2月12日水曜日

ダイソーで購入した700円の「ワイヤレス静音マウス」

 ダイソーで500円(税抜き)で購入したマウスが壊れてしまいました。どうも、子供たちに使わせたときに無理な使い方をしたようで、スクロールが出来なくなってしまいました。右クリックも効かなくなりました。


無線で使用でき、充電もでき、超薄型で使いやすかったのですが。


やむなく、ダイソーにまだ販売しているか、確認しに行きました。残念ながら、500円のマウスは売っていませんでした。その代わりに、700円(税抜き)のマウスが売られていました。



外箱のタイトルは「カチカチ音がしないワイヤレス静音マウス」です。ざっと見たところ、私が使用していたマウスと変わりません。


箱のサイドには以下のような表示がされています。



無線とBluetoothの2WAYの接続が可能です。これは500円のものと違って、Bluetoothでも使えるようになっています。これで、200円の差が出たのかもしれません。


実際に箱を開けてマウスを取り出してみたら、サイズはほぼ500円のものと同じでした。



さっそく、パソコンに接続してみました。無線でもBluetoothでも、簡単に接続することができました。マウスの動きは無損の方がやや感度が良いと感じました。


このマウスは、以前使っていたマウス同様、コンパクトにできていて、持ち運びが楽です。また、薄型なのもうれしい。マウスのクリックや、スクロールなどのボタンも十分な動きをしてくれます。無線のドングルも、マウスにしまえるようになっており、なくす心配がありません。


私は脂性で、長い間使うと、マウスが汚くなって、手触りも悪くなります。だから、数年で新しいものに交換しています。だから、このくらいの安いマウスで、昨日も十分なものを提供してくれるのはありがたいです。




2025年2月9日日曜日

2025年2月10日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 2月10日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。右側上段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「5」と「8」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「5」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、右側下段の9つの箱の一つに「4」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




2025年2月4日火曜日

街歩きの計画

 10年以上前、大学時代の同期10数人と街歩きを始めました。


定年退職で時間が増えたことと、健康維持が目的です。


当初は他のグループの街歩きコースを利用していましたが、同じコースを歩く人がいるため面白みが半減することもあり、自分たちで計画を立てることに。私がなぜかその役割を引き受けることになりました。


以来、様々な街歩きコースを作成してきましたが、詳細な計画は今となっては思い出せません。時間をかけて探せば思い出すものもあると思いますが、時間がかかりそうです。


最近は、年を取ったこともあり、1~2時間程度のウォーキングを楽しんでいます。歩くのはほとんど東京都内です。


「毎日が土曜日」状態の人が多いため、通常は平日の午前中に歩き始め、昼食を共にして解散という計画にしています。


街歩きの計画作成は大変です。東京に暮らしていても知らない場所は多く、計画を作る際はほとんど行ったことがない場所になります。Googleマップと、東京近辺の散歩コースを紹介している雑誌や本が頼りです。


雑誌や本は若い人向けのコースが多く、高齢者には不向きなものがほとんどです。コースというよりは、行く場所を参考にする程度でしょうか。


行き先を欲張りすぎると距離が長くなりすぎるため、程々にしないといけません。Googleマップでコースを作成し、距離や時間を参考にコースを作り直します。大変な作業ですが、コース作りも楽しみの一つと考えています。


コロナ禍では、集団で外を歩くことに抵抗があり、街歩きは行いませんでした。昨年あたりからコロナ禍も落ち着き、運動不足解消のため活動を再開しています。


今後は機会があれば、街歩きコースをこのブログで紹介できればと思っています。




DeepSeekの開発に使用されている「蒸留」とは?そして、その動向は?

 DeeepSeekが最近話題になっています。このDeepSeekの開発に使われた手法の一つに「蒸留」という言葉があります。英語ではDistillingあるいはDistillationと表されているようです。


以前から、「大規模な機械学習モデルを小規模なモデルに圧縮する」ということに関しては、AIの分野においては、必須のものだと考えられていました。というのは、AIでの回答を得るのに、何時間もかけていてはだめで、即座に回答を抽出する必要があること、高速のエンジンや膨大なメモリ量がない場合にAIを適用する必要があるなどの理由があるからです。


従って、大規模な機械学習モデルを小規模なモデルに圧縮するアイデアは以前からありましたが、それをニューラルネットワークに本格適用したのが、ディープラーニングの父として知られるGeoffrey Hinton(ジェフリー・ヒントン)氏です。


当時米Google(グーグル)に所属していたヒントン氏らの研究チームは2015年、ニューラルネットワークが出力する確率分布を使ってモデルを圧縮する新手法を示しました。同氏は論文「Distilling the Knowledge in a Neural Network」の中で、この手法を「蒸留(Distillation)」と表現しました。


ヒントン氏が提案した手法のポイントは、AIモデルが出力する単一の「正解」のみを活用するのではなく、どの選択肢が正解らしいかを確率で示した確率分布全てを活用する点にありました。そこで、この確率分布を模倣するよう小規模モデルを学習させる手法を考案し、それを「蒸留」と命名しました。


その後、従来の蒸留手法に加え、敵対的蒸留(Adversarial Distillation)やグラフ蒸留(Graph Distillation)など、様々な手法が提案されています。


教師モデルと生徒モデルを同一のモデルとし、学習過程で教師モデルの出力を生徒モデルの学習に利用する自己蒸留(Self-Distillation)も登場しています。


また、多様な濃縮手法として、 k-means法やクラスタリングを用いた手法、教師あり学習、半教師あり学習、強化学習など、様々な学習フレームワークで深層相互学習が利用されています。


また、 複数のモデルを同時に学習させ、互いに知識を共有する深層相互学習(Deep Mutual Learning)も、モデルの精度向上に貢献しています。


蒸留の応用としては、画像認識、自然言語処理、音声認識など様々なタスクで利用されており、濃縮されたデータは、モデル学習だけでなく、データ可視化や分析にも利用されています。


今後も、より高度な蒸留・濃縮手法の開発が行われ、より効率的に知識を転送・抽出する手法や、多様なデータ形式に対応できる手法の開発が行われることが期待されます。




2025年1月31日金曜日

Geminiに灘中の入試問題を解いてもらった

 GoogleのAI、Geminiに灘中の算数の問題を解いてもらいました。


使用したのは今年の灘中の算数問題です。問題は以下のようなものです。平行四辺形と線分によって分割された図形の面積を求める問題で、図形問題の中でも難問と言われているようです。



そして、Geminiの回答の最初の部分は以下のようなものでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

灘中学校2025年1月入試の算数問題ですね。平行四辺形と線分によって分割された図形の面積に関する問題です。


与えられた問題と図から、以下の手順で斜線部分の面積を求めます。


1. 相似な三角形の発見:


△BEIと△BDHにおいて、


EB:BD = 1:3

∠EBI = ∠DBH(共通)

よって、2組の辺の比とその間の角がそれぞれ等しいから、

△BEI∽△BDH


て、斜線部分の面積は9-1=8となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


回答の最初の部分ですが、△BEIと△DBHが相似形だというような説明から始まっています。これでは相似形がよく理解していないように思えます。


次に、以下のような図とヒントをつけて質問してみました。





(ヒント)

全く答えになっていません。少しヒントを差し上げます。添付の画像を見てください。

三角形BJE + 三角形ELF ー 三角形BKF 

で斜線部の面積を考えます。

三角形BEJと三角形IJD、また三角形ELFと三角形GLI、また三角形BKFと三角形GKD とが相似形であることを利用して回答してみてください。

(ヒント終わり)


回答をしようとしてくれましたが、できずに「現状の情報だけでは、斜線部分の面積が平行四辺形ABCDの面積の何倍になるかを正確に求めることはできません。」という回答が帰ってきました。


ヒントが良くなかったのかもしれませんが、Geminiは幾何学など図形に関連する問題については不得意なのかもしれません。しかし、Geminiはまだ開発段階のAIです。今後の学習によって、より複雑な図形問題も解けるようになる可能性は十分にあります。


ただ、この灘中学の入試問題は比較的難しい問題だそうで、人間でもなかなか解けない人がいるのではないでしょうか?


Geminiに幾何の他の問題を解かせてみて、コメント欄で意見を聞かせてください。



2025年1月29日水曜日

103万円の壁は178万円まで増やすだけで良いのか

 国民民主党が先の衆議院選挙で103万円の壁を掲げて当選者数を4倍に増やしました。


その後、国民民主党は自公と103万円の壁を178万円にすることについて、議論を行っていますが、今のところ、自公からの回答は120万円ということで、国民民主党は話にならないと回答を受け入れていません。


この金額について、どの金額でまとまるのか、予想はできません。ただ、議論を見ていると、金額は178万円にするかどうかに集中していて、何かおかしいなと感じています。


というのは、178万円よりも大きい金額の話というのが出てこないという事です。178万円という金額が出て来たのは、単に最低賃金の上昇率を178万円の根拠としたからで、他の根拠を考えると、もしかしたら、178万円よりも金額の大きい額を考えないといけないと思うからです。


国民民主党と自公の会談では、この点には何も触れていません。120万円という回答が自公から示されたのですが、その根拠はなんだったのか?自民党の方もこういう根拠をきちんと示すのが良いのではないかと思います。税収が減るという事だけを言っているようですが、玉木さんが言っているように、手取りが増えれば支出も増えるわけで、その増加分は税収の増加につながるはずです。この金額の予測などは、あまり議論されていないように思います。


もう一つ、疑問に思っていることは、今回金額がどう決まろうと、今後どうするかという議論が必要だと思います。もし、最低賃金の上昇率を採用するなら、今回限りではなく、最低賃金の上昇率に応じて、毎年金額を変えないといけないと思います。そうしないと、また、何十年も何万円の壁というのが継続するわけで、それはおかしいのではないでしょうか?




2025年1月27日月曜日

株価急落、DeepSeekの衝撃!

 今日のニュースでは、日本株、米国株ともに急激な下落が報じられています。特に、NVIDIAに代表されるAI関連企業の株価が大きく下落しています。


この背景には、先日発表された中国のAI企業DeepSeekが開発した「DeepSeek-R1」の影響があると考えられます。


DeepSeek-R1は、オープンソースの推論型AIモデルです。OpenAIの「ChatGPT o1 Pro」に匹敵する能力を持つと言われており、無料で利用できる点が大きな魅力です。


DeepSeek-R1は前モデルDeepSeek-V3をベースに、大規模強化学習を取り入れて推論性能を飛躍的に向上させたもので、APIコストも安く、商用利用も可能です。


DeepSeek-R1の主な特徴は以下の3点です。


無料で利用できるオープンソースであること

推論、数学、コーディングといったタスクにおいて、GPT-3に匹敵する数値を出していること

中国初の大規模言語モデルであること

さらに、DeepSeek-R1は思考過程も詳細にアウトプットしてくれるため、非常に分かりやすいという利点もあります。

(Hugging Faceから)


DeepSeek-R1が株価を急落させた要因の一つは、従来「AIを発展させるには高性能チップが必要だ」と言われていた通説を覆した点にあると考えられます。


驚きの一つに、開発費の低さが挙げられます。同社は1モデルの開発にかかった費用を約560万ドル(約8億6000万円)と説明しています。最新モデルの開発費が数十億ドルかかるケースもあると言われている中、1/10程度の低価格です。


さらに、旧型の半導体を使いながらも、得意とするいくつかの分野で、OpenAIやMetaの製品を上回る性能を発揮していることです。オープンソースなどの公開されている情報を活用し、従来にないスピードで高性能モデルの開発が進められていると言われています。


今後も、DeepSeekの開発に注目する必要がありそうです。



2025年1月26日日曜日

まるで生き物! 千葉工大のAIロボットが凄い

 5ヶ月前に公開された動画ですが、今後のロボット開発を占う上で非常に興味深い内容なので紹介します。


千葉工業大学で開発されたAIロボットの動画をご存知ですか?  このロボットは、「未来ロボット技術研究センター(fuRo)」というところで研究開発されています。



今までのロボットは、カメラやセンサーで周囲の状況を認識して動いていましたが、このロボットはなんとセンサーなしで歩き回って、周囲の状況を認識するんです。まるで生き物が動いているように動作する様子は驚きです。


このロボットの秘密は、仮想空間(コンピュータ上に作られた仮想的な世界)でAIを鍛えていることにあります。実際にロボットを動かして鍛えるのではなく、仮想空間で多数の同じロボットを同時に動かすことで、速いスピードで世代交代を繰り返すことが可能となり、短時間に高度な運動能力を獲得することができるそうです。


動画(https://www.youtube.com/watch?v=vvZtHsqEXtM)では、ロボットが階段を登る、障害物を避ける、転倒から起き上がる、等の動作をまるで生き物のように行う様子が紹介されています。周囲の状況がロボットが動くことで、徐々に認識されていくため、徐々に物にぶつからず、軽快に動くようになっていく過程が見られます。


私はこの動画を見て、ロボットのハードウェアがある程度完成すると、仮想空間での訓練により、今までのロボットよりも短時間で高度な動作を行えるようになる可能性を感じました。


ロボットの構造がますます機能的に高度になってくると、人間の職人の技術を再現するだけでなく、それを超える可能性も秘めていると言えるでしょう。



2025年1月25日土曜日

2025年1月26日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 1月26日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。中央上段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「2」と「7」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「2」もしくは「7」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、中央上段の9つの箱の一つに「5」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




2025年1月20日月曜日

AirPods Pro2は補聴器の代わりになるのか?

 最近、YouTubeでAirPods Pro2が補聴器として使えるという情報を見かけ、興味を持つようになりました。実際に難聴で補聴器を使っている友人がいるのですが、彼にAirPods Pro2を紹介したところ、意外な反応が返ってきたのです。


全く興味がないという反応でした。友人は、何度も高価な補聴器を購入して試してみて、安物はだめだという結論に達していたようです。


確かに、現在の補聴器で価格の安いものは、友人の言うように使い物にならないものがほとんどのようです。実際、友人が今使用しているものは、100万円を超えないにしてもそれに近い値のものを使用しているそうで、それに満足しているんでしょう。


AirPods Pro2が補聴器として使えるという情報はYoutubeでいろいろ流れています。「AirPods Pro2 補聴器より大満足」という表題の以下の動画もその一つです。

https://www.youtube.com/watch?v=enD9NwzL_6w


その内容を簡単に紹介すると、以下のようなものです。


AirPods Pro2が補聴器より優れていると感じた3つの理由

1.聞こえが広がる: AirPods Pro2は、補聴器と同等の機能に加え、周囲の音を取り込む機能やノイズキャンセリング機能も搭載しており、より幅広い音を聞くことができます。

2.適正な価格: 高価な補聴器に比べて、AirPods Pro2は比較的安価で入手できます。

3.iPhoneとの連携: iPhoneと連携することで、聴覚テストや聞こえの調整が簡単にでき、音楽やオーディオブックなども楽しむことができます。


動画投稿者は、AirPods Pro2は高齢者にとって、難聴対策だけでなく、認知症予防にも役立つ可能性があると述べています。また、最新のテクノロジーに挑戦することで、脳の活性化にもつながると語っています。


私自身が、実物を試したわけではないので、実際にどの程度のレベルのものかは保証できませんが、Youtubeや関連するブログなどを見ていると、結構使えそうに思えます。


ただ、今後の発展を考えると、AirPods Pro2の方に分がありそうです。

その一つが、イヤホンの機能の向上です。補聴器と比較して、通常のイヤフォンは販売台数も多く、その分、補聴器のイヤホンよりも機能向上を図られることが期待されます。難聴者向けのイヤホンというのもあり売るかも知れませんが、結局、大量に出回る一般の人向けのイヤホンにその機能を取り込まれてしまうと思います。


また、補聴器の調整を自分で行うことが可能なため、他人に最後は調整を頼んでしまう補聴器の調整よりも、自分に合った調整が可能のように感じます。さらに、この調整のためのアプリケーションの向上も、期待できそうです。Appleはこの補聴器の機能を考えるために、多くのユーザーに試してもらい、機能の向上を図ってきたようです。


今後も、補聴器メーカーよりは、多くのユーザーに使ってもらえる仕掛けをたくさん持っているAppleが優位に立つことは明らかです。Appleの製品のiPhoneやiPadとペアでの利用ができ、それらの機能も使えるというメリットも大いに影響しそうです。




2025年1月18日土曜日

CES 2025 で感じたこと:AI を搭載したロボットの進化

 1月7日から10日にかけて開催された CES 2025 は、多くの企業と人々を集め、盛況のうちに幕を閉じました。私は直接会場には足を運びませんでしたが、YouTube などを通して、展示されている製品や講演の様子を視聴することができました。

YouTube での充実した情報発信のおかげで、会場に行かなくても CES の様子を十分に把握することができました。私の経験上、会場を歩き回るだけでも1日に1万歩以上歩くことになり、非常に疲れます。そのため、YouTube での情報収集は効率的だと感じました。しかし、実際に会場に足を運ぶことで、YouTube のレポートとは異なる印象を受けるのも事実であり、それ自体に大きな価値があると言えるでしょう。

今年の CES で最も印象的だったのは、AI の進化です。昨年の CES と比較しても、その進歩は目覚ましく、もはや追いつくのが困難なほどです。AI はあらゆる分野に浸透しつつあり、その全容を把握することは容易ではありません。特に、自然言語処理、画像認識、音声認識などの技術が向上し、より人間に近いコミュニケーションが可能になった点が注目されます。

私が最も注目したのは、AI を搭載したロボットの進化です。10 年以上前からさまざまなロボットが発表されてきましたが、今年はついにロボットが本格的に活用される時代が到来したと感じています。

すでに、掃除ロボットや配膳ロボットなど、私たちの生活に浸透しているロボットもいます。今年は、さらに多くの分野でロボットが活躍するようになるでしょう。NVIDIA のキーノートスピーチでも、多くの人型ロボットが紹介されていました。

人型ロボットは、人間の作業を代替するだけでなく、AI 技術によって、より高度な作業をこなすことが期待されています。工場作業はもちろんのこと、医療、介護、農業など、さまざまな分野での活用が期待されます。

人型ロボットの価格は、現在300万円から500万円程度が相場です。これは人一人を1年間雇用する費用と比較すると、それほど大きな差はありません。ロボットは24時間休みなく働くことができます。数人の作業を、一台のロボットが代わりにやってくれるなら、人を雇用するよりも、ロボットを購入する方が経済的なメリットがある場合もあります。

AI 技術の進化と人手不足の影響もあり、人からロボットへの移行は、私たちの予想よりも早く進む可能性があります。今年は、さまざまな場所でロボットが導入され、その効果が試される一年になるでしょう。

CES 2025 は、AI とロボットの進化を改めて実感する場となりました。これらの技術が、私たちの社会や生活にどのような変化をもたらすのか、今後も注目していきたいと思います。


2025年1月14日火曜日

Windows 11で懐かしのソリティアをプレイする方法!【動画解説】

 Windows 7時代のソリティア、マインスイーパー…懐かしいですよね!あのシンプルなゲームが恋しいと思ったことはありませんか?


私のお気に入りのゲームソフトはWindows 7の時に提供されていたマイクロソフトのゲーム(Microsoft Games)で、ソリティアとかマインスイーパーなどの簡単なゲームです。特にその中で、スパイダー・ソリティアが一番のお気に入りです。


このMicrosoft Gamesは、Windows 7で提供されていたものが、Windows 8になった途端になくなってしまいました。


現在マイクロソフトから提供されているソリティアは、インターフェースが派手で、以前のようなシンプルな操作感が失われています。また、ゲーム中に広告が表示されることもあり、集中できません。さらに、一部の機能は有料でしか利用できないのも残念です。


以前にもこのブログで紹介しましたが、動画も作成しましたので、改めて紹介します。


今回紹介するサイトでは、ソリティア、マインスイーパー、フリーセル、ハーツなど、Windows 7でお馴染みのゲームがほとんどそのままプレイできます。動作も軽快で、Windows 7時代を思い出すことができます。


インストールできるサイトはこちらです。クリックして表示してください。

https://win7games.com/#games


インストール手順


  1. 上に示したサイトで下の方にある緑色のラベルの「DOWNLOAD GAMES」をクリックします。(ダウンロードボタンのスクリーンショット)
  2. ダウンロードしたファイルはZIPファイルですので、解凍します。


  3. 解凍したフォルダ内の「Windows7Games_for_Windows_11_10_8.exe」を実行します。
  4. インストール画面が表示されるので、「次へ」をクリックします。


  5. どのゲームをインストールするか選択する画面が出て来るので、選択し、「インストール」をクリックします。
  6. インストールが終了すると、終了の画面が表示されますので、「完了」ボタンをクリックします。


これで、Windows 7のゲームがインストールされました!


インストール方法を動画で解説!


インストール方法を動画で分かりやすく解説しています。手順が不安な方は、ぜひ動画をご覧ください。


https://youtu.be/6QZgKXePeDg


これで、Windows 11でもWindows 7時代の懐かしいゲームを楽しむことができます。ぜひ、試してみてください!


2025年1月12日日曜日

Facebookで「お知らせ」の既読マークが消えない

 Facebookを使っていて、画面右上の「お知らせ」のアイコンをよく使用しています。それをクリックすると、お知らせリストが表示されます。お知らせリストには、それぞれのお知らせの右側に既読かどうかを示す丸印がついています。そして、お知らせを見たら、消えるようになっています。


(矢印はお知らせのアイコンと丸印)


ところが、最近、一度クリックしても消えず、もう一度クリックすると消えるようになってしまいました。


Geminiに問題解決方法を聞いてみたところ、以下のような回答が得られました。


具体的な解決策をしめしてくれず、素っ気ない回答でした。


そこで、もう少し丁寧に質問し直してみました。そうすると、以下のように具体的な解決策が提示され、大変参考になりました。


さっそく、「キャッシュクリア」を実施してみたら、問題は解決しました。




2025年1月11日土曜日

2025年1月12日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 1月12日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。


これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。右側上段の9つの箱に注目する。この図で赤い直線で示した部分には「1」と「5」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「5」が入り、他の数は入らない。



これを利用すると、右側上段の9つの箱の一つに「4」が入ることがわかる。


それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




2025年1月9日木曜日

米メタが、Facebookなどでのファクトチェック機能を廃止

 毎日新聞などの報道によると、「米メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は7日、フェイスブックなどのネット交流サービス(SNS)で、第三者機関と協力して虚偽情報を特定するファクトチェック機能を廃止した。」


「メタの従来の取り組みは、トランプ次期米大統領らから「不当な検閲」と批判されており、新政権発足前に迎合したとみられる。」


米国でのSNSなどへのファクトチェックは、トランプ次期大統領が指摘しているように、「政治的に民主党よりだ」とトランプ支持者からは指摘されていた。たしかに、米国では民主党寄りのファクトチェックが行われていたと言われても仕方がないような状況だったと思います。


ただ、これも私の主観的な意見であって、本当にそうかどうかは、そのチェックの内容によって、それぞれの人により判断は異なると思います。


SNSが問題になったのは、「表現の自由」という理由で、人を傷つけるようなデマや、ヘイトなどの投稿があったり、偽情報と思われるような内容の投稿が多くあったということで、それにより、特定の人が自殺をしたり、心理的に影響を受けたりしたからです。


日本では、Facebookなどもファクトチェックを継続するということで、今のところ大きな影響を受けないと思えます。ただ、日本でのファクトチェックもそれが中立の立場をとっているかというと、疑問のある所です。


結局は、投稿が偽情報かどうかの判断などを、それを利用する人が、きちんと判断して、惑わされないようにすることが大切だと思います。


最近は、新聞やテレビなどのマスメディアもいろいろと偏向報道をしているという話が、SNSで話題になっています。その情報から判断しても、新聞やテレビも偏向報道をしているように思われます。それについても我々読者が自分なりに正しい判断する必要があるようです。


これからは、ますますネットからの情報が我々に大きいな影響を与えると考えられます。そのため、ネットでの情報の取り扱いについて、どうしたら良いかをよく考えながら、そのための改善策を常に考えないといけないということでしょうか。


2025年1月5日日曜日

Geminiは円周率を計算するPythonプログラムを作れるか?

 Geminiは、自然言語で指示を与えることで、プログラムコードを生成してくれるAIです。今回は、その能力を試すために、Pythonで円周率を計算するプログラムを作ってもらうことにしました。


円周率を計算する方法は色々ありますが、一番単純なモンテカルロ法を使ったプログラムを作ってもらうことにしました。


質問: モンテカルロ法で円周率を計算するPythonプログラムを作ってください。


回答


Python

import random


def monte_carlo_pi(n):

  """

  モンテカルロ法で円周率を計算する関数


  Args:

    n: ランダムに生成する点の数


  Returns:

    円周率の近似値

  """


  inside_circle = 0

  for _ in range(n):

    x = random.random()  # 0 から 1 の間の乱数を生成

    y = random.random()  # 0 から 1 の間の乱数を生成

    if x**2 + y**2 <= 1:  # 原点からの距離が 1 以下かどうかを判定

      inside_circle += 1

  pi = 4 * inside_circle / n

  return pi


# 点の数を指定して円周率を計算

num_points = 1000000

pi_approx = monte_carlo_pi(num_points)


print(f"{num_points}個の点を使用したモンテカルロ法による円周率の近似値: {pi_approx}")


回答は、プログラムだけでなく、そのプログラムの解説と実行結果も添付されています。さらに、matplotlib を使用して、点をプロットし、円周率の計算を可視化するプログラムも添付されています。matplotlibは、Pythonでグラフを描画するためのライブラリです。Geminiが生成したプログラムでは、matplotlibを使って、モンテカルロ法による円周率の計算を視覚的に表現しています。


以下のものです。


import random

import matplotlib.pyplot as plt


# ... (上記の monte_carlo_pi 関数) ...


# 点をプロット

plt.figure(figsize=(6, 6))

for _ in range(num_points):

  x = random.random()

  y = random.random()

  if x**2 + y**2 <= 1:

    plt.plot(x, y, 'ro', markersize=1)  # 円の中の点は赤色でプロット

  else:

    plt.plot(x, y, 'bo', markersize=1)  # 円の外の点は青色でプロット


plt.xlabel("x")

plt.ylabel("y")

plt.title("モンテカルロ法による円周率の計算")

plt.show()


このプログラムを実行したら、私のパソコンでは時間がかかりすぎました。それで使用する点の数を10分の1に減らして実行しました。


また、作成したグラフでは「モンテカルロ法による円周率の計算」というタイトルを表示することになっているのですが、フォントがDejaVu Sansフォントですので、日本語表示がうまくいきません。


そこで、フォントをメイリオに指定するように、プログラムを変更しました。





上のものが、その結果表示されたグラフです。


まとめ

Geminiは、簡単なプログラムであれば、正確に生成してくれることが分かりました。しかし、複雑なプログラムや、特定のライブラリを使ったプログラムを作成する際には、まだ課題があるようです。今後の発展に期待したいです。



時間短縮!YouTube動画の文字起こしと要約ができる拡張機能

 YouTube動画を見たいけど、時間がない…そんな悩みを解決してくれる便利な拡張機能があります。


今回紹介するのは、「Youtubeからテキストへ」というChrome拡張機能。この拡張機能を使えば、YouTube動画の文字起こしはもちろん、要約まで自動で作成してくれます。


インストール方法


Chromeウェブストアで「Youtubeからテキスト」と検索し、「Chromeに追加」をクリックするだけで簡単にインストールできます。




使い方


YouTubeで文字起こししたい動画を開くと、画面右上に「Youtubeからテキストへ」のアイコンが表示されます。


アイコンをクリックすると、「Transcription」「Pro Transcription」「Summary」の3つのオプションが表示されます。


・Transcription: 動画の音声をテキスト化します。

・Pro Transcription: より高精度・高速な文字起こし機能です。使用回数に制限があり、制限解除は有料のようです。具体的な料金体系は、公式サイトや拡張機能のページを確認しましたが、明確な情報は見つかりませんでした。

・Summary: 動画の内容を要約します。要約にかかる時間は動画の長さによって異なり、数分かかることもあります。


実際に使ってみた感想


私は主に「Transcription」機能を使っていますが、精度も高く、非常に便利です。会議や講義の動画を文字起こしする際に重宝しています。


「Summary」機能も、動画の内容をざっくり把握したい時に役立ちます。ただし、要約の精度は動画の内容に左右されるため、あくまで参考程度に考えた方が良いでしょう。


まとめ


「Youtubeからテキストへ」は、YouTube動画の文字起こしや要約を簡単に行える便利な拡張機能です。時間がない時や、動画の内容をすばやく把握したい時にぜひ活用してみてください。




2025年4月20日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 4月20日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。ただ、この問題は意外と簡単に解けます。 問題は上のようなものです。 とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のよう...