今年の死亡者数は例年に比較して非常に多くなっている。
厚労省の出している人口動態統計の中に「人口動態統計速報」というのがある。最新のものは11月25日に出されている。過去のデータまで以下のところで見ることが可能だ。それぞれの月をクリックするとその月でのデータが表示されるリンク先が表示される。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html
実際に平成26年から今年までのデータを取ってみた。以下の表(表Aと呼ぶ) である。
この表をもとに、平成26年を基準として各年度の各月がどのくらい増えているかを示す表を作成してみた。以下の表である。
黄色でマークをしたのは、各月で一番死亡者数の数の多い年度を示した。2月を除いて今年度の数字が一番多い。
表Aをグラフにしてみた。(グラフの下のほうを見やすくするために切り捨てているので注意)
このグラフを見ると分かるのが、毎年徐々に死亡者数は増えてきているということだ。昨年は死亡者数は少ないと言われていたが、このグラフを見るとそうでもない。死亡者数が徐々に増えているのは間違いないところだ。
それにしても、今年度の死亡者数の増加は異常に多い。どうして今年度は死亡者がこんなに増えているのか?理由はこのデータでは良くわからない。死亡原因で極端に増えているものを探せば、ひょっとして分かるかも知れない。
私はこの異常な死亡者の増加はコロナウイルスのせいだと考えている。コロナウイルスでの死亡者数は2年間で2万人にも達していない。それに対して、日本の年間の死亡者数は120万人くらいになる。だから、コロナウイルスで死亡者が増えてわけではない。
それよりも、コロナウイルスを恐れて外出を控えたためではないか。なにか体の調子が悪いと言うのに、コロナウイルスに感染するのが怖いからという理由で病院に行かなかったからではないだろうか?がん患者が増えているという話を聞く。更に言うなら、外出しないので、適度な運動もしなかった、できなかった。ということで、運動不足で健康を害している人があって、死亡しているのではないか?
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