「ゴキブリホイホイ」という商品は広く知られていますが、殺虫剤を使わずにコバエを捕獲する“自作のコバエ捕獲器”を開発した8歳の男の子が、ネットで話題になっています。
この少年は、小学1年生の頃から生き物が大好きで、自由研究では「ゴキブリの生態」をテーマにするほどの探究心の持ち主。学校でゴキブリが現れた際には、周囲が退治しようとするのを止め、素手で捕まえて外に逃がしてあげるという、優しさあふれる行動を見せてくれました。
そんな彼が今回注目したのは、カブトムシの飼育ケースに群がるコバエ。殺虫剤や殺生を嫌う息子の姿を見て、お母さんが「何か対策を考えてみて」と声をかけたところ、彼が試行錯誤の末に作り上げたのがこの“コバエ捕獲器”でした。
最初は、傷んだ野菜とカマキリを入れたペットボトルを使って実験を開始。ペットボトルの底に小さな穴を開け、コバエが上へ向かう習性を利用して、カマキリに食べさせるというユニークなアイデアを形にしました。
さらに研究を重ねた結果、誘引剤には「キュウリの浅漬け」、捕食者には「ハエトリグモ」が最も効果的であることを突き止めたのです。
彼の詳しい研究内容はこちらからご覧いただけます:
https://hint-pot.jp/archives/272820
記事の後半では、小学1年生の時に作成したゴキブリの研究資料も動画で紹介されています。ゴキブリが苦手な方でも、「こんなゴキブリもいるんだ!」と驚き、思わず感心してしまうかもしれません。
彼の自由研究からは、生き物の命を大切にする心、そして探究心の素晴らしさを改めて教えてもらいました。子どもならではの純粋な視点が、私たち大人にも多くの気づきを与えてくれます。
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