今回は、Geminiを使ってショートストーリーから脚本を起こし、連続性のある動画を作成してみました。
題材にしたのは、ある老夫婦の日常の会話です。
『禁煙
夫が手術のために1カ月前から禁煙している。「このまま続くといいなあ」と言うと、「何言っとんのや。オレは退院して最初に吸う1本目がどんだけうまいか、今から楽しみにしとんのや」だって。はぁ~。(禁煙してほしい妻・50歳)』
これをまず、Geminiのプロンプトに入力したあと、『このショートストーリーを動画にしたい。動画作成用の脚本を作成してください。』と入力して脚本を作成してもらいました。
出力された脚本がこちらです。
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登場人物
妻(50歳):現実的で夫の体を心配している。
夫(50代):手術を控えて禁煙中。少し飄々とした関西弁。
シーン1:リビング(昼)
映像:ダイニングテーブルでお茶を飲んでいる夫婦。夫は手持ち無沙汰そうに指をトントンと動かしている。
妻(ナレーションまたは独白):「夫が手術のために、1カ月前から禁煙している。」
妻(穏やかな笑顔で夫を見つめながら): 「……ねえ、このまま禁煙続くといいなあ。」
シーン2:夫のドヤ顔(アップ)
映像:夫がパッと顔を上げ、待ってましたと言わんばかりの得意げな表情を作る。
夫(身振り手振りを交えて熱弁): 「何言っとんのや! オレはなぁ、退院して最初に吸う1本目がどんだけうまいか、今から楽しみにしとんのや!」
SE(効果音):キラリ、または堂々としたファンファーレ音
シーン3:妻のリアクション
映像:夫の言葉を聞き、笑顔が一瞬で固まる妻。カメラが妻の冷めた表情にズームイン。
妻(深いため息をつきながら天を仰ぐ): 「はぁ〜……」
テロップ(画面中央に大きく): (禁煙してほしい妻・50歳)
SE(効果音):チーン(脱力感のある音)
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最初に、以前作成した老夫婦のそれぞれの画像と、二人が居間でお茶を飲んでいる画像をプロンプトにアップロードしました。
次に、作成された脚本の、登場人物とシーン1の部分をプロンプトに貼り付け、動画を作成してもらいました。
動画は数分待つ間に作成されました。
次に、『今作ってもらった動画の続きです。』と入力し、脚本のシーン2の部分をプロンプトに貼り付けました。
作成された動画を見ると、先ほど作成されたシーン1の動画のあとに、シーン2の動画を続けた動画が作成されました。
シーン3も同じような手順で動画を作成してもらいました。こうして、シーン1からシーン3まで一連の流れとなった通しの動画が完成しました。
以下のところに完成した動画を入れていますので、御覧ください。
(完成した動画)https://www.youtube.com/watch?v=nPG3m-cPM0s
驚いたのは、Geminiへのプロンプト指示だけで、しっかりと前後の文脈を保った「連続性のある動画」が作成できた点です。
動画のクオリティ自体にはまだ改善してほしい細かい部分もあるものの、ここまで自然にシーンを繋いだ動画を作ってくれるとは思っていませんでした。
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なお、この動画を作成した直後に以下のような制限メッセージが表示されました。
『動画生成の上限に達しました
動画は 8月30日14:27に再び生成できるようになります。または、アップグレードすると生成を続けることができます。』
私は有料プランの「Google AI Pro」を利用しています。連続して動画を生成する場合は、生成上限やインターバルに注意が必要です。上限緩和を求める場合は、より上位のプランへのアップグレードを検討してみてもよいかもしれません。
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