一昨夜の皆既月食は、お天気も良くて、撮影するには絶好な状況だった。
私のカメラはコンデジのLumix TZ95だ。コンデジでありながら、光学30倍の倍率のズーム機能が魅力だ。
35mm換算で720mmくらいのズーム機能ということだ。
このカメラで月食は撮影したことがある。一応、まずまずの写真が撮れるので、今回も撮影することにした。
今回の撮影のトピックは天王星が月に隠れるというめったにないことがあるので、それを撮るというものである。慎重を期して、三脚にコンデジを取り付け、シャッターもセルフタイマーじかけで押すようにした。手ブレ防止機能はついているのだが、それでもこうした対策は必要と思うので。
実際に、撮影し始めると、天王星など全く見えない。小さすぎて、どこにあるかわからないのだ。コンデジの液晶画面で見ても、見えるのはお月様だけ。
経験上、見えていなくても、実際に写っていることがあるので、それを期待して、撮影してみた。特に意識はしていなかったが、天王星が月に隠れる寸前の写真があればいいなと思い、その時間帯に数枚写真を撮ってみた。
月の撮影では、じっと構えていると、どんどん付きが動いていくので、その動きに追随していかないといけない。単純に三脚にすているだけでは駄目なのだ。
いろいろ対策したおかげか、期待通り、十分とはいえないが、天王星が点(月の左下)で写っていた。以下の写真である。コンデジも捨てたものではない。まあ、そこそこの写真のレベルではあるが。
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