昨日、モントリオールで開催された「Montreal 2025」の決勝戦、大坂なおみ選手の試合をご覧になりましたか。惜しくも新鋭のビクトリア・ムボコ選手に敗れましたが、出産後、徐々に調子を上げてきた大坂選手の活躍には目を見張るものがありました。
この準優勝で、彼女の世界ランキングは一気に30位台まで上昇する見込みです。これにより、今後の主要な大会ではシード権を獲得できる可能性が高まります。調子も上向きのようですし、再び大舞台での優勝を飾る日も近いかもしれません。
同じく昨日、シンシナティで開催された「Cincinnati 2025」では、伊藤あおい選手がエレナ-ガブリエラ・ルセ選手に勝利し、2回戦進出を決めました。
伊藤選手は昨年から注目され始め、今年のウィンブルドンでは本戦出場を果たすなど、着実にキャリアを重ねています。彼女のプレーを際立たせているのは、世界のトレンドであるフィジカルやパワーに頼らない、独特のプレースタイルです。
特に注目すべきは、多用するスライスです。ボールに逆回転をかけ、ラリーのテンポを変えることで、相手のリズムを狂わせます。その意外性のあるショット選択とコース配分は、相手を翻弄し、ミスを誘う強力な武器となっています。
大坂選手と伊藤選手、それぞれ異なる魅力を持つ2人の活躍から、今後も目が離せません。日本の女子テニスが、ますます面白くなりそうです。
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