昨日のニュースになるが、新谷仁美選手が、ヒューストンマラソンで歴代日本記録2位の2時間19分24秒で優勝した。
新谷選手は野口みずき選手の日本記録を打ち破るつもりで、このマラソンに参加していたようだ。
野口選手の記録は、2時間19分12秒なので、12秒差の記録である。日本選手で2時間20分を切ったのはこの4人だけだ。
新谷選手は一度陸上競技から離れたのだが、その後再び陸上競技に打ち込むようになった。
彼女の陸上競技に対する考え方で私が感心しているのは、自身の体づくりである。陸上競技の女子は記録を狙うときに、特に体重などを落とすことに陥り、体調不良、骨粗鬆症、生理不順などになってしまう傾向が強い。
彼女もそういう事があって、一度陸上競技からしりぞいた。しかし、その後、体作りをきちんとやって、体重もきちんと保持して、体力を作るように考えを改めたそうだ。
最近、中距離や長距離の女子は、田中希実、不破聖衣来、廣中璃梨佳など多くの選手が出てきており、見ごたえのあるレースを行っている。その中のひとりが、新谷選手だ。
新谷選手の健康な体作りから入る陸上競技は、他の女子選手の参考になっていると思う。今後も活躍を期待したい。
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