2月26日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。
これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。
ここで下の図を見てもらいたい。
この図で2つの矢印線上に「1」があるので、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに「1」が入る。
それを使って右側中段の9つの箱を見てみる。
上の図で2つの赤の線に注目する。「1」と「6」がその直線上にあるので、赤丸で示した2つの箱に、「1」もしくは「6」が入り、他の数は入らない。
そこでこの情報を使って、右側中段の9個の箱の中で「5」が入る箱(赤い四角で示す)がわかる。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
もう一つの解法として、下の図を見てもらいたい。上で説明したように丸印で示した箱には「1」もしくは「6」が入る。ここで、緑の四角で示した箱を見てみる。この箱の縦横にある数字、及びこの緑の箱が含まれる右側中段の9つの箱にある数字を確認すると、「7」以外の数字は揃っているので、この箱に入るのは「7」であることがわかる。
この結果を使っても、これ以降じっくり考えれば解けるはずである。
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