2025年5月31日土曜日

2025年6月1日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 6月1日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。解法を示す側としては、簡単に解く説明を行うのが難しい問題でした。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。右側中段の9つの箱に注目します。この図で2つの赤い直線で示した部分には「1」と「9」がその直線上にあります。従って、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「9」が入り、他の数は入りません。



これを使うと、右側中段の一つの箱に、「2」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。


なお、上の図で左側中段の9のつの箱について、緑の線で示した部分には「5」と「6」がその直線上にあります。従って、緑の四角で示した2つの箱のいずれかに、「5」もしくは「6」が入り、他の数は入りません。ただ、これが判っても、左側中段の9つの箱の1つに、「4」が入ることがわかりますが、それ以外はわからず、先に進めません。



2025年5月30日金曜日

備蓄米放出だけではコメ価格は下がらない?

 小泉進次郎新農水大臣が、備蓄米の放出をこれまでの入札ではなく随意契約という異例の方法で実施し、さらに5kgあたり2,000円という破格の価格を打ち出しました。この決定は、高騰するコメ価格への対策として注目を集めました。

しかし、この方法は根本的なコメ価格の引き下げには繋がりにくいと考えられます。その兆候は、アイリスオーヤマや楽天が備蓄米を販売した際、即座に完売したことからも見て取れます。

なぜ完売したのか? 一つには、多くの消費者が「今のうちに安いコメを確保しておこう」と考えたためでしょう。また、転売目的で買い占めを行った人もいた可能性も否定できません。これは、かつてトイレットペーパーがスーパーから姿を消したのと同じ現象です。市場に投入されるコメの量が少ないため、あっという間に品切れとなってしまうのです。

コメの価格は、基本的な経済原則である需要と供給のバランスで決まります。供給量全体が増えない限り、価格が下がることは期待できません。


コメ価格高騰の背景

現在、コメの価格が高騰している背景には、複数の要因が絡み合っています。

供給面の問題

  • 2023年の猛暑による品質低下と収穫量減少: 記録的な猛暑がコメの品質を低下させ、結果的に収穫量が大幅に減少しました。

  • 米農家の高齢化と後継者不足: 農業従事者の高齢化が進み、後継者不足が深刻化しているため、生産を維持することが難しくなっています。

  • 生産コストの上昇: 肥料や燃料といった農業資材の価格が高騰し、農家の生産意欲を削ぎ、生産規模の縮小に繋がっています。

  • 減反政策の影響: 長年にわたる減反政策により、コメの生産量が抑制されてきたことも、供給不足の一因となっています。

需要面の問題

  • 物価高騰によるコメへの需要シフト: パンや麺類などの小麦製品の価格が高騰する中で、相対的にコメが割安感を持つようになり、需要が増加しました。

  • 外食産業やインバウンド需要の増加: 外食産業の回復やインバウンド(訪日外国人観光客)の増加が、コメの需要を押し上げています。

  • 備蓄意識の一時的な高まり: 一部の消費者の間でコメの備蓄意識が高まり、品薄感や買い占めに繋がった側面もあります。

これらの他に、長年続いている農協(JA)経由の流通構造も、市場価格に影響を与えている可能性があります。


根本的な解決策とは

これらの複雑な課題を解決するには、単に備蓄米を従来とは異なる経路で供給するだけでは不十分です。

今回の備蓄米放出は一時的な需給の緩和には繋がるかもしれませんが、根本的な解決にはなりません。この機会に、日本のコメの供給体制について、抜本的に見直す必要があります。特に供給面の問題は喫緊の課題であり、このままでは農業を生業とする人が減少し、やがて日本でおコメを作ることができなくなる恐れがあります。


私たちは、日本の食料安全保障の根幹であるコメを守るために、今何をすべきなのでしょうか? 早急な対策が求められています。


2025年5月28日水曜日

歌心りえさんのご活躍

 今日の毎日新聞の芸能記事に、「51歳メジャーデビュー 歌心りえ 韓国発人気急上昇」という見出しがありました。

去年の今頃だったと思いますが、YouTubeで歌心りえさんという歌手が韓国で大変評判になっているという情報を見かけました。その歌心りえさんが毎日新聞で取り上げられるようになったのは、「やはり」という感慨があります。


当時は、いくら韓国で有名になっても、日本ではなかなか評判にならないのではないかと考えていました。実際、その頃はテレビや新聞といった大手メディアで取り上げられることはなかったと記憶しています。


私自身、あまりテレビを見ないため詳しくないのですが、一時的に取り上げられたとしても、大きく世間の評判になることはないだろうと思っていました。


ところが、今回取り上げた記事によると、歌心りえさんは日本でもメジャーデビューを果たし、6月からは全国ツアーも始まるというではありませんか。


実際に歌を聴いてみるとわかるのですが、日本人向けというよりは、韓国の方々が良いと感じるような歌い方をされているように思われます。私の知人も歌を聴いて「うーん」と、あまり賛同してくれませんでした。


しかし、日本ではこれまであまり注目されていなかった歌手が、韓国で有名になり、高い評価を得て、その結果として日本でも活躍の場を広げられるようになったというのは、素晴らしいことだと思います。これからも歌心りえさんのご活躍を応援したいですね。



2025年5月25日日曜日

備蓄米放出:なぜ今、この価格なのか?

 小泉進次郎氏が農林水産大臣に就任した途端、備蓄米の価格が5キロ2千円と発表されました。これは、多くの国民にとって歓迎すべきニュースであり、小泉氏の支持層を拡大する可能性も指摘されています。


しかし、この政策がなぜ今、この形で実現したのでしょうか。そして、なぜ前農林水産大臣の江藤氏には難しかったのでしょうか。


小泉氏の『頭の良さ』がこの提案につながった、と考える向きもあるかもしれません。しかし、一般的に政策立案においては、省内の専門家や外部の有識者から多角的な意見を聞き、実現可能性や国民への影響を考慮した上で最適な選択肢を絞り込むプロセスが取られます。小泉氏も同様の手法で、備蓄米の放出価格に関する提案をまとめた可能性は十分に考えられます。


では、なぜ江藤前農林水産大臣は、同様の提案を打ち出せなかったのでしょうか。


農林水産大臣が備蓄米の放出を提案する際、最も大きな障壁となるのは、米価下落による農家への影響です。『農家の生活を守るべき農林水産大臣が、なぜ農家の努力を台無しにするような政策を?』といった反発は、当然予想されることです。


そして、仮に江藤氏がそうした反発を押し切ろうとしたとしても、それを支える強力な後ろ盾が不足していた可能性があります。


ここで小泉氏の背景に目を向けてみましょう。彼には、言わずと知れた父、小泉純一郎氏という大きな存在があります。この世襲という点が、政策実行においてプラスに働いた可能性は大いに考えられます。


世襲議員の是非は、常に議論の的となります。しかし、今回のケースのように、既存の強固な支持基盤や影響力が、国民にとってメリットとなる政策のスムーズな実現に寄与する側面があるとしたら、私たちはその点をどう捉えるべきでしょうか。この備蓄米放出の事例は、日本の政治における世襲の功罪を考える上で、一つの重要な視点を与えてくれるのではないでしょうか。」





2025年5月22日木曜日

コメ5キロ3000円台

 今日の日経新聞の記事に、コメの価格の話が出ていました。

表題は『首相明言「コメ5キロ3000円台」実現は難題 備蓄米、店頭に届かず』というものです。


そもそも備蓄米というのは、コメが不足したときに市場に供給する目的で、用意されたものだと思います。それなら、その価格も普通の価格で市場に出ると思うのが普通と思うのですが。


なぜか、いっこうにコメが市場に出てきません。一昨日もコメを購入しようとしたのですが、

スーパーの棚にないという状況でした。やむなく、Amazonでコメを購入することになりました。価格は高騰したままの高価格です。


上の記事にもあるように、コメの政策というのは農家重視という形で進められており、それが障害になっているようです。


農政に関しては、農業を専門にする人が減少してきており、抜本的な解決策が必要です。


これはさておき、私が問題にしたいのは、まずは備蓄米のことです。


そもそも、備蓄米を用意したときに、備蓄米を放出する事をあまり考えていなかったのではないかと思います。今度のようなことは、備蓄米を考えたときに、もっと真剣に考えておかないといけなかったのではないでしょうか?この点を政府は反省してほしいです。


放出された備蓄米の殆どをJAが購入して、その4割ほどを市場に流しているようです。しかし、コメの価格は下がらないし、市場に流れてきているように見えません。このような状態になることは、備蓄米を考え出したときにも想定できたはずです。想定もせず、放出の問題点も考えず、備蓄米だけを決めた。なんのための備蓄米だったのか?備蓄米を保存するだけで、無駄な金を使っていたということではないかと思います。




2025年5月18日日曜日

2025年5月18日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 5月18日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。解法を示す側としては、簡単に解く説明を行うのが難しい問題でした。





問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。中央上段の9つの箱に注目します。この図で縦の赤い直線で示した部分には「5」がその直線上にあります。又、横の赤い直線で示した部分には「1」がその直線上にあります。従って、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「5」が入り、他の数は入りません。すると、残りの2つの箱には、「4」もしくは「8」が入ることになります。



これを使うと、右側上段の一つの箱に、「8」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。



2025年5月12日月曜日

ついに!我が家の庭の巣箱にシジュウカラがやってきた

 一昨年の春、Amazonで見つけたシジュウカラ用の巣箱を庭に取り付けました。


しかし、最初の2年間は、巣箱に興味を示す様子はあったものの、なかなか使ってくれることはありませんでした。


昨年は、巣箱の出入り口の穴が気に入らなかったのか、しきりにコツコツと突いていました。もしかしたら、穴の径が少し小さかったのかもしれませんが、本当の理由はわかりませんでした。今年も2月頃から同じように出入り口を突く行動が見られました。そしてついに、出入り口から中に入っていく様子を確認できたのです。「今年こそは使ってくれるかもしれない!」と、ひそかに期待していました。


先日、ふと巣箱に目をやると、シジュウカラが頻繁に出入りしていることに気づきました。どうやら、卵がかえり、雛が誕生したようです。巣箱は台所から比較的近い場所に設置しているのですが、残念ながら肉眼ではっきりと見ることはできません。そこで、デジカメのPanasonic Lumix DC-TZ90を使って撮影してみることにしました。


その愛らしい親鳥の出入りの様子を撮影した動画を、こちらで公開しています。ぜひご覧ください。

https://youtu.be/wXxmpXkT_Ak


動画は短く編集していますが、実際には4~5分に一度くらいの頻度で親鳥が出入りしています。おそらく、オスとメスのつがいで協力して雛に餌を運んでいるため、もう少し短い間隔かもしれません。


小さな命が羽ばたく日が、今から待ち遠しいです。




2025年5月3日土曜日

2025年5月4日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 5月4日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。


問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。


ここで下の図を見てもらいたい。まず左側下段の9つの箱に注目する。この9つの箱の中に「5」と「6」があるので、赤い四角で示した箱には、「5」もしくは「6」は入らない。又、右側下段の9つの箱に注目する。この9つの箱の中に「5」と「6」があるので緑の四角で示した箱には「5」と「6」は入らない。従って、赤い丸印で示した2つの箱には「5」と「6」のいずれかが入り、他の箱は入らない。これを使うと、中央下段の箱の一つに「2」が入ることがわかる。



それ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。




イラン・イスラエル情勢の錯綜と情報戦

 イランとイスラエルの間で緊張が高まり、状況は刻一刻と変化しています。 YouTubeなどの動画プラットフォームでは、凄まじい状況を伝える映像が多数公開されています。中には目を覆いたくなるような内容も含まれるためか、日本の主要メディアでの報道は限定的です。 しかし、これらの動画の...