日本ではマスコミを始めとして、その他の情報も全て、ウクライナ戦争はロシアが悪という認識で、ウクライナを応援するものがほとんどだ。
Youtubeなどを見ていても、ウクライナ側の動画を見てばかりいると、ロシア側の動画がなかなか出てこない。
そんな中で、『【アメリカを中心に見る世界情勢①】大手メディアでは報道されないウクライナ戦争|伊藤貫』という表題のYoutubeの動画を見つけた。つい最近配信されたものである。以下のところにある。
https://www.youtube.com/watch?v=JkENcgtXS4w&t=13s
表題通り、米国在住の伊藤貫氏がウクライナ戦争について語っている動画だ。①とあるので、今後、追加の動画が配信されるのだろう。
この動画の中で、ウクライナはロシアには勝てないだろうという話をされている。以下のようなものだ。
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ロシアとウクライナの経済規模だが、戦争を始める前には8対1くらいだったのが、現在では16対1位になっている。更に言うなら、実質的な経済規模で考えると、さらにその差は大きくなる。ロシアは、自然資源と食料を大量に持っているので、戦争を続ける能力は、世界第2位とか第3位くらいである。
ロシアとウクライナの人口比率は、戦争を始める前は3対1だったが、ウクライナから人が逃げ出して、東欧などに出てしまったので、現在は5対1になっている。
更に、戦死者についても、ウクライナのほうがロシアよりもたくさん死んでいる。多分3対1とか、5対1の比率で死者数は多い。これに関しては、ジョン・ミアシャイマーという米国の大学教授(左系でなく元空軍軍人)もそういう話をしている。
これはどうしてかというと、現在の戦争の状況が第一次世界大戦のような形で、塹壕を掘って、大砲を撃ち合うという戦争をやっている。だから、大砲の弾丸の数で死者の数は決まる。ロシアのほうが5対1で弾丸の数が多い。
その結果として、2014年からウクライナの軍隊で訓練してきた訓練された軍人30万人は死んでいるか負傷している。それに対して、ロシアは多分、10万人くらいだろう。そのうち、露の刑務所からきた囚人が半分くらい占めているので、実際の専門の軍人で死んでいるのは5万人くらいだ。
更にいうと、ロシアの予備役はまだ180万人くらいいる。だから、ウクライナに比較すると残っている軍人の数がまったく違う。
これではウクライナの反攻が成功する訳はない。
このウクライナが勝てないという話は、米軍の大将からも話が出ているし、ウクライナ軍の将軍からも話が出ている。
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以上の話をまとめてみると、現在日本で流されている情報とは全く異なり、ウクライナは負け戦をやっているということになる。どうも、これのほうが本当のような気がするのだが、どうだろうか?
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