「10月28日に行われた将棋の第81期名人戦A級順位戦で、佐藤天彦九段が、永瀬拓矢王座との対局中に、マスクを一定時間以上着用しなかったことで、日本将棋連盟の規定により反則負けとなりました。」
このニュースを聞いたときに思ったのは、「そんなばかなルールを将棋連盟が作っていたのか」ということである。
そもそも対局室に入るのは、対局者と立会人だけであり、数人だ。その人達も明らかに感染していないから対局しているのであり、立会しているわけだ。
こんな状況で、どうしてマスクをしないといけないのか?感染する可能性など全く考えられない。たとえ狭い対局室であれ、そういう危険性はまったくない。
こういうルールを作ったのは、対局する棋士の方や、将棋を見ているファンの人達が苦情を言ってきたからだ。全く間違った意見である。こういうときには連盟として、きちんと反論して、ルールを作らなければよかった。もっと、コロナウイルスに対する知識を持って対応すべきだったのだ。
このルール違反は、対局者の永瀬王座が指摘したようだ。これも問題だと思う。たしかに、ルールがあるなら、ルール違反なのだろうが、それで勝ってしまうのはどうなのか?気持ちの持ち方として、どうしても佐藤九段に勝ちたいということが、心の底にあったのではないだろうか?こんなことで勝ってどうするのだ?
このブログでいつも言っているのだが、マスクでコロナウイルスは守れない。効き目があるとすると、コロナウイルスに感染している人が、咳などをするときに飛沫が飛ぶのを防ぐことはあるので、そのときだけである。それ以外は効果などない。
コロナウイルスは、花粉やタバコの煙よりも微細なゴミみたいなものだ。花粉が飛び散るときに、花粉が鼻の中に入るのを防げるか?防げないから、相変わらず、毎年花粉症になる人は花粉に悩まされている。近くにタバコを吸っている人がいれば、マスクをしていてもタバコの匂いはする。これと同じで、コロナウイルスが飛び回っているなら、マスクではコロナウイルスを吸い込むことを防御できない。
こういう効果のないマスクを、同調圧力もあるのだろうか、つけないといけないような雰囲気が未だに漂っているのは問題だ。早く、マスクはとって自由に呼吸をしたいものである。
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