2023年2月5日日曜日

ChatGPTをどうしてGoogle(Alphabet Inc.)は恐れるのか?

 最近のAIの話題はChatGPTが独占しているように思う。YoutubeなどでもChatGPTの動画はたくさん投稿されており、色々参考になるものもある。


私はずいぶん前からChatGPTについては知っていて、ChatGPTの登録などもやっていたのだが、使うことはなかった。


最近、試用段階から、実際にアカウントを登録して、お金を支払うようになったので、お金の無駄かなと思ったのだが、1ヶ月間20ドルで購入した。断らない限り、毎月お金を支払うことになる。


ChatGPTを気にし始めたのは、Alphabet社(Google)がChatGPTに気づいて、Googleに対して大変な驚異だと言っているというニュースを見てからだ。


このニュースを見たときに、どうしてAlphabet社がChatGPTを警戒するのか、よくわからなかった。AIの先端を言っている技術なので、当然気にするだろうなと思っていたのだが、それだけで驚異とおもっているのは、納得がいかなかった。


面白いので、ChatGPTでこんな質問をしてみた。


「どうしてAlphabetはChatGPTを恐れるのか?」


その返答は、以下の様なものだった。


「AlphabetはOpenAIのオーナーであり、ChatGPTはOpenAIがトレーニングした大規模な言語モデルです。AlphabetはChatGPTを恐れているわけではありませんが、言語モデルの潜在的なリスクや問題に対して認識しているかもしれません。例えば、言語モデルを悪用することによって生じる問題や、データプライバシーの問題などがあります。」


まあ、これは参考程度にしておいて、私はChatGPTを少し使ってみて、またYoutubeの動画を見て思ったのは、これはGoogleにとっては大変なことなんだなということである。(

(AlphabetもOpenAIのオーナーのようなので、投資はしているようだ。)


GoogleはChromeを使ってネットの情報検索をユーザーに提供しているのだが、その提供することにより、広告収入を得ている。ユーザーが情報検索にChromeを使わなくなったら、その収入は激減するはずだ。


ChatGPTを使ってみるとわかるのだが、情報検索には有効だということがわかる。Chromeで調べるのと違って、直接ChatGPTに質問ができ、その答えが意外としっかりしていることだ。


例えば、以下のような質問をしてみる。


「Covid-19について教えて下さい。」


その回答は以下の様なものだ。


「Covid-19は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)によって引き起こされる感染症です。2019年12月に中国で最初に発生し、数か月で世界的なパンデミックになりました。Covid-19は、呼吸器系の症状(発熱、咳、のどの痛み、息切れなど)を引き起こすことがありますが、重症化することもあります。

世界中で治療薬やワクチンの開発が進められており、多くの国でワクチン接種が行われていますが、今もなお感染拡大が続いている地域もあります。感染予防のためには、マスクの着用や手洗い、個人スペースの確保、場所を避けることなどが推奨されています。」


意外と良い答えをしてくる。


もし、この答えで十分でないとしたら、追加の質問をする。そうすると、さらに詳しく回答してくれる。


実際に使ってみると、回答する速度など、まだまだ満足のいかないところはたくさんあるが、結構使える段階に来ている。言語の対応も上に示したように日本語対応もできているのだ。


面白い技術が開発された。しばらくは、あるいはずっと、ChatGPTで楽しめそうだ。





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