2021年12月28日火曜日

コロナウイルスから日本人を守ったファクターXは何か?

 ファクターXはノーベル賞受賞者の山中伸弥教授が唱えているものである。


その山中伸弥教授のファクターXのサイトによる説明によると、ファクターXというのは以下のようなものだ。


「新型コロナウイルスへの対策としては、徹底的な検査に基づく感染者の同定と隔離、そして社会全体の活動縮小の2つがあります。日本は両方の対策とも、他の国と比べると緩やかでした。PCR検査数は少なく、中国や韓国のようにスマートフォンのGPS機能を用いた感染者の監視を行うこともなく、さらには社会全体の活動自粛も、ロックダウンを行った欧米諸国より緩やかでした。しかし、感染者や死亡者の数は、欧米より少なくて済んでいます。何故でしょうか?? 私は、何か理由があるはずと考えており、それをファクターXと呼んでいます。ファクターXを明らかにできれば、今後の対策戦略に活かすことが出来るはずです。」


そして、ファクターX には、「きちんと全員がマスクをしていること」や「ハグや握手をしない」などの要因が挙げられている。


私も以前はこういうことが原因で、コロナウイルスの感染や死亡は世界各国に比べて少ないのだろうと漠然と考えていたことがある。しかし、マスクの効果はそれほどではないことがわかったことと、ハグや握手での感染というのも少ないと考えている。


最近はこのファクターXは、結局わからないだろうなと思っていた。


ところが先日、某Youtubeの動画を見ていた時に、最近では珍しくファクターXの話が出てきた。残念ながら誰がそういう話をしたのかは今となっては忘れてしまっている。


ある方が奥さんにファクターXの話をされたそうだ。海外、特に欧米諸国の人がやっていなくて、日本人だけがやっていることが、ファクターXだと。


しばらく経ってから、奥様が「ファクターXはお風呂だ」と言われたそうである。


その方は話をしたあとはファクターXのことを忘れられていたのだが、奥様はファクターXは何かを真剣に考えておられたようだ。その結論が「お風呂」である。


動画では笑い話で済まされていたのだが、私は意外と良い点をついているのではないかと思っている。


日本のように、湯船にしっかり使ってというお風呂は世界各国を探してみてもあまり見つからない。欧米諸国はだいたいがシャワーで済ましており、じっくり湯船に浸かるという習慣はない。アジア諸国を見ても、日本のように湯船に浸かるというスタイルではない。サウナというのもあるが、全員がサウナを毎日使っているというものではない。


湯船にじっくり浸かるというお風呂は、昔から健康に良いとされてきた。温泉の効能なども、その湯に含まれるいろいろのものの効能もあるが、温泉そのものが健康に良いので、人気がある。


お風呂に入ってからそのまま裸でいると、湯冷めをしてしまって、風を引いてしまうという逆効果もあるが、普通は体を気持ちよく温めて、体内に入った病原菌を退治してしまう。体温を少し上げることで、病原菌が温度でやられてしまうようだ。癌にもお風呂は良いようだ。


なんとなく、お風呂がファクターXではないかと思ってしまった。




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