先日ニュースで、大阪・関西万博にごみ収集ロボットが導入されるという話題を見ました。このロボットは、3種類の分別に対応しており、会場内を自律的に移動しながらゴミを収集するそうです。来場者にとってはゴミを捨てる手間が省け、清掃員の方々にとっても、広大な会場のゴミ箱を一つ一つ回る必要がなくなるため、業務負担の軽減に繋がると感じました。
また、最近では様々な場所でサービスロボットの活躍を目にするようになりました。例えば、ホームセンターの「カインズ」では、広告塔の役割を果たすロボットが店内を動き回っています。頭部のディスプレイには広告や案内が表示され、腹部には商品が陳列されており、その場で商品を取り出すことも可能です。これは、まるで販売員さんのような役割も兼ね備えていると言えるでしょう。
さらに、昨日の日本経済新聞には、調剤薬局のカウンターで薬剤師の業務を支援するロボットが紹介されていました。このロボットが患者さんの応対をすることで、薬剤師は調剤業務に集中する時間が増え、業務効率の向上に貢献しているとのことです。また、ロボットが対応することで、いわゆる「カスタマーハラスメント」の防止にも役立っているという話には納得させられました。
これらのサービスロボットの多くにはAIが搭載されており、人間に代わって様々な業務をこなしています。 少子高齢化による人手不足が深刻化する中で、こうしたロボットは労働力不足を補う有効な手段として、今後ますます社会に浸透していくことでしょう。
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