2021年2月27日土曜日

コロナ騒ぎで気づいたこと:マスコミの報道のでたらめとその原因

 コロナウイルスが流行りだしてから、気づいたことの一つがマスコミの報道はあまり信用できないということだ。


今でもコロナウイルスの報道では、PCR検査の陽性者数を感染者と呼んでいる。厚労省などのコロナウイルスの発表では、陽性者と呼ばれているものを何の注釈もなく感染者として取り扱っている。


これ以外にも、コロナウイルスをあおる報道は目に余るものがあった。陽性者数が増加するケースでも、全国的には増えていないと、東京都が増えているのを見つけて、それを報道する。陽性者数に注目すべきものがないと、重症者数を取り上げる。あるいは、特定の病院のベッド数が足りないことだけを取り上げる。実に醜い報道だ。


コロナウイルスの死亡者数は、インフルエンザに比較して、少ないのに、それに関しては何のコメントもないし、インフルエンザとの比較なども取り上げない。


コロナウイルスはそれほど大したことはないという発言をする感染症の専門家などの話はまったく報道されない。


日本であまり取り上げることがないと、欧州や米国の状況で問題がありそうに見えるところを取り上げて、報道する。


ともかく、コロナウイルスの危険性をあおって報道をして、視聴者や読者を脅かしまくった。


特にテレビ朝日のモーニングショーは、ど派手にそれをやってくれた。そして、視聴率は上げたようだ。コロナウイルスをあおったおかげと言っていいだろう。


しかし、結果としてモーニングショーは視聴率が上がったが、テレビ局としてはコロナウイルスをあおったために、日本経済が悪影響を受け、結局それでスポンサーが経営悪化になり降りてしまったという話が出てきている。これから、コロナウイルスの影響で日本経済は大変なことになるが、その影響はテレビ局や新聞なども当然のこととして受ける。


コロナウイルスが流行る前から、テレビ局や新聞はインターネットに押されて経営が悪化しているといううわさが出ていた。それがコロナウイルスの流行で表面に出て来たように思う。


例えば毎日新聞は資本金を縮小して1億円にするというニュースが流れた。もはや、中小企業のレベルの落とさざるを得なくなってきているのだ。朝日新聞はもともと新聞よりも不動産で利益を得ていたのだが、それがコロナ不況で利益が出せず、400億円以上もの赤字を出すという事態になっている。


コロナウイルスは、報道関係の会社の落ちぶれを加速させているように思われる。たぶん、このコロナ騒ぎでインターネットの利用率は向上してきており、それが報道などにも影響し、多くの人がインターネットでのニュースの入手するなどの流れが加速していると考えられる。


貧しくなると、ニュースを入手する手段も減らさざるを得ない。新聞記者などというのも、懐かしい言葉になってしまうかもしれない。新聞記者を雇う金がなくなってきているのだ。それがニュースの質を落とし、そして、新聞を見る人が減ってくる。負のスパイラル、悪循環が開始されているのだ。最近では、新聞を家でとるところが減ってきているようだし、電車の中で新聞を読んでいる人を見かけることも減ってきた。みんな、電車の中では、スマホの画面を見ている。


まともな報道では売れないものだから、人をあおるような記事を書いて、それで読者を増やそうとする。テレビのニュースも同様だ。もはや、既存のメディアの報道は、疑ってかからないといけなくなってしまった。


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