2017年5月27日土曜日

最新のウイルスからパソコンを守るにはWindows 10にするのが良い

今月の初め頃からWannaCityという名前のウイルスが世界中で出回って、大変な騒ぎになった。



このウイルスはパソコンの中にあるファイルにキーをかけてユーザーが勝手にファイルを開けられないようにしてしまう。そして、ユーザーがお金を支払う手順を示したファイルと、ファイルのキーを取り除くソフトウェアをパソコンに残す。ユーザーがお金をビットコインで支払えば、キーを取り除くソフトが動いてファイルをユーザーが使えるように元通りにしてくれる。

このウィルスはファイルにキーをかけるのが徹底していて、パソコンの外付けのハードディスクなどに入っているファイルやクラウドに入っているファイルまでにもキーをかけてしまうようだ。もちろん、一部のクラウドでは、その手のウィルス対策が打たれているものもあるようだが。

このウィルスの影響を大きく受けたのは、いまだにWindows 7を使用しているユーザーのようである。Windows 10を使用しているユーザーは、ほとんど影響を受けていない。

最近のWindows 10のウイルス対策は徹底しており、ウィルス対策用のDefenderのデータのアップデートは、毎週ひっきりなしに行われている。そのため、Windows 10のユーザーは新しいウィルスに対しても比較的確実に守られているといえる。

それに引き換えて、Windows 10以外の古いWindowsを使用しているパソコンは、マイクロソフトがそのサポートを中止しているので、ウィルス対策が手薄になっている。それは、専用のウィルス対策ソフトを使用していても言えることである。もともとのWindowsが新しいウィルス対策を施されていないので、そうなってしまうのだ。

こういう新手のウィルスは今後も現れてくるだろうと思われる。そして、それらのウィルスのターゲットは守りの薄い古いWindowsのパソコンであることは言うまでもない。はやく、Windows 10のパソコンに切り替えるのが良い。

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