10月3日、京都の花園妙心寺を訪れた帰り道、嵐山・高雄パークウェイをドライブしてきました。
「行楽シーズンで京都市内はきっと混雑しているだろう」と考え、市内を歩くよりも山の中のドライブを選ぶことに。このドライブウェイの存在は初めて知ったのですが、ネットで調べると景色が良さそうだったので、急遽立ち寄ることにしました。
妙心寺からは約30分ほどのドライブで、高雄側の入口に到着。入口の料金所には係の人がおらず少し戸惑いましたが、自動精算機でスムーズにカード決済ができました。高雄口を探すのに少々手間取ったものの、無事パークウェイに入ることができました。
事前にネットで調べた通り、パークウェイ内には4つの展望台や、1000台を収容できる高雄駐車場など、設備は充実しているようでした。しかし、実際に訪れてみると、高雄駐車場をはじめ、どの駐車場も停まっている車は数台のみで、拍子抜けするほど閑散としていました。
ドライブ中、所々で色づき始めている紅葉も見られましたが、見頃を迎えるにはまだ2週間ほどかかりそうです。本格的な紅葉の季節には、このドライブウェイも車でいっぱいになるのだろうと想像しました。
中でも保津峡展望台からの景色はまさに絶景でした。この展望台には、下を通る保津川下りの舟に向けて振る「手振り旗」が置かれていましたが、残念ながら川下りの舟は見えませんでした。
しかし、代わりにトロッコ列車が真下を通るのを、上から見下ろすことができたのです!距離があったため、最初は何かわからなかったのですが、汽笛の音でトロッコ列車だと気づきました。トロッコ列車の運行時間は決まっているので、たまたまその時間に遭遇できたのは本当にラッキーでした。
続いて訪れた小倉山展望台からは、ついに保津川下りの舟を見ることができました。真下を悠然と通っていく舟は、一艘だけでなく、少し時間をおいてもう一艘。川まではかなりの距離があり、船に乗っている人の表情までは見えませんでしたが、多くの観光客が乗っている様子ははっきり確認できました。これなら、さきほどの展望台から手旗を振れば、きっと船上の人たちにも見えるだろうと思いました。
嵐山・高雄パークウェイは初めての体験でしたが、絶景を楽しみながら、トロッコ列車や保津川下りの舟に遭遇するという「おまけ」もついてきて、大変満足度の高いドライブとなりました。車窓からの眺めも素晴らしく、喧騒を離れて京都の自然を満喫したい方には、ぜひおすすめしたいドライブコースです。
動画をYoutubeに入れていますのでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Nbm95zJenhA
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