今日の毎日新聞に、『都内の中高一貫女子校 先入観なくし「理系シフト」』という表題の記事が出ていた。
https://mainichi.jp/articles/20221010/ddm/013/100/020000c
記事の中にも出て来る『「女子は理系には向かない」という先入観がありがち』というのは、今もある。
最近、私は孫と付き合う時間が多いのだが、その場合でも女の子と男の子では、接し方を変えているのではないだろうか?私は男女の区別をつけないで、孫と付き合っていると思うのだが、やはり、男の子だから、女の子だからという気持ちが、考え方の中にある。
着るものにしても、女の子は赤系のものを着せて、男の子は青系のものを着せるとか、そういう世間の常識のようなものを入れて、着るものなどを選択しているのではないだろうか?
我々は意外と世間の常識と考えられているものに、無意識に縛られて生活しているようだ。この常識の中に、「女子は理系には向かない」というのがある。
その影響が、女の子は理系よりも文科系という先入観にも出てきている。長い歴史の中でも、有名な理系の女子というのは少ない。私などはノーベル賞を2回もらったキュリー夫人を思い浮かべる。残念ながらそのくらいしか思いつかない。
長い人類の歴史の中で、女はこういうことする、男はこういうことをするという常識みたいなものが存在していて、それに縛られているのだ。
最近の科学の進歩や、社会の変化で、古からの常識は変えないといけない状況になってきている。そういう常識の中で、現代には合わないと思われるものは、どんどん取り去っていった方が良い。
現代の社会環境にあった男女の役割を作っていく必要がある。男女の役割はひょっとすると全く同じかもしれない。しかし、子供を産むのは女性だけという事を考えると、違っている部分があってもよさそうだ。
昔に比べると、状況は大きく変化しており、女性の活躍の場は大きく広がっている。女性は比較的腕力が弱いので、力仕事には向かないと言われてきた。しかし、力仕事にもいろいろの機器が導入されて、女性が取り組むことのできる場面が多くなっている。
最近、トラックやタクシーの運転手に女性を見かけるようになった。他の仕事でも女性が活躍する場は増えているのではないか。
理科系の女子がもっと出て来るのは、良いことだ。50%と言わなくて、もっといても良いのかも知れない。
0 件のコメント:
コメントを投稿