地球温暖化の原因については、温暖化ガスによるものというのが通説になっている。
国連の広報センターのメッセージでも、「排出された温室効果ガスが地球を覆うことで、太陽の熱が閉じ込められます。これが地球温暖化や気候変動を引き起こします。」という説明がされている。
私はこれには以前から疑問に思っていた。そもそもこれに関する技術的な論文を読んでいないので、はっきりしたことは言えないのだが、もしきちんとした技術論文があるのなら、その内容をきちんと説明した資料があってもいはずだ。それが、ネットで探してもなかなか見つからない。
先日、ネットでこの地球温暖化の原因の説に対して、反対する科学者集団があるということがわかった。以下のところだ。
表題は、「Nobel Physics Laureate 2022 Slams ‘Climate Emergency’ Narrative as “Dangerous Corruption of Science”」とある。
日本語では、”2022年のノーベル物理学賞受賞者、「気候緊急事態」の物語を「科学の危険な腐敗」と非難”。
この記事は、2022年ノーベル物理学賞受賞者のクリストフ・ヒャッセン氏が、気候変動は自然の周期的な変化であり、人為的な影響は小さいと主張し、気候緊急事態の物語を「科学の危険な腐敗」と批判したことを報じたものである。
ヒャッセン氏は、気候変動の科学的根拠を否定しているわけではないが、気候変動が人類の存亡を脅かすほど深刻な問題ではないと主張している。また、気候変動対策のために、経済成長を犠牲にするような政策は採るべきではないと主張している。
ヒャッセン氏の批判は、気候変動対策の必要性を訴える環境保護団体や政治家から反発を受けているが、しかし、ヒャッセン氏の意見は、気候変動問題に対する新たな視点を与えるものであり、今後も議論が続くことが予想される。
ただし、この科学者集団の意見も、あまり科学的な根拠を示してくれていない。優秀な頭脳が集まっても、地球温暖化に関しての科学的な説明ができていないのだろう。大体、地球の温度の周期的な変化がどうして起こるかについては、周期的に変化していることはわかっているのだが、なぜそれが起こるかについては、決定的な説明はない。
私自身は、炭酸ガスが増えているので、温暖化するというのにはおかしいと思っている。なぜかというと、炭酸ガスは増えると都合が悪いこともあるかも知れないが、植物にとっては歓迎すべきことだと思うからだ。植物は、炭酸ガスを吸収して、それを炭素と酸素に分解することで、自分たちの栄養としているからだ。炭酸ガスが増えれば、植物はいきいきとして、更に活動を増やして、炭酸ガスを吸収するはずだ。
更に言うなら、古い時代には炭酸ガスが今よりもたくさんあった時期があって、植物が生え茂っていた。それが現在、石油や石炭として残っているという話がある。炭酸ガスが問題であるはずはない。
私は小さいときに見たグラフが忘れられない。そのグラフは地球上の人間の数と、地球の温度の上昇のグラフである。この2つのグラフを見比べてみたときに、そのグラフがよく似ていることに気づいた。ちょうど人類が増え始めたときに、地球の温度も増加し始める。そして、人間の増加が急激に増えると、それに従って地球の温度も増加している。
この2つのグラフを見て、私は人間の活動が盛んになり、それにつれて地球の温暖化が進んだと見た。戦後まもない頃と、現在を比べてみると、電気の使用量や、その他のエネルギーの使用量は大きく増加した。車の量にしても、格段に増えており、それに使用するエネルギーは相当なものがある。工場などで使用する電気やその他のエネルギーの量は計り知れない。
家庭生活でも、電化製品は広く行き渡り、冷蔵庫、空調機、暖房、照明などいたるところで、熱を発生させている。ここで使用されている電気は、大半が火力発電で、原子力発電と合わせると、大量の熱を発生させて電力を作っている。
これでは、地球もどんどん温暖化するのは不思議ではないと思うのだが。
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