2025年8月31日日曜日

Geminiに小学生の算数の難問題を解いてもらいました

 友人が「この小学生の算数の問題は難しい、その場では解けなかった」と紹介したのが、以下の問題です。



実際に問題を解きながら、『こんな問題を小学生が解けるのか!』と感心していました。皆さんはどうですか?


中学生レベルであれば、◯をx、□をyとして方程式を立てて考えるのが一般的でしょう。しかし、xとyを決定するには、通常、一つの式だけでは解けません。この問題には、◯と□が正の整数であるという制約があり、その制約を利用することで値を推定できます。


では、小学生の知識だけでこの問題を解くにはどうすれば良いのか?そして、小学生に解き方を説明するにはどうしたら良いのか?


そのヒントを得るため、Geminiに尋ねてみました。


「質問」:画像で示された問題を解いてください。小学生でもわかるように解き方を解説してください。


「Geminiの回答」




このGeminiの説明を読んで、小学生にも理解できるような解説が作れそうだという手応えを感じました。



2025年8月25日月曜日

焼津さかなセンターで絶品海鮮丼を堪能

 先日、東京から神戸へ向かう途中、静岡県の焼津さかなセンターに立ち寄りました。いつもは休憩せずに一気に走り抜けることが多いのですが、今回はちょっと特別な理由があったんです。


実は、焼津さかなセンターの食事券が当たるキャンペーンに応募したところ、見事当選! 焼津さかなセンター内にある「生き生き魚大食堂 渚」で使える1,000円分の食事券3枚をゲットしました。この機会を逃す手はない、と立ち寄ることに決めたのです。


焼津さかなセンターは、新東名高速道路からも東名高速道路からもアクセスしやすく、東京方面からでもスムーズにたどり着けました。事前に調べてはいましたが、想像していた以上に広くて、たくさんのお店が軒を連ねていました。


食事券を使うため「生き生き魚大食堂 渚」に入ると、まず目に入ったのは食券機。食事券をどう使えばいいのかわからず戸惑っていると、お店の方が「食事券はそのまま千円札として使えますよ」と快く対応してくれました。とても親切で助かりました。


今回は、2人分のサーモンいくら丼を注文。他にも魅力的なメニューがたくさんありましたが、ランチだったので軽めの量にしました。さすがは海のそばにある「さかなセンター」だけあって、どのメニューも新鮮な魚介を使ったものばかりで、目移りしてしまいます。



運ばれてきたサーモンいくら丼は、キラキラと輝いていました。ひと口食べると、新鮮なサーモンとプチプチのいくらが口いっぱいに広がり、期待を裏切らないおいしさ! 普段食べるものとは一味違う、海の幸の力強さを感じました。


今回、初めて立ち寄りましたが、予想以上のおいしさと楽しさでした。また近くを通る機会があれば、ぜひ立ち寄って他の海鮮グルメも試してみたいと思います。




2025年8月23日土曜日

2025年8月24日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 8月24日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。


問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要があります。



下の図を見てください。中央上段の9つの箱に注目します。この図で2つの青い直線で示した部分には「1」と「7」がその直線上にあります。従って、青い四角で示した2つの箱のいずれかに、「1」もしくは「7」が入り、他の数は入りません。



これを利用すると、中央上段の9つの箱の一つに「4」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。



2025年8月20日水曜日

少子化は避けられない「人間の運命」なのか

 多くの国が、いま少子化という課題に直面しています。

たとえば、中国政府は7月末、子どもが3歳になるまで年間3,600元(約7万4,000円)の育児手当を支給すると発表しました。さらに、幼稚園の保育料の1年分を無償化したり、無痛分娩や不妊治療への助成も進めるなど、かつての「一人っ子政策」から大きく方針を転換し、出生率の回復を目指しています。しかし、その効果はまだ見えていません。

中国だけではなく、世界中の主要国で少子化は進んでおり、日本でもこの状況は深刻です。2024年の出生数は初めて70万人を下回り、女性が一生のうちに産む子どもの数を示す合計特殊出生率も過去最低を記録しました。このままでは人口減少が加速し、経済や社会保障制度に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。


なぜ少子化は止まらないのか?

少子化の要因として、一般的には次の点が挙げられています。

  • 晩婚化・未婚化

  • 子育てや教育にかかる費用負担の増大

  • 仕事と子育ての両立の難しさ

  • 結婚や出産に対する価値観の変化

こうした課題に対し、これまで国や自治体はさまざまな対策を講じてきました。結婚や子育てへの経済的支援、育児休業制度の充実、柔軟な働き方の推進などです。しかし、これらの対策は少子化のスピードを緩めることはあっても、流れそのものを変えるには至っていません。

なぜなら、少子化の背景には、表面的な要因だけではない、もっと根深い問題があるからです。特に、文化レベルが成熟した社会では、男女平等の意識が浸透し、女性が社会で働くことに強い意義を感じるようになりました。 その結果、育児に時間を取られるよりも、キャリアを優先したいと考える人が増えたのです。現在の社会では、育児にかかる費用を補う手当をもらうよりも、社会に出て働くことでそれ以上の収入を得られる可能性が高いことも、この傾向を加速させています。


少子化は「人間の本能」が引き起こすのか?

この状況を打開する、決定的な対策はまだ見つかっていません。

しかし、そもそも少子化は、人間の本能によって引き起こされているのではないでしょうか。私たちは、子どもを産み育てることを「自分で考えて行動している」と思っていますが、その判断の根底には本能的なものが含まれているのかもしれません。

人口がある一定のレベルまで減少し、社会全体が「このままではいけない」と本能的に感じ始めるまで、少子化は進み続けるのかもしれません。そしてその時、私たちは初めて、根本的な対策を見つけ出すことになるのではないでしょうか。



2025年8月16日土曜日

靖国神社問題について

 様子の変わった靖国参拝

昨日8月15日は終戦記念日でした。この日には、首相や閣僚の靖国神社参拝が毎年話題になります。今年は石破首相が参拝を控え、玉串奉納のみを行いました。


しかし、例年とは異なる動きも見られました。象徴的だったのは、参政党の国会議員全員が靖国神社に参拝したことです。県会議員や市議会議員も参加し、党としての姿勢を鮮明に示しました。


その影響か、一般参拝者の数も増加し、年始の初詣を思わせるほどの賑わいだったと紹介するYouTube動画もありました。


私の考えの変化

私は10年以上前までは、A級戦犯の合祀に問題があると考え、首相が終戦記念日に靖国神社を参拝することには反対していました。


しかし近年、A級戦犯もまた戦争の被害者ではないかという視点を持つようになり、首相の靖国参拝に対して否定的な立場を改めました。


A級戦犯の判決への疑問

1. 罪刑法定主義に反している

A級戦犯とは、東京裁判(極東国際軍事裁判)によって戦争犯罪者とされた人物たちです。しかしこの裁判は、事後法の適用という形で罪刑法定主義に反していました。罪刑法定主義とは、「犯罪と刑罰はあらかじめ法律で定められていなければならない」という原則です。つまり、当時合法とされていた行為が、後に連合国側が定めたルールによって裁かれたのです。


2. 裁判の偏り

東京裁判では、連合国側の戦争責任は問われず、証言も連合国側のものばかりが採用されました。日本側に有利な証拠は却下されるなど、裁判の公正性には疑問が残ります。


判断するのは日本国民

東京裁判は、日本国あるいは日本国民として、こういう人は戦犯だと決めたわけではなく、連合国側の考えだけで、適切な弁護も受けないままに、裁判が行われました。本来この問題は我々日本人が決めないといけない問題で、その場合、有罪と決める法律がなかったことから、心情的には気になる点もありますが、東京裁判にあたったインド判事が言われるように、無罪だと思います。


昭和天皇のA級戦犯へのお気持ち

昭和天皇は判決前に病死した松岡洋右氏と有罪判決後に獄中で病死した白鳥敏夫氏を同列に問題視しておられたようで、A級戦犯についても同様に問題視されておられたと思われます。A級戦犯合祀後には、昭和天皇は靖国神社への参拝を中止されたのも、これが原因ではないでしょうか?


昭和天皇は直接A級戦犯の方々と、戦争を遂行されたので、色々の思いがあったと思います。しかし、彼らの行為を犯罪と決められる立場ではありません。むしろ、戦争責任者の1人とも考えられます。このことからも、昭和天皇も複雑な思いを抱いておられたのではないかと考えられます。


靖国神社へ行こう

靖国神社は明治以降の日本の戦争・内戦において政府・朝廷側で戦歿した軍人らを祀る神社として建てられています。これらの人たちに対して、尊敬と感謝の念を持って参拝するのが良いと思います。



2025年8月14日木曜日

夏休み自由研究「コバエホイホイ」に学ぶ命の尊さ

 「ゴキブリホイホイ」という商品は広く知られていますが、殺虫剤を使わずにコバエを捕獲する“自作のコバエ捕獲器”を開発した8歳の男の子が、ネットで話題になっています。


この少年は、小学1年生の頃から生き物が大好きで、自由研究では「ゴキブリの生態」をテーマにするほどの探究心の持ち主。学校でゴキブリが現れた際には、周囲が退治しようとするのを止め、素手で捕まえて外に逃がしてあげるという、優しさあふれる行動を見せてくれました。


そんな彼が今回注目したのは、カブトムシの飼育ケースに群がるコバエ。殺虫剤や殺生を嫌う息子の姿を見て、お母さんが「何か対策を考えてみて」と声をかけたところ、彼が試行錯誤の末に作り上げたのがこの“コバエ捕獲器”でした。


最初は、傷んだ野菜とカマキリを入れたペットボトルを使って実験を開始。ペットボトルの底に小さな穴を開け、コバエが上へ向かう習性を利用して、カマキリに食べさせるというユニークなアイデアを形にしました。


さらに研究を重ねた結果、誘引剤には「キュウリの浅漬け」、捕食者には「ハエトリグモ」が最も効果的であることを突き止めたのです。


彼の詳しい研究内容はこちらからご覧いただけます:

https://hint-pot.jp/archives/272820


記事の後半では、小学1年生の時に作成したゴキブリの研究資料も動画で紹介されています。ゴキブリが苦手な方でも、「こんなゴキブリもいるんだ!」と驚き、思わず感心してしまうかもしれません。


彼の自由研究からは、生き物の命を大切にする心、そして探究心の素晴らしさを改めて教えてもらいました。子どもならではの純粋な視点が、私たち大人にも多くの気づきを与えてくれます。



Veo 3で音声付き動画を作成してみた

 昨日、Google AI Studioから「Ke**, Veo 3 with native audio is now in the Gemini API**」というメールが届き、Veoが音声付き動画を作成できるようになったと知りました。


早速「Veo 3」で検索して公式サイトを見てみたところ、以下のような説明がありました。


Veo 3 で音声付き動画を生成しよう


Google の最新の AI 動画生成ツール「Veo 3」を使って、8 秒間の高品質な動画を作成できます。Veo 3 は Google AI Pro プランで試すことも、Ultra プランで最大限に利用することもできます。思い描いているものを言葉伝えるだけで、そのアイデアがネイティブ音声生成の動画に変換されます。」


この説明に惹かれ、どのような動画が作れるのか試してみることにしました。


作成した動画

1. お酒を注ぐ動画

最初の動画は、以下のリクエストで作成しました。


「酒の瓶からお酒をグラスに注ぐ。グラスに入ったお酒がゆったりと美味しそうに揺れている。」


元のリクエストでは「酒の瓶」を指定しましたが、作成された動画では徳利からおちょこに注ぐ様子になっていました。しかし、お酒を注ぐ音はしっかり入っており、リアルな雰囲気が伝わってきます。



                                                    https://youtu.be/tTOEAa5jiAo


2. ウサギとカメの競争動画

次に、童話「ウサギとカメ」をモチーフにした以下のリクエストで動画を作成しました。


「兎さんと亀さんが山の頂上まで走っていく競争をしました。兎さんは、亀さんがあまりにも遅いので、途中で居眠りをしてしまいました。亀さんが山の頂上に先に到着しました。亀さんは喜び、兎さんが残念がりました。」


動画の尺が短いため、リクエスト通りの物語にはなっていませんが、ウサギが走る音やいびき、カメがゴールする様子など、音が入ることで物語に臨場感が生まれています。



                                             https://youtu.be/mvUPHYYLmYI


まとめ

今回試したのは無料版のサービスですが、有料プランではより長い動画の作成も可能とのことです。また、Pythonなどのプログラミングを使って、より詳細な指示や音声の調整もできるようです。メールには具体的なコード例も記載されており、今後の活用の幅が広がりそうです。




2025年8月13日水曜日

今の国の借金は本当に「戦時並み」なのか?

 今日の毎日新聞「余録」では、「戦時中、大量に発行された国債は、戦後のハイパーインフレで紙くず同然になった」と紹介されていました。この記事は、現在の国の借金残高が国内総生産(GDP)の2倍に達しており、「戦時並みだ」と指摘しています。しかし、この見方にはいくつかの誤解があると考えます。


🎯 単純な借金比較では不十分

結論から言えば、現在の財政状況を「借金が多いから戦時並み」と断じるのは早計です。国の財政を正しく評価するには、負債だけでなく、国が保有する資産や経済の安定性も含めて総合的に判断する必要があります。


🕰 過去の国債と現在の国債は性質が異なる

戦時中の国債が紙くず同然になったのは、単に敗戦の結果ではありません。根本的な原因は、戦後のハイパーインフレーションによって通貨の価値そのものが失われたことにあります。仮に日本が戦争に勝っていたとしても、戦後の混乱や経済的な不安定さによって、国債の価値は大きく揺らいでいた可能性があります。

一方、現在の日本では、国債に対する市場の信認が保たれており、金利も極めて低く安定しています。これは、戦時中とはまったく異なる状況です。


💰 国の財政は「資産」と「負債」の両面で見るべき

嘉悦大学の高橋洋一氏も指摘しているように、国の財政は家計と同様に、負債だけでなく資産も含めてバランスシートで評価すべきです。

日本は確かに多額の国債を抱えていますが、同時に以下のような資産も保有しています:


国有地や建物

政府保有の株式

公的年金基金や準公的機関の資産


これらの資産は、負債を大きく上回る規模で存在しており、財政の安定性を支える重要な要素です。

このような資産背景があるからこそ、日本の国債は高い信用を維持し、株式市場も堅調に推移しています。もし本当に財政破綻の危機が迫っているのであれば、こうした経済状況は説明がつきません。


まとめ:財政評価には多角的な視点が必要

国の財政状況を正しく理解するには、借金の額だけでなく、その裏にある資産、経済の安定性、国債の信認などを総合的に判断することが不可欠です。

現在の財政を「戦時並み」と単純に比較するのは、事実を誤って伝える危険性があり、国民の不安を煽るだけの不適切な議論と言えるでしょう。



2025年8月12日火曜日

日本はなぜ無謀な戦争に突き進んだのか?

 日本はなぜ戦争を始めたのか?  

以前このブログでも触れたかもしれませんが、改めてこの問いについて考えてみたいと思います。小学校や中学校の歴史教科書では、先の大戦について詳しい背景や理由が十分に説明されていないことが多いように感じます。強大な米国を相手に戦争を仕掛けるというのは、冷静に考えればあまりにも無謀な行為だったのではないでしょうか。


この疑問に対するヒントとして、歴史家の辻田真佐憲氏とReHacQの高橋弘樹氏による対談動画を見つけました。タイトルは以下の通りです:


『【なぜ日本は戦争をした?】終戦80年…大東亜戦争か太平洋戦争か…右派と左派の分断はなぜ?真の日本近現代史とは?【辻田真佐憲vsReHacQ高橋弘樹】』

[YouTube動画はこちら]


この動画では、「なぜ日本は戦争をしたのか?」というテーマについて、複数の視点から議論が展開されています。非常に参考になる内容ですので、興味のある方はぜひご覧になることをおすすめします。


戦争の呼び方とその背景


この対談の中で私が特に興味を持ったのは、「先の戦争」と言ったときに、人によって思い浮かべる戦争が異なるという点です。第二次世界大戦を想起する人もいれば、太平洋戦争や大東亜戦争を思い浮かべる人もいます。


しかし、日本はこれらの戦争に先立ち、すでに日中戦争を行っていました。日中戦争のきっかけは、1937年7月7日に北京郊外の盧溝橋で発生した「盧溝橋事件」です。この事件を契機に、日本軍と中国軍の衝突が全面戦争へと発展しました。


この日中戦争において、中国側を米国や英国が支援したことで、戦争はさらに拡大し、結果的に日米戦争へとつながっていきます。


また、この時期の関東軍は日本政府の方針に従わず、独自に戦線を拡大していったことも、米国などの対日姿勢を硬化させる要因となった可能性があります。


戦争博物館の必要性


もう一つ印象的だったのは、戦争博物館に関する話題です。世界各国では、戦争に関する博物館が国の主導で建てられ、戦争の記録や資料が展示されています。しかし、日本では国が主体となって戦争博物館を設立するという動きはほとんど見られません。


例外として挙げられるのが、靖国神社の「遊就館」です。ここでは、幕末維新期から大東亜戦争(太平洋戦争)に至るまでの戦没者や国事殉難者に関する資料が収蔵・展示されています。


国民が戦争に対して共通の認識を持ち、二度と戦争を起こさないためにも、国の責任で戦争博物館を設立することは重要ではないでしょうか。実際の戦争を深く理解することが、未来の戦争を回避するための一助になると私は考えます。



2025年8月10日日曜日

2025年8月10日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 8月10日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明します。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっています。



問題は上のようなものです。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみます。以下のようになります。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められません。少し工夫してみる必要があります。


ここで下の図を見て下さい。中央中段の9つの箱に注目します。この図で2つの赤い直線で示した部分には「5」がその直線上にあります。従って、赤い丸で示した2つの箱のいずれかに、「5」が入ります。



さらに下の図を見てください。中央上段の9つの箱に注目します。この図で2つの赤い直線で示した部分には「4」と「5」がその直線上にあります。従って、赤い四角で示した2つの箱のいずれかに、「4」もしくは「5」が入り、他の数は入りません。



これを利用すると、中央上段の一つの箱に「3」が入ることがわかります。


それ以降も、難しいところもあると思いますが、じっくり考えれば解くことができると思います。

頑張ってみて下さい。




2025年8月7日木曜日

女子テニスの魅力、再発見

 昨日、モントリオールで開催された「Montreal 2025」の決勝戦、大坂なおみ選手の試合をご覧になりましたか。惜しくも新鋭のビクトリア・ムボコ選手に敗れましたが、出産後、徐々に調子を上げてきた大坂選手の活躍には目を見張るものがありました。


この準優勝で、彼女の世界ランキングは一気に30位台まで上昇する見込みです。これにより、今後の主要な大会ではシード権を獲得できる可能性が高まります。調子も上向きのようですし、再び大舞台での優勝を飾る日も近いかもしれません。


同じく昨日、シンシナティで開催された「Cincinnati 2025」では、伊藤あおい選手がエレナ-ガブリエラ・ルセ選手に勝利し、2回戦進出を決めました。


伊藤選手は昨年から注目され始め、今年のウィンブルドンでは本戦出場を果たすなど、着実にキャリアを重ねています。彼女のプレーを際立たせているのは、世界のトレンドであるフィジカルやパワーに頼らない、独特のプレースタイルです。


特に注目すべきは、多用するスライスです。ボールに逆回転をかけ、ラリーのテンポを変えることで、相手のリズムを狂わせます。その意外性のあるショット選択とコース配分は、相手を翻弄し、ミスを誘う強力な武器となっています。


大坂選手と伊藤選手、それぞれ異なる魅力を持つ2人の活躍から、今後も目が離せません。日本の女子テニスが、ますます面白くなりそうです。



2025年8月6日水曜日

原爆投下の歴史的責任を問う

 第二次世界大戦末期、米国が広島と長崎に原子爆弾を投下したことについては、これまでさまざまな議論がなされてきました。米国政府は当時、これ以上の自国兵士の犠牲を避けるために原爆投下は必要不可欠だったという見解を示しており、トルーマン大統領(当時)も同様の発言を残しています。


近年、米国側で当時の意思決定に関する公文書や資料が公開され、原爆投下に至る経緯の詳細が明らかになりつつあります。しかし、どれほど切迫した状況下であったとしても、私は原爆投下という選択が正しかったとは考えていません。


原爆は、一瞬にして数え切れないほどの命を奪い、その犠牲者の大半は戦闘員ではない一般市民でした。非戦闘員を大量に殺戮する兵器を、いかなる理由があるにせよ使用したことは、決して許されるべきことではないと考えます。


議論がなされないことへの問題提起

この原爆投下という歴史的な出来事について、日本のメディアではこれまで十分に議論されてきたとは言いがたい状況です。たとえば、ドイツがユダヤ人に対して行ったホロコーストが国際的に厳しく糾弾される一方で、原爆投下の責任を深く追及する論調は、日本国内の主要なメディアにおいてさえ、決して多くはありませんでした。


核兵器廃絶は世界的に重要な課題ですが、その前提として、なぜ原爆が投下されたのかという歴史的経緯と、その倫理的な問題について、より深く議論する必要があるのではないでしょうか。原爆投下を回避する可能性は本当にゼロだったのか、その理由を多角的に検証することが、今後の核兵器のない世界を考える上での第一歩になるはずです。


米国による謝罪の必要性

米国は現在に至るまで、原爆投下について日本に公式な謝罪をしていません。この問題が未解決のまま残されていることは、日米関係を考える上で看過できない点です。多くの米国市民の中にも、原爆投下の是非について再検討を求める声が高まっています。


過ちを過ちとして認め、誠実に謝罪することは、国としての潔さを示すだけでなく、その後の信頼関係を築く上で不可欠です。この問題を曖昧なままにしておくことは、日米双方にとって決して健全な状態とは言えません。


戦後、日本の教育は米国の影響を強く受けてきたと言われます。その影響下で、原爆投下のような米国にとって都合の悪い歴史的事実が、十分に教えられてこなかった側面があるかもしれません。しかし、健全な友好関係を築くためには、過去の歴史を直視し、未解決の問題を共有していくことが不可欠です。原爆投下という歴史の重荷を乗り越えてこそ、真の日米友好関係が築かれるのではないでしょうか。


2025年8月5日火曜日

8月6日、広島に原爆が投下された日に考える

 今日8月6日は、広島に原爆が投下された日です。毎年この日になると、新聞やテレビ、インターネットでも、核兵器廃絶の議論が盛んになります。今日の新聞も、ほとんどが核兵器廃絶を主張しています。しかし、その中で産経新聞は「惨禍を防ぐには核抑止が必要だ」という、異なる主張を展開していました。


核兵器をなくすべきという理想は素晴らしいものです。しかし、現実的に考えると、核兵器が完全になくなる可能性は非常に低いと言わざるをえません。北朝鮮やロシア、アメリカといった国々が、自国の安全保障上の理由から、核兵器を手放すとは考えにくいからです。核兵器をなくすための決定的な方策がまだ見つかっていないのが現状であり、それが存在していれば、とっくに核兵器はなくなっているでしょう。


むしろ、国際社会の現状を見れば、「核兵器の保有国は今後も増えていくのではないか」と考えるのが現実的ではないでしょうか。


長きにわたり、日本はアメリカの「核の傘」に守られているとされています。しかし、この状態が永遠に続くとは限りません。産経新聞の論調が示唆するように、もしアメリカの核の傘が弱まり、抑止力としての機能が果たせなくなったとき、日本はどうすべきでしょうか。二度と日本が核兵器の被害国とならないためにも、私たち一人ひとりが、この問題について真剣に考える必要があるのかもしれません。




静かに始まる自公民体制の崩壊:次期総裁を待ち受ける茨の道

 石破首相が退陣し、新たな自民党総裁選が始まりました。例年通り複数の候補者が名乗りを上げ、メディアもその動向を追っています。一見、いつもの総裁選に見えますが、今回はこれまでとは違う「何か」が動いているように感じます。 次期総裁候補として、高市早苗氏や小泉進次郎氏などの名前が挙がっ...