2025年10月27日月曜日

2025年10月24日(金)付毎日新聞の毎日数独〔第5229回・上級〕の解き方

 10月24日(金)付の毎日新聞に掲載されている毎日数独の解き方を説明します。上級という表示がされているもので普段の級に比べると難しい問題です。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要があります。


下の図を見てください。左側上段の9つの箱に注目します。この図で赤い直線で示した箱には「1」と「7」がその直線上にあります。従って、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「7」が入り、他の数は入りません。



これを利用すると、左側上段の9つの箱の一つに「5」が入ることがわかります。



それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。頑張ってみて下さい。



2025年10月24日金曜日

議論の前提を問い直す:夫婦別姓問題と、昔からあった「男性が妻の姓を名乗る」選択

 夫婦別姓を巡る議論は以前から活発であり、最近では高市早苗首相の言動も含めて、再び注目を集めています。

私の記憶では、高市氏は以前から夫婦別姓に関する法案や制度改正について言及されており、その結果、いくつかの制度は実現しています。例えば、パスポートに旧姓を併記できるようになったのはその一例です。以前、当時の小泉進次郎大臣が旧姓併記の難しさに言及した際、高市氏がその時点で既にパスポートへの旧姓併記は可能になっていると指摘されていました。

議論の前提にある「夫の姓を名乗るべき」という誤解

夫婦別姓の議論の根底には、日本における家制度の考え方があります。歴史的に見て、「家」の永続性と財産継承が重要視されてきたため、そこから夫婦同姓、そして特に夫の姓を継ぐという慣習が強く根付いてきました。

しかし、この「結婚したら男性の苗字を当然名乗る」という前提は、日本の歴史的な現実を正確に捉えていません。

江戸時代以前の女性の姓や名前については、公的な記録にあまり残されていないケースもありますが、だからといって、常に夫の姓を継ぐことが当然だったわけではありません。むしろ、「婿入り」という言葉があるように、娘しかいない家や、家業の継承を重視する家では、婿を迎え、婿が妻の姓を名乗って家を継ぐことは、ごく当たり前に行われていました。

特に、大阪の船場(せんば)のような商業地では、息子がいても娘に優秀な婿を迎え入れ、家業を継承してもらうという慣習があったのは有名な話です。これは、家を継続し、商売を発展させるためには、血縁よりも能力を優先し、他家から優秀な人材を迎え入れる方が良いという、極めて合理的な判断に基づいています。

高市早苗氏の事例とメディアの矛盾

このように、姓の選択が必ずしも性別や伝統的な「男系」のルールに基づいていたわけではないにもかかわらず、今の夫婦別姓の議論は、大半が「夫の姓を当然名乗る」という前提で進められているように見えます。

高市早苗氏自身のエピソードも、この前提を問い直します。高市氏は、離婚した山本拓氏との再婚のときに、じゃんけんをして高市姓を名乗ることを決めたそうです。当時、元夫である山本拓氏は高市姓を名乗ることになったはずです。

それにもかかわらず、なぜか一部の新聞報道などでは、現在でも元夫が「山本拓氏」として表記されているのを見かけます。多くのオールドメディアは夫婦別姓を支持する論調でありながら、実際に男性側が女性側の姓を選択した事例に対して、このような曖昧な表現を使うのは、論理的な矛盾であり、問題提起すべき点だと考えます。

姓の選択は、歴史的に見ても、また現代の多様な生き方を考えても、性別に固定されるものではありません。今の議論を進めるにあたり、まず「男性が姓を継ぐのが当然」という誤った前提を捨て去り、姓の選択が個人の意思や家族の事情に基づいて行えるよう、制度を整備していくことが重要です。


2025年10月21日火曜日

GoogleのGemini(nano banana)の空間把握力を調べてみた

 Googleから最近発表された画像生成AIの進化が話題になっています。そこで、本記事では、Googleの生成AIモデル「Gemini」の画像処理能力の一つである「空間把握力」に焦点を当てて検証してみました。


1.ビル街の写真を上空写真へ変換



「この写真使って、上空から撮った写真を作成してください。」とお願いしてみました。作成された写真は次のものです。



作成された上空からの写真は、元の写真の構造を保ちつつ、俯瞰的な視点で見事に再現されていました。


次に、別のビル街の写真を使って同じ依頼をしてみました。元の写真と上から見た写真です。




どちらの結果も、非常に完成度が高いと感じます。しかし、これらの写真は、AIが写真の撮影場所を特定し、Googleマップなどの衛星写真を参考に生成している可能性も否定できません。AIが純粋に元の2D画像から3D的な空間を把握したのか、学習データや検索情報を利用したのか、この時点では判断が難しいところです。


そこで、別の種類の写真を使ってみました。「馬の像」の写真です。



「この写真を反対側から撮った写真を作成してください。」とお願いしてみました。



残念ながら、反対側から撮った写真ではなく。馬の像が反転している写真になってしまいました。依頼の仕方が悪かったのかも知れません。


次に、同じ写真で「斜め上から撮った写真を作成してください。」とお願いしてみました。



作成された写真は、像の立体感が保たれ、影などもリアルに表現されており、非常に質の高いものでした。


しかし、この馬の像の写真もネット上で検索すれば見つかる写真であり、AIがネット上の類似写真や、同じ像の別アングルのデータを参照して生成した可能性が残ります。


今回はnano bananaの空間把握能力を調べてみました。ネット内に参考になる画像があると良いものを作成してくれるようですが、そういうデータがない場合にはまだまだ能力不足と思われます。


とは言え、nano banana の空間把握能力は確実に進化しており、今後さらに進化していくことが期待されます。




2025年10月20日月曜日

昔の写真をもとにクリスマスカードをGeminiで作ってみた

 Geminiの機能の中に、新しく発表されたnano bananaという画像処理の機能があります。これを使って、昔の写真からクリスマスカードを作成してみました。

ステップ1:元の写真とカラー化

まず、もとになる写真はこちらです。 

白黒写真だったので、手始めにカラー化を依頼しました。 

ステップ2:サンタクロースの衣装を追加

次に、「この画像でサンタクロースの服を着ているようにしてください。」と依頼しました。 

ステップ3:背景の変更とカード化

さらに、「背景をクリスマスらしい風景にしてください。」と指示しました。一気に雰囲気が変わりましたね。 

この画像をもとに、「クリスマスカードを作成してください。文字として、英語で『Merry Christmas』というのを入れてください。」と頼んでみた結果がこちらです。 

ステップ4:横長カードへの挑戦と課題

縦長よりも横長のカードの方が良いかなと考え、「背景などを追加して横長のクリスマスカードにしてください。」と再依頼してみました。

横長の画像は生成されたのですが、元の縦長の画像がそのまま後ろに合成されてしまうという結果になりました。これ以降、何度か訂正を頼んでみたのですが、意図した通りの横長カードを作成することはできませんでした。

まとめ

結果的に完璧な横長カードはできませんでしたが、数ステップで古い写真をカラー化し、衣装を着せ、背景を変え、メッセージを入れるところまでは非常に簡単に実現できました。

AIの画像編集機能を使えば、アイデア次第でユニークなグリーティングカードが手軽に作れることがよくわかりました。皆さんの制作の参考になれば幸いです。


議員定数の数字の設定はどうすればいいか? 効率的な議会運営のための考察

 政治改革の議論が活発化する中で、国会議員の定数削減を巡る議論が再び注目を集めています。日本維新の会などが提案する定数削減は、実際に大阪府や大阪市の議会で実現されており、その流れを国会にも適用すべきだという主張です。

この定数削減の動きに対して、チーム未来代表の安野貴博氏がX(旧Twitter)で反論しています。

安野氏は【議員定数削減のデメリット】という見出しのもと、定数削減は政治の新陳代謝を悪化させ、むしろ議会への信頼度を落とす可能性があると指摘し、以下の3点を主な理由として挙げています。

  1. 国会議員の新陳代謝がより悪化する

  2. 諸外国と比較して日本は国会議員の数がそもそも少ない

  3. 定数削減によって得られるコストメリットは限定的

(詳細は安野氏のXをご覧ください。)デジタルに精通した安野氏らしい、データに基づいた合理的な意見です。

必要なのは「仕事量」に基づく突っ込んだ分析

安野氏の指摘は重要ですが、私としては、この議論を一歩進めた「適正値」を求める分析が必要ではないかと感じました。

例えば、「新陳代謝の悪化」という点について考えてみましょう。議員数が減少すると新規参入の可能性が減ると推測されますが、具体的に「どのくらいの人数」まで減らすと、「どの程度」新陳代謝が悪化するのか、その具体的な数値的根拠がまだ見えてきません。

また、「諸外国との比較」についても同様です。他国がその議員数を「どのような理由」で決定しているのか、つまり、単に人口比なのか、それとも議会や行政をチェックするために必要な「職務量」を根拠にしているのかが不明確です。

もし「コスト削減」のみが目的であれば、確かに人数を減らせば良いのですが、本来の目的は「最も効率的で機能する議会」を作ることにあるはずです。

議員数の「適正値」を決めるために検討すべき要素

議員定数の適正値を検討するためには、感情論や単純なコスト論ではなく、まず議員の**「仕事」を数値化**し、科学的に議論を進めるべきではないでしょうか。

具体的に、以下の要素を検討し、定量化する必要があります。

  1. 議会運営に必要な職務量: 各議員が委員会活動や法案審議、行政監視のために行っている仕事の内容と、それに必要な専門人材(秘書・スタッフ含む)の人数。

  2. 地域代表の効率性: 選挙区の有権者の意見を効率的に吸い上げ、それを国会に反映させるために、議員一人あたりが担当できる限界人数はどのくらいか。

  3. 地方議会との役割分担: 県議会などの地方議会との役割の違いを明確にし、国会としての機能(外交・安全保障など)を十全に果たすために必要な人数。

  4. 新陳代謝の維持ライン: 若手や新規の政治家が参入し、政治に新しい風を送り込むために、最低限維持すべき定数。

これらの要素をデータに基づき多角的に分析することで、「最も効率的に議会運営ができる人数」という適正な数字を導き出すことができるのではないでしょうか。


GeminiでGoogleマップが使えるように!連携機能を使ってみた

 ニュースで話題になっていた、GeminiとGoogleマップの連携機能。

実際に使ってみるとどうなるのか気になったので、早速試しに質問をしてみました。

試したリクエストその1:ルート検索

まずは基本のルート検索です。

私からのリクエスト: 「小作駅から森林公園駅のルートを教えてください。」

すると、以下のような回答が返ってきました。

小作駅(青梅線)から森林公園駅(東武東上線)までのルートを検索しました。公共交通機関(電車・バス)での直行ルートは見つかりませんでしたが、車(運転)でのルートをご案内します。

運転ルート(最速ルート)

  • 所要時間(交通状況により変動あり): 40分

  • 距離: 38.2 km

  • ルート概要: 首都圏中央連絡自動車道/国道468号 と 新潟線/関越自動車道

詳細なルートはこちらからご確認いただけます: Google マップでルートを見る

もし電車でのルートをご希望でしたら、乗り換え検索の結果、時間がかかることが予想されます。その場合は再度お気軽にお声がけください。

回答には、すぐにGoogleマップの画面と具体的な経路が示されており、一目でルートが把握できました。公共交通機関の直行ルートがないことも教えてくれるのが親切ですね。

試したリクエストその2:周辺スポット検索

次に、最初の質問を踏まえた、**「周辺のスポット検索」**に挑戦です。

私からのリクエスト: 「森林公園の近くで夕食をとりたいのですが、お勧めの和食の店をいくつか紹介してください。」

すると、以下のような回答が得られました。

森林公園駅周辺でおすすめの和食店をいくつかご紹介します。特に駅周辺は「やきとり」の有名店が多いエリアです。

地図上に場所を表示していますので、あわせてご確認ください。

  1. やきとり 新盛 (やきとり しんせい) 森林公園駅周辺で評価の高い、人気の焼き鳥店です。

    • ジャンル: 焼き鳥、居酒屋

    • 営業時間: 月~土 16:30~21:00 (日曜定休)

    • 特徴: 焼き鳥(やきとん)がメインですが、地元で愛される老舗で、夕食にぴったりの居酒屋として利用できます。

    • 住所: 〒355-0814 埼玉県比企郡滑川町みなみ野4丁目3?1

    • 評価: 4.3 (Google マップ)

  2. 焼鳥 や平 (やきとりや へい) 森林公園駅前にあるアクセスしやすい焼き鳥店です。 (以下、お店の説明は省略)

  3. うなぎ 神楽 (かぐら) 焼き鳥とは異なり、少し落ち着いた雰囲気で食事を楽しみたい場合におすすめの「うなぎ・季節料理」のお店です。 (以下お店の説明は省略)

このスポット検索でも、ちゃんとGoogleマップの地図上に、紹介された3店舗の場所がピンで示されました。評価や営業時間など、知りたい情報が簡潔にまとまっていて非常に便利です。

まとめ

今回は簡単な事例を紹介しましたが、目的地までのルート検索から、その周辺のおすすめスポット検索まで、一連の流れをGeminiだけで完結できるのは画期的だと感じました。

地図が連携して表示されるのは、やはり非常に便利ですね。もっと複雑な条件や、移動と立ち寄り先を組み合わせた質問を試してみると、さらに面白い活用法が見つかりそうです。




2025年10月18日土曜日

国民民主党・玉木代表が「自民党連立」を拒否した深層:連合とSNSの狭間で

 国会の情勢は流動的であり、次期政権の枠組みが具体化しつつあります。報道によれば、現時点では自民党と日本維新の会が連立に向けた協議を本格化させる見通しです。


こうした一連の動きの中で、国民民主党の玉木雄一郎代表の判断が、特にインターネット上で大きな議論を呼んでいます。連立交渉において、自民党が最初に声をかけたのは国民民主党であったとされています。


なぜ玉木代表は、この連立への誘いを断ったのでしょうか。


連立に参加すれば、国民民主党が掲げる政策の実現が加速し、大臣ポストも確保できるという「大きな果実」があります。それにもかかわらず、「野党」としての立場を貫いた決断の背後には、どのような政治的、構造的な事情があったのかを考察します。


-----1. 玉木代表が示す「表向きの理由」と本質的な制約


玉木代表が自民党との連立を拒否した理由の一つは、約1年前に交わした政策合意(約束)が自民党によって履行されなかった点にあります。この「信頼関係の欠如」が決定的な要素であった、というのが玉木代表の公式な主張です。


しかし、党の命運と政策実現がかかる政権参加という機会を前に、単なる「約束の不履行」だけで連立を断念するのは、政治判断として十分な説明とは言いがたいでしょう。私は、その決断の根底には、国民民主党の最大の支援団体である「連合」(日本労働組合総連合会)の強い政治的意向が作用したと分析しています。


-----2. 「連合」の意向という見過ごせない重し


国民民主党の政治行動を読み解く上で、「連合」の存在は不可欠です。連合は、歴史的に自民党とは距離を置き、労働者の権利や生活に直結する政策の実現を最優先しています。


国民民主党が自民党との連立を避け、立憲民主党を中心とする野党連携の枠組みに加わる構想を受け入れた背景には、「自民党との連立は容認できない」という連合からの明確かつ強力な指示があったと推測されます。


国民民主党にとって、連合からの支持は、選挙戦における組織票の確保や活動資金の面で極めて大きな影響力を持ちます。この主要な支持基盤の意向に反する行動は、党の存立基盤を揺るがす重大なリスクとなるためです。


例えば、榛葉賀津也幹事長が参議院選挙前に、地元の静岡で支持母体の連合に配慮した発言をしていた事実からも、党の主要メンバーが「連合という政治的な重し」を深く意識していることが伺えます。


-----3. 拒否の決断は「野党内での主導権確保」の戦略か


玉木代表は、立憲民主党からの連立の誘いに対しても、政策的な隔たりを理由に一旦は距離を置く姿勢を示しました。これは、単に連立を拒否したというよりも、「立憲民主党が考え方を改め、国民民主党の政策に歩み寄るべきだ」という、野党間における主導権を確保したいという強い意図があったと見えます。


一連の玉木代表の動きは、自民党との連立による政策実現よりも、主要支持層である連合の意向を汲み取り、野党の枠組みの中で自身の党の立ち位置を確立することを優先した、**「政治的制約の中での最善手」**であったと結論づけられます。


-----4.国民民主党が直面する「新たな政治情勢」への適応


こうした玉木代表の判断は、従来の「組織と票」を基盤とする政治の動きそのものであり、旧来の政治モデルから脱却していません。


しかし、今日の日本の政治情勢は、インターネット、特にSNSの出現によって大きく変化しています。


そもそも国民民主党が支持を集めたのは、連合の支援というより、SNSを巧みに活用し、国民の関心が高い政策を提言したことが大きな要因でした。


それにもかかわらず、主要な支持基盤である連合の意見に固執し、その影響に縛られ続けることは、新しい支持層が求める政治とは乖離しています。国民民主党がネット社会に適合した柔軟な動きを強化しなければ、今後の党勢拡大は難しい局面を迎えるでしょう。



今日もコントからショート動画を作成してみました

  今回もGoogle Flowを使ってショート動画を作成しました。 タイトルは、「反面教師」です。 Geminiにコントから動画作成用のシナリオを作成してもらったら、英語のプロンプトを作成しましょうかという提案があったので、英語版のプロンプトを作成してもらい、シナリオの中に入れ...