2021年2月17日水曜日

コロナ騒ぎで気づいた事:データの重要性

 コロナ騒ぎもすでに1年を経過した。この1年の間に経験したことは、貴重なものがたくさんある。そういう意味では、コロナのおかげということが言えるかも。


コロナウイルスが流行し始めたという昨年の2月頃、コロナウイルスの流行状況が気になってきて、その各国のデータを集めだした。


そして自分なりにそれを表にまとめて、このブログやFacebookでも発表するようになった。


その後、ネットで同じような作業を行って、それをグラフで見るようにしているサイトが、世界版と日本版が見つかった。世界版は、世界各国の状況を比較してみることができるものである。そして、日本のものは全国の状況と各都道府県の状況をグラフで見ることができるものだ。これらを見つけたので、自分でデータを入手して、表やグラフにするのをやめた。


このコロナウイルスのデータの把握と同時に、インフルエンザとの比較を行っている。


実は、インフルエンザのデータの入手は大変苦労した。なぜかというと、その陽性者数や死亡者数の把握が割といい加減にやられていたからだ。特に、コロナウイルスの陽性者数や、死亡者数と比較する上で、同じような数え方をした数字を探すのに苦労したと言える。そのくらい、インフルエンザの感染者数や死亡者数の捉え方は、手数をかけずに数えるやり方を取っていた。そして、それはそれで意味のある捉え方と言えたのだ。逆に言うと、現在のコロナウイルスの陽性者数、死亡者数の捉え方のほうが問題が大きいことにも気づいた。数を多く数えすぎるやり方を取っているからだが。だから、インフルエンザとコロナウイルスとの比較は今でも苦労するのだが。


この陽性者数や死亡者数の説明を友人たちに説明しても、どうもよくわかっていないようだった。そして、世界の状況を示すサイトや、日本の状況を示すサイトを紹介してもあまり目を通している人が少ないように感じた。


どうも、データを自分で確認するというのが苦手な人が多いようなのだ。


更にいうと、コロナウイルスのデータが半年分くらい経過して、十分分析に値するほど集まった時点でも、そのデータを見ずに、コロナウイルスを論じている感染症専門家や、医者、そしてマスコミの人たちの多いことにびっくりした。


コロナウイルスの流行を示す数字で一番信頼できる数字は何なのか?それは死亡者数なのだが、それを無視して、感染者数だけで論じている記事がたくさんある。実際は感染者数でなく、陽性者数なのだが。そして、死亡者数は人為的に大きく増減できる数字ではない。今でも養成者数と感染者数の違いもわからないで論じているのではないかと思われるような記事を時々見かける。全く、データを無視しているし、データのなかみを理解していない。


本当にコロナウイルスが怖いなら、そのデータをしっかりとネットなどから探し出して、自分できちんと状況を判断しないといけない。しかし、そのデータをきちんと探して状況を理解しようとしない人が大多数だ。


これでは、マスコミがいい加減な数字を並べて、コロナウイルスを煽ったら、たしかに不安になってしまうだろう。


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