厚労省の「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)」が9月15日に新しく出たので、コロナウイルスの死亡者数の年代別の推移にその新しいデータを追加した。厚労省は毎週1回この報告を行っている。
上の2つの表は、コロナウイルスの死亡者数を6月2日から9月15日までリストアップしたもので、上の表が年代別の死亡者数の累積数、下の表が死亡者数の増加数で示したものだ。
下のグラフはこの増加数の表をもとに年代別に死亡者数がどのように変化したかを示す。
今回の新しいデータを追加して出て来た結果を見てみると、8月11日頃から死亡者数は僅かであるが増加に転じている。
先週も書いたが、私が現在疑問に思っている点は、ワクチンの接種率が90%の65%以上の老人の死亡者数が減らないことだ。ワクチンの接種率は、65歳以上では90%近い。それなのに、どうして60歳以上での死亡者数が増加してきているのか?
上のリストは大阪府の9月16日に発表された死亡者の内訳である。この12名の中のほとんどが60歳以上である。この件に関しては、先週のブログでも言及した。死亡された方々は、ワクチンを接種されていなかったのだろうか。他の病気で重症だったために接種されていないという可能性はある。それにしても数が多すぎないか?
上のグラフは東京都の65歳以上の陽性者の推移のグラフだ。一応、陽性者数は減ってきているように見える。この陽性者の方というのは、ワクチン接種していない方なのだろうか?
ワクチン接種をしていたかどうかのデータがないとはっきりしたことは言えない。それでもワクチン効果はあったが、完全ではないと言えそうだ。ワクチンを接種していても、コロナウイルスに感染する可能性はあり、死亡することもある。
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